---ユナ---
久しぶりに先生と海へ。海産物の仕入れである。狙いはマグロだな、クラーケンもいいなぁマグロは強奪でゲットしていき、クラーケンは一殴りして収納していく。大きなエビもいるし、カニもいる。
帰宅して、捌いていく。
「甲羅って、売れるんだよな?墨袋は?」
「売れますよ」
と、マイル。
「先生またお店をしたいなぁ。屋台でもいいですよ」
ユナは料理が好きなようだ。
「シャシャートと王都のどっちがいい?」
「庶民相手がいいなぁ」
「じゅあ、シャシャートかぁ…解体を終えたら、商業ギルドへ行こうか」
基本、先生は提案を拒否しない。楽しいことが好きなんだと思う。
---ツバサ---
シャシャトーの商業ギルドで、土地を購入して、店舗を建築していく。俺とユナならツーバイファオー工法であれば、直ぐに建てられる。明日には開店出来るが…
「何を売るんだ?」
「先生のパンケーキ食べたいなぁ~」
そうなると小麦粉か、米粉に玉子、バターにジャムだなぁ
「飲み物は?」
「珈琲か紅茶ですかね?」
「どら焼きに緑茶もありかな。そうなると餡子いるな」
結構、材料がいるな。
「一番、楽なのは?」
「唐揚げかな。ジャイアントスネイクの肉なら大量にあるし。クラーケンも大漁だったし、イカ焼きも出来るなぁ」
---マイケル・ゴロウン---
シャシャトーの街を代表する商会の会頭である。最近、流行の『クマヤ』という商店を視察中である。クマの着ぐるみを着た少女が店主らしく。販売品目は日替わりのようだ。
「今日はたこ焼きのようだ」
タコの切り身の入った団子のような物。団子と違い、外側がふわふわである。いったい、何品目のメニューがあるのだろうか。是非ウチのッ商会にスカウトしたい。その日閉店後にわが商会の一員になるように、説得を初めて見た。
「この街を代表するゴワウン商会の者だが、君をスカウトしたい。是非、わが商会に入って欲しい」
「ランクは?」
ランクとは?
「この街では一番上のランクだよ」
「嘘つきは嫌いです。お帰り下さい」
と、嘘つき呼ばわりされた上に拒否された。それを見た、取り巻きの者達が憤慨し。
「お前なんか、この街で商売出来なくしてもいいだぞ」
と、脅すようなことを…小娘に大人げ無いなぁ。
「わかりました。ここでは商売しません」
そういうと建物ごと消えた。どういう事だ?あの店は幻覚だったのか。s
---ツバサ---
この街の商業ギルドで一番ランクが高いのはエチゴヤである。それを差し置いて、一番という商会。その上、エチゴヤにケンカを売るとはおろかな。商業ギルドに行き、ゴロウン商会に商売の差し止めを喰らったので、土地を買い戻してもらおうとすると、ゴロウン商会にそんな権限は無いから、営業を続けて欲しいと、買い戻しを拒否された。はぁ?なんで、商業ギルドの支店が商売の続行を命令出来るの??ギルド本部にクレームを入れると、代わりに払い戻しに応じてくれた。オーユゴック公爵のところで営業するかな。