純情ハートとウマ娘(凍結) 作:ゲーミング
今夜22に投稿出来たら良いなぁ。
天気は晴れ、バ場状態は稍重に片足突っ込んでる様な感じだ。先程先輩との打ち合わせも終わり計画を出し終えた。けれど正直に言えばこの合同トレーニングで得るものが有るのか、個人的にちょっと、疑問が湧いている。
今月も残りわずかだけど、今月中はテイオーとマヤノ、ゴルシにOPに出て貰い少しでも勝ち星を積み上げてく。
テイオーは三冠の為の下準備で、マヤノとゴルシもGIを目標にしつつ今の内にファン集め。
正直GIへの出走権ってイマイチ分かり辛いというか、レースに出走するウマ娘の人気はそのウマ娘の応援用のチケット購入の総合計で決まるらしい。そしてそれはそのウマ娘のファン数にも繋がるらしくて、GIはファン数とレースに出走して稼いだ勝ち星の規定値を満たした者だけとの話だったと思う。
そう考えるとデビュー戦の1つとOPの1つ、それだけでもギリギリ出走出来るGIも有るけれど今は出させない。負けるのが嫌だとは思ってない、だってそれを思うのはウマ娘の方なんだから。かと言って出走するレース全部に勝てるかと聞かれれば、僕はNOと言わざる負えない。
なにせ出走するウマ娘達は皆努力に努力をかさねてその場所に立っているのだから、勝つ気しか無い。その日の体調やメンタルバランス、そして積み上げて来たモノで決まると言う訳でもないんだ。
「取り敢えず激重蹄鉄スピカ分も運んどくかな……1人で……いやゴルシ呼ぶか。どうせ暇してるでしょ」
でも積み重ねて来た努力はきっと裏切らないと思うから。今できる最大限を行うのが、無敗への遠回りだけど堅実な道だと思ってる。合同トレーニングで何かを得るとか、そんな話じゃないのかも知れないって今思い始めた。
前回のお姉さんとの合同トレーニングなんて、得られたモノが有ったかと聞かれれば正直分からない。でもあの日からオグリは明確なライバルが出来て、より一層トレーニングに打ち込む様になったし。
何が言いたいかって言うと、合同トレーニング凄く楽しみですって事だけなんだ。ただそれだけ。
「にしても、良く晴れてくれたなぁ……昨日も晴れて、今日も晴れるとは思ってなかったや」
昔は下ろしていた前髪のお陰で日差しに悩まされるなんて殆ど無かったけど、失ってから意外と便利だった事に気付かされた午前だった。
別に前髪切った訳じゃ無いからカチューシャを外せば良いんだけど、バクシンオーから貰った物だからね。外したくないんだ。
◆❖◇◇❖◆
ゴルシを呼び出して激重蹄鉄をはこんだ後、僕達はチーム『スピカ』へ合流する時だった。正直ゴルシ的に気不味く無いかちょっと心配。でも今のゴルシ見てると楽しみにしてそうな所が大きい、尻尾振ってるし、耳はピーンって立ってるし。実際この心配は杞憂に終わった。
「なんですのこの重たい蹄鉄は!?こんなの付けて走れる訳ないですわ!」
「え〜マックイーンコレつけて走れないの〜?」
「……誰も走れないなんて言ってませんわ。走れる訳無いって言ったんです!」
「同じ意味じゃん!」
「ぜんっぜん違いますぅ!」
「むむむ」
「何がむむむですか!」
「むーむーむー!」
「同じ事言ってませんこと!?」
「同じじゃないもん、伸ばしてるもーん」
「同じ事ですわ!」
「そんなにカリカリしてると体力持たないよ?大丈夫?」
「誰のせいだと思ってますの!」
「マックイーンの自己責任♪」
「……納得してしまう自分が嫌ですわね……」
「まぁまぁ、今日は初めての合同トレーニングだし、仲良くやろーよ!」
「……ええ、貴女と走れるのは楽しみでしたからね」
「えへへ、ボクも楽しみだったんだ〜」
テイオーとマックイーンが意外と仲良いのを今日初めて知った。やっぱりあの激重蹄鉄ってキツいのかな。後で付けて走って見よう。
「わ、わわ!これ凄いですね、足を持ち上げるだけで結構筋力使ってる感じしますよ!」
「スペちゃん大丈夫?無理はしちゃダメよ?」
「大丈夫ですよスズカさん!コレも良いトレーニングだと思いますから。それよりスズカさんは大丈夫ですか?」
「私は平気よ。ちょっと速度は落ちるかも知れないけど問題無く走れそうだから」
「サイレンススズカさん!」
「あら……サクラバクシンオー?」
「そのとーりです!私が学級委員長です!」
「……なぁ、もしかしてサクラバクシンオーって書いて学級委員長って読むのか?それとも学級委員長って書いてサクラバクシンオーって読むのか?新人どっちだ思う?」
「僕に聞くのは間違いだと思うし、ゴルシもトレーニングの準備しなさいよ」
「お前の蹄鉄運びで疲れたからパス、んな事より麻雀やろーぜ麻雀」
「この……不良ウマ娘」
「とか言いつつ楽しそうに笑ってんじゃねぇか、やっとお前も液体ノリ派からスティックノリ派になったか」
「……いつまで引き摺ってんのそのネタ」
「お前をゴルシの国へ連れていく」
「それタダのゴルゴル星!」
バクシンオーとサイレンススズカの会話を聞きたかったのに、横から現れたゴルシに全部邪魔される。後ゴルゴル星って自分で言ったけどそんな星は無いから。え、無いよね?
