艦これに転生   作:すたーりん

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主人公はどこかの刑事並みに不運

7月9日

 

「明日さ、電の親父さんのところに行くんだけど一緒行くか?」

 

「特に予定はないから行くー」

 

「私は遠慮しときます」

 

「あいよ」

 

翌日土曜

 

「いなずま、いくぞ」

 

「はーい」

 

と車に乗り、敦賀市を目指し走る

 

市街地付近で右折

「ん?…あー…めんどくせぇ」

 

「どうしたの?」

 

「俺のバックとってくれる?」

 

話していると

パトカーのサイレンが聞こえる

 

『そこのメガクルーザー止まりなさぁい』

止められる

 

「ほらやっぱりね」

 

「違反したの?してないように見えたけど…」

 

「違反はしてないよ、多分目があったから怪しんだんだと思うよ」

 

コンコンコン

と男女の警官がいる

「ちょっといいかな?」

 

「はい?なんです?」

 

「君いくつ?、免許証は?」

 

「はい、免許証です」

 

「って、16じゃないかなのになんで免許を…」

 

「さまざまな理由ですよ…どうします?車内の調査します?」

 

「もちろんだよ」

 

メガクルーザーのドアを開け、確認し始める

 

パトカーとメガクルーザーの間の部分でしゃがむ

そんな事をして待っているとパトカーの後方にパンティーカメラを持った一人の男性が立っている

 

「(なんだろ…?ぱっと見報道関係者ぽいけど)」

 

怪しんでいると

 

「これなに?」

と警官が9mm機関拳銃を持ち言う

 

「え?9mm機関拳銃ですけど?」

 

「なんで持ってるかって聞いてるの?わかる?」 

 

「そもそも、それの入ってる場所の見ました?見たって言うんなら職務怠慢ですよね?」

 

「は?」

 

「警部補、こんなものが」

そこには銃火器許許可証を持っている

 

「そこの黒いバックの内ポケットに仕事用の身分証明証が入ってるから見てくれよ」

男の警官が鞄の中を漁る

 

 

「海軍中将…」

 

「あっちの子は私の部下だからね、と言うか早く行っても良いかな?」

 

「…なら構いません…」

 

「あとさ、あそこにいる報道関係者の映像は検閲通してね」

 

「は、はい」

 

解放され、車に乗り敦賀市の海軍特別研究所に向かう

 

海軍特別研究所内の一角

 

「やあやあやあ、電とやまと中将、お久しぶり」と風間が迎える 

 

「お久しぶりです、風間さん」

 

「うん、おひさしぶり」

 

「んでどうして呼んだんだい?」

 

「あの銃火器を回収してほしくてね」

 

「それは無理な話だね、あれを設置してくれた言ったのは長門さんだからね、それよりこれいるかい?」

と言うと机からリュックを渡す

 

「なにこれ」

 

「それをつけてごらん」

 

「おん」

と背負う

 

「普通だな」

 

「肩のところにあるマジックテープの部分の両方ともを前に落とすように引っ張ってみろ」

 

と言われた事をやると… ベストのようなのが出てくる

 

「ん?防弾チョッキ?」

 

「そうその通り、胸元にはホルダーがあって今はその辺に転がってた9mm拳銃が入ってて、後ろの部分は9mm機関拳銃が入ってる、後ろの方は学校が通いだとバレるだろうから何も入れてない、前の方はマガジンが2個入るから、それで良いだろう」

 

「ふーん…気にいった、とはいえ艦娘だから撃たれても良いんだかな…」

 

「別に良いってわけじゃあないんだ、普通にゴム弾と変わらないぐらいのダメージなんだから気絶するぞ、それを多少防ぐのがこれだ良いな?」

 

「あー…はい」

 

「内ポケットにM84スタングレネードを3つ入れてる」

 

「お父さん、もうちょっと取りやすい所に入れたら?」

 

「ああ、確かにそうだな」

 

「(どっかでこのやりとり見たんだが…どこだ…)」

 

「ちょっとリュックを貸してくれ…ん?どうした大和?」

 

「む…すまない」

リュックを渡す

 

「…ああ…」

 

「あ?どうした?」

 

「ああ。そうか…宛坂だったか…」

 

「は?」

 

「いや、すまん」

 

