あらかたこの世界の話や私が黙ってるかを話したが、本人は少し混乱しているようだ
「ってことは兄さんは今は提督ってこと?」
「提督見習いってところかなぁ」
「そっか…偉くなったんだなぁ」
「素質があるからって伊吹さんにやらと言われただけだけどね」
「おいおい、人を巻き込むなぁ?」
「巻き込んだのはあなたでしょうに」
「まあね」
「あ、そうだおおすみ、今の詰んでる部隊の書類とかある?」
「それならあるよ兄さん」
「と言うか兄さんじゃなくて、ウシャコフって呼んでくれ、色々大変だからな」
「わかった、ウシャコフ」といい鞄からタブレットを取り出す
「電子化してんなぁ…」
「これ私の所有物だよ?」
「そうなのか」
「だよ」と言いながらタブレットを渡す
「うむ…」とタブレットを受け取り見る
「…?…」
「ん?ウシャコフどうした?」とクズネツォフが聞く
「伊吹さん、九州上陸っていつだっけ?」
「え?えっと…
「作戦は?」
「あれから色々あって、我々が輸送艦隊を護衛して大崎町に上陸だけど…」
「もしかしたら…上陸部隊の損害を抑えれるかもしれん」
「それはどう言う?」
「詰んでた部隊が歩兵中隊3個、戦車中隊1個なんだよ、しかも手慣れのな」
「内容は?」
「パッと口頭で言うが」
「”エアクッション艇1号型(2隻)90式戦車13両1個中隊、3個戦闘中隊(新田隊)(200人)トラック40両MV-22B 2機(第四甲板)CH-472機(外甲板搭載)”だ、部隊名は第一機甲大隊、我々の呼び名なら”新田隊”まあ悲しいけどうちの弟が
「素晴らしいな…」
「んー上陸作戦は参加してもイイけど内容教えて欲しいなぁ」
「それはわかってる、基地に帰還してからだよ」
「了解、司令官殿」
「お前に言われると歯痒いな」
「なんでよ!」
「なんかこうね」
「ひどいなぁ…可愛い可愛い妹ちゃんやぞ!」
「はあ…可愛いかは不明だけど妹ってのは認めるがそんな自己主張激しく言う歳か?」
「うっ、それはそうなのよ…」
「ウシャコフひどいのです!」
「お前さんはそっちの味方するんかよ…言っとくけど割と歳食ってるからね」
「そんなになのです?」
「少なくとも俺が死ぬ時に俺が44歳だったから今40やろ」
「いーえす…」
「この中じゃ同率だしな」
「え?マジ?誰と?」
「クズネツォフと同い年だよ…」
「え?えっと…?」
「私も1980年生まれよ!いやーねー新しい娘が出来てびっくりだわ」
「えーーまだ35ぐらいだと思ってた…割とショック…にい…司令官殿は一番おじいちゃんってことか!」
「え?そんな若く見えるのかしら?」
「息子から見て見えるよ…おじいちゃんって呼ぶなよ、せめておじさんだろ」
「そこなのです?」
「おじさん呼びは割と色々なところで呼ばれてるから平気でしょ」
「そういやウシャコフって良くインターネット配信に半強制で出てもんね」
「それは今も変わってないのよね…」
「あちゃー…それさ私も参加して良い?」
「その権利は俺と言うよりか伊吹さんのきょかし…」
「自由にしろ?ok?」
「ok」
「それそのあとウシャコフがショットガン撃つでしょ」
「ってことで自由らしい、ならこれを気にTwitterアカウントでも作るか?」
「良いんじゃない?作ったなら私の
「それはそれで良いのか?あと配信って言ったって人は来ても10人やで?」
「え?そんな少ないの?気になる人絶対いると思うんだけど…」
「それはウシャコフが宣伝とかしないからなのです!」
「わざわざするもんでもないしなぁ」
「ネット掲示板にでも流しなさいよああた」
「視聴者が勝手に流してくれるでしょ」
「意外に視聴者はそんなことしないよ」
「マジ?」
「まじ」
「なら基地に戻ったらTwitterのアカウントだけ作って明日の配信で作ったって言うかぁ」
「それがいい」
「作り方わかるのです?」
「一応元最新鋭艦の艦長やぞ、わかるわ」
と雑談をしつつ帰投する
基地 自室
Twitterのアカウントを作った
「(名前は…ウシャコフで良いか、プロフは”その辺の艦娘擬き”で良いか)」
「(アイコンは…特にないからそのままだな)」
翌日 早朝 基地
「で、なんで伊吹さんなの?」
「いや、おおすみが出ろって…」
「お節介ちゃんなのは変わりなしか」
「小さい時からあんな感じ?」
「だよ…なら対潜艦隊抜錨します」
十分後
「沖に着いたし、配信開始」
「おはようございますぅ、5月12日水曜日、週半ば、今日も今日とてやっていきましょう」
:お、始まった
:待ってたでぇ
「本日はね、特別な素敵なゲストが居るのと発表があるぞ!」
:特別なゲスト…誰やろお仲間さんかな?
