近界プルルン奮闘記   作:ドドドドド黒龍剣

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第32話

 

『前方39m、バムスター2体撃墜確認』

 

「了解……他はいないな?」

 

『はい。今のところレーダーに映っているトリオン兵は居ません』

 

 あれから更に歳月が過ぎた。俺は15,リーナは13,葵は11歳になった。

 ルミエを経由して若き天才エンジニアことタリに作って欲しいトリガーがあると注文をし、一先ずはトリガーを作る事に成功した。一品物のトリガーだが中々に良い発想だと似たようなトリガーを上は量産する様に命じていた……あんなシステムが役立つとは思いもしなかった。エンジニア達は考えた事も無かったと言っていたな。

 

「……葵、レーダーをもっと正確に出来るか?」

 

『出来ますが、何をするつもりなんですか?』

 

「念の為だ」

 

 ここ最近は平穏な日常を過ごす事が出来ている。

 まぁ、平穏と言ってもトリガー使いでなくトリオン兵が派遣されて襲撃してくる日々が続いている……緊急脱出機能が上手いこと死人を増やさない。俺と一緒に攫われた人はもうリーナしか残っていない。それと比べれば圧倒的なまでに良いことだ。

 

『なにもありませんよ』

 

「そうか。ならいいんだが」

 

 なんとなくだが嫌な予感がしている。

 俺の勘はハズレる時にはハズレる……まぁ、嫌な予感がハズレるならばそれに越したことは無い。準備しても無意味に終わりましたはめんどうだが、結果的にはいいことである。とりあえず今日の分のシフトはもうすぐ終える。雑魚のトリオン兵が出てきてもなにも問題は無い。

 

「やぁ、上手くやっている様だな」

 

「なんだ、お前か」

 

 シフトが間もなく終わる頃で交代としてルミエがやって来た。

 ルミエだけじゃない、葵と一緒に連れてこられた外国人の人達もいる……表情が死んでいる、と言うか恨めしい視線をリーナと葵に向けている。タコ部屋に住まされて上に上がる事も逃げることも出来ない危機的な状況に居るせいでストレスが大きく溜まっているのだろう。

 上に大きく上がるにはなんらかの騒動が起きなければならない。平穏な為に成り上がるチャンスが少ない

 

「あ〜……終わったわね」

 

「ああ、終わったな」

 

 チャンスが少なくともこうして生きているだけマシだと俺は思うが、待遇が酷い人は辛い生活を送っているのだろう。

 そう考えるとあの戦いの勝者になってホントに良かったと持ち場を後にして部屋に戻ろうとするとレグリットと遭遇した。

 

「ジョン、シャーリー姫がお呼びだ」

 

「今、仕事が終わって一休みしたいんだが」

 

「お前達に休息は無い。上からの命令は死でも絶対だ」

 

 ブラック企業も真っ青な体系だこと。

 上からの命令は絶対なのと従わなければどうなるのかとレグリットは脅してくるのでリーナと別れ、シャーリー姫が住んでいる屋敷に向かった。

 

「シャーリー姫、ジョン・万次郎、ただいま参りました」

 

「そうかしこまらないでくれ。もっと素の状態で構わない」

 

 一応は王族なのでそれっぽい態度を取ってみる。

 姫様は一線を引かれているのが嫌なのか素で話してくれというので堅苦しい態度を取るのはやめて素の状態に戻る。

 

「それで、俺をわざわざ呼び出してなにか用か?言っとくがこっちはあんたの娯楽に付き合ってる程暇じゃねえんだよ」

 

 シャーリー姫からの呼び出しは過去に何度かあった。

 玄界(ミデン)、つまり地球はどんなところなのかと興味津々に尋ねてきた。語る程の人間ではないので適当に百人一首があるなどを教えるだけでそれ以上は深くは関わっていない。俺がこっち側の世界の住人でちゃんと意識して関わってるのはルルベットとルミエぐらいだ。後は顔見知り程度で深く親交を持っていない。

 

「今回は大事な話があるんだ」

 

「大事な話か。それは攫われた奴隷に聞かせて良いことなのか?」

 

 待遇が色々とマシになっているとはいえ忘れてはいけない。俺やリーナは地球から攫われた奴隷だ。

 この国の行政がどうなっているのか、具体的な事は一切知らない。王族が国を回しているのだろうが、王族とは程遠い存在である俺には縁もゆかりも無い話だ。

 

「……何者かがイアドリフの機密情報を持ち出している」

 

「また随分と厄介な……それは部外者どころか一奴隷である俺に言っていいことなのか?」

 

 明らかに国の重役や貴族関係の出来事だ。俺みたいな奴隷に対して何をしろと言うんだ。

 とりあえず姫様の言葉に耳を傾けようとしてみる。

 

「ジョンはイアドリフの歴史を知っているだろうか?」

 