「そうだけどなんでバレた?」

 

「えあ?やまと艦長、新田哲平覚えてる?」

 

「え?哲平ちゃん!?」

 

「そうそう」

 

「あいや…同じく転載してきたやつがいるとは…」

 

「そうなの?」

 

(ひかり)…なんでいえば良いのか…」

 

「いや、前世のことは知ってるよ」

 

「そうか…なら前世は宛坂風間って言う国防海軍の技術部長」

 

「当時の俺は割がお世話になった人だな、お前の息子はどうなったか知ってるか?」

 

「秀太だろ?わからん」

 

「哲平ちゃんなら話が早いな、そこの倉庫の中に入ってる要らない銃火器をどうにかしてほしい」

 

「んな無茶な」

 

「見るだけ見てほしい、おもろいもん入ってるかもやろ?」

 

「わ、わかったよ、その倉庫は?」

 

「そこの扉を開けたらそこが倉庫だ」

 

「そこかよ」

 

良い扉を開けると、ガンラックのように銃が並べられている

 

「64式、89式、20式、HK416,HK417,M4,G36,SCAR,AK-47,AK-74, MINIMI,M240,M2, M1917…となんでもあるな…」

 

「だろ?好きなだけ持っていって良いぞ」

 

「なら小型で使いやすいMP7とかは?」

 

「あるにはあるが弾がないな」

 

「そうか」

 

「汎用性の高いNATO弾系列なら1万とかあるんだかな」

 

「総合で?」

 

「いや12.7、7.62、6.56を各種1万だな」

 

「39系は?」

 

「そっちは数は数が合計で2万ぐらいあるが…使えそうなのは1000も満たないな」

 

「ヤッさんとかからの押収?」

 

「銃の方は刻印が丁寧に消されてるが、弾の方は不明ではあるな」

 

「そうか…」

 

「それを踏まえてなんか持っていってくれ」

 

「どれも要らないなぁ」

 

「(´・ω・`)」

 

「逆にあるやつあるか?」

 

「このバレットM95とか96式40mm自動擲弾銃もあるよ!」

 

「重火器じゃねぇかよ使わんよ」

 

「せめてナイフぐらい…」

 

「ならナイフは何が?」

 

「64式銃剣、89式多用途銃剣、アメリカ製のM10、ka-Bar、なぜかソ連製の6kh5とまだまだあるが」

 

「ならka-Barと89式多目的銃剣、6kh5かな、89は3本な」

 

「よしきた」

 

「そんなナイフいるの?」

 

「ka-Barは俺用で89は楓とおおすみ用、6kh5はクズネツォフ用だ」

 

「ナイフってそんな使う?」

 

「持ってて損するものじゃねぇな」

 

「一応共用所持用ってことで団体名書いとくぞ」

 

「そんなところまで法整備されてるんだな」

 

「基本的に戦時法だしな」

 

「そんなもんかね」

 

「そんなもんだよっと、鞘付きで5本だよね?」

 

「あってるよ、それ以外に要はないし帰るかぁ」

 

「このバックも忘れずにな」

 

「あいよ、じゃ帰ろか」

 

「あっ待ってくれこれを」

小さい木の箱を渡す

 

「家で開けろいいな?」

 

「お、おう?」

受け取る

 

「じゃな哲平ちゃん」

 

「その名はやめろ」

 

「わかってる」

 

と車に戻る

 

 

「あの箱なんなの?」

 

「さあな、帰ろう家に」

 

帰宅

 

約一週間後 登校中

 

「そういえばやまとさん」

 

「ん?どうしたふぶき」

 

「前世は自衛隊学校って言ってましたけどどんなのなんですか?」

 

「んー厳密には少年術科学校って言うんだけど、基本的には射撃、射管、水測、通信、電測、電子整備等々の船舶の運用に関わることをするんだよね」

 

「でもそう言うところから船長?になるんですか?」

 

「艦長はね…とある試験があってそれに参加したのが運の尽きだったな」

 

「え?」

 

「その試験は今の艤装にもなってるズムウォルト級駆逐艦やまとへの訓練参加試験だったんだよ、勧められてやったこうなったんだ」

 

「ええ?」

 

