鑑定によるステータス上昇数表示がなかったので加えました。
本来はスキル上昇数表示もあるんですが、見づらくなりそうなので表示していません。
進化条件を書いていなかったので修正しました。
進化時のSP大量消費が無かったので修正しました。
お、蜘蛛さんが起きたみたいだね。
なんかお尻に変なのついてるし、毒をよく使いそうな蜘蛛だなぁ。
そういう進化先を選んだのかな。
確認しないと。
『蜘蛛さん、鑑定していい?』
『ん?いいよ……タニシちゃんすごい変わってる。』
『変わってる…?』
『あ、姿がね、顎にデカイ牙がついてて背中に刃物みたいな棘が6つ生えてるよ。』
デカイ牙は見えてたけど、背中に刃物が6つも生えてるの?
怠惰っぽくなくない?
あくまで進化条件にあるだけで進化形態は怠惰じゃないよってこと?
なにそれ。
まぁ、強くなれてるならいいか。
む、蜘蛛さんから鑑定されてる。
お返しに鑑定。
『スモールポイズンタラテクト LV1 名前 なし
ステータス
HP:56/56(緑)
MP:1/56(青)
SP:54/56(黄)
:1/56(赤)
平均攻撃能力:38
平均防御能力:38
平均魔法能力:27
平均抵抗能力:27
平均速度能力:537
スキル
「HP自動回復LV3」
「毒攻撃LV9」「毒合成LV3」
「蜘蛛糸LV9」「斬糸LV4」「操糸LV8」
「投擲LV3」「集中LV5」「命中LV4」「回避LV2」
「鑑定LV8」「探知LV4」
「隠密LV6」
「外道魔法LV3」「影魔法LV2」「毒魔法LV2」
「過食LV4」「暗視LV10」「視覚領域拡張LV2」
「毒耐性LV8」「麻痺耐性LV3」「石化耐性LV3」「酸耐性LV4」「腐蝕耐性LV3」「気絶耐性LV2」「恐怖耐性LV6」「外道耐性LV2」「苦痛無効」「痛覚軽減LV6」
「生命LV2」「魔量LV2」「瞬発LV2」「持久LV2」「剛力LV1」「堅牢LV1」「韋駄天LV2」
「禁忌LV2」
「n%I=W」
スキルポイント:200
称号
「悪食」「血縁喰ライ」「暗殺者」「魔物殺し」「毒術師」「糸使い」「無慈悲」「魔物の殺戮者」』
相変わらずスキル量が圧倒的に多いなぁ。
これまでに、死闘を繰り広げていたことがよくわかる。
私、ただ殴られて、噛んで、怠惰を発動、これぐらいしかやってないし。
スキル戦略をたてて勝ってきた蜘蛛さんにかなうわけがないか。
『……ステータス固ッ』
『耐久特化だよね。』
『いやぁこれ……スゴ。』
蜘蛛さんの語彙力が無くなってる……。
大丈夫かな、スモールポイズンタラテクトになった影響で知力が下がったりしてない?
だとしたら……どうしよう。
そんな蜘蛛さんを受け入れるしかないか。
『鑑定がカンストしてるじゃん!どんな感じ?』
『まだわからないなぁ。あまり調べてないや。』
『おーけーわかったら教えて。』
『うん。』
そういう蜘蛛さんの鑑定は……LV8か。
Lv8はたしか取れるスキル一覧が見れたはず。
スキルを使いこなす蜘蛛さんにとって、この機能はかなり助かるもの。
教えておこう。
教えると蜘蛛さんがまじかと言い、急いで確かめる。
それが真実だと知ると、まず喜び、その後はワクワクした様子でスキルを探し始めた。
もちろん、枯渇したSPを回復させる為に猿たちを食べながら。
『む?これは〈傲慢〉?……タニシちゃんの〈怠惰〉に似てるな。』
『それってどんな効果?』
『タニシちゃんは見れないの?』
『んー?ちょっとまってね。』
傲慢…傲慢…傲慢……。
お、あった。
どれどれ?
『傲慢(500):神へと至らんとするn%の力。取得する経験値と熟練度が大幅に上昇し、各能力成長値が上昇する。また、Wのシステムを凌駕し、MA領域への干渉権を得る』
おーすごい。
〈怠惰〉がデバフチートなら、〈傲慢〉は成長チートだね。
でも必要スキルポイントは500。
蜘蛛さんは取得できないような?
そう思って聞いてみたら蜘蛛さんは100らしい。
ひょっとしてスキルって適性の有無とかで必要数が変わるのかな。
だとしたら蜘蛛さんは傲慢の才能があるっていうこと?
そんなイメージは無いけどなぁ。
実は心の底では私を見下してたりするのかな。
〘この蜘蛛様にくっついてうっとおしい奴め!〙とか〘このタニシとかいう下等生物がッ!〙みたいな。
後者はあまり否定できないけど。
そんな蜘蛛さんだったとしても離れるつもりはあんまり無い。
私1人だといろいろ不安だしね。
もし傲慢を拗らせて襲いかかってきたら、2度とそんな思いができないようにしよう。
《熟練度が一定に達しました。スキル「狂LV1」を獲得しました》
へ?
