純情ハートとウマ娘(凍結)   作:ゲーミング

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 投稿遅れて申し訳ない。遅れた理由は後書きにて。
 毎日投稿は崩したくないのに、崩してるの本当に投稿者としての自覚が足りてない()


第六十話(中編)

 初めに行われた競走はテイオーとメジロマックイーン、ゴルシとマヤノ、ダイワスカーレットの5人だった。初めに軽いランニングを全員で行い、激重蹄鉄に少しでも慣れて貰ったが、目に見えてメジロマックイーンとダイワスカーレットの2人は遅れてしまっていた。

 

「マックイーン普通の蹄鉄に変えておいた方が良いんじゃない?」

 

「大丈夫ですわ!テイオーだって昨日から付け始めた様ですし、私だって……」

 

「ボクはトレーナーの指示で皆とのトレーニングと、部屋で筋トレしてたからなぁ……マヤノと同室だったから、お互い見つつ休憩挟みながらやってたけど」

 

「テイオーちゃんと同室だった事が役に立ったきちょーなシーンだったね☆」

 

「ボクと同室だったからトレーナーのチーム入れたと思うんだけど!?」

 

「マヤは1人でもトレーナーちゃんの事見付けてたもーん」

 

「……随分仲がよろしいのですわね」

 

「?まぁ、マヤノとは良く話もしてたし……でもチームに入ってからだよね。こんなに話す様になったの」

 

「そうだっけ?」

 

「そうだよー、だってその前はマヤノいっつも寝てたから」

 

「ん〜マヤちんわかんなーい」

 

 なんか意外だった。テイオーとマヤノってすっごく仲良いと思ってたから、同室って事もあって毎日沢山喋ってたと思ったのに。初めの頃はそうでも無かったんだなぁ。

 太陽がジリジリと照らす中、もう直ぐ夏なんだなぁ……なんて呑気に考えつつ蹄鉄を靴に嵌め込む作業に没頭していた。流石に激重蹄鉄でいきなり競走は辛いと思って先輩と話して競走中は通常の蹄鉄を使用する話になったけど、僕のチームの分も作っとくべきかな?

 なんて事を考えていたら、またテイオーとマヤノ、メジロマックイーンの会話が聞こえて来た。

 

「……私よりは少ないでしょうけど、勧誘されてた回数は多かったでしょうに」

 

「ボクは目標があったからね、それが達成出来そうなチームに入りたかったんだよね。1人でも大丈夫って思ってたけど、カイチョーがどうしてもチームに入れーって言ってたから」

 

「マヤはビビっと来る人が居なかったんだよね。だってー勧誘する時に皆『君を1番に出来る』とか『私の所に来れば無敗よ』とか言ってくるんだもん。勝ちたいって気持ちは有るし、勿論キラキラで1番になってワクワクしたいけど、マヤ分かっちゃったからさ〜」

 

「分かった?なにがですの?」

 

「みーんなマヤを勧誘してたけど、別にマヤじゃなくていいって事」

 

「あー、なんか分かるかも。トレーナーも割と誰でも良いから1人欲しいって感じだったけど、その為の1歩が踏み出せなかった見たいだし。ま、ボクは噂話聞いてちょっとトレーナーの事見てたんだけどね。なんか面白かったからボクから声掛けたって感じだったし」

 

「……それはトレーナーとしてどうなんでしょうか?」

 

「可愛いからマヤはオールOKだよ♪」

 

「ボクも別に良かったかな。トレーナーの目標聞いた時面白そうだと思ったし?」

 

「お2人が良いなら特に何も有りませんけど……それにしてもこの蹄鉄重過ぎませんこと?こんなに重いと付いてくのでやっと、という感じでしたけど」

 

「「慣れればスグだよ(慣れれば早いよ〜)」」

 

「新手の洗脳ですか!?」

 

「良く言ったマックイーン!」

 

「ぴゃ!?い、いきなり横に出てこないでくれますかゴールドシップ!」

 

「因みにマックイーンは唐揚げにレモン掛ける派?それともレモンだれ的なのに付ける派?」

 

「いきなり何の話ですの!?」

 

「ボクは掛ける派かなぁ、サッパリして美味しいからね!」

 

「マヤはその日の気分によるよ〜」

 

「因みにアタシは初めは素のまま食べて、途中で味変化ジェネレーションするタイプだ」

 

「絶対ジェネレーションの使い方間違えてますからね?意味分かってますの?」

 

「カッコイイだろ?」

 

「間抜けなだけですわよ!」

 

「これもそれも全部新人って奴が悪いんだ!」

 

「なんですって!?」

 

「特に意味の無いトレーナー弄りが始まっちゃったよ」

 

「テイオーちゃんテイオーちゃん、そろそろ走る準備始めよー?」

 

 勢い良くメジロマックイーンが僕の方に振り返って来たけど、別にそんな事してないからね?洗脳に関してはやってないけど、単に初めはキツいだろうけど、慣れれば重いだけでその分踏み込む力が強くなるからテイオーとマヤノの体力と加速力を上げるのに最適だと思っただけで。正直夏合宿は5キロリストバンドと、腰周りに重りを付けて激重蹄鉄の3セットの砂浜ダッシュとかでも良いかなって思ってる位だし。

 

 テイオーは中距離が主軸になるけど、三冠最後の菊花賞の為にも体力はいくらあってもいいと思うし、マヤノも言って無いけど今後そう言った長距離レースに出る可能性が高いから、今の内に下地を作って起きたいと思ったんだ。

 ゴルシについては完全についでだったけど、ゴルシも中距離長距離の適性が高いから、やっぱり体力は有って困らないと思うし……。

 

