一夏兄とオルコットの模擬戦の後、私との模擬戦は三日後に行われると言われた、どうやらIS自体の整備にまだ時間が掛るとか
「それにしても、やっぱり一夏さんは凄かったな、千冬」
「あぁ・・・・」
「どうかしたのか?さっきからそんな調子だが?」
私と箒は今日の模擬戦の事を話ながら寮へ向かっていた
「いや、一夏兄が本気がどのくらいなのか、さっきから気になっていてな」
「だが、お前は強くなるのだろう?一夏さんの隣に立って」
「勿論そのつもりだ。けど」
「あぁ~もッ!初日からそんなに弱気になってどうする!?」
箒は私の肩を掴み私の顔を覗いてくる。痛いぞ箒
「お前は必ず強くなれる!何だってお前は一夏さんの妹だ、だから自身を持て!」
「・・・・相変わらず、熱血馬鹿だな。お前は」
「なっ!?馬鹿だと!?千冬!」
「ははっ」
私は此奴は好きじゃないが、此奴のこういう所は好きだ。自身を持てない奴に自信を持たせる所が此奴のいいところだ。私は苦笑いしながら箒と共に寮へ向かって行った
「え~と001号室は―――――此処か、随分豪華そうなドアだな」
私は途中で箒と別れ、今自分の部屋となるドアの前に立っているのだが、他の寮の部屋のドアより随分と豪華そうなドアの前に立っているのだが
「間違いないしな、取り敢えず鍵も貰っているし入るか」
ガチャ
「おぉ~!凄いなこれは~!」
部屋に入ると中は高級ホテルの様な部屋だった、ベットが二つあり起動したままにしたパソコンが机の上に置いてあった、窓の外は夕日の光で海が綺麗に映っていた
「同居人はシャワーか?パソコンが開いていると言う事は?」
すると、後のシャワー室から誰かが出て来たな。同居人の奴か?私は後ろを振り向くとそこに居たのは
「・・・・・織斑?」
「い、一夏兄・・・・?」
そこに居たのは一夏兄だった。何故一夏兄が此処に?ていうか!
「・・・・・・・//////」じー
「・・・・・織斑、何処を見ている」
い、一夏兄の・・・・は、裸・・・・//////。腰にバスタオルを巻いた姿の一夏兄を見たのは初めてだ!
「仕方ない、少し待っていろ。着替えてくる」
「まっ待ってくれ一夏兄!!」
私は条件反射で一夏兄の腕を掴む。い、一夏兄の・・・は、肌の感触が・・・はぁはぁ・・・・
「織斑、着替えられないのだが」
「そ、その・・・もう少しだけ、その・・・こ、このまま・・・/////」
「風邪をひくのだが?」
「・・・・わ、わかった」
一夏兄の腕を放すと一夏兄はそのままシャワー室へ入って行った。もう少し見たかった一夏兄の裸を・・だが
「ふふふっ。感触はしっかり覚えたぞ・・・・ククっ♪」
ドゴォォォォォォォォッ!!!
その瞬間。私は頭に強い衝撃を受け、気絶した
俺は変態と化した千冬をチョップで気絶させると、部屋着に着替えて千冬をベットに寝かせた
「十蔵さんだな、これを仕組んだのは」
頭の中で十蔵さんが笑顔でピースをしているイメージが浮かび上がる、絶対あの人しかいない。因みに十蔵とは、IS学園の用務員で「学園内の良心」といわれている壮年の男性だ。実態はIS学園の実務関係を取り仕切っている事実上の運営者なのだが表向きは彼の妻がIS学園の学園長だ
「・・・・・・・・」
俺は気絶している千冬の隣に腰を下ろし、千冬の頭を撫でる。こんなにも大きくなったんだな、前は泣き虫だった千冬がいつの間にか泣き虫じゃなくなっていたな
「まぁ、今日泣いていたがな」
それにしても此奴。まだ16のガキのくせに何故胸が此処まで大きくなっている?篠ノ之もそうが何故今時の小娘は皆胸が大きいんだ?
「まずい、俺まで変態になってしまう」
流石に変態にはなりたくない。既にあの馬鹿は(束)も変態だったか、中学生だった頃よく俺の下着を盗んだり、風呂に侵入していたな。まっ直ぐに無力化したがな
「ん・・・・・?」
「起きたか、千冬」
どうやら気がついた様だな、俺のチョップを受けた奴は大抵数日寝ているのだが千冬や篠ノ之の場合は直ぐに目を覚ますからな
「一夏兄、私は何をしていたんだ?部屋に入って来た所までは覚えているのだが、それに頭がものすごく痛いのだが」
「お前は壁に頭をぶつけて倒れたのさ」
「そうか、何か忘れている様な」
「気のせいだ」
まさかさっきの事を覚えていないとは、まぁそれはいい事だ
「所で一夏兄、此処は一夏兄の部屋なのか?」
「あぁ。此処は寮長室だ」
「やっぱり私が一夏兄の妹だからか?」
「いや、これは仕組まれたものだと俺は考えている」
「そ、そうか・・・・仕組まれていたか・・・一夏兄と二人っきり・・・//////ボソっ」
顔を赤くして何かこそこそしているが、まぁいいか
「それよりも。まず、お前に聞きたい事がある」
「何だ?」
「お前。俺が居ない間ちゃんと部屋は綺麗にしたんだろうな?」
「ギクッ!」
「・・・・・してないんだな?」
「・・・・・・・」ぷるぷる
「・・・・・・・」
ゴスゥゥゥゥゥゥンッ!!