「そんなこともあってアメリカに行ってたら戦争が起きたのさ、それが2012年の…8月だったかな、その時に日本海での訓練中に北朝鮮から放たれた弾道ミサイルを2発迎撃、その後に正式に日本国防海軍傘下に加わってその後の日韓戦争やらがあって今ここにいるんだよね」

 

「えー?」

 

「っとそろそろ到着だよ」

 

と学校の正門付近で二人を下ろし、教員用の駐車スペースに停める

 

2限と3限の休み時間中

 

 

「やまと、この荷物なんなんだ?」

と机の端に付けている例のリュックに指を指差す

 

「仕事の緊急用のやつかな」

 

「ほーん…忙しそうやな」

 

「これでも暇だから学校に来れてるんだよ」

 

「そうなんか?」

 

「作戦前日なんかは徹夜漬けだよ」

 

「どんな感じなん?」

 

「んー詳しくは言えないけど、基本的には道中海域の天候やら敵の有無やら作戦海域の同じく天候やらを事細かく予測しないといけない、それをするためには別の艦隊を編成してもらって、その艦隊からの気象状況を元に専門家による数時間後の予想やらをね…作戦海域は作戦をすることを考えてるからそもそも偵察が不可能だったり…気象衛星だけでも何百倍楽になることやら…」

 

「そんななのか…」

 

と喋っていると放送がなり、

 

「緊急放送。緊急放送。職員室、狸、ドア窓施錠」

 

「なにこれ」

 

「え?え?不審者?」

 

「え?不審者?」

 

「多分…どうする?どうする?」

と周囲に聞く

 

「職員室だから先生たちも来れないだろうし…」

 

「やまとくん…」

いなずまが聞いてくる

 

「ん?」

 

「こういう時用じゃないの?」

 

「それもそうか…」

 

リュックを背負い

 

「みんな、落ち着いてとりあえず着席してくれ、あと学級委員長出てきてくれ」

 

教卓に立つ

 

「多分ここに」

教卓を漁り名簿を取り出し、委員長に渡す

 

「うん。全員いるねこれからどうしよう」

 

「取り敢えず…なんだまあうん。おとなしくだな」

 

「なら先生達を呼びに」

 

「人質になる気があるならいいと思うよ」

 

「だよね…携帯電話とか持ってる子は?」

 

シーン

 

「良くも悪くもいい子ばかりだな」

言いながら紐を引っ張り防弾チョッキを装着し、銃を取り出す

 

すると少しざわつく

 

「ちょっと職員室を見てくる」

 

「おい待てよ何だよそれ」

 

「チョッキと銃だよ、見に行く前に通報しとくか」

ポケットから洋画でよく投げられてそうな携帯を取り出し

電話をかける

 

『もしもし?伊吹だけどと言うか今授業中だろ?』

 

「不審者が職員室に来たらしい、職員は多分人質に取られてる」

 

『ええ?不審者、どうするん?警察に通報は?』

 

「まだ、取り敢えず警察より有能なこっちを選んだんだよ」

 

『私たち何もできないけど?』

 

「SATとか動かせんか?」

 

『SATかぁどうだろ…って君だれ!えっちょっとまっ』

 

「は?どうした?」

 

『あんたの部下3人プラス1匹が鬼の形相で部屋を飛び出していったんだけど、多分倉庫方面のぽいけど何かあったかな』

 

「あー武器庫に89とか64が弾と一緒に置いてあるかも…」

 

『どうすんのさ』

 

「警察に通報して、地域住民の避難とかをさせるべきだな」

 

『わかった、そっちの情報を定期的に頂戴ね』

 

「わかってる」

電話を切る

 

「教師たちが人質に取られてから約10分…まだ動かなしか、なぜ職員室で人質を取るのか考えがわからんな」

 

「そうすれば生徒も人質に取ったも同然だからじゃない?」

 

「もし生徒も取るんなら、生徒を体育館に移動させて管理に行かせるだろ」

 

「えー」

 

「さあて俺も見にくかな」

 

立ち上がる

 

「全員、ここから離れないでくれよ、死になくないならね」

 

急ぎ職員室へ向かう

 

職員室付近廊下

体を下げ、壁を這うようにゆっくり足音を立てずに扉まで近づき、窓からゆっくり中を覗く

 

覗くと木製グリップのようなものがついたAKにM16を持ち目出し帽を被った二人組の男がいる

教師たちはインシュロックで両手両足を縛られ下を向いている

 

