タニシですが、なにか?   作:マリモ二等兵

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 普段、この小説は学校の行き帰りで少し書くのですが、書くのに夢中で降りる予定だった駅を見逃してしまいました。
 
 そんなこんなで今回は短め。




蜘蛛2 さすが成長チートだと褒めてやりたいところだ

 傲慢でスキルを取っていたらタニシちゃんも取っていた。

 何を言ってるか分からねぇと思うが私もわけがわからなかった。

 頭がどうにかなりそうだった。

 怠惰とか傲慢とかの副作用だとかそんなもんじゃあ断じてねぇ。

 もっと恐ろしいチートを味わったぜ。

 

 いや、ほんとチートじゃん。

 勝ったな、ガハハ。

 なんて思ってると痛い目に遭いそうだからやめておこう。

 それでもタニシちゃん、こんな素晴らしいスキルを取ってくれてありがとうございます。

 きっといつか敵無しになるだろう。

 そんな確信がある。

 

 あ、そうだ。

 せっかく〈並列思考〉なんて〈探知〉に役立ちそうなスキルを手に入れたんだし、試してみるか。

 

 すーはーすーはー……よし。

 発動!

 

 アブボベブッッ!!!

 む、ムリ!!

 

 《熟練度が一定に達しました。スキル「並列思考LV1」が「並列思考lv2」になりました》

 《熟練度が一定に達しました。スキル「探知lv4」が「探知lv5」になりました》

 

 はぁはぁ、そうだよね。

 並列思考はLV1。

 今までのスキルでLV1はどれも使えないほど弱いものばかりだった。

 ならレベルを上げれば解決!ってわけにもいかない。

 だって探知もレベルアップするんだもん。

 修行して強くなったら相手の方が強くなってるっていう……。

 クソゲーだわ。

 やってらんねー。

 

 『ん?なにこれ?探知?』

 

 共存でタニシちゃんが探知をゲットした模様。

 スキル熟練度の共有すげー。

 やっぱやべーわ、共存。

 

 『アベブッッ!!!』

 

 《熟練度が一定に達しました。スキル「並列思考lv2」が「並列思考lv3」になりました》

 《熟練度が一定に達しました。スキル「探知lv5」が「探知lv6」になりました》

 

 ………タニシちゃん、探知使ったよねこれ。

 タニシちゃん、君のことは忘れない。

 冗談は置いといて、これ私が探知で苦しまなくても探知を上げられるのでは?

 いや上げたいわけじゃないんだけどさ。

 並列思考とか、その他の色々なスキルを上げ放題じゃん。

 タニシちゃんが犠牲になるけどコラテラル、コラテラル。

 

 『アババ!?』

 

 《熟練度が一定に達しました。スキル「並列思考lv3」が「並列思考lv4」になりました》

 《熟練度が一定に達しました。スキル「探知lv6」が「探知lv7」になりました》

 《熟練度が一定に達しました。スキル「外道耐性lv2」が「外道耐性lv3」になりました》

 

 ……なんでまた使ったの?

 あの苦しみは耐え難いもののはず。

 連続使用は頭ぶっ壊れるよ、あれ。

 というかなんで外道耐性さんは上がってるんですかね?

 え?探知って外道攻撃なの?

 魂にダメージ与えてるの!?これ!?

 怖っ!?

 

 『ふうー……。』

 

 『タニシちゃん、ストップ!!』

 

 『なんで?』

 

 『え!?いや……痛くないの?』

 

 『めっちゃ苦しい、痛い。』

 

 『じゃあなんでやってるの!?』

 

 『いや……慣れないかなって。』

 

 『慣れないやつだからやめておきな?まじで死ぬよ。』

 

 ほんと冗談抜きで死ぬ。

 てかなんで探知系スキルが魂に攻撃してんだよ。

 おかしいしょうが!!

 これじゃあ演算系スキルをとっても意味なしかなー。

 うーんでも一応演算系スキル探してみるか。

 えーっと…どれどれ。

 お、発見。

 〈演算処理〉か。

 こんなのに残りの100ポイントを使いたくないなー。

 ……いや待てよ?

 演算処理って、ようは数学でしょ?