「・・・・・・」シューーーーー
「馬鹿者が、お前はいつになったら家事が出来るようになる?」
俺は千冬にげんこつをお見舞いした。千冬はうつぶせに倒れ頭から煙を出している。何故性格は変わっているのに家事は全く変わってないんだ、此奴は
「そ、そう言われても私は」
「言い訳はいい」
千冬は涙目で頭を押さえながら俺を見てくる
「千冬。もうすぐ風呂の時間だ、お前は早く大浴場へ行って来い」
「あっそうだったな。忘れていた」
千冬はそう言うと着替えとタオルを持って大浴場へ行こうとする
「一夏兄も行くか?」
「そうかそうか、お前は俺を性犯罪者にしたい様だな。よし」
「冗談だ!冗談!じ、じゃあ!行ってきます!」
千冬は俺の拳を見て慌てて出ていった。
「・・・・・さて」
俺は机に移動し椅子に座り、パソコンを操作する
「白式・・か・・・・」
パソコンの画面には千冬の専用機となるIS白式のデータが映し出されていた
「束・・・・お前は一体・・・・何を考えている」
白式の武器は俺が世界大会で使っていた雪片二型が装備されていた。そして当然ワンオフオブアビリティー、零落白夜も備わっていた
「エクシア、白騎士、ダークマター、黒騎士・・・・まさかな」
すっかり夜になった空を見つめながら、俺は再び画面に視線を移した
そしてその頃、とあるIS研究所
「撃て!撃てェェェェェェ!!」
「悪魔めっ!!!」
研究所を警備していたIS部隊が目の前の不気味なISにアサルトライフルを放っていた。だが全て装甲によって弾かれる
『あら、全然ね』
そのISは全身装甲で赤と黒のツートンでつま先がとがっており、背中には翼をイメージしたバックパックを装備しておりバックパックからは機体に色と違い美しい緑色の粒子を放出していた。両手には外側の刃がオレンジの半透明になっている実体剣に通常の実体剣を両手に持っていた。そしてその形状はアメイジングエクシアと殆ど同じで顔で赤いフェイスマスクにオレンジ色のツインアイを持ち、そして赤いV字アンテナを持っていた
「貴様らの目的は何だ!亡国機業!」
『此処にあるIS、インフィニット・ストラトスを・・・・・頂くわ』
「「「なっ!?」」」
赤いエクシアは両手に持った剣で残ったIS部隊に斬りかかって行く
「くそがーーーーー!!」
「馬鹿!行くな!」
一機のラファール・リヴァイブが赤いISにブレードで斬りかかって行き、ブレードと剣がぶつかり合う。だが
「なっ!?ぶ、ブレードが!?」
「こ、凍っていく!?」
右手に持っていた氷の剣ブライニクルブレイドがラファール・リヴァイブのブレードに触れた途端、ブレードが凍って行きやがてブレード全体が氷で包まれてしまった。当然ブレードを持っていた両手も凍ってしまった。ブライニクルブレイドは触れた物を問答無用で凍らせてしまう効果を持つ剣
『ふふ♪』
今度はオレンジ色の半透明の刃を持つ炎の剣プロミネンスブレイドから炎が現れ刃に纏う、炎を纏ったプロミネンスブレイドをラファール・リヴァイブへ振るい、ラファール・リヴァイブの装甲を切り裂いた
「がぁぁぁぁぁぁぁ!!」
装甲を切り裂かれたラファール・リヴァイブは後ろに居る中へと吹き飛んでいき仲間とぶつかり一緒に建物へ激突する
『・・・・・・・・』
赤いエクシアはオレンジ色のツインアイを光らせると後ろから新たに二機のISが現れる
「スコール、こっちは終わったぞ」
「終わったぜぇ、スコール」
『えぇ、ご苦労様。こっちも今終わった所よ』
赤いエクシアを纏ったスコールと言う女性は新たに現れた二機にそう言うと、施設に視線を移す
『さて、早く行きましょう、エム、オータム』
「了解」
「あぁ」
エムとオータムと言われた二人は施設に部へと侵入していった。スコールは空へ飛ぶと満月をバックにGN粒子を放出し続ける
『遂にアメイジングエクシアが起動した、そして白騎士もいづれ・・・・・・』
スコールは手にペンダントを量子展開するとペンダントのふたを開く
『彼方と再会するのも、近いかもしれないわね――――――一夏』
そのペンダントには一夏と自分が仲良く抱き着き合っている写真が入っていた。それを見てスコールは顔を赤くし微笑みを浮かべる
その後、ISコアが奪われ施設は殆ど壊滅したと政府に伝わった。そしてその施設を警備していたISパイロット達は口をそろえてこう言ったという
――――天使の姿をした赤い悪魔と―――――
その頃、千冬は
「うわっ!織斑さん、胸大きい!」
「きゃ!さ、触るな!私の胸を触っていいのは一夏兄だけだ!!」
「織斑先生も入ってくればいいのに~」
「「「「「ね~~~~~~~」」」」」
「クシュっ!・・・・誰か俺の噂をしているな」
一夏は部屋でそんな事いいながらご飯を作っていた
第四話でした
そして大分早いですがダークマターとスコール達を出しました!
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