「こんなクソみたいな国の歴史なんざ知りたくもねえよ」

 

 さも当たり前の様にこの国について知っている的な感じだが俺はこの国についてなにも知らない。

 乱星国家で特定の周回軌道を持っていない、トリガー技術が物凄く優れている訳じゃない何処にでもある辺鄙な星だ。

 

「今から500年ほど前に今の王家が誕生した……当時はかなり荒れていて王が統べるのでなく領地を持つ領主が居るシステムで、当然の如く内部での戦争は起きた。王家の祖であるエルヴァンティアが冠トリガーを用いて天下を納めた……500年の平穏な世の中を築き上げる事が出来たのは王家のお陰なんだ」

 

「だから王家を維持する為に力を貸してくださいってか?ふざけるなよ。お前の国のゴタゴタなんだからお前が自力で解決してこその筋だろう」

 

「そ、それはそうなんだが……私が動いたら勘付かれる可能性がある。最前線の現場に出ていて頼ることが出来そうなのがジョン、君なんだ」

 

「……ッチ……」

 

 誰が言ったのか分かる音の舌打ちをする。

 確かに俺は最前線の死地の現場に立っていて頼ることが出来る人間が居ないだけで決して頼りになりそうな人間じゃない。大体俺にどうしろと言うんだ。情報の漏洩が分かっていて漏洩している奴に心当たりがあるならば適当な罪をでっち上げでもして捕まえておけばいいだろう。

 

「……攫われた人達がなにやら怪しい動きをしているんだ」

 

「……お前等からすれば何時でも抑える事が出来る相手だろう。トリガーを取り上げたり外部から強制緊急脱出で牢獄にでも閉じ込めてしまえ」

 

 俺をなんとかして動かしたそうなシャーリー姫だが、俺はリーナと葵しか仲間だと思っていない。

 攫われた奴隷がなにをしているのか知らないがなにかをしようとしているのならば現行犯で逮捕すればいい、ただそれだけの話だ。なんだったら拷問でもすればいい。少なくとも俺達には人権なんて無いも同然なんだからな。

 

「この話はコレで終わりだ。俺を扱き使おうと思っている様だがそうはいかない……命令なら引き受けるが頼み事ならば尚更だ」

 

 シャーリー姫は俺に頼み事をしているのであって何かをしろと命じているわけじゃない。

 厄介な女に興味を持たれてしまっていい迷惑だと帰路について自分の部屋に戻る。

 

「おかえり。なんだったの?」

 

「またくだらない理由での呼び出しだよ」

 

 リーナがベッドの上で寝転んでいる。俺が戻ってきたのでなんの理由で呼び出されたのか聞いてくるのでくだらない理由と一蹴する。

 この国が滅んでしまうのならばそれはそれで構わない。愛着心なんて特に持っていない。帰る事が出来ると言うのならば家に帰して欲しい。

 

「ふ〜ん……夕飯、なんにする?」

 

「買い物に行くか」

 

 どうでもいいことと一蹴したのでリーナは呼び出された事について深くは聞いてこない。

 そんな事よりも夕飯を何にしようかとなり、部屋を出ようとすると葵が部屋の前に立っていた。

 

「ズルいじゃありませんか。私を除け者にして」

 

「……悪いな」

 

 リーナと一緒にいるのが当たり前になっているが葵とは一線を引いた関係になっている。

 男と女が一緒の布団に寝るなんてと言っており、葵は与えられた部屋で満足に暮らしている。リーナに1度、葵の部屋に行かないかと言ったが本気で嫌がっていたな。

 

「鰹節や昆布があれば美味しい味噌汁を作れるのですが……」

 

 葵はいい育ちをしているお嬢様だと俺は思う。所作に気品を感じる。

 味噌汁の材料に必要不可欠なカツオや昆布なんかの乾物は無い。煮干しでない干した小魚があるのでソレを代用して味噌汁を作るのだが手作り味噌と煮干しモドキなのでどうにもイマイチな味噌汁が完成する。なんとかして美味しい味噌汁を飲みたいと言う……日本人ならば銀シャリと味噌汁と焼き魚だろうな。

 

「おじさん、ほうれん草をちょうだい」

 

「はいよ」

 

「後は……スープはなににしようかし、ってジョン達じゃない」

 

 八百屋に向かえばそこにはルルベットがいた。

 畑から採れたてのほうれん草を購入しており、夕飯の献立は間もなく完成と言ったところだろう。

 

「相変わらず頑張ってるな」

 

 頑張っていお姉ちゃんとお母さんの両立をしているルルベット。

 近界民云々が無かったのならば口説いていた……は、言い過ぎか。そもそもで恋愛云々に今のところは興味無しだし、リーナが俺にベットリしていて離れようとしてくれないんだな。

 

「そういうあんたは両手に花ね」

 

