「(さあて、今は水上にいる、といってもいつもの対潜哨戒だが)」
「かんちょー、敵潜なしです!」
「わかった」と言い時計を見る
「08:50か」
「どうします?かんちょう、沿岸部10kmは探しましたけど輸送艦どころか潜水艦すらいませんでしたけど」
「なら捜索距離を30kmまだで延長だな」
「ひょーかいでーす」
と言うと妖精たちがわちゃわちゃと動き出す
「そういえば、かんちょう、何で我々なんかがこんな任務してるんです?」
「なんでって潜水艦が居るからやら」
「いやそうなんですけど、この辺って制圧された地域何ですよね?」
「そうだな」
「制圧されなら警備しなくてもよくないですか?」
「もしもの為だろうよ、もし敵潜が訓練中の子に魚雷やらなんやらを撃ったらどうなる?そう、沈んでしまうかもしれない、それを未然に防ぐための我々だろう、本来ならば舞鶴艦隊の駆逐艦やらが警備するんだろうけど、ちょうど我々がいたからその枠に入ったって感じだろうな」
「なるほど、でもそれって我々がここを離れたら終わりなんじゃ?」
「いやな、それに関しては憶測なんだが、1ヶ月はここを離れないだろうな、特に作戦がない場合はここが本拠地として動くだろうよ、九州奪還の時とかは動くがそれ以外はこの辺地域で警備だろう」
「なるほどです」
とそんな話をして2時間近く経過
「かんちょう、哨戒終わりました」
「まあ特に居なかったな、時間は…10:32かなら帰還するとするか《こちらウシャコフ、対潜哨戒終了》」
《本部、了解、戦果は?》
《無しだ》
《本来ならば休みなのにすまんな》
《別に問題ないさ、ならこれより帰還する、問題は?》
《ない、帰還せよ》
《了解》
《司令殿が旧越前松島水族館に来てくれと言っていたが何かあるのか?》
《ならば、このまま基地に帰還ではなく直でそっちに行ってもいいか?》
《問題ない》
《ならそちらに行く》
移動
旧越前松島水族館
「ん?ここか?」
「みたいです」
「あー、いたな」
到着 12:34
艤装の左側に付いているハッチを開けポーチを2個取り、制服のベルトに付ける
艤装を専用の装置において伊吹のあるとかへと移動する
「おいっすぅ」とドアを開け、入る
「お?ウシャコフか」
と伊吹、矢矧、香椎、それ以外にも6人
「え?あ?えっとその方々は?」
「ま、わからんだろうから自己紹介をね」
「どうも伊9よ、第一の教官よ」
「第二の教官、夕雲よ」
「同じく第二の教官、巻雲だわ」
「久しぶりだな、第四の教官、長門だよろしくな」
「第五の教官、鳳翔です、よろしくね」
「まあ、知ってるけど明石よ、久しぶりね」
「各教官方が来てるですか、よろしくです」と頭を下げる
「まあそんなことはさておき始めるわよ」
「始まるのはわかるんですが具体的にどんな事をするんです?」
「妖精によると、艤装をつけた私がこの中に入って10分程度すればいいらしいわよ」
「なるほど」
「なら妖精の準備が終わったみたいしやるわね」と言い艤装を付け、中に入る
「じゃ」と言ってドアを閉める
ウシャコフがキョロキョロ周りを見渡す
すると明石
「どうしたのかしら?」
「いや椅子かなんか無いかなって」
「あるけどどうして?」と近くにあったドアを開けパイプ椅子を出す
「いやですね」とパイプ椅子を受け取り広げて座る
座り 左腰に付けてたポーチを膝の前に持ってきそれを開け
「朝も昼も食ってないとお腹減るでしょう?」
とポーチからおにぎりを2個とペットポトルを一本出す
「お昼ご飯なのね?朝食べてないの?」
「いや、今日に限っては特別ですよ、食堂は地獄でしょうし」
「あぁ、なるほど」
と言うとおにぎりをパクパク食べ一つ食べ切る
ペットポトルのお茶を飲む
「早いわね、具はなんなのかしら?」
「種無しの梅干しです」
「梅干しって珍しいわね」
「そうですか?塩分も取れて良いんですけどね」と言いながら2個目に食べ始める
食べ切ると
ポーチから小さな袋を出してゴミを入れる
元に戻すと立ち上がり椅子を畳む
「ありがとうございます、椅子は?」
「後ろで良いわよ、梅干しは好きなのかしら?」
「好きってのもありますけど一番はご飯の腐敗防止ですね、食べようとしてたら腐ってても困りますからね」
「成程、考えてるのね」
「ほんとに栄養で考えるなら赤飯ですけどね」
そんな話をしているうちに
ガシャコーンと音が鳴り
ドアが開く
とそこには
米海軍の旧デジタル迷彩(青いやつ)の上下
左手には艦載機発艦用のM16A2?