「(大人しく、あいつらがくるのを待つか)」見ていると男一人が職員室に隣接する放送室にはいる

 

すると校内放送で「教師を殺されたくなければ即座に体育館に集まれ」

と言う

 

 

早足で教室へと戻る

 

「今の聞いてたろ?全員移動だ」

 

すると「なんでだよ!」「まだ死になくないよ」

と怒号悲鳴と色々な感情が漏れ始める

 

「一旦落ち着いてくれ」

 

近くの人に宥められたりし、落ち着きを取り戻す

 

「絶対に死にはさせないそして生きて助ける、これは絶対だいいな?」

 

と犯人、教師、生徒たちは体育館に移動する

 

「ちゃんと電話に出てくれよ」

 

「もしもし、やまと!?大丈夫なの?」

 

「犯人の情報と今の状況を教えてるからよく聞いてくれよ」

 

「わかったわ、おおすみに変わるわね」

 

「聞こえてるよ」

 

「犯人は2人、武器は木製グリップのAK、なんらかのM16だ、生徒は俺を除いて殆どが体育館に集合させられた」

 

「教員と生徒の安否は大丈夫なのね」

 

「ああ、警官隊とそっちの到着はどのぐらいかかりそう?」

 

「こっちは後10分ぐらいで、警官はもうすぐだと思う」

 

サイレントの音とともにパトカーが校庭に入った瞬間に犯人たちがパトカーに銃を乱射する

 

「マジかよ、パトカーが撃たれた」

 

「どうすんのよ」

 

「どうしょうもねぇよ、こっちはハンドガン3マガジンに9mm機関拳銃のワンマガジンだよ」

 

「車内にある89は?」

 

「その手があったか、後で取りにゆく」

 

「89を使うとしてマガジンが入る防弾ベストが欲しいな」

 

「入ってると思うよ、多分銃入れの下に」

 

「なんでお前が知ってんだよ」

 

「そんなような気がする」

 

「また出直す」

電話を切り、メガクルーザーに向かう

 

メガクルーザー車内

 

 

「これが89式でこれの下にっ…ほんとだ」

 

とそこには自衛隊の3型防弾チョッキとマガジンポーチが入っている

 

再度電話をかけ

 

「本当に入ってたけどなんか知ってるんのか?」

 

「いや。感」

 

「本当、感強いよなお前、でもありがとうな、これで戦えるな」

 

「あと5分ぐらいで着くよ」

 

「頼んだぞ」

 

と装備を身につけて、職員室を目指し歩く

職員室のドアをゆっくり開け、中を確認する

中は荒らされたような形跡があるがそれ以外には特に見当たらない

放送室に入り、放送用の機械を使い音楽を流す

 

体育館 犯人視点

 

「何だ突然」

 

「わからないっす」

 

「お前ちゃんときったんだろ?」

 

「当たり前っすよ」

 

「ちょっと見てこい」

 

「えー嫌っすよ」

 

「いいからいけや」

 

「わ、わかったっすよそんな銃口向けないでほしいっすね」

 

放送室 やまと視点

 

「誰も居ないっすよね?」

 

と目出し帽を被った男がゆっくりと入ってくる

 

「誰も居ないな、何で流れたんだ」

 

と機械をいじろうとした瞬間、後襟を掴み足払いをし思いっきり地面に叩きつけ、銃を奪う

 

「うう、痛い…」

 

「動くな、撃つぞ」

 

「わ、わかったから撃たないでくれ」

 

と聞くと放送用のマイクをオンにし

 

『レディース&ジェントルメン、みなさんごきげんよう、そして犯人、君の部下を人質に取っているんだが、トレードをしようじゃあないか、お前の兄貴が何か知らないが、命乞いしてみろ救ってもらえるかもな」

と背襟を掴みマイクに近づける

 

『あ、兄貴こいつ』

 

『まだなことを言うじゃねぇ』

ダァン 後頭部を握り機械に叩きつけると鼻血をダラダラ出しながら

 

『うつ…助けください…』

 

『よう言うたな、トレード内容はこいつ一人なら人質15人、銃をつければ27人、つまりは1クラスの担任と副担任だ、トレードするんならそいつらを連れて校庭にでろ、そしたらこっちもくれてやるよ、5分後にな」

