純情ハートとウマ娘(凍結)   作:ゲーミング

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 ここ最近アニメ見尽くした感あるんだよね。なんかオススメのアニメとか無いもんかな。
 


第六十五話(起)

 たづなさんに夏合宿の件をお願いして二日酔いも無く目が覚めた。それは良かったんだけど、オグリやテイオー達にはまだ許して貰えてなかった。

 

「あ、テイオー」

 

「つーん」

 

「……ま、マヤノ?」

 

「あーあー、マヤなにもきこえなーい」

 

「……オグリ……」

 

「……ぷい」

 

 これがトレーニング中も続くんだ。と言うか終始これだった。ゴルシには全部話して手伝って貰ったけど、なんでこんな目に……もうトレーニングは終わって自分の寮に帰ってきたけれど、みんなと上手く話せないのは中々辛かった。

 

 

「助けてゴルシ」

 

「アタシかよ」

 

「だって……だってもうお前しか居ないんだもん!」

 

「何がもんだおめーよー。アタシには事情説明したんだから、ちゃんとアイツらにも事情説明したら良いだろ。大体お前が言葉足らずだったのがわりーんだからな!」

 

 だってたづなさんにご飯誘われたのは本当の事だったし、夏合宿の件話してなかったのは確かに悪かったかも知れないけど其の程度の事で怒るなんて思わないじゃん。秘密って程隠してる訳じゃ無いけど、取り敢えず今日のトレーニングが終わってゴルシを僕の寮へと招待した。

 したんだけど……。

 

「つーかこの部屋マジでなんもねぇな。テレビは有るのに見てる形跡ないし、ホントに此処で生活してんのか?」

 

「……此処以外僕が寝泊まり出来る所はないよ」

 

「ま、それもそっか……んで、オグリは単にお前を晩御飯に誘ったのに断られたから拗ねてて、テイオーとマヤノは単にたづなさんと晩御飯食べに行った事に対して拗ねてんだよ。バクシンオーは……アイツはいつも通りだったなぁ……つかホントになんもねぇな、いやマジで。お前幾つだよ」

 

「良く見てよ!ベッドがあって、机もある。それにテレビやタンスがあるよ!」

 

「……あとは?」

 

「あと、あと……うーん。お風呂がある?」

 

「ンなもん有って当然だろうが!」

 

「湯船は付いてないよ!」

 

「どこで張り合ってんだお前!?」

 

 僕にもわかんないよ。ホント、なんで湯船ついてないんだろ。そろそろ本当に湯船入りたくなって来た。いや、そんな事はどうでもいいんだ。今大事なのはチーム全体の食う気が悪くなってるから、なってるから前にどうにかしたいんだけど。

 

「早急過ぎんだよ、オグリはご飯食べようって言ったら機嫌直るだろうけど、テイオーやマヤノは長いと思うぜ?ま、アタシも許した訳じゃないけどな」

 

「なんでお前に許して貰わなきゃいけないんだ?」

 

「……そういとこだぞ新人」

 

「……えぇ」

 

「まぁ、アタシの事はいいとして、取り敢えずオグリだな」

 

「……ご飯に誘うの?」

 

「金あんのか?」

 

「……ないです……あ、でも多少は」

 

「背伸びすんな」

 

「あた……はい」

 

 財布にはまだ5000円あるんだけど、これ使ったら本当にお財布ペったんこになっちゃう。でもオグリに機嫌直して貰えるなら……って思ったんだけど、ゴルシのチョップでそんな思考も止められる。どうしたもんかな……。

 

「どうしよっか……」

 

「んー、適当にお菓子でも買ってやったらどうだ?」

 

「そんなので機嫌直るの?」

 

「直る!」

 

 そうして夜は更けていった。

 

 

 

◆❖◇◇❖◆

 

 

 

 オグリが好きそうなお菓子が分からなかったから、取り敢えずチョコレート買ってきた。まずはオグリを探そう。トレーニング前に渡して起きたい。オグリは高等部に所属してるし、綺麗な髪色してるからすぐ見つかりそうなんだけど……。

 

「……ウマ娘多い……怖い……」

 

 人が多く集まる場所はやっぱりまだ怖い。でも探すには出て行くしかないし……階段の所で姿を隠すのもちょっと恥ずかしくなってきた。

 

「……何をしているんだトレーナーくん」

 

「シンボリルドルフ!」

 

「元気そうだが、高等部に何かようかい?」

 

「……探してるの」

 

「主語抜けてるから何も分からないよ?それとも君と私は以心伝心の仲だと言いたいのかな?中々可愛い所が有るじゃ」

 

「オグリ!キャップを!探してます!!」

 

「……ふむ、オグリキャップか。彼女なら今頃食堂だぞ?」

 

「……え?なんで?今2時間目とかそんなもんでしょ?」

 

「彼女が空腹になるとお腹の音がな……それで今は補給中だろう」

 

「……オグリ……」

 

 食堂かぁ、流石にオグリ以外居ないよね?

 

「そこまでエスコートして行こう。さ、手を出すといい。仲良く2人で行こうじゃないか」

 

「……やだ、一人で行くもん」

 

「そうかい?なら早目に行くといい。君と私が話してる所は目立つからね。そろそろ他のウマ娘も集まるだろう」

 

 言われて見れば確かに視線を感じる。シンボリルドルフにありがとうとだけ遺して高等部を後にした。それにしても、朝ごはん食べて、授業中にもご飯食べに行って、昼ごはんも食べるのか……でもオグリって結構スリムじゃない?ウマ娘マジック?いや、深く考えない様にしよう。消されそうだし。

 

「僕はオグリにこのチョコレートを届けなきゃ行けないんだ……!」

 

 仲直り……仲直り?する為に。

 




 感想がココ最近の楽しみ。

新人トレーナーの妹ウマ娘予測アンケート

  • 1番人気ライスシャワー
  • 2番人気キタサンブラック
  • 同じく2番人気メジロドーベル
  • 大穴カレンチャン
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