純情ハートとウマ娘(凍結)   作:ゲーミング

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 投稿遅れ申し訳ない。
 理由はあとがきにて。


第五十三話

 バクシンオーがエプソムCを取ってから早3日が過ぎた。オグリ達激重蹄鉄組がなれた頃、僕はオグリと次の出走レースについての話し合いをしていた。

 

「で、どうしようか。今週ダートマイルのユニコーンSと芝中距離のマーメイドSが有るんだけど、オグリとしては出たいレース有るかい?」

 

「そうだな、私としてはマーメイドSに出たい……今月の宝塚記念には間に合わないだろうが、勝ち星は今の内に稼いで起きたいと思う」

 

「マーメイドSかぁ……確かマスターアジアとかが出るって聞いてたけど……」

 

「……誰だ?」

 

「サイレンススズカと走ったレースで出てたウマ娘。逃げも追い込みも……って言うか全部走れるウマ娘。ダートは出て無いけどね。大体のレースで1着か2着取ってるウマ娘だよ」

 

「そうだったのか……他には誰が出るんだ?スズカは出たりするのか?」

 

「うーんと、今の所聞いてない……かな。宝塚には出るって聞いたかも」

 

「そうなのか、スズカと走りたかったな……」

 

「勝ち星も人気も文字通り桁が違うからね……その、オグリは自分のぺーす……ペースで頑張れば良いと思うんだけど、やっぱりスズカと走りたい?」

 

「……そうだな、やはり負けたのが悔しかった。今度走る時は勝ちたいと思う」

 

 そうだよね、前回のレースでは目立ったウマ娘は出走して無かったし。何より惜しくも2着だったって言うのがオグリとしてはやっぱり悔しかったんだろう。でも元リギル所属って言うのと、今の話題になってるスピカのリーダー格って言うので人気も高い。

 ホントならオグリには宝塚出て欲しかったけど、僕のレース選択が悪かったのも相まって出場する為の投票に間に合わなくなっちゃったし。

 

 もっと計画練らなきゃ、オグリの進んでと走りたいって言う願いを叶える為にも。

 

「じゃあ取り敢えずマーメイドSに出走登録して来るね、蹄鉄なんかは昔使ってたのと同じの用意するから、それでまた慣らしていこう」

 

「……その事なんだが」

 

「?何かあった?」

 

「……あの蹄鉄を付けた状態で出走したい」

 

「……まじ……?」

 

「まじだ」

 

 空いた口が塞がらないって、こう言うの言うんだろうな。あの蹄鉄付けたままレースって出ていいのかな。制限なんて聞いた事無いけど、激重蹄鉄で出走してるウマ娘なんて聞いた事無いし。

 落鉄とかしなきゃ良いんだけど……。オグリの目は真剣そのものだし、オグリがやりたいなら、やりたい様にさせて上げたい。

 

「……良いよ、分かった。取り敢えずその蹄鉄が使えるか、たづなさんに聞いて見るね」

 

「すまない、我儘を言ってしまって」

 

「大丈夫、そういうのを聞くのもきっと……トレーナーの仕事……仕事?だと思うから」

 

「……ありがとう」

 

 そんなこんなで話し合いは終わったけれど、確認する事は沢山あるから、気を引き締めないと行けない。

 先ずは前回バクシンオーの自主練が発覚した事もあって、トレーニング量を増やす事から始めようと思う。

 ここ最近は芝コースを使いたいって言うトレーナーも増えて来たし、予約取るのも少し時間が掛かる事になる。

 

 ふと思い出して、話し合いが終わって、チーム部屋から出て行こうとするオグリを呼び止めた。

 

「……オグリはどんなトレーニングしてみたい?」

 

 僕だけで考えるんじゃなくて、オグリ達皆が居るんだから聞くのもアリなのかなって、そう思えてきた。1人でトレーニングする訳じゃ無いからね。

 

「私は……タイヤ引きとか、前にもやった階段ダッシュとかをやりたいな」

 

「わー、凄いパワートレーニング……でも良さそうだね」

 

「レースの最後に信じられる物はパワーだ。力こそパワー、パワーis力こそだ」

 

「いきなりどうした?」

 

 なんかさっきまでちょっとカッコよかったオグリが迷走し始めたんだけど。これ僕の所為?

 

 腰に手を当てて、ガッツポーズを取るオグリが何処と無く楽しそうだったから良いけど。

 

 

 

◆❖◇◇❖◆

 

 

 話し合いから1日経ち、新たに作ったトレーニング表をたづなさんに提出する次いでに激重蹄鉄装着でのレース出走は可能かの確認をしてみた所。

 結論から言えば、激重蹄鉄でのレースはNGにされた。たづなさんに聞いたら怪我の心配なんかもあって、余りそう言うのは許可されないらしい。まぁ、当然だよね……。

 

 その旨をオグリに伝えると、少し残念そうにしていたけど分かってくれた。僕のチームで怪我って言う単語に敏感なのは恐らくオグリだと思うから、納得してくれたんだろうけど。

 

「という訳で、今日のトレーニングはオグリが言った階段ダッシュになりました!みん、みんながんばろー!」

 

「おー」

 

「ボク達なんにも聞いてないし、聞かれてないんだけど」

 

「今日のトレーニング終わったら皆にも聞くから、今日はゆるして」

 

「しょうがないなぁトレーナーは!」

 

「マヤはなんでもいーよー」

 

「爆進出来れば私も構いません!」

 

「アタシは許す。けどテイオーやバクシンオー達が許すかな!」

 

「いや許すって言ってたじゃん、人の話聞きなさいよ」

 

「んあ?ごめん寝てたわ」

 

「寝言!?」

 

 今日もゴルシはいつも通りだった。と言うか立ちながら寝るな危ないから。

 




 遅れた理由は単純に予定ぶっ詰まってたのと、寝坊したからです。
 つまり作者の怠慢です。

 おにいさま許してッ!

 感想で罵倒してくれても、良いんですよ?(チラ)

新人トレーナーの妹ウマ娘予測アンケート

  • 1番人気ライスシャワー
  • 2番人気キタサンブラック
  • 同じく2番人気メジロドーベル
  • 大穴カレンチャン
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