純情ハートとウマ娘(凍結) 作:ゲーミング
書いたら出ると信じて()
マヤノトップガンの良さは、やっぱりあの明るさだと思うんですよね。育成中のストーリーで出て来る軽い嫉妬だったり、ブライアンに対しての対抗心だったり色々な表情が見れるマヤノトップガンですけど、やっぱり1番は明るく元気なマヤノトップガンのイメージが強いんですよ。トレーナーに対しての好意を隠さない所や、背伸びしてオトナ振る所とかすごく可愛いんですよね。レースに勝つと毎回してくれる投げキッスとか可愛いの暴力。途中で出て来るトウカイテイオーも可愛い事可愛い事、トウカイテイオーだいすきな作者的には御褒美ですね。いやマヤノトップガンのストーリーが素晴らしいんですよ、可愛いしかっこいいしウマ娘万歳って感じです。
昨日投稿しなかったのは大体作者の怠慢が原因です。ごめんなさい。
オグリキャップのレースが終わって、次はバクシンオーのレースへ向けての調整が始まった日だった。
「トレーナーちゃんって服は変えないの?」
「……服?変える……その、必要ある?」
「あるよー!毎日白いYシャツに黒いズボンでしょ?マヤ的に見飽きちゃったの!」
「ふふ、ふ、みあ、見飽きた……」
何も面白くは無い。面白くは無かったけど笑うしか無かった。いや、まぁ分からなくも無いんだよ。毎日同じ服装だからね、でもそれ言ったら君達も毎日制服かジャージだからね。
「それに白いYシャツ着てるのに、上は何も着てないのって中途半端な感じするんだよね〜」
「産まれてきてごめんなさい」
「えぇ!?突然どーしたの!?」
「ごめんなさい、ごめんなさい」
「トレーナーちゃん!?トレーナーちゃん!?」
正直Yシャツってなんかカッコよく見えるから、ちょっと色々拘りがあったんだけど、マヤノトップガンのそんな素直な目でそんな事言われたら流石に立ち直れないよ。
僕の心は硝子でもなければ、豆腐ですら無いからね。僕の心は砂だよ砂、風が吹けば崩れ落ちるの……。
天気は晴れててバクシンオーもすっごく頑張ってマイル走ってるのに、どうして僕の視界はこんなに滲むんだろう……。
「で、でもねマヤノトップガン」
「マヤノ」
「マヤノトップガン、その。買いに行けないんだよ時間が無くて……後やる気もなくて」
「それはトレーナーちゃんが悪いと思うの。じゃあ今日トレーニング終わったらマヤと2人で買いに行こ♪そーしたらやる気なんて関係ないよ?ユーコピー?」
「アイ・コ……え?」
「じゃあ決定!マヤはテイオーちゃん達と競走して来るから、トレーナーちゃんはまた後でね!」
「え、あの……また、後で……?」
なんかとんでもない事になってきた気がする。あぁ、でもマヤノトップガンのご褒美がお出かけって言ってたし、今回でそれを叶えれば良いのかな。でもマヤノトップガンのご褒美って感じはしないよね、え……これってもしかしてだけど僕の服買いに行くの?トレーニング終わりに?コミュ力つよつよなマヤノトップガンと2人で?
「……助けて」
「どうかしましたかトレーナーさん!」
「バクシン!あ、いや、バクシンオー」
「はい!バクシンです!さっきマヤノさんと話してたのでずっと待ってました!」
「……うん、なんかごめんね」
「大丈夫です!慣れてますから!」
「慣れてる?」
「はい!待たされるのとかは慣れてますよ?それはそうと、1600m3回走って来ました!次は何をしましょうか?」
「……どうしようか、正直マイルっていうか短距離に置いては本当に速さが必要になって来るから……重りでも付けてみる?なんて」
短距離とマイルは中距離や長距離と違って、初めから最後まで最速を目指す走りな訳だから、スタミナとかはある程度有れば良くて兎に角最速を目指すのが1番なんだけど。
如何せん速くするためのトレーニング方法が思い付かない。強いて言うならさっきも冗談で言ったけど重りを付けて、強靭な足腰を手に入れてタイムアタック地味た走りを繰り返すのが1番良さそうな気がするんだよね。
流石に負担が大きそうだからあんまり連続してやらせたら、危険だと思うけど。
「良いですよ!面白そうですし!」
「ウソでしょ」
「ウソなんて言いません!だって学級委員長ですから!」
「……あ、えっと、うん、じゃあ蹄鉄とか重くして行こうか……明日からやって、レース前に通常の奴に変えて最後に慣らして貰おうかな」
「はい!よろしくお願いしますねトレーナーさん!」
元気に返事をされて、人当たりの良い笑顔を浮かべるバクシンオー。ふと気になったんだけど、結局僕はバクシンオーの夢とか一切聞いてなかった気がする。
それ所かマヤノトップガンも、ゴルシでさえ。
「みんなー、ちょっとあつまってー!」
本当は今やる事じゃ無いと思うんだけど、今聞いて置かないと何故だか後悔する気がしたんだ。
◆❖◇◇❖◆
青空の下、ターフの上にてチーム『流れ星』メンバーが全員集合して居た。
「チーム目標とか、決めてなかったの思い出して。あと、その、皆の夢とか聞いておきたいなぁ……って」