右腕(手の甲)側には着艦用の甲板を装備した女性が!
「おー、誰?」
「誰でしょうね」
「わからないわ」
「同じく」
「同じく」
「あの、伊吹なんですけど…」
そんな話をしているよ
妖精が
「うしゃこふ、これー」とクリップボードを渡してくる
「え?俺?」と言いながら受け取る
と消費財うんぬんと書いたりその下に書いてある性能を見ると
「は?」とすっぽ抜けた声が出る
「どうしたの?」
「いや性能がねぇ」
「どうな性能なの?」
「えっとですね、読み上げますよ?」
「良いわよ」
「"攻撃空母伊吹 搭載機合計90機
カタパルト、アングルド・デッキ有
運用機
F-14Dトムキャット 11機(ネームド)
A-6 イントルーダー 40機
A-4Eスカイホーク 20機
S-3Bヴァイキング 10機
KS-3Aヴァイキング 6機
E-2Bホークアイ 3機
計90機
武装 CIWS×3基
シースパロー8連装×3基"ですってよ」
ウシャコフ除く全員「え?」
「へい、ウシャコフ、この性能に近い艦は?」
「え?」
「私わからん」と言いながらM16A2?を投げてくる
「うおっ、あっぶね」とギリギリそれをキャッチする
M16A2?を軽く見渡して
「これA2じゃないA3だ、懐かしい」と小さな声で呟く
「え?今なんと?」と近くにいた矢矧と言う
「だからこれM16の中でも海軍でしか運用してないM16A3なんですよ」
「いやそうじゃなくて今懐かしいって…」
「気のせいじゃないですかね?」
「というかM16A3ならおかしいな」
「なんで?」と伊吹が聞く
「確かに今の伊吹さんに近い性能の艦が居たんですけどその艦の退役が1998年で2007年ごろから艦艇乗員用として配備されてたはずなんですよ確か(だって俺がズムヴォルトのために米海軍に行ってる時に配備が始まったはずだし)」
「確かに配備されてないわよね」
「まあA3の理由がわかるような気がしますけどね」
「?」
「M16いや海軍だからMk.4 mod.0といえば良いのかな?、その子ってこの
「色々?」
「まあ色々と言ってもさまざまな理由でボルトが閉まらない時にこれを押して強制的にボルトを閉めて次弾を発射する」
「でもそう言う時ってチャージングハンドルを引いたり、分解して弾を出すんじゃ?」
「チャージングハンドルは基本引くだけ、分解はめんどくさいために戦闘中にしたらどうなることやら…このボタンがついたってわけですよ、まあ一番の理由は整備をしてなかったりで砂や砂利が入って動作不良を起こしたってのが一番でしょうけどね、そんな話よりも伊吹さんなんですけど、多分フォレスタル級航空母艦のどれか」
「誰かって雑な…」
「そんな、複数もいる同型艦から絞り出すって難しいんですよ?」
「そうなのか…」
「ですよ、それで演習の縛りは?」
「対空ミサイルは解禁するから対艦ミサイルはちょっと…」
「元々対艦ミサイルが使えも使う予定はないですよ」
「紳士だ…」
「紳士ね…」
「紳士だわ」
「まあ痛ぶる方が楽しいでしょうし」と言うと全員が
「前言撤回、ド畜生!」と言う
場を離れ
演習の為、艤装をつけていると
「ウシャコフ、演習に勝てそうか?」と矢矧か聞いてくる
「どうしたんです?矢萩さん」
「一様教え子ではあるから少しは気になってな、で、どうだ?」
「勝てる…と言いたいですが無理ですね」
「なんでだ?」
「対艦ミサイルの飽和攻撃は流石に防ぎきれませんよ、しかも大半がハープーンですし」
「そうか…」
「ですが最後まで足掻いて見せますよ」
「そうか、頑張れな」
と帰ってゆく
洋上 25km地点
《二人とも聞こえてる?》
《聞こえてる》
「問題ないです」