 

マイクを切る

 

「兄貴…」

 

ポケットから携帯を出し

 

『もしもし、あと何分ぐらいかかる?』

 

『なんでかはわからんが渋滞ができてる、あと5分はかかるよ」

 

『わかった、ちょうどいいな、じゃ」

電話を切る

 

「さあて、兄貴はどうすると思う?僕はトレードしないと思うな」

 

「兄貴は義理人情に厚い人なんだ!」

 

「義理人情…ねぇ」

 

「悪いかよ!」

 

「別に悪くはないさ」

 

「そうかよ」

 

「この銃はなんなんだよ」

 

「しらねぇよ、武器屋ってやつから買ったらしいんだよ」

 

「ぱっと見はAK系列だが木製グリップがついてるのか…弾は7.62x39か…47系だな」

 

「ガキがなんでそんな防弾ベストなら着てるんだよ」

 

「さあね、君が捕まった時にわかると思うよ」

 

「ふん、逆に捕まえて拷問してやる」

 

「そろそろ時間だな」

マイクをオンにする

 

『さあて、どうするか決めたかな?決めたんなら、誰か生徒を来させろ』

待っていると鈴谷が涙目ながらくる

 

「ひっ…撃たないでくださいぃ」

 

「鈴谷ちゃん」

 

「や、やまとくん?」

 

「そのとうり、で何人だった?」

 

「27人…」

 

「おめでとう、トレード成功だ」

 

「だから言っただろ!」

 

「ほんと見たいだ驚きだよ、行くぞ」

89を肩にかけ、例の銃を片手で持ち

後襟を引っ張り、持ち上げる

 

「鈴谷、行くぞ」

 

「うん」

 

校庭

 

 

「やあやあ、生徒は教室に戻ってくれ、そして犯人さん初めまして」

犯人から10mはあるであろう距離に立ち

生徒が移動を始める

 

「な、貴様なんでそんなに武器を」

 

「さあね、こいつを返す前に少しおしゃべりをしようじゃあないか」

 

「さっさとそいつを返せ」

 

「生徒が戻るまでの間だけさ、話そうや」

 

「なんの話だ、することは無い」

 

「君は無いだろうね、でも僕はあるんだごめんね」

 

「ふん、なんだよ」

 

「なんでこんなに少人数で公共施設を狙ったのか不思議でね、せめて10人は必要だと思うんだ」

 

「さあななんでだろうな」

 

「せめてキャッチボールぐらいはしてほしいな」

と言うと校庭と正門から軽装甲機動車が門を破壊しながら入ってき、

やまとと犯人の間に止まり

 

「死にたくなきゃ、銃を捨てろ撃つぞ」

と20式を構え、RBA(レンジャーボディアーマー)をきた青年(・・)が後部座席から降りてき、64式を構えた楓が助手席から降りてくる

 

「捨てろ、早く」

 

「わ、わかったとでも」

 

パンパン(ダブルタップ)と無慈悲な銃声と共にズドンと倒れる音が聞こえる

すると警官隊らしきものが突入してくる

 

「発泡から数秒早いな」

 

「あ、兄貴ぃぃぃ」

 

とその場で崩れ落ちる

 

「グッドタイミングだった、あと君…後で話そう、先にこれな処理だ」

 

と警官数名がこちらにくる

 

「君は一昨日の!」

 

「ああ、あの時の警官ですか、持ってたおかげで何十人もの命を救いましたよ、ええ」

 

「警部補、その人は?」

 

「海軍の提督さんだ…」

 

「初めまして…持ってないや、日本海軍中将の大和です」

 

「このガキ海軍の提督かよ…」

 

「ちっと痛めつけすぎかもしれませんが、こいつがもう一人の犯人です、どうぞ」

 

「ハッ」

 

と言っているとバタバタバタバタとヘリコプターぽい音が聞こえる

 

上を見上げると白色のヘリコプターが上空を通り過ぎる

 

「クソ、生徒の確認を、居ない先生等は?早く!」

 

 

「教頭と副校長がいません!」

 

「チッ共犯かよ、おおすみ!自衛隊に連絡さっきの機体をレーダーで追尾、こっちにヘリの迎えを要請」

 

「わかった、ちょっと待ってねぇ!」

 