 右には金髪美少女、左には和風の美少女がいる。

 モテたいと思っている人にとっては羨ましい事なのだろうが俺はそんな事を意識した覚えは無い。リーナと葵は逆に意識してしまっているがな。 

 当然じゃないとリーナは大きな胸を張るのだが気にする事なく俺達も八百屋からじゃがいもが売りだと言われたのでジャガイモを購入……カレー粉とかは無いので自動的に夕飯は肉じゃがになるだろうな。肉じゃが好きだから良いんだけども日本独特のカレーライスが懐かしい。1年以上も食べていないんだ。

 

「後は乾物屋から小魚の干物──っ!?」

 

「アレは(ゲート)!?」

 

「嘘でしょ。ここ市街地エリアよ!?」

 

 肉屋で肉を買ったので後は出汁になる小魚を購入しに行こうとすると突如として門が開いた。

 どうやってかは知らないがイアドリフは門を誘導する事が出来ている。こんな市街地に門が開くなんてありえないとルルベットは言うのだが開いている事は事実である。

 

「【カゲロウ】」

 

 何故に門が開いているのかは知らないが開いてしまったものは仕方がない事だ。

 常にトリガーを携帯していて正解だったとカゲロウを起動し、門に向かって走っていくと空中にドデカイトリオン兵が現れる。

 

「なによあれ。見たことないわよ」

 

 リーナもトリガーを起動して俺と共に現場に向かうのだが空中に現れたトリオン兵に圧巻する。

 バムスターとかモールモッドとか何時も相手にしているが今回は違う。見たことが無いトリオン兵だが俺は知っている。

 

「イルガー……」

 

 あのトリオン兵の名前はイルガー。

 爆撃なんかをメインとしているトリオン兵で爆弾をそこかしこに撒き散らす事が出来るトリオン兵で最悪な事に自爆機能も搭載されている。装甲もそれなりに硬いとこの上なく厄介な相手だ。

 

「爆弾を落としてきてるわよ!」

 

「リーナ、ルルベット、葵は避難をさせろ!俺はアイツをぶっ潰す」

 

「ぶっ潰すって、あんた大丈夫なの?」

 

「問題無い」

 

 未知の敵で更には空中に居るのでなにも出来ないんじゃないのかと疑問を抱くルルベット。

 俺はこんな時の事を想定していないと思ったら大間違いだ。カゲロウ(管槍)を取り出し、住居の屋上をパルクールの要領で飛び交い、現段階で出せる最大の高さにまでジャンプし、イルガーと同じ目線に合わせると……カゲロウ(管槍)をイルガーの目玉目掛けてぶん投げるとイルガーは貫かれたってまずい。

 

「コレがこのまま落ちるのはヤバい!」

 

 イルガーは馬鹿デカい。

 市街地になんて落ちたりしたらマズい事になると今度は刀のカゲロウを取り出して居合の構えを取る

 

「【ウスバカゲロウ】」

 

 ブレードを長くするトリガーを用いてイルガーを細かく切り倒す。

 出来る限り市街地に被害が及ばないように蹴り飛ばして湖に向かわせたりと色々とやっておく……。

 

「またなんで市街地の地区にトリオン兵が出てきたのでしょう?」

 

 出てきたイルガーは1体だけだったので俺が倒してそれで終わりだった。

 幸いにも爆撃をする前に倒す事が出来たのだが何故に市街地の地区にイルガーが出てきたのか、トリオン兵を誰かが此処まで誘導してきた可能性が高い。

 

「……ッチ、人にしか効かねえんだよな」

 

 迅の様に便利なサイドエフェクトを俺は持ち合わせていない。

 中にまで侵入してきた事に関して色々と腑に落ちない点があるのだがとりあえずは人的被害を0に抑え込む事が出来たのでそれで良しとする……そう、コレで終わればの話だ。

 

「また出てきたわね」

 

 食材を買い終えて夕飯を頂く。

 夕飯は3人一緒に食べる事にしており、肉じゃがもどきと卵焼きとほうれん草の胡麻和えを美味しく頂くのだが警報音が鳴り響く。俺達が行った商店街の市街地でなくイアドリフの一般市民が住んでいる居住区にトリオン兵が出現した。

 幸いにも数体で倒す事が出来ない相手ではないとたまたま休みだったレクスがぶっ倒したが、なんで居住区にトリオン兵が出てきたのか分からなかった。一瞬だけラッドという線を考えるのだが、此処は近界。ラッドについては色々と熟知しており、一体でも見つける事が出来たのならばラッドの動きを強制的に停止させる装置をタリが作る……じゃあ、なんだって話になる。

 

「……ピリピリするな」

 