《ならよし、演習内容はどちらかが大破判定にならば終わりだ、いな?》
《わかってますよ》
「了解です」
《なら演習開始!》
《「了解!」》
と演習が開始される
一時間半後
《勝者、ウシャコフ》
「あっぶねぇ!」
《ちくしょう、もう少しで勝てたのに…》
「最後のマーベリックは危なかった…」
《早く帰ってこい》
「了解帰還する」と言い
向かう
「おかえり、ようがんばったな、空母相手によう頑張るわ」
「ほんと疲れましたよ…」
「マジで納得いかん」
「なら寮に帰ってよろしい?」
「ああ、良いぞ」
といい艤装をつけ帰還する
1週間後
「敵潜いないのです」
「まあ、うんありがとう、なんだけどなんで?」
「?」
「いやいなずまがなんで居るんだよって事だよ」
「行ってみたいって伊吹さんに直談判したのです」
「はあ」と言いながら何も持ってない手でおでこを抑える
と言っていると無線から
《あー聞こえるか?》
「こちら対潜警備艦隊、聞こえる」
《了解、
「B-11Aかここからだと少なくとも3時間だ、間に合わん」
《それはわかってる、その為に今矢矧、香椎、吹雪を向かわせてる、もし戦闘になった場合、火力が足りない為その支援だ》
「わかった、了解」
《以上交信終わり》
「いなずま聞いてたか?」
「聞いてたのです、バッチリレーダーにも写ってるのです」
「なら行くぞ最大戦速」と言うと急加速し向かう
約2時間
「いなずま、夜戦準備」
「え?あ了解なのです」
と言うと左の艤装から
16時
「いなずま、もしかしたら近接戦になる可能性があるから魚雷準備な」
「了解なのです、ミサイルは?」
「民間船が居るから対艦ミサイルは使うな、使うのは対潜のみ」
「了解です!」
約40分後
現場
「前方5kmに目標5確認」
《こちら対潜警備艦隊、5km以内に入った》
《こちら臨時編成艦隊、こちらもちょうど今着いた、目標で落ち合おう》
《了、なぜそんなに遅れた?》
《14kt出来たんだすまない》
《なるほど了解》
10分後
「おーい、誰がいるのか?」とNVDをあげ、ライトを持ち船内を覗くと
18時
「ひ、ひぃ…」と20代の男女が居る
近くにはカメラらしきものとパソコンらしきものがある
カメラは海を向いている
「安心しろ、救助だよ」
「た、助かった…」
「と言うかなぜ君たちはここに?」
「その、自殺をしにきたんですが、途中でエンジンが止まって…」
「ふざけんなよ、何が自殺じゃボケ、こちとら命張って頑張ってん何よ、そんなちんけなことするぐらいなら農業でもしろよ」
「す、すいません…」
「謝るぐらいなら最初からすんな、こいつに救命ボートついてるか?」
「そ、そこの背もたれの内側に」と言うとウシャコフは背もたれを外し救命ボートを取り出し広げる
「広げたからのれ」
と言い乗せる
「お兄さんも艦娘なの?」
「そんなところ、矢矧さん牽引してあげて、いなずま、護衛を」と言うと
NVDを戻して、武装を取る
「え?ウシャコフは?」
「クソどもを惹きつけるよ」と言うと
海面に気泡が立ち
20隻近くの深海棲艦が出てくる
と救命ボートに乗っていた二人はキャーと叫ぶ
「やるっきゃねぇんだよな、いなずま達はエンジンフルで回して逃げろ、何があってもだ」
「ウシャコフさんは…」と吹雪が聞く
「この数相手じゃ死にはせんよ、だからはよ離脱してくれ」と言いながらズドンズドンを砲を撃つ
見事に深海棲艦の頭に当たりギャァァァアと叫び死ぬ
深海棲艦はウシャコフに撃つが華麗に避けられる
30分程度で深海棲艦は全艦沈没
「かんちょう、これ見てくださいよ!」と艤装内にいた妖精が話してくる
「敵艦全艦、沈めたから終わったろ?」