『狂:狂う』
わぁ直球。
いやなにこれ?
スキルのON OFFできるやつでもないし、狂った感じもしない。
退廃みたいな発動しない系スキルかな。
ま、いっか。
そんなことより、蜘蛛さんが傲慢を取得したみたい。
「深淵魔法」とか「奈落」とか、凄そうな名前のスキルに戸惑ってる。
奈落を試してみて発動せずホッとしてる。
もし発動したらどうなるんだろう。
終わりない穴へと落ちていくのかな。
発動しなくて良かったよ。
あ、そうだ。
蜘蛛さんに言いたいことがあったんだった。
『ねぇ蜘蛛さん。』
『ん?何?』
『私の新しく手に入れたスキルに〈共存〉ていうのがあるんだけどさ、それ蜘蛛さんにやっていい?』
『〈共存〉?……見ていい?』
『どうぞ。』
またもや鑑定される。
口で説明するのはめんどくさいし、正確に伝えられない場合があるから、スキルに関してはこうやって鑑定を通して伝えるようにしている。
見られると不快感があるから無断鑑定は禁じてるんだけどね。
『おー…え!?すご!?チートじゃん!!』
『チートかな?』
『チートだよチート!たしかに穴はあるけどそれが気にならないぐらいチートだよ!!』
『穴はあるんだね。』
『え?うん。共有されるのはHPとSPだけだからタニシちゃんの防御力は共有されないじゃん?』
『うん。』
『だから、私が攻撃をくらうとタニシちゃんの防御力じゃなくて私の防御力で換算されるんだよ。』
『……?』
『ようはいつもよりダメージをくらう。』
『そういうことね。』
なるほど、蜘蛛さんの説明で理解できた。
でもまぁ、蜘蛛さんあまり敵の攻撃くらわないし大丈夫でしょ。
それにダメージがいつもより多くなってものんびり屋で回復すればいい。
蜘蛛さんの頭に乗っていれば心も体ものんびりできるだろうし、生存率が大幅に増えたのかもしれない。
やったね。
蜘蛛さんから許可を貰ってるし、さっそくやってみよう。
共存、発動!
……繋がった気がする。
生命の線みたいな、魂の繋がりみたいな。
とにかく繋がった。
さっそくステータスをみてみよう。
『HP:1772/1772(緑)
SP:1681/1681(黄)
:1354/1681(赤)』
うん、しっかり発動してるみたい。
私のステータスに蜘蛛さんのステータスが足し算されてる。
これでもしHPがゼロになったら私だけじゃなくて蜘蛛さんも死ぬ。
まさに共存、運命共同体ともいえるね。
ちょっと不安だけど、蜘蛛さんならゼロにしないって信じてる。
ゼロにしたら恨む。
あの世で腐蝕大攻撃する。
《熟練度が一定に達しました。スキル「予測LV1」を獲得しました》
へ?
予測?そんなのしたっけ?
まぁいいや確認しよう。
『予測:予測をする際、思考能力にプラス補正が掛かる』
へーそんなのもあるんだ。
便利かな?
あまり予測しないけどなんで獲得したんだろう?
《熟練度が一定に達しました。スキル「視覚強化LV1」を獲得しました》
へ?
視覚強化?
目を使ったから?
そんなのいつも使ってるよ。
生まれてから時間経過で取れるのかな。
いやでも蜘蛛さん持ってなかったし……。
なんなんだろ?
『視覚強化:視覚を強化する』
まんまじゃん。
いや、それ以外にないか。
タニシって目が良いのかな。
なんとなく悪そう。
《熟練度が一定に達しました。スキル「聴覚強化LV1」を獲得しました》
あれ?まただ。
一体なんなんだろ。
《熟練度が一定に達しました。スキル『嗅覚強化LV1』を獲得しました》
また?
《熟練度が一定に達しました。スキル『触覚強化LV1』を獲得しました
まただ。
《経験値が一定に達しました。スキル「予測LV1」が「予測lv2」になりました》
え?もう?
《経験値が一定に達しました。スキル「並列思考LV1」を獲得しました》
並列思考なんてしてないのに……。
えぇ……なにこれ。
いくらなんでもこれはおかしい。
どうなってるの?
蜘蛛さんに聞いてみよう。
『蜘蛛さん、なんかたくさんスキルが手に入るの。何か知らない?』
『え?どんなスキルが手に入ったの?』
『えっと〈予測〉と〈視覚強化〉と〈聴覚強化〉とそれと……。』
『え、待って私がさっき取ったのと一緒じゃん。』
『……そうなの?』
『うん。傲慢の効果で得られる経験値が上がったから色々やってスキルを手に入れてたんだけど……。』
得られる経験値が上がる。
ん?経験値?
『もしかしてこれって……。』
『う、うん、多分そうだよね。』
これ絶対にさ。
『『共存のせいだよね?』』
《熟練度が一定に達しました。スキル「予測lv2」が「予測lv3」になりました》
あ、そうですか。
共存→経験値や熟練度を共有。
傲慢→経験値や熟練度を大幅に上昇。
小指が赤い糸で結ばれたスキルたち、敵からしたら洒落にならない。