「クソが…どこに隠してたんだよ」

 

「そういえば近くに謎の小屋があるって生徒が話してたような」

 

「あークソ…楓、さっきの機体わかったか?」

 

「多分ロビンソンR44、速度は巡航108(200km)航続 347(560km)

 

「347マイルか…ここからなら大抵の場所行けるな…」

 

「教頭と副校長に関する資料です」

 

と刑事が渡す

 

「ありがとう、と言うか副校長は校長の奥さんなのか知らなかったな、となると教頭か」

 

「だと思います」

 

「はあ…この辺で身を隠せる地域なんていくらでもあるから何も言えんな」

 

するとバタバタバタとヘリコプターの音がする

 

「来たか!」」

 

旧海軍の航空機の様な迷彩をしたSH-60Jが着陸する

 

「クズネツォフ、おおすみ、楓、始、ふぶき、いなすま、早くなれ!頭下げながら行けよ!」

 

と全員が機乗する

搭乗員の一人が全員にヘッドフォンを渡す

 

『機長さん、追跡の方は!』

 

「お久しぶりね、ウシャコフ改やまとくん」

 

「え?鹿島さん!?」

 

「無線を聞いて」

 

《あーあー、こちら伊吹聞こえる?》

 

「ああ、聞こえる」

 

《んじゃもう一回》

無線が少し切れ、繋がる

 

《こちらE-2Bホークアイ、例の機体を追尾中》

 

「了解、例の機体は場所はどのあたりを飛んでいる?」

 

《岐阜との県境を超えたあたりです!》

 

「どこだ…どこに向かってるんだ」

 

《このまま追跡を続けます、オーバー》

 

「了解」

一瞬無線が切れ

 

《こちら、伊吹どうぞ》

 

「聞こえてるオーバー」

 

《帰ってきたらすき焼きを頼む》

 

「…了解、オーバー」

言い残し無線を切る

 

 

「組織犯罪だろうから戦闘時は始、楓、クズネツォフ、おおすみ、俺の順だ、ふぶきといなずまはこいつで空中待機」

 

数十分後

 

《こちらE-2B、例の機体が岐阜・長野県県境沿いの旧採掘場に着陸しました、位置を送ります》

 

 

『こちらピューパ01了解よ』「やまとくん、聞いてた?」

 

「聞いてますよ、あと何分程度です?」

 

「5分で着くわ、後から無線、終わったら呼んでちょうだいね」

 

「了解、4人共準備用意」

 

「完了してるわ」

 

「準備完了だよ」 

 

「メットよし、銃よし、行ってもいける」

 

「提督殿。いつでも行けるよ」

 

「了解」

 

数分後  旧採掘場上空

 

「パスして着陸するから出れるようにね!」

 

「「「「了解」」」」

 

上空をパスし採掘場のほぼ中心部に着陸

 

「二時の方向、動くものあり、警戒」

ヘリは退避する

 

パンパンと弾が飛んで来る

 

「2時から発砲反撃開始」

 

パンパンパンパン

 

「エネミーダウン、生死確認を行う」

近づき足先で軽く蹴る

 

「死亡確認」

 

 

「10時方向に建物があるが肇、どうする?」

と少しボロいプレハブ小屋を指差す

 

「確認しよう、狙撃兵等は居ない」

 

 

プレハブに近づき

 

「サン、ニ、イチ突入」

 

突入し部屋の中を確認する

 

「クリア」

 

部屋の隅に手足をインシュロックで縛られ、口にはガムテープを二重目で巻かれた副校長と思われる女性がいる

 

「副校長ですね?」

 

とガムテープを外して言う

 

「は、はい、大和くんだよね?」

 

「多分そうなんじゃないですかねか、クズネツォフ、よろしく」

 

「わかったわ」

 

と話していると

 

ガタガタガタガタガタガタと重々しい音が聞こえてくる

 

「なんだ?」

カーテンの隙間から外を見る

 

「なんだ…ありゃあ」

 

「どうしたんだ?」

同じようにカーテンの隙間から外を見る

 

「人民解放軍のIFVがどうしてこんな所に二両も居るんだ」

 

「あれの名前、性能は?」

 

ZBD-04(04式歩兵戦闘車)