 後ジェネレーションの使い方は間違えてるからね。それと僕は唐揚げにはレモン掛ける派だよ。テイオーと同じ理由だけど、僕胃が弱くて、油っこい物多いと胃もたれしちゃうんだよね。舌はそこそこ敏感で味は分かるんだけど、美味しくても揚げ物とかはそんなに食べれない。

 やっぱり胡瓜とか、そこら辺の野菜系が好きだよ。胃もたれしないし、翌日お腹壊さないからね。牛乳飲んでお腹壊す典型的なお腹よわよわ人間だから。

 

「そう言えばスカーレットはどこだ?さっきから姿が見えないんだけど」

 

「スカーレットさんならさっきウオッカさんと2人で競走に……なんで2人して倒れてますの?」

 

「目が!目がぁあ!!」

 

「耳が!耳がぁあ!!」

 

 メジロマックイーンの言う通り、ダイワスカーレットとウオッカは芝の上に倒れ込んでじたばたしてた。

 ダイワスカーレットは多分ウオッカが踏み込んだ後の芝が目に入って、ウオッカはその際に上げたダイワスカーレットの悲鳴で耳がやられたんだと思うけど……すごいね、阿鼻叫喚って感じ。

 

「新人蹄鉄の嵌め込み作業は終わったか?」

 

「先輩!ぉ、終わりましたよ。スピカメンバー分のシューズです」

 

「……お前のチームのは?」

 

「有りませんよ、そんなの」

 

「新人お前ほんっと!ほんっとそう言う所だぞ!?」

 

「え?僕また何かやっちゃいました?」

 

「逆だ逆!激重蹄鉄付けての競走とか自分の担当にやらせんな!」

 

「……って言ってるけど皆どうするー?蹄鉄変えるー?」

 

 先輩に言われたから、一応確認取るけど、多分皆そのままで良いって言うと思うんだよね。特にオグリとテイオー。昨日付け始めた激重蹄鉄をテイオーは前々から付けたい見たいだったし、何より少し前にやった競走でオグリ達と横一線に並んじゃったのが悔しい見たいだったし。

 

「私はこのままで構わない。寧ろ外したくない」

 

「学級委員長としてトレーナーさんの指示を無視するのは出来ません!本当はコレ重たくて上手く前に出れないから外したいんですけど、トレーナーさんが私達の事を考えてやってくれてる事ですからね……

 

「バクシンオー心の声漏れてる漏れてる。アタシもこのまんまで良いぜ。でも後で覚えとけよ」

 

「何をさ」

 

「トレーナーが付けろって言うから付けてるんだから、ボク達が外す訳無いよ!」

 

「マヤちんはどっちでも良いけど、トレーナーちゃんの為に付けたいままでいるの♪」

 

「……ありがとう皆」

 

「へへ、照れるぜ……そんなに感謝してんなら温泉旅行で良いんだぜ?」

 

「何の話だよ!?」

 

 ゴルシのすっとぼけに全部掻き消されたけど、嫌なら嫌って言ってくれれば辞めるのに僕の為に付けたまま走りたいって言ってくれるのが堪らなく嬉しく思ってしまう。やっぱり、やっぱり僕はこのメンバーでチームが組めて良かったと思うんだ。

 不意に目が熱くなって来たから空を見上げたけど、綺麗な青空だった。

 

「……おう、スゲぇな俺がやったら絶対ラリアット飛んでくると思うぜ」

 

「もちろんです。メジロ家ですから」

 

「メジロ家関係あるの!?いや、まぁ……それだったらダイワ家として当然やってたと思うけど」

 

「いやお前らトレーナーに何の恨みがあんだよ……」

 

「スズカさんは蹄鉄変えてもあんまり変わりませんでしたけど、何かコツでも有るんですか?」

 

「単純に踏み込む時に何時もより力が入るから、軽く踏み込んでただけよ?重たい分持ち上げる時に必要な力は有るけれど、踏み込む時に流しておけばそんなに疲労は堪らない筈だから、スペちゃんもそうすると良いかも知れないわね」

 

「スズカさん……!」

 

「ま、まぁ良いか……取り敢えずはじめるぞ!初めに芝2400だ!」

 

『はい!』

 

 中距離競走に参加する皆が元気良く返事をする。その中でもテイオーとマヤノは特に元気が良くて、2人の声が良く聞こえた。

 そうして皆が横一列に並んで、構える。ゲートが無いから簡易的なスタートになるけど、皆がサマになっていて、どうしようも無くカッコ良く見えたんだ。

 

 まだトレーニングは始まったばかりだけど、胸のドキドキが収まらなかった。

 

「よーい……スタート!」

 

 先輩の合図で芝2400mの競走が始まった。

 テイオー、マヤノ、ゴルシと、メジロマックイーン、ダイワスカーレットの5人で行われる競走が。

 

「頑張れ……皆」

 

 今回ゴール役に選ばれた僕は1人、先頭を駆けて来る誰かを待ち続けたのだった。




 まだ続くんじゃよ。

 遅れた理由は、実は一昨日の22前時点で第六十話(中編)書き終えてたけど、作者が読んだ際に面白味が欠片も無くてボツ。
 昨日は朝から動きっぱなしで殆どスマホRPG触れなくて書けなかったのが原因にあります。
 言い訳にしかなりません。本当にごめんなさい。

 失踪はしないから、絶対完結させるから。毎日投稿は切らさない様にするから、作者の誓いってなんだかんだ破ってるけど、投稿者の意地で何とかする。

 今後ともよろしくお願いします。

新人トレーナーの妹ウマ娘予測アンケート

  • 1番人気ライスシャワー
  • 2番人気キタサンブラック
  • 同じく2番人気メジロドーベル
  • 大穴カレンチャン
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