インフィニット・ストラトス 世界最強の天使   作:夢の翼

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        ――――――夢があるから、明日がある――――――


第14話 持つ者と持たざる者

サイレント・ゼフィルスが離脱した後、一夏はゴーレムの残骸を教員部隊に任せエクシアを解除し管制室へと戻るとIS委員会の人間が来ていた。山田先生はオドオドとした表情で管制室に戻って来た一夏を見る

 

「織斑一夏君、ご苦労だった。流石はジークフリートだ、腕は鈍ってない様で」

 

「俺をその名で呼ぶなと何度言ったらわかる?委員会共」

 

一夏は半ば敵意を込めた目で委員会の人間を見る。

 

「それにしても、君のIS・・・確か、ガンダム。だったかな?とても素晴らしい機体だ。従来のISとは違い装甲は全身装甲、並びにビーム兵器の小型化、実に素晴らしい」

 

「・・・・・・・」

 

「そしてあのコーン型のスラスターから放出さらる、光の粒子。実に興味深い、通信機能とレーダー機能を妨害出来ると言うじゃないか」

 

「言いたいことがあれば、はっきり言ったらどうだ?」

 

すると委員会の男は「ふむ」と言うと一夏に手を差し出す

 

「単刀直入に言おう、織斑一夏、君のISのスペック、全てのデータを我々に提供していただきたい、ガンダムが量産されればISは更に進化する」

 

男は両手を広げてそう一夏に言うが一夏は

 

「断る」

 

「・・・・何?」

 

「断ると言った。先日もそちらからのデータの提供は断った、俺の元に来ればデータを提供してもらえると本気で思っていたのか?」

 

「貴様!委員会に逆らうn・・・ひっ!!」

 

「・・・・・・・・」

 

男の隣にいた女性が一夏に怒気を放ってくるが一夏がその女性に視線を向けると女性は震え始めた、まるで化け物を見ているかの様に

 

「・・・・なめられたものだな、まさかこの俺がお前らの様な人間に大人しくガンダムのデータを提示すると思もわれていたとはな・・・調子に乗るなよ」

 

「「「っ!?」」」

 

「束の夢を笑い、束の作った夢の力を人殺しの兵器に変えた挙句。兵器に心を奪われ、その所為で多くの子供が兵器を扱うようになった・・・・」

 

 

《たばねさんね~!あのそらのむこうにいきたいんだ~!》

 

《そうなのか?》

 

《うん!だって、あのそらのむこうになにがあるのか、たばねさんしりたいんだ~!》

 

 

一夏は小さい頃の事を思い出すとアメイジングGNソードを展開しGNソードの刃を委員会の三人に向ける。国際問題になってもおかしくないのにも関わらず一夏は委員会の三人に完全な敵意と拒絶を与えている

 

「俺はいずれ、ISを・・・・束の夢だった、『宇宙進出』の力としてISを本来の姿に戻す。それが俺と束の罪にして夢だ。・・・・それを邪魔す奴は・・・俺が全て破壊する」

 

一夏がそう言う委員会の三人は蜘蛛の子を散らすように管制室から逃げて行った。一夏を一息つくとアメイジングGNソードをイコライザへ収納すると管制室にある椅子へと座る

 

「あ、あれでよかったんですか?」

 

「別に構わん。・・・・それよりも被害状況は?」

 

「えっと・・・・FブロックとCブロックの防御シールドが全壊であとは何も」

 

「そうか・・・・死者は出てないんだな?」

 

「負傷者は何人か」

 

すると一夏は椅子から立ち上がると管制室の扉へ歩いていく

 

「・・・・・山田先生、此処は任せます」

 

「どちらへ?」

 

「馬鹿どもの所へですよ」

 

山田先生の方へ振り向きそう言うと管制室から出ていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、千冬達は医務室のベットに横たわっていた。千冬は腕や足に包帯を巻いてセシリアから心配されていた

 

「千冬さん、大丈夫ですの?」

 

「あぁ、大丈夫だ。かるい打撲ですんだんだ、それほど心配する必要はないぞ」

 

「ですが!」

 

「ちょっと!!何んであたしを無視してんのよ!」

 

千冬の隣で同じように頭に包帯を巻いて寝込んでいる鈴はセシリアへ怒鳴りつけるが

 

「あら?居ましたの?二・組の鈴さん」

 

「こォ、この女・・・・いつか殺す」

 

「おっほほほほ!」

 

セシリアは寝込んでいる鈴を上から眺めながら笑い、鈴は殺意に満ちた視線を向ける。すると箒がセシリアの隣に来る

 

「千冬、怪我は大丈夫か?」

 

「大丈夫だ、それより箒。さっきの事だが」

 

すると医務室のドアが開けられそこから一夏が入って着た。いつもの黒いスタイリッシュなスーツを着て千冬の元へ来た

 

「織斑、凰、怪我は大丈夫だったか?」

 

「い、一夏兄!・・・あ、うん。だ、大丈夫だ」

 

「わ、私も、だ、大丈夫です・・・・」

 

「そうか、ならよかった。それとオルコット、よくやってくれたな」

 

「い、いえ・・・・そんな大したことは////」

 

セシリアは一夏からよくやったと言われセシリア顔を赤くし両手で自分の顔を隠す。一夏はセシリアの横にいる箒の前へ来る

 

「篠ノ之」

 

「は、はい――――――」

 

 

 

パシィィィィィィィィィィ!!!