「ボクは話したよね、絶対無敵の三冠ウマ娘になって、カイチョーと走るんだよ!」
テイオーの夢は絶対無敵の三冠ウマ娘、そしてシンボリルドルフとのレースだったね。右手で三本指を立てて見せるテイオーは凄く自信満々で、凄くカッコよく見えた。
「私は元々故郷から
オグリは強いウマ娘とのレースがしたくて、そして勝ちたい。
元々は中央からカサマツまでオグリキャップって言う名前を届かせたいって言う夢だった。故郷の人達との夢と、自分の夢を重ね合わせてるのが両立出来てるのが凄いと思った。
我ながら小学生みたいな感想になっちゃってるなぁ。
「アタシは楽しいレースがやりてぇ、次いでにゴルシちゃんの時代を作りてぇ。年号とかゴールドシップ……黄金船って年号にして見たくねぇか?子供達の名前に黄金船って付けてゴールドシップって読ませる様な時代にしてぇな」
「新手のキラキラネームかな?後ゴルシはそんな事よりゲート難どうにかして?」
「おう、考えといてやるよ」
「お前……!」
ゴルシは本当にゴルシなんだなぁ。楽しいレースがしたいってのは、多分オグリと同じで強いウマ娘とのレースだと思うけど、同世代でお前と走って勝てるウマ娘居るのかちょっと僕は疑問だよ。
ゲートで転けて、その状態から後続に追い付いて勝っちゃうんだから、正直恐ろしいと思った。
でも流石にどれだけ強くなっても年号にはならないと思うの。だって『皇帝』とかそんな年号無いんだから……無いよね?
「マヤはキラキラした〜い!」
「……えっと、ぐた、具体的には?」
「キラキラ!したい!ユーコピー?」
「……あいこぴー(白目)」
どうしよう、分かんない。キラキラしたいって事は人気になりたいって事?勝負服着てレースに出たいって事?じゃあ取り敢えず目標としてはGIに出走が1番なのかな。
うーん、またちょっと違う気がするんだけど、僕の頭だとこれ以上の解釈が出来ない……。
「……バクシンオーは?」
「……あ、私ですか?私はですね……学級委員長として誰よりもゴールに近く!そして全生徒の模範として先頭を駆ける事です!」
微かな違和感。いや、でも確かにバクシンオーはそうなるのか。兎に角最短で、最速を、真っ直ぐに行きたいって事なんだよね。じゃあやっぱりレースに出てサクラバクシンオーって名前を広める形になるだろうから……。
皆兎に角レースに出たいんだなって、あらためて感じた。
その為にも僕も頑張らなくちゃいけないよね。
「んで、新人の夢は?」
「あ、ボクもまたききたい!」
「ぼ、僕?」
なんで僕の夢なんて、もうみんな知ってるでしょ。
「マヤちんも聞きたーい☆」
「はい!やっぱり最後はトレーナーさんの夢を聞かないと!」
……僕の夢、僕の夢は……初めは担当したウマ娘全員が有マ記念に出る事だったし、今もそれは変わっていないけれど。でも考えたんだ、このメンバーだとバクシンオーだけ長距離を走れないから、僕の夢有マ記念は出走出来ないんだと。
それにコレは一種の押し付けで、自分勝手な夢だっておハナさんに気付かされたし。
だから、きっと僕の夢って言うのは……。
「……皆が夢を叶えられる様にする。それが多分僕の夢になるんじゃないかな」
「伝説って?」
「ああ!」
「……それはまた別だよ?チーム目標で良いかなって思ったんだよ。伝説になる。トレーナーとしての僕はきっと、皆の夢を見たい気持ちの方が強いから」
「なるほど、なら明日にでも部屋に飾ろう。伝説になるって言う文字を書いた紙を」
「いいアイディアですね!誰が書きますか?」
「もっちろんこのゴールドシップ様が」
「トレーナーちゃんだよ!」
「おい」
「そうだね、ボクもトレーナーが良いと思う」
「なぁ、ツッコミも無しか?」
「僕?……分かった」
「おーい?」
だって、見てみたいから。
テイオーが無敗で三冠を取る姿を、皇帝と共に走りテイオーが勝つ姿を。
オグリの名前が何処にいても聞こえちゃう様な、それこそシンボリルドルフの様な存在になるのも。
ゴルシが……えっと、うん。レースに出て勝つ姿とか訳の分からないゲート難発動する所とか見てみたい……いやゲート難は見たくないな……。
マヤノトップガンがキラキラする姿とか、凄く見てみたいから。
バクシンオーだって、全てのウマ娘の模範として……先頭を駆ける姿を……?
あれ、でもバクシンオーって中距離や長距離もおまかせ下さいって、言ってなかったっけ……。
それは夢じゃなくて、目標でも無いのか……?
バクシンオー……?
僕は僕の夢を聞いて、ずっと変わらず笑顔を浮かべるバクシンオーから、目が離せなくなっていた。
最近寝ても醒めてもゴルシとテイオーが頭の中に居座ってて、仕事しても家事やってても頭の中ウマ娘しか無い。
これが……恋?
新人トレーナーの妹ウマ娘予測アンケート
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大穴カレンチャン