カノジョ探しの異世界行   作:もっち~!

105 / 122
日本語は古代語?

 

---ツバサ---

 

森の館に帰り着き、皆に新大陸の情報を伝えた。

 

「ファーフランの大深緑地って森は、この大陸にいない魔物が多数いたよ」

 

キラキラし瞳で、俺を見つめるマイル、ユナ、プライド、ユーナのバトルジャンキーの面々。

 

「ちょっと行ってみるか?」

 

ゼロスが街に着くのが3日後なので、俺は5日後くらいに行けば良いだろう。

 

バトルジャンキー達と、森の狩りへと出かけた。

 

 

 

---ゼロス・マーリン---

 

ツバサさんと念話で会話できるようになり、異世界での相談が出来るのは安心である。馬車に乗り込みと、一人の少女が座席に座っている姿が目に入った。お孫さんだろうか?

 

「御爺様、この方は?」

 

やはり、お孫さんのようだ。

 

「儂らの窮地を救ってくれた恩人じゃ、ゼロス殿じゃ」

 

「初めまして、僕は魔導士のゼロス・マーリンと申す者です。僅かな時間ですが同行する事になりました」

 

「し、失礼しました。わ、私はセレスティーナと申します……その、よしなに……

 

10代前半だろうか?幼い少女特有のあどけなさが残り、僕のストライクゾーンで無いので安心である。少女は制服らしきローブを羽織っていた。

 

「魔導士ですか?」

 

「まだ駆け出しじゃが、些か問題があってのぉ~」

 

「問題ですか? どのような?」

 

「うむ……実は魔術が発動せんのじゃ」

 

「発動しない? 妙な話ですね」

 

魔力があり、魔力の出力ができれば、他所は発動するものである。発動しないのは、魔力のロスが多い術式の場合である。

 

彼女が目を通していた書物に目を通してみた。

 

「あっ、術式がおかしいです。欠陥だらけですよ」

 

「なんだとぉぉぉぉ~」

 

「術式が美しくない。余分な文字や単語が混ざっているし。これは力任せに魔力を叩き込まないと発動しないです」

 

なんで、こんな風に描いたんだ?初心者には難しいだろう。

 

ツバサさんに、初心者用の術式教本を送って貰いセレスティーナに渡した。

 

「僕が一番美しい術式を描く人が作った教本です。これで、試し貰えますか」

 

ツバサさんの術式は日本語ベースであり、ゲームの専用文字仕立てと違い、理路整然に描かれていた。

 

「古代語ベースですか?」

 

あぁ、そうか。日本は古代に転移されたんだっけ。

 

「たぶん、原典の術式ですよ。僕と一緒にいたツバサさんが作り出した物です。彼に習うのが一番だと思います」

 

僕では応用しすぎた術式が得意なので、基本魔法…生活魔法がベースだと言っていたな。僕もあれは欲しい。でも魔法でなくて、スキルでくれるらしいのは嬉しい。事故になりにくいし。

 

「彼はいつ来るのじゃ」

 

「5日後を目指すと言っておりました」

 

仕事が山積みらしいし。日本を壊滅させた元凶を叩く為の準備もあるらしい。叩く場合は協力をしようと思っているが。

 

 

 

---ツバサ---

 

森の館に帰還すうると、まずは温泉で一息をしって、ユーナに生活魔法のギフトの件を伝えた。

 

「いいわよ。へぇー、あの殲滅者も召喚されているのかぁ~」

 

廃ゲーマーは廃ゲーマーを知るって感じなのか、、噂をしっているようだった。

 

やたらに嬉しそうな笑みを浮かべている。これは手合わせ確定かな。ここの森の奥地でしてもらえば、影響はすくなそうだ。世界樹の木々は銀環の魔女の本気の一発でも、傷1つ入らなかったし。

 

「あと、魔法王国にエチゴヤの支店を設立する。アルファ達は調査に向かってくれる?」

 

「了解しました」

 

アルファ達、黒尽くめの一団が転移していった。

 

「後は、なんだっけ…そうだ、魔術の基本を教えるんだ。マイル、教本類を用意しておいて」

 

「はぁ~い」

 

「後は、ファーフランの大深緑地で狩った物を、冒険者ギルド本部で売り払うか」

 

アルメリア公国へ転移しようっと。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。