100mm低圧砲、30mm機関砲、装甲はキャリバークラスの重機じゃないと抜けない、ロシアのBMP-3に近い性能だ」

 

重機(建設機械)はあるが重機(重機関銃)はないな少なくとも」

 

「無線で通信しないとな」

 

「だな」

と無線を弄るが通じない

 

「影に隠れて無線が飛ばねえ」

 

「クソ、どうする考えろ俺…」

 

「あのどうなるんですか…このまま死ぬんですかね…まだやりたいことあったなぁ」

 

「安心してください、地位と名誉にかけてお守りします」

 

「どうしてやまとくんがそこまで?」

 

「この国の防人(さきもり)だからです」

 

「防人…」

 

「おしゃべり中失礼、敵兵らしき人物たちが建物に近づいてくるけど?」

 

するとバタバタバタバタと複数のヘリの音が聞こえる

 

「敵ヘリか!?」

 

と窓から外を見るとそこには本来自衛隊が配備していないはずのAH-1W2機がZBD-04とその随伴歩兵にM197 30mmとハイドラ70ロケット弾を使い攻撃をしている

 

「友軍機だ、全員出る準備しろ!」

 

ドゴォォォォンと爆発が起きZBD-04の砲塔が吹き飛ぶ

 

「とっくにできてるよ、副校長先生は目を瞑っててくださいね?」

 

「は、はい」

 

「クズネツォフは先生の誘導を」

 

「わかってるわ」

 

「3,2,1出るぞ」

 

建物から出て歩兵に機銃掃射をしつつ緑色のダンプの後ろに隠れる

 

「無線は入った、『こちらやまと、教員を確保…繰り返す教員を確保、現在、緑色のダンプカーの物陰に隠れている』」

 

『こちらコブラ01、了解、途中無線がなかったがどうした』

 

『建物内だと無線が入らなかったんだすまない』

 

『了解、歩兵の掃討が完了し次第ピューパ01を着陸させる』

 

『支援感謝す、我々も掃討に参加する、誤射はやめてくれよ』

 

『留意する』

 

とやまとが車両の影から歩兵を攻撃する

 

「ワンダウン、ツーダウン…」

 

と数分後

 

『こちらコブラ01、敵兵の大凡の掃討を完了』

 

『了解待機する』「そろそろ出迎えが来るそうだ」

 

「このまま行けるといいけどね」

 

「問題なく行くさ、多分ね」

 

と数分後迎えのピューパ01が着陸し、全員を乗せて離陸する

 

離陸し数秒

 

「RWRに反応あり、方向は4時の方向」

 

「携帯式まで持ってるなんてご立派だなぁ!フレアは?」

 

「そんなもん搭載してきてないぞ!」

 

「信号拳銃はあるか?」

 

「スライド近くの箱に入ってるけど」

 

「これがありゃ上出来さね」

と左のスライドドア開けフックにハーネスをかける

 

「逆だよ!」

 

「これでいいんだ、低空を飛べ」

 

「わかった」

 

「いなずま、何か飛んで来たら言えよ!あとは全員何かに捕まったかけ!」

 

「わかったのです!」

 

沈黙の数秒

 

「ほぼ真後ろから来たのです!」

 

「クソッタレ、行ってこい!」

ポンと共に赤色の発煙弾が発射される、ミサイルは見事にその発煙弾を感知し発煙弾の方向へとすっ飛んで爆発する

機体は揺さぶられるが立ち直す

 

「損傷は!」

 

「なし、任務完了RTB」

 

「はあ終わった終わった」

とスライドドアに腰掛ける

 

「一時期はどうなるかと思いましたよ…」

 

「クズネツォフ、副校長先生は怪我は?」

 

「手首を少し赤くなってた程度で問題なかったわ」

同じようにスライドドアに腰を掛ける

 

「なら問題ないな」

 

『機長さん、この後のご予定は?』

 

『学校に着陸してヘリは帰還するよ、学校の方は帰宅令が出てるから帰れだとさ、到着時刻は13時ごろになる』

 

『了解』「あと30分ぐらいだな」

 

「やまと、ハーネスどれ?」

 

「右太腿のところ」

 

「あっこれね!」

とハーネスをつける

 

「西側の機体ってやっぱり充実してるわね」

 

「西も東もわからんと思うがな」

 

「