 王宮を除く色々な市街地にトリオン兵が送り込まれる。幸いにもその場に強いトリガー使いが居たので直ぐに瞬殺される。

 シャーリー姫が言っていた情報を持ち出そうとしている奴が裏で糸を引いているならばなんの為にだ?いや、そもそもでホントに国の情報を持ち出そうとしているのだろうか。

 とにかく毎日毎日、市街地や居住区にトリオン兵が送り込まれる。運が良いのでなくわざと強いトリガー使いが居る時を狙って……強いトリガー使いは簡単にトリオン兵を倒してくれる。あまりにもあっさりとしているので自作自演を一時期疑っていたのだが、イアドリフの実力者達が大勢居るので探すのを止める。

 

「あ〜もう、ウンザリ!毎日毎日チマチマと何処の国か知らないけどセコい真似して!」

 

 そんな日々が2週間ほど続いていてピリピリとした空気が流れ出ている。

 イアドリフでも安心な時間はあったのだが、市街地や居住区にトリオン兵が送り込まれるせいで休む暇もない。その事に関してリーナは愚痴を零す。ストレスが溜まっているんだろう。

 

「やぁ、待っていたぞ」

 

 今日の分のシフトを終えるとルミエが現れた。

 相変わらずの胡散臭い笑顔でありリーナが聞こえるレベルの舌打ちをした。リーナはこの国の人間を嫌っているので是非も無し。

 

「ここ最近、市街地にトリオン兵が送り込まれている」

 

「知ってるよ。その原因が不明なのも知っている。いったいなにが目的なのかも分からない」

 

「目的は大体分かっている」

 

「なに?」

 

「相手の狙いはオレ達に大きなストレスを与える事だ。何時大きな戦いになるのか分からない状況でイアドリフの軍は全体的にピリピリとしている。お前も顔にこそ出していないが少しでも苛立っているんじゃないのか?」

 

「まぁ、多少は……」

 

 ピリピリとしているし、若干だが苛立っている。仕事に差し支え無いので問題無いのだがこのままいけば流石の俺も参ってしまう。

 このピリピリが狙い……ストレスはどれだけ強い人間でもコンディションを大幅に下げる。それが狙いなのだろう……という事は

 

「近々デカい戦があるのか?」

 

「大いにあり得る事だ……イアドリフは特定の周回軌道を持たない。故に狙う価値が少ないのだろうが従属させれば利用出来なくもない」

 

「今のところ何処の国が近づいているのか分かっているのか?」

 

「ああ、勿論だ……今、イアドリフに近づいているのはガロプラという国で、神の国と呼ばれるアフトクラトルの従属国家だ」

 

「……それバックにとんでもない大きな存在が待ち構えているのか?」

 

「まぁ、そうだな」

 

 そうだなって、ヤバい状況であることには変わりはない。

 アフトクラトルがバックについているとか黒トリガーが1個も無いイアドリフはどうすれば……やっぱりあれかな、冠トリガーとか言うのが出てくるのか。冠トリガー、武器系のトリガーだと聞いている。レクスが使った事があるが具体的にどんな物なのかは知らない。

 

永遠(とわ)(つるぎ)ならば黒トリガーもなんとか相手に出来る……とはいえ永遠の剣は寿命を代価に支払う。純粋な剣の腕もモノを言うし、黒トリガーはなにが出てくるのか分からないビックリ箱の様なものだ」

 

 キチガイ染みた能力も有れば一芸特化の奇襲系の能力かもしれない。

 なにが出てくるのか一切分からないのが黒トリガーで……アフトクラトルが相手ならば色々と想定しておかなければならない。原作通りならばアフトクラトルの星は寿命を迎えようとしている。新しい神を作るのに必死だろう。

 

「恐らくだがイアドリフの中に裏切者が居る。そいつが(ゲート)を誘導して居住区にトリオン兵を出現させている」

 

「……犯人に目星がついているのか?」

 

「さっぱりだ」

 

「おい!」

 

「だが、犯人の狙いは分かっている。王家の断絶だ……命令だ。シャーリー姫を護衛しろ」

 

「……っち、また余計な仕事を押し付けやがって」

 

「国が滅んでしまえば元も子もない。今は市街地にトリオン兵が出てくるようにしていずれは王宮の、王族の隙を狙う……王位継承権が後ろから数えて直ぐのシャーリー姫は狙われるに持って来いの逸材だ」

 

 もうちょっとマシな言い方はないんだろうか?

 それはさておき今度は重役の護衛という厄介な任務を押し付けられてしまった。ルミエから見える闘志が揺らいだりしていないのでルミエが嘘をついている等は無さそうだ……王族を滅ぼしてイアドリフを乗っ取ろうと考えている阿呆は見つけ出さないといけないが、遊真の様に嘘を見抜くサイドエフェクトも無ければ迅の様に未来を視る事が出来るサイドエフェクトも無い……そう考えるとボーダーってチートだな。

今後の展開

  • そろそろ原作にいけ
  • もう少しオリジナルをやれ。
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