「違うんです!」
とiPhoneぐらいのものを取ってきて見せる
「うん?これ俺の後ろ姿?でもカメラなんて…ん?これもしかしてLIVEされてた?」
「みたいです…」
「どうする?壊す?」
「まあそれで良いんじゃないでしょうか?」
と言うと全速力で戻りカメラを上から潰すように殴る
「クソ」
「ですね…」
《こちら伊吹、ハハッ、不運だな》
「もしかしてライブ見てた?」
《そうだ、そして喜べ、明日には地上波デビューだろうな、それのせいで明後日には記者会見だ、あと色々あるから司令室に来てくれな?》
「了解です…」
《安心しろ怒ってはないぞ》
「え?」
《いやな、丁度いい広報に利用できるだろうからな》
「顔がしてれるからライブしろとかって言うんやろ?」
《正解、よくかわかったな》
「ネットの時代だからうまく活用すればよく伸びる…国防海軍時代によくやらされたよ」
《そう言うこと、早よ戻ってこいよ?》
「了解ですよ」
なんでこんなことになったのかワケガワラナイヨ
さて機関をフルで回して行くか
20時
2時間後 22時
基地帰還
艤装を置き、司令室に向かう
コンコンコン
「ウシャコフです」
「入って」
と入る
「失礼します」と入ると
司令用の机に
GoProらしきものと
スマホらしき物が置いてある
「座れ」
「はい」と座る
「取り敢えず、話すことが一つ、なぜ単艦で戦おうとした?」
「他の艦には装甲がなく、一撃で死ぬ可能性があったため、多少装甲のある私が囮になり、いち早く要救助者を輸送する事を専念した為です」
「なるほどわかった、それでだウシャコフ」
「はい!」
「明後日の記者会見についてたが時間はお昼から、でウシャコフは、裏で演習の映像を撮って欲しい」
「演習?」
「そうだ、一様記者会見で流すようなやつを生でやってほしい」
「了解です」
「あとその映像をニコニコ生放送でライブしてほしい」
「はい??」
「つまりはニコニコ生放送は記者会見用のやつの裏側だ」
「記者会見部分では切るの?」
「いやそのまま垂れ流してほしい、アカウントはこれに入ってる、こと、このGoProは妖精さんに頼んで作ってもらったスタビライザー付き目線カメラだ!とにかくすごい」
「すごい奴だな、わかった、と言うかアカウントは無名なのを使うの?」
「そう、それでどんぐらいの延びるのかってのが気になってな」
「伸びなかったら笑う」
「それはそう」
「戻って寝てよろしいでしょうか?」
「かまわん戻れ」
「はっ、失礼しました!」と部屋を出てゆく
部屋に戻りPCをつけ掲示板を開き、ミリタリー板を見る
1:ミリオタ好き
スレ立てした! そして何これエッグ
2:ミリオタ好き
スレ立て乙 本当に深海棲艦の血って青なんやなって
3:ミリオタ好き
と言うかこれ防衛省とかに消されなんのかね?
4:ミリオタ好き
もしかして気づいてない?
5:ミリオタ好き
んなバカなと言いたいがその可能性あるな…
6:ミリオタ好き
うーむこのガハガハ政府
7:ミリオタ好き
と言うか海軍の司令って女性だったよね?
8:ミリオタ好き
せやで、艦娘も兼任してるんだっけな
9:ミリオタ好き
マジか大変だな、と言うかやけにこの武器発射速度高くね?
10:ミリオタ好き
たしかになんなんやろこれ
11:ミリオタ好き
なんやろ…見返してくる
12:ミリオタ好き
なんか途中でウシャコフ?って言ってるけど何?
13:ミリオタ好き
ウシャコフ?ウシャコフって確ソ連の海防戦艦だった気がする
14:ミリオタ好き
マジ?ソ連なの?
15:ミリオタ好き
わからんがそうかもしれん、正式な情報がないからわからんが
16:ミリオタ好き
後これ男?