 よし、2のn乗でも計算してるか。

 ちょっとタニシちゃんに協力してもらおう。

 

 『タニシちゃん、演算処理っていうスキル取りたいから2のn乗を計算してくれない?』

 

 『……それだけで取れるの?』

 

 『取れる取れる。』

 

 『ならいいよ。』

 

 よーし、計算開始。

 2、4、8、16、32、64………………

 

 

 《熟練度が一定に達しました。スキル「演算処理lv1」を獲得しました》

 

 お、獲得できた。

 予想以上に早く獲得できたな。

 共存で私の熟練度とタニシちゃんの熟練度が合わさるからか。

 傲慢なくても成長速度えげつねぇなそれ。

 

 ………一応やってみる?

 今回はタニシちゃんと一緒にやろう。

 道連れゲフンゲフン……じゃないよー。

 

 『えーやだよ。』

 

 『大丈夫!先っちょだけだから!』

 

 『さっきまでやめといたほうがいいって言ってたじゃん。』

 

 『演算処理を手に入れたから大丈夫だって!』

 

 『……一回だけだよ?』

 

 『はい!』

 

 よーし。

 やるぞー。

 ふぅーーー………。

 ヨシッ!今だ!

 

 アバブべべッ!!!

 『ブボべッ!!!』

 

 《熟練度が一定に達しました。スキル「並列思考lv4」が「並列思考lv5」になりました》

 《熟練度が一定に達しました。スキル「並列思考lv5」が「並列思考lv6」になりました》

 《熟練度が一定に達しました。スキル「演算処理LV1」が「演算処理lv2」になりました》

 《熟練度が一定に達しました。スキル「演算処理Lv2」が「演算処理Lv3」になりました》

 《熟練度が一定に達しました。スキル「探知Lv7」が「探知Lv8」になりました》

 《熟練度が一定に達しました。スキル「探知Lv8」が「探知Lv9」になりました》

 《熟練度が一定に達しました。スキル「外道耐性Lv3」が「外道耐性LV4」になりました》

 

 ………探知は演算系スキルが成長するまで封印で。

 

 

 

 さてと、探知で苦しめられていた私たちにはやることがある。

 それは下層から出ること。

 あわよくば上層に行きたい。

 そこでゆったり暮らしたい。

 私は戦闘狂じゃないからね!

 勘違いしないでよね!

 激しい喜びも深い絶望もない植物の心のような人生を送りたいだけなんだから!!

 さて、謎のツンデレのようなものやったところで、どう下層から出るのか。

 実はもう見つけてある。

 それは大空洞にある横穴。

 そこから下層から出られるという匂いがぷんぷんする。

 その横穴は坂になっているから絶対に下層から出られる。

 また下層とかだったら泣く。

 泣いた後責任者に出てきてもらおう。

 そんなの新手の詐欺だからね。

 とっちめてやる。

 余談だけどこの道を見つける間に五感系スキルはlv7まで上がった。

 あと集中はカンスト、派生して「思考加速」なるものを手に入れた。

 これやばいよ、体感できる時間を引き伸ばすっていう効果でしかも消費無し!

 ……すごいスキルだ。

 タニシちゃんももちろん取ってて常時発動中。

 上がるのが楽しみだ。

 

 話を戻そう。

 

 『タニシちゃん、いくよ!』

 

 私はタニシちゃんを乗せて合図と共に走り出す。

 合図といってもタニシちゃんは合わせる必要がないから気持ちだけかな。

 坂を登るたびに体が熱くなってくる。

 嬉しさかな?嬉しさだろうな。

 だってこの化け物地獄から開放されるのだから!!

 地龍アラバ、猿、よく分からん化け物。

 それらに怯える必要が無くなるんだ。

 なんかグツグツ聞こえるけど気のせい気のせい!

 私は光が漏れ出している出口に向かう。

 

 

 

 そこには溶岩の海が広がっていた。

 

 Oh…マジ?

 化け物地獄の次は灼熱地獄っすか。

 やってらんねー。

 この迷宮作ってた奴何考えてんだよ。

 まじないわー。

 

 

 

 

 




 この二次創作は書籍がベースです。
 一応原作、マンガ、書籍、アニメ全て見ておりますが、細かいところは覚えておりません。
 原作と書籍でごっちゃになっておかしくなるかも。
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