インフィニット・ストラトス 世界最強の天使   作:夢の翼

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あまり一夏が兄っていう話がなかったので書いてみました

今度はおかしくならない様に努力していきたいと思います


STAGEⅠ ソレスタルビーイング
第1話 IS学園と最強の兄


―――――お前が気にすることはない、お前が無事であるならこのくらい安いもんだ――――

 

何で・・・一夏兄はそんな優しい顔をするんだ・・・・

 

―――――俺は世界最強《ジークフリート》だ、お前を守れるくらいの強さは十分にある――――――

 

そん事じゃない・・・・私は・・・私のせいで一夏兄の右目を・・・・・

 

―――――だから、お前は何の心配をする必要はない。何があろうともお前は必ず守ってやる――――

 

違う!私は!―――――私はッ!!

 

 

 

 

「織斑千冬さん!」

 

「はっ」

 

私は目の前の先生に名前を言われて気がついた、周りを見ると他の女子生徒達が私を見ていた。

 

 

「あ!大声出してごめんなさい、次は織斑さんの自己紹介をしてもらいたいんだけど、ダメかな?」

 

「いえ、少し考え事をしていました。すみません。自己紹介ですね?」

 

「は、はい!それではお願いします!」

 

私は席を立ち教卓の前に立ち同じクラスの生徒達に自己紹介をする。

 

「私は織斑千冬、好きな物は特にない。これから同じクラスメイト同士よろしく頼む」

 

今は私が入る場所はIS学園。兄が学んだ学園に私は入学した、私はISには興味なかったのだがある事件が切っ掛けで私は此処に入学した、全てはある目的の為にそして一夏兄の隣に立ちたい為に。クラスメイト達は私の自己紹介にパチパチと拍手をしてくる。

 

「はい!よろしくお願いしますね!」

 

「はい」

 

私のクラスの副担任の確か、山田先生だったか。山田先生は私に笑顔で挨拶してくると教室の扉から誰かが入って来た。

 

「すまない山田先生、会議が遅くなってしまった」

 

「あ!織斑先生!」

 

入って来たのは黒いスタイリッシュスーツで身を固め右目に黒い眼帯を付けた私の兄だった。

 

「一夏兄!」

 

私は一夏兄と叫ぶとその瞬間頭に凄い激痛が私を襲った。

 

「此処では織斑先生だ」

 

一夏兄の手には黒い出席簿を持っていた、恐らくそれで私の頭を叩いたのだろう。一夏兄、どうしたら出席簿から煙が出るんだ。

 

「く~~~~~~ッ!」

 

「山田先生HRを押し付けてしまってすまなかったな」

 

「い、いえ副担任ですから。それより会議の方は?」

 

「終わった、慣れないことをさせてしまったな」

 

「あ、ありがとうございます・・・・/////」

 

山田先生は顔を赤くして無表情の一夏兄を見る、くそッ!一夏兄は私の物なんだぞ!。

 

「さて、自己紹介が遅れたな。私が担任の織斑一夏だ、よろしく頼む」

 

「「「「「「「きゃーーーーーー!!!!!」」」」」

 

一夏兄が自己紹介するとクラスの女子達は悲鳴のような歓声が上がった。

 

 

一夏兄はISの世界大会モンド・グロッソで世界最強に輝いた人物だ、しかも日本代表だった頃には公式戦無敗の驚異の記録を打ち立てた、ジークフリートと言われ全世界の女性からは憧れの存在だ。そして『世界で世界唯一ISを動かせる男』だ。

 

「一夏様よ!!」

 

「本物の一夏様だ!!」

 

「ずっとファンでした!!!」

 

「大好きです!結婚してー!!嫁にしてー!!」

 

一夏兄は人気だな、だが残念だったな。一夏兄は彼女など結婚など興味はない!貴様らはかないもしない夢を妄想の中で楽しんでいるがいい!!。

 

「織斑、後で話がある。いいな?」

 

「は、はい・・・・」

 

一夏兄の目が怖い、おまけに虚ろで無表情だから余計に怖い。教室の隅で幼馴染の箒がドンマイといった顔をしている、覚えていろ箒、貴様も必ず!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はHRが終わると一夏兄に屋上まで連れられて来た、一夏兄は手すりに体を預けると私を見る。

 

「千冬、これはどういう事だ?」

 

「何の事だ、一夏兄」

 

「とぼけるな、俺に何も言わずどうしてこの学園に入学したんだ?」

 

その事か・・・。

 

「決まっている。私は一夏兄の隣に立ちたい為だ、それ以外に何もない」

 

「俺に嘘が通じると思っているのか?千冬」

 

・・・・・やっぱり、一夏兄に嘘は通じないか。

 

「・・・・一夏兄の右目を奪った奴を・・・殺す為だ」

 

「・・・・・・・」

 

一夏兄は私を睨み付ける。私は一夏兄のその眼を見て動けなくなる。

 

「・・・・千冬。俺な、お前に・・・・ISに乗って欲しくないんだ」

 

「どうしてだ?」

 

「お前を・・・・人殺しさせない為に決まっている」

 

何故だ・・・・何故一夏兄はッ!!

 

「じゃあどうして!私にIS学園の教師をしていると言わなかったんだ!?、私は一夏兄がISに乗るのを止めると聞いたから、私は藍越学園に受験しようとした!!だが、この前。束さんに一夏兄の今の仕事を聞いたらIS学園の教師をしていると聞いた!!」

 

「束の奴、余計な事を――――」

 

「だから、私は此処に入学した!一夏兄の隣に立って、そして一夏兄の右目を奪った女を殺す為にッ!!」

 

私のたった一人の家族の右目を私の目の前で奪ったあの女を見つけ出して、殺す為にッ!!もし間違っていたら一夏兄は死んでいたかもしれないんだ!!。

 

「千冬、俺はお前を守れればそれでいいんだ。この右目はお前の命を守れた代償だ、それにあれはお前のせいじゃない、これは俺の不注意で失ったんだ、だから―――」

 

「どうして!一夏兄は全部背負うとするんだッ!私は・・・・一夏兄の事を・・・・ッ!!」

 

「千冬!」

 

私は涙を流しながらその場を去った、ダメだこんなんじゃ強くなれない。あの女を殺せない、一夏兄が私を守ってくれた様に今度は私が一夏兄を守るッ!!それを邪魔する奴は誰であろうとも・・・私がッ!。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は千冬が泣きながら去った後、空を見つめる。

 

「俺のせいだな、千冬をあんな風に変えてしまっのは」

 

あの時の千冬の顔は今でも思い出す、俺が千冬を助けた後、千冬は泣きながら俺に抱き着いて俺の事を想って泣いてくれた。

 

「俺って、不器用だよな――――――エクシア」

 

俺は指にはめた俺の現在の専用機であるエクシアの待機状態の緑色のクリスタルが付いたイヤリングに向けてそう言うとイヤリングは緑色に薄く光る。

 

「千冬、お前は俺が必ず守る、例え腕が失おうとも足が失おうともな」

 

俺は空に向かってそう言うと丁度学園のチャイムがなったので俺は教室に戻る為、屋上を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第一話でした!

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