17:ミリオタ好き
男じゃない?話によれば一名だけ男があるって話だし
18:ミリオタ好き
マジかぁ…俺も艦娘になりたかったなぁ
19:ミリオタ好き
男だから艦息じゃね?w
20:ミリオタ好き
た し か に
うんまあ
艦息だな…
記者会見の日
朝9時
テレビ
「本日は先日発生した、民間船による違法な航行、それに対する艦娘による救助の際に民間船が行っていた配信に対する処理に関する記者会見があります、それを専門家による、解説を交えて見て行こうと思います」
「これの件については全員で撤退するのが良かったでしょうね、無駄な戦闘を控えて、民間人の安全をとったほうが良かったでしょうな」
「それはなぜでしょう?」
「あの状態だと、これを見る限り勝てないでしょう?」と
気泡が上がり水面に立っている深海棲艦の写真を指さす
「たしかに軽く数えたところ10隻?は居るでしょう」
「単艦で勝てたとしても彼は今頃入渠中でしょうね」
「入渠とは?」
「入渠ってのは修理のことを指すんです、艦娘の場合はお風呂みたいなのになっていてそれに20時間近く入るみたいですよ」
「そんな入って肌がふやけたりしないんでしょうか?」
「さあ、どうでしょうねその辺はわかりません」
9時半
「ウシャコフ出ます」
と海面へ飛び出て着水する
《こちら伊吹、聞こえる?》
「バリバリ聞こえますよー」
《よしおっけい、ならそこから若狭湾側に行ってそこの冠島ってのがあるからそこに小さな、鎮守府みたいな建物があると思う、それで演習してくれ、そこには人はないないけど妖精さんならいるよ》
「了解です」
10時半
冠島、防波堤
ニコニコ生放送
配信名 釣りをやろう を開始しました
5分経過
「誰も来ない」
と言いながら釣り針に餌をつけ遠投する
艤装をつけ、釣竿を持ち、防波堤から足を出しぶらぶらしながら釣りを楽しむ
10分後
コメント 何してるん?
「え?釣りだけど」
コメント えぇ?VRか何か?
「んーそんなところじゃね?あ、誰か来た」海を見る
「んー誰だ…」
5分後
「お久しぶりね」と水上から聞いてくる
「あ、長門さんお久しぶりです、もしかしてだけどコメントした?」と防波堤から返す
「あれ、バレてた?」
「本当の視聴者さんなら艤装が本物か聞くでしょ」
「それもそうね」と言い上陸し防波堤へ登ってくる
「はい、これ」と言い袋を近くにおく
「なんですかこれ?」
「演習の的とかよ」
「あ、わかりました、あとで設置しときますわ」
「その時は手伝うわよ」
「助かります」と言っていると
竿がピクピク揺れる
「お?釣れたかな」と言い慎重にリールを巻き
釣り上げるとそこにはサバがピチピチと動いている
「サバだ」
「サバですね、少し早いような気がするけど」と言いながらサバを自分に寄せて
針をは外す
「さて、どう調理しようと思ったが無難に焼きなか」と言いながら腰につけてるポーチからナイフを一本取り出す
そして軽く腹を切り内臓等の臓器物を取り出し海に放り投げ、2枚おろしにする
「え?そこに捨てるの?」
「え?逆に食うんです?流石にそれは艦娘でも無理だと思いますけど…」
「いやいや捨てるのはわかるが海に投げるのかってこと」
「海で問題ないと思う、どうせ他の魚が食うし」
「あー水がないな、なら一番ヘリ、そこのバケツに海水汲んできてくんね?」
と言う
「りょうかーいでーす」と言い機体の下部にあるワイヤーにバケツをつなげて飛び去る
「便利な使い方ね…」
「どうせ彼らも暇でしょうし仕事を与えないとですよ」
少ししたらバケツに水を汲んだヘリが帰ってきた近くに降ろす
「あんがと」と言いながらそこに魚を入れ洗う
手も洗い、艤装からコンロ、鍋を出す
「艤装ってほんとなんでも入るわよね」
「地味にこう言うの便利ですよぇ」と言いながら火をつけ、少しは油を垂らし
魚を置き焼く
焼いている間に釣竿に餌をつけまた遠投する
コメント は?海?昨日のあれ見とらんのか?
「あれなぁ…あれなぁ…」
「そう言えば聞こうと思ってたんだ、昨日のあれって戦闘報告書いた?」
「そりゃ書きましたよ、報告書も添えて」
「あー艦種とか覚えてる?」
「言っていいんですかねそれ」
「んー、問題ないと思う、どうせ後で発表されるだろうし」
「んーまあ良いや、一様あれ21隻居たその内20隻が駆逐ナ級elite、1隻が駆逐ナ級flagshipでしたよ」
コメント は?何言ってんの
「それでよく被弾なしに抑えれたよな、色々おかしいよ」
「いや別に被弾してない訳じゃないですよ」
「え、でも被弾してないって」
「いや普通に被弾しましたよ、装甲で防ぎましたけど」
「それは被弾してないってのと同じじゃ?」
「どうなんすかね、あ、初見さんいらっしゃい、まあ始めての配信だけどごゆっくりしていってね〜」と言いながら焼いてる魚を裏返す
コメント は?通報するけど…
「まあ通報しても問題ないんじゃ?と言うかちゃんと許可をもらった上どころか上からの指示やしなぁ」
コメント まじだ何言ってんの?あほなの?上からの指示とか言って馬鹿?
