俺は自室でエクシアの新装備を設計していた、千冬はクラス代表のお祝いパーティに出ているため部屋に居るのは俺だけだ
「……トランザムシステムはまだ不安定のようだな、システムが完全に完成する間は――――――」
俺は空間ディスプレイに蒼いコンテナの形をした大型支援装備が映し出された、その横には装備の変形後の姿が映っている
「『アメイジングGNアームズ』……これならエクシアの火力不足は十分に補えるな」
『織斑先生!今何処にいらっしゃいますか?』
すると山田先生が空間ディスプレイに通信してきた。俺はデータを横にずらし山田先生に返事をする
「山田先生か、どうかしましたか?」
『どうしたじゃありませんよ?織斑さん、織斑先生が来るのを待っているんですよ?』
「私は今忙しいんだが」
『ダメですよ!織斑先生!折角、織斑さんがクラス代表になったんですからお祝いしてあげませんと!』
「・・・・・わかった、今から向かう。織斑にそう伝えてください」
『わかりました、伝えておきますね?』
「頼みます」
山田先生はそう言うと通信を切る。俺は大きく背伸びをして、息を大きく吐く
「パーティーか、余り好きじゃないのだがな・・・・・仕方ない」
俺はエクシアのデータを仕舞うと部屋を出ていった。
私は今クラスの皆と共に食堂を貸切っていた、そして
「織斑さん!クラス代表就任おめでとう!!」
「「「「「あめでとう!!!」」」」
パパパーン!!パパパーン!!
皆はクラッカーの線を一斉に引き火薬が鳴り、クラッカーの中身が私や隣にいる箒やセシリアの頭に乗っかる
「良かったな千冬」
「良くないわ、何故私なんだ」
私は頭に乗ったクラッカーを払いながら、箒にそう言う。そして何故私がクラス代表になったのかというと、それはセシリアとの模擬戦が終わり教室に戻ってからの話だ
『織斑。お前がクラス代表になれ、これは決定事項だ異論は認めん』
『何だそりゃあァァァァァァァァァァァァァァ!!!!』
一夏兄は半場強制的に私をクラス代表に就任した!何故だ!何故セシリアじゃなくて私なんだと、一夏兄に言いたい。だが一夏兄は
『そうか、すまない。お前なら出来ると期待していたのだが、そうか。わかった・・・・』
『やりますっ!是非とも!クラス代表させて頂きます!!』
《引っかかったな、馬鹿め》ニヤり
あの時の一夏兄の顔を最初は残念そうな顔をしていたが私がクラス代表を就任すると宣言した後直ぐに何処かの新世界の神になろうとした男と同じ顔をしたのを見て私は一夏兄にはめられたと気づいた
「おりむ~がんばってね~」
「本音か、あ、あぁ。頑張るよ・・・・」
「デザ~ト♪デザ~ト♪~」
狐の着ぐるみを着た、のほほんとしたクラスメイトの布仏本音。通称のほほんさん。本音は涎を垂らしながら幸せそうな顔をしていると食堂にカメラを持った先輩が入って来た
「はいは~い、新聞部で~す!織斑千冬さんに取材をしに来ましたー!」
「取材?」
「えぇ!あの織斑先生の妹で入学初日に専用機を与えられた噂の女の子を!、あぁ、後私の名前は黛薫子、よろしくね?」
「は、はぁ・・・・」
取り敢えず握手をして先輩を見る
「それじゃあ早速だけど質問いいかな?織斑さんはどうしてIS学園に入学したのかな?」
・・・・・・・・・
「それは、兄である織斑先生の隣に立つ為です」
「ほほぉ!兄、想いだね~!」
「私のたった一人の兄ですから、当然です」
「成程~、それじゃあ二つ目に、クラス代表になった気持ちを教えてくれないかな?」
「クラスの皆に迷惑を掛からない様にそして代表として全力を尽くすつもりです」
先輩は手帳にメモしながら私の話を正確に書いている
「それじゃあ、最後にキメ台詞を!」
「あの・・・それはちょっと」
すると
バシィィィィィィ!!
