純情ハートとウマ娘(凍結) 作:ゲーミング
演出滅茶苦茶かっこいいし可愛いしで沼りそう。
先輩トレーナーの名前沖野さんの名前借りてしまおうか……。
あ、オリジナル設定出ます、給料のお話。
オグリとマスターアジアのレースから3日が経つ頃。梅雨の時期で連日雨が降ったが今朝は晴れ、バ場状態は重バ場で留まっているその日、僕はトレーニング表をたづなさんに提出し終わり、トレセン学園のとあるベンチにて先輩トレーナーと2人でコーヒーを飲んでいた。
「……最近どうだ?」
「まぁ、良い方だと、おも……思います」
「GIIIとは言え勝ち星を刻んで行ってるもんなぁ。慣れて来たか?」
「初めの頃に比べれば、慣れては……来たと思います、はい」
もう昼だと言うのに、財布の中身が薄くて食べに行けない。貯金はまだあるけど、それは夏合宿で使うつもりなのもあって、現在のお財布が寂しくてどうしようもならない。
ただ1つ言えるのは、このコーヒーは先輩が買ってくれた物なのだが、やっぱりボクにはコーヒーは合わないって事だ。
単純に苦く思う。
「そうかそうか……で、1つ相談なんだがよ」
「はい?」
他愛ない会話を繰り返していると、突然先輩が立ち上がり僕の肩を掴んで来た。その顔は真剣そのもので、お巫山戯で無ければ、先程までの会話とは一線を隠す物だと感じ取り自然と僕の表情筋も強ばった気がした。
「金……貸してくんね?」
「……はぁあ……僕も有りませんよ」
「だあぁあ!!マックイーン達がレースに勝ったらスイーツ買うって言うのを軽く決めたら、彼奴らぁああ……金が無い……給料日まであと何日だ……」
「……大体1週間か2週間くらいですかね。月末ですから……」
「悪いな愚痴吐いちまって……」
「……お金が欲しいです」
「分かる。この間なんて財布の中に入ってたのご縁玉しかなくてよ、そんな時におハナさんと飲みに行っちまったもんだから……」
「なにしてんですか!?」
「だって、だってよぉ!スズカの事とか話さないといけないじゃん!?」
「いやそれにしたって……そんなん奢ってくれって言ってるようなもんじゃないですか!」
「そうだよ!?」
「認めちゃったよ!?」
なんで認めちゃうのさ!そこは意地でも違うって言いなさいよ!?ジメジメとした梅雨の時期。昼下がりで行われるトレーナー同士の金欠自慢なんて誰が楽しむんだよ……おハナさん今給料いくら貰ってんだろ……。
「おハナさんは桁が違うぞ」
「……マジ?」
「ルドルフはドリームの方に出て全勝中、ブライアン……あ、ナリタブライアンな?そっちはトゥインクルのシニアで勝率9割維持。マルゼンスキーなんかもドリームだったかな……兎に角おハナさんは単純にトレーニングが上手いってのと、ウマ娘に合ったトレーニングを作ったり組んだりするのが上手いんだよ……勝ててるのはウマ娘本来の力もあるだろうけど、それを引き出せてるのはおハナさんの努力や才能によるモノも大きいと思う。すげぇ人だと思う……」
「……給料の桁が違うって事と繋がります?それ」
「勝ちまくってんだから給料も上がるだろ……」
「僕も給料上がらないかなぁ……」
「せめてGIだろうなぁ……」
おハナさんが凄いのは元々知ってるけど、ここまで先輩に力説されるとあの人にライバル認定して貰えた事への光栄さと相まって怖くなってくるよ……もう。
僕のトレーナーとしての目標はおハナさんだけど、人間性は先輩なんだけどね。兎に角誰とでも距離を詰めれて、人当たりが良い先輩は僕の理想なんだ。
言っても先輩だって好成績は残してる、トレーナーとしてこの学園内で知ってる人間は少ないけれど、その中でもおハナさんと同じくらい尊敬してるんだ。でもそんな人との愚痴の言い合いが給料の事なんだもんなぁ……。
「「お金欲しい……」」
こんな所は似てるのに、何でも僕は先輩みたいに誰とでも仲良くなれないんだろう。
「「はぁあ……」」
2人して金欠、同時に溜息を吐いたけれど、虚しさが募るばかりだった。6月の太陽は前日の雨のお陰で雲が無くて、強い日差しが照っていた。
「……じゃあ俺そろそろトレーニング行くわ……」
「僕もそろそろ行ってきますね」
「あ、そうだお前明日のトレーニングって決まってんのか?」
「特には……きめ、決めてませんけど」
今日やる予定なのは前回出来なかったタイヤ引きトレーニングだ。オグリとゴルシ、そしてバクシンオーに引いてもらう。テイオーとマヤノは激重蹄鉄を付けてのミニハードル走だし。
明日の予定はその結果による。
「明日さ、合同トレーニングやんね?」
「…………え?」
合同トレーニングをやらないと決めていた心が、揺れ動かされた瞬間だった。
頭痛くなって来たけど、先輩なら大丈夫じゃない……?そんな期待感と頭痛による鈍い痛みを持ちつつ、トレーニングへと足を運んだ。
今回はのんびり回。
新人トレーナーの妹ウマ娘予測アンケート
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同じく2番人気メジロドーベル
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