:発表かぁ…なんなんやろ
「ゲストは…この方ですどうぞ」
「こんにちわ、日本国新海軍最高司令官兼ウシャコフの部下の服部静香だよー、まあ基本的には艦名だから伊吹って呼んでね」
「よろしくです」
:は?最高司令官殿何やってんすか!
:えええぇ
「私もね、たまにはこう言う雑談したいわけですよ」
「はあ…なんなんでしょうねこの上司兼部下は」
:ウシャコフってふざけポジかと思ったら苦労人だった?
:意外にそうぽそうね
「まあこんなゲストと発表はTwitterのアカウントを作ったよ、詳細は概要に記載してあるからご自由にフォローなりブロックなりしてね」
「なら私もフォローしとこう」
:伊吹は自由人枠かぁ…
:意外
「ご自由にどうぞ、雑談の話題なんかある?」
「雑談というよりか質問だけどいい?」
「お?なんです?」
「なんで洋上で配信してるの?」
「理由?理由ねぇ…ないかな、強いて言うなれば最初から海だからかな」
「確かに最初から海だね」
「でしょ?暇ってのもある」
「数時間、対潜哨戒してるだけだもんね」
「僕がね空母なら
「まあでも確かに…」
「いやね、後続距離が他の艦よりも倍いやほぼ無限だからさこうなってるんだろうけどね」
「なんか…すまん…」
「いや、こちらこそすみません、愚痴って」
「この機会だからやるか、質問こーなー、って事で視聴者さん、何かあります?」
:なんで上司兼部下?意味がわからんのやが
:俺もそう思ったのとTwitterフォローしました
「フォローどうも、これに関しては言っても良いのかな?」
「問題なし」
「理由は一応今は上官殿だけど来週?あたりから伊吹さんは総司令官の座を降りて僕が旗艦を務める予定の独立空母打撃群の指揮下に入るから上司兼部下ってことかな」
「総司令官座を降りるって言っても参謀部に降りるから上司兼部下ってのは変わらないのよね、複雑だーね」
:総司令官から降りるって言っても良いのかよw
:ほんとに複雑だな
「降りるってのは明日には発表があるわけだし事前リークみたいなもんだね」
「他の質問は?」
:独立空母打撃群については?
「細かなメンバーはまあ再来週あたりに紹介するけど所属予定は7隻、艦種は
:普通なら潜水艦とかいるのかな?それは機密だったり?
:あと補給艦とかいないとね
「潜水艦、補給艦は必要性があるけど居ないのよね」
「補給艦は他の鎮守府から臨時で借りれば良いけ、潜水艦はなぁ無理だからなぁ」
「うだうだ言ってもしょうがないからな、次の質問」
:んー
:鎮守府における女性関係、男性関係は?
「伊吹さんどうぞ」
「は?え…上司部下関係?」
「なんで疑問系?」
「鎮守府に所属した事ないのよ…」
:あれ?ウシャコフさんは?
:顔ははっきり見たことないけど、絶対モテると思うもん
「ですってよウシャコフさん」
「俺一応、訓練所所属よ?」
「そう言えばそうじゃん…」
:訓練生なのに戦闘してる!?
「そうなのよね…伊吹さんから見て俺ってどうなの?」
「どうって言ったて…普通じゃないの?普通の高校生って感じ?」
「普通の高校生…普通の高校生ってなんだ?」
「やめて、これ以上行くとゲシュタルト崩壊するよ?」
「やめよう…次」
:ウシャコフさんに得意教科、趣味
「得意教科とか気になるな」
「得意教科かあ…全体的にできるけど地歴の日本史Bの1次2次大戦あたりかな」
「はー好きな戦闘とかってあるの?」
「戦闘がどうなってよりも人物かな、たとえばフィンランドの英雄カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイムとかそう言うのが好きかなぁ」
「人物かぁ珍しいのかな?」
「どうなんでしょうね」
:大体は兵器好きなイメージがある
「それは人それぞれだからなぁ」
と雑談をし数時間後には哨戒が終わり配信を切り基地に戻る
Twitterを開き
ツイートする
“今後ともよろしくお願いします”と配信のアーカイブの
すると速攻で”新日本海軍総司令官服部静香”がリツイートする
”堅苦しい人だと思われてて悲しいけど、私は柔らかい人だから見て!”と伊吹が引用リツイートするとツイートがグングン伸びる
翌日 早朝
“ナニコレすっごい伸びてるんだが?”