「いたぁぁぁ!!」
「黛、何をしている?」
「「「「「織斑先生!!」」」」」
何!?一夏兄だと!?
「お、織斑先生・・・・これはその~」
「私のクラスは許可を取ってパーティーを開いているのだが、貴様は私に許可を取ったかぁ?」
「す、すすすすみませんでしたぁぁぁぁぁぁ!!!」
先輩は素早い速さで食堂から出ていった。成程、このパーティーには許可が必要だったのか
「織斑先生~お菓子たべます~?」
「いや、いい。それよりも、織斑」
「はい?」
一夏兄はスーツのポケットから何かを取り出した。取り出したの小さな赤い箱だった
「昨年の誕生日に渡そうと思っていたのだが忙しかったのでな、渡すのを忘れていた」
「あ、ありがとう・・・・/////」
い、いいいいいい一夏兄からのプレゼント!?そ、そういえば昨年の誕生日一夏兄は来れなかったから弾達と一緒に私の誕生会をしたんだったな・・・・・//////
「あ、開けていいのか?」
「構わん。だがゴミは散らかすなよ?」
「わっわかってる!」
私はプレゼントの紙を破いていき箱を開けると、中に入っていたのは鈴が付いた髪飾りだった
「か、髪飾りか?」
「あぁ、お前の好みが分からなかったからな。何かいいものが無いかと探していたら、それを見つけた。」
「いいな~おりむ~」
「可愛いその髪飾り!」
「私も欲しいな~」
確かに可愛いな、髪飾りか・・・・似合うかな?
「千冬、取り敢えずつけてみたらどうだ?」
「そうですわ千冬さん。折角織斑先生がプレゼントしてくださったんですから」
「あ、あぁ・・・それじゃあ・・よいしょっと」
私は左側の髪に髪飾りを付ける。すると皆「おぉ~」と声を上げた。ど、どうなんだろうか
「似合っているぞ、千冬」
「そうか?箒」
「千冬さん、よかったですわね!」
「あぁ・・・・ど、どうだ?一夏兄」
「あぁ、似合っているぞ」
一夏兄はふと微笑みながらそう言ってくる。
「あ~おりむ~照れてるぅ~!」
「っ!/////」
「織斑さん可愛いィ~」
くっ!貴様らにあの一夏兄の眩しい顔が見えてないからそう言えるんだ!
「さて、そろそろ時間が来ている。片づけを始めろ。・・・・山田先生、捕まえましたか?」
「は、はい、捕まえましたぁ~~~~」
「まさか、あの山田先生に捕まるなんて、不覚」
すると途中から食堂から姿を消していた山田先生が逃走した黛先輩を縄で拘束して現れた。ていうかいつの間に指示していたんだ?
「さて、黛。一つ写真を頼みたいんだが、いいか?」
「こ、これじゃあ撮りたくても撮れませんよ~」
「・・・・・仕方ない、山田先生。拘束を解いてください」
「は、はい」
山田先生は黛先輩の拘束を解く、先輩は背伸びをしながらカメラを持つ
「いたたた・・・さて、織斑先生も写りますよね?」
「あぁ、頼む。山田先生もご一緒に」
「い、いいんですか?」
「構いませんよ」
「じゃ、じゃあ遠慮なく」
「全員織斑の周りに集まれ」
皆、一斉に私の周りに集まり髪をと唱えたり身だしなみをきちんとし出す。一夏兄は私の隣に立ちネクタイをきちんと結ぶ
「それじゃあ~行きますよ~一+一は?」
「「「「「にーーーー!」」」」」
そしてカメラのシャッターが下りた
同時刻:IS学園前
「此処がIS学園ねぇ~」
夜の学園の外にポストンバックを持ったツインテールの女子が立っていた。服はIS学園の制服を着ており、緑色の目でIS学園を見つめる
「千冬の奴、どれくらい強くなってるのかしら」
口を吊り上げまるで楽しそうな顔をしながらIS学園へ入って行った
第5話でした!
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