 

 

 

「「っ!?」」

 

「え?・・・・・・」

 

「い、一夏兄!?」

 

一夏は箒に向かって平手打ちをした。いきなりのことで箒は後ろへ倒れ尻餅をついた。千冬達も一夏の行動に驚いた表情をしていた。

 

「何故叩かれたか、わかるか?」

 

(まさか・・・・あの時の事か?)

 

ゴーレムとの戦闘の時、箒が中継室を占拠し審判とナレーターを気絶させて自分達に叫んでいた事を千冬は思い出した、一夏は箒の胸倉を掴み無理やり立ち上がらせる。箒は今だに状況が理解できていない様に見えた

 

「えっと・・・・あの」

 

「もう一度聞く。篠ノ之、何故叩かれたか、わかるか?」

 

「・・・・・・・」フルフル

 

「・・・・・・・」

 

 

 

パシィィィィン!

 

 

一夏は首を振る箒にもう一度平手打ちをした。箒の頬は更に赤くなり腫れ上がる、一夏の顔はいつもの無表情とは違い怒気が込められた表情で箒を見下げていた

 

「・・・・・篠ノ之、あの無人機のとの戦闘の時、何故中継室を占拠し千冬達の戦闘の邪魔をする様なことをした?」

 

「っ!?」

 

「もう一度聞く、何故あんな無謀な事をした?」

 

「・・・・・・私は・・・私は自分に出来る事を」

 

「それがこれか?」

 

「・・・・・・・っ」

 

一夏は箒を椅子に医務室の椅子に座らせ、一夏は立ったまま箒を見下げる。

 

「もし、あの時救援が間に合わなく、織斑や凰が無人機の対処に間に合わなかったら、どうなっていたと思っている?あの場に居たお前が気絶させた審判とナレーターが死んでいたところだったんだぞ」

 

「そ、それは・・・・」

 

「・・・・・お前が力を求めるのはわかる、だが今のお前には力がない」

 

「・・・・・・・」

 

「『力がない者が戦場に出るな』とは言わない。だがな篠ノ之」

 

「「「「っ!!!?」」」」

 

 

 

 

「味方を・・・そして関係のない人間を殺すような真似だけはするな」

 

 

覇気と怒りの感情が一夏から放たれる。するとセシリアと鈴が突如として倒れた、千冬と箒は二人が倒れことに意識を向いてる暇はなかった、立っているだけで精一杯だった。一夏はそのまま医務室のドアノブに触れる所で一夏は口を開く

 

「千冬」

 

「あ、あぁ・・・・」

 

「オルコットと凰が気がついたら、『すまない』と言っててくれ」

 

一夏はそう言うと医務室から出ていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その夜、学園地下の研究室で襲撃したゴーレムの残骸を山田先生と共に解析していた。その暗い部屋の中でゴーレムの解析をしているが

 

「山田先生、どうだ?」

 

「損傷が酷く解析が出来ませんでした、コアも完全に破壊されており、修復は無理かと」

 

「・・・・・それで、サイレント・ゼフィルスの行方は?」

 

「わかりません、学園のハイパーセンサーから突然消滅しましたので、しかしあのISは一体何の目的で」

 

「わからん。だがこの無人機の破壊が目的だったことはわかった」

 

投影ディスプレイにビットでゴーレムを破壊するサイレント・ゼフィルスと自身のアメイジングエクシアが戦っている映像が映し出されている、一夏はそれを見ながら山田先生は一夏に話しかける

 

「織斑先生、あのISの裏には・・・・・もしかして」

 

「山田先生、あなたの考えている通り、サイレント・ゼフィルスを送り付けて来たのは恐らく『亡国機業』だろう。あれ程の腕を持つテロリストと言ったら奴らしか考えられん」

 

「それと、織斑先生」

 

「ん?」

 

「あの・・・・委員会の方々にあんな態度とって・・・よかったんでしょうか」

 

「なんだ?心配してくれるのか?」

 

「と、当然ですよ!も、もし!織斑先生の目に何かあったら!」

 

一夏は山田先生の焦った顔を見て苦笑すると、山田先生の肩をトンっと叩く

 

「心配するな、何があろうとも俺がこの学園を守る。委員会が来ようとも俺は奴らに屈したりしない、もし奴らが裏の人間を使って生徒を襲うような事があれば・・・・下手をすれば世界を敵に回すかもしれんがな」

 

 

 

 

 

 

「どんな奴が来ようとも、この学園に指一本触れさせやしないさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




以上最新話でした!次回はあの二人です!


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