“まあはい…なんかすごいことになってるけど気にせず今日も配信するよ…”
配信少し前
ぶーぶー
「ん?無線か」と無線を取る
《こちら伊吹聞こえるかな?》
《ウシャコフ、聞こえますどうぞ》
《どうだ?あれよかったろ?》
《なんにも良くないですよ、配信前ですけど人が1万人待ってるんですから》
《まあ頑張れや、あと、もし戦闘があっても配信は切らなくてもいい、それじゃオーバー》と無線が切れる
「はあ自由な人だ…」
配信開始
「おはようございますぅ、5月13日木曜日、土曜まであと1日、いつもより何倍も人が多いけど、いつものように哨戒しつつ、だらだら雑談、質問返答どんどんするよ!Twitterは驚いたね、伊吹さんが引用リツイートするだけでめちゃくちゃフォロワー増えたもん、なんなんあれマジで、って愚痴りつつ、嬉しいね、一応お題箱って言うのかなそれを開設しておいたら気になった投稿してみて多分読むから」
:すげぇめっちゃ人いる
:なにこれ2万人超えてるやん
「えっとまず、予定がわかったので報告です、明日の配信はありません、代わりとして日曜日にあります、配信は特別配信で、四時間程度、内容としては私が所属される艦隊の紹介とそれに準ずる質問等か…なぁ」とライブの画面を海の画面に差し替えて、メモを取り出し見る
:どんな娘が居るんだろ?
:警察さんこいつです
「多分力勝負だと襲った側が負けるんじゃないかな」
と言いながらメモを直し画面を目線カメラへと戻す
:まじ?
:誇張表現でしょ
「駆逐艦型の砲でサブマシンガンと大体同じくらいの反動らしい、とは言えそれを片手で持って撃ってるわけだし」
と手に持っているAK-130に目線を合わせながら言う
:駆逐艦でそれだと重巡洋艦とか戦艦だと…
:その手に持ってる奴はどうなの?
「これは130mmだから駆逐艦より少し反動が強いぐらいかな」と海に向ける
:え?撃つの?撃っちゃうの?
:撃たんやろ
ズドンと1発撃つ
硝煙が上がる
:マジで撃ちやった
:怒られない?大丈夫?
「まあ大丈夫さ、戦艦とかの砲撃はマジで腹に響くよほんと」
:響くってどんな感じ?
:みぞおちを殴られた感じとか?
「ジーンって感じかなぁ」
ソナーテクニシャン「ほうい215にすくりゅーおんあり、きょりは5000m、かずは3」
「えぇ…距離5000mに深海棲艦があるらしい、質問、雑談は一時中止」
:マジ?やばくね?
:撃ったからきたんじゃね?
「まあお茶でも飲んでリラックしな、メテル撃ち方用意、目標敵潜水艦3隻、アルファ、ブラボー、チャーリー」
砲雷長「撃ち方用意よし、目標5000m潜水艦、距離4500mにて魚雷を投下」
「撃て」と言うと3発のRPK-3が発射される
:なに今の
:対潜ミサイルかな?
「その通り、妖精産の対潜ミサイルさ」
ソナーテクニシャン「魚雷敵潜を探知、追尾中…魚雷、ソナーから消えました」
と言っていると大きな水柱が3本経つ
「3発とも命中だな潜水艦が複数で行動するとこちらからは地味に厄介だから辞めていただきたいね」
と言いながらメモ帳に
撃沈数3と時間を記入する
:すげぇ
:これなら勝てそうだな
「慢心はダメ、ゼッタイ」
数時間後配信は終了
帰還後、伊吹が出迎えに来ている
「おかえり、明日は8時には降りて来てよ」
「哨戒も休みだから7時半には降りてくるさ」
「私も今日で海軍総司令官の任を下ろすんだ、とはいえ別の役職にはなるからなぁ…」
「まあ頑張ってくれよな」
「まあ提督さんもね」
「あぁ、なんか違うな」
「新しい基地には明日の14時には出るよ、荷物の準備とから最後の挨拶が終わったら少しは時間あるからね」
「卒業云々って言ってもなにがあるの?」
「まあ健闘を祈るとか、交流とかよ」
「ふーん、新しい基地の場所は?」
「この基地内の建物に警備府を立てたからそこだ、府名は”坂井警備府”だ一応、この基地の相談役委員も兼ねてるから相談部屋を作ってあるよ」
「つまりは変わらないと」
「まあの通りだな」
「やっぱりか…もしかして出撃とかはここからするの?」
「いや出撃は呉予定だよ」
「よかった」
「ならおやすみな」
「おやすみ」