「ですってよ長門さん」
「え?一様あいつとも話したんだけどなぁ…ダメだったかぁ」
「と言うか最近書類漁ってて驚きましたよ、海軍の副参謀総長ってことを」
「アイヤァ、バレちゃってたかぁ」
「いや流石に驚きますよ、過去の作戦資料ペラペラ読んでたら参謀総長、副参謀総長認可済って印が押してあって、副参謀総長とかって誰なんやろ〜って人事系の書類をペラペラしてたら"長門"って書いてあるんですから」
「あれ?閲覧権限あるっけと思ったけどそっか一様提督だもんな」
「ですよ、なんかもうこれ以上仕事増やされるのは勘弁ですよ、今ですら戦闘報告とかあるのに…」とため息を吐く
「それはそう」
「そしてあれだろ?この後の演習終わったら、命中率とかの書類作るんでしょ知ってる泣けるね」と言いながら
「悲しい…悲しい」
コメント ??
「一様言っとこう、どちらも艦娘だよ、俺はなんか最近話題になってるらしいけど、ふざけるなって感じだけど」
「そりゃそうだ、救難救助したらライブされてて、地上波で放送されてるんだから」
コメント なんでライブなんか…
「なんでライブ?なんでだろうね分からん」
「私も知らん」
「そろそろ焼けるし食うかぁ」と言いながら何処から紙皿を出し
乗せる
「え?食べてええんか?」
「どうぞどうぞ」
一口食べ
「うめぇ〜」
「うんめぇ〜」
「最近民間でもアジなら回ってるんでしたっけ?」
「そうそう、横鎮とか呉鎮とかが漁船護衛して漁してるから増えてるよ」
「それは色々辛そうだなぁ…」
コメント 売ってるけど死ぬほど高くてかえん…
「だよなぁ」
そんな話をしていると
「かんちょう、方位45に敵艦と思われる艦6隻、船速
「うせやろ、こんな時にか」
「ん?どうした」
「敵艦6隻のお出ましです」
「艦種は?」
「不明」
「行くしかないよな」
「ですね、《こちら対潜警備艦隊、敵艦6隻を確認、撃破に向かう》」
《こちら本部、了解、艦種は?》
《不明、おおかた輸送艦だと思われ》
《了解》「行きますか」と主砲を艤装から外し、ナイフを腰につける
「生憎私は弾を余り持ってない」と言い長門も海面へと降りる
「了解です」と海面に飛び降り移動を開始する
10分後
「敵艦目視で確認、イ級2隻ワ級4隻か」
「どうするかしら?提督さん」
「駆逐を処理して、ワ級を資材に変える」
「なら私は?」
「資材持ちかな」
「わかったわ」
「P-700、目標イ級2隻。撃ち方用意」
「うちかたよーい」
「撃てっ!」
と言うと背中についているVLSから2発のP-700が撃ち出される
「毎回思うんだけど煙くないんか?」
「いや普通に煙いですよ」
「だよな」
「めいちゅう、3,2,1今」
「本当に当たるんだな」
「そりゃ謎の力で衛星誘導と同レベルの誘導されてますからねぇ」
「謎の力って…」
「実際謎じゃん」
「いや確かにそうだけど…」
「あとは輸送船だけか」と言い主砲を艤装に直し、腰のナイフを取る
「そうね」
「いっちょやるか」と言いナイフを片手に加速する
輸送艦に近づき、背中部分にあるホースを2本切ると、後ろの殻が落ちる
「いっちょ上がり」と言いながら次の目標へと進む
「えぇ?そんな方法?!」と驚いている長門を横目に2隻目、3隻目と切り落と切り落とす
「おっわり」と言いながら落ちた殻を拾う
「そういや配信つけっぱなしだけど良いのかな?」
「え?いや良いんじゃない?」
《こちら伊吹聞こえる?》
「んぁ?《聞こえてますよー》」
《配信は付けっ放しでいい》
《え?あはい》
《それけだ、以上》
「えぇ?」
「?」
「いや、あの人から配信はつけっぱなしで良いと」
「あーうんわかったなんとなく誰かわかったわ」
「まあ帰りましょうか…」
「そうだな」
その後記者会見で演習をしライブを切り、寮へと帰還した
次回
卒業証書?
ヲたのしみに