「これ付けて走んのか……よっ……よ……っぐぬぬ……い、良い筋トレに……きん、とれ……!」
「バカウオッカ、無理すんじゃないわよ!怪我するわよ?ま、私ならよゆーで……よゆ……よぉおお…!」
「……2人ともあんまり無理しちゃダメだよ?ユーコピー?」
「「無理なんかしてない!」」
「「
「わー仲良しなんだね☆」
「お前が真似するからマヤノが勘違いしてんじゃねぇか!」
「はぁ!?アンタが真似して来たんでしょ!?」
「なんだと!?」
「なによぉ!」
「おい、喧嘩は止せ。そんな事より競走しよう」
「この状況で!?」
「私達これ付けて走るのは流石にキツいと思うんだけど!?」
「マヤも一緒に走るからがんばろーね!」
「取り敢えず2000mだな」
「アイ・コピー♪」
「「助けて!」」
……ウオッカとダイワスカーレットはマヤノとオグリに扱かれそうだなぁ……柔軟はしてたみたいだから、怪我の心配はあんまりしてないけど、それはオグリとマヤノに限った話だし、ウオッカとダイワスカーレットはちょっと怖いな。止めてこようかな。
「よーし!全員揃ったな!」
「ぁ、先輩」
「すまん、遅くなっちまった。待ったか?」
「いえ、全然です」
「そうか、今日のトレーニングは昨日も話通りチーム『流れ星』との合同トレーニングになる。そして今回は新人の用意した蹄鉄を使用してのトレーニングだ!」
先輩がそう言うと、スピカメンバー達は喧騒を沈めてしっかり聞いていた。こう言う所見ると凄く良いチームだなって思う。僕の隣にいるゴルシは偉く丹念に僕の髪の毛見てるけど……何してんだろ。枝毛とか白髪探してんのかな?
でも残念だったね、僕はちゃんと髪の毛の手入れはしてるんだ。髪の毛に合ったシャンプーやリンス使わないと、寝て起きると髪の毛の爆発しちゃうからね。
「……あ、白髪見っけ」
「嘘!?」
「マジマジ、何なら抜いて見せてやろうか?」
「いや、いや良い。抜かないで見なかった事にして……」
なんで白髪生えてるんだろ……若白髪って字面や響はカッコイイ気がするけど、実際それに僕がなってるのはちょっと頂けない。髪の毛には本当に気を使ってるのに、なんでさ。
「はいはい!トレーナーしつもーん!」
「なんだスカーレット」
「合同トレーニングって具体的には何するのよ、この激重蹄鉄付けて競走でもするわけ?」
「その通り!」
「……は?」
「合同トレーニングだしな、せっかくこのメンバーで集まってんだから競走の方が良いだろ」
「……とか言って、本当はトレーニングに必要な器具とか借りて来れなかったとかじゃ無いでしょうね」
「……そ、そんな事はないぞ?」
「マックイーン!」
「えぇ!」
「え?ちょ、お前らッ!?」
「……綺麗なラリアットだなぁ、新人アレやって見ようぜ」
「……誰にやるのさ……」
「お前以外殺る相手は居ねぇな」
「僕とゴルシでやるのに、相手は僕!?」
「おう、早くチャクラ練って分身しろよ」
「いい加減にしろよゴルシ?」
チャクラなんて練れる訳ないだろ、と言うかチャクラってなにさ。僕がそう言う方面に弱いの知ってて言ってるだろ?
もはやダイワスカーレットとメジロマックイーンのダブルラリアットを食らって伸びている先輩の事を後回しにして、僕はゴルシとの会話に夢中になっていた。
それを見ているテイオーとマヤノ、更にはオグリの視線に気付かないまま。
「先輩、先輩大丈夫ですか?」
「……慣れてるけど、この状況見て大丈夫だと思うか?」
「大丈夫そうですね!」
「もうちっと心配してくれて良いんじゃねぇか!?」
だって今自分で慣れてるって言ったじゃん!
ここ最近眠気がヤバくて仕事終わると大体寝落ちてる。
6月ってやたら眠くならない?
マックイーンとテイオーの尊い話を見に来た方には焼き土下座しないと行けない。
作者の語彙力で表現出来たら良いけど、表現出来なかったらごめんね。
新人トレーナーの妹ウマ娘予測アンケート
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1番人気ライスシャワー
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2番人気キタサンブラック
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同じく2番人気メジロドーベル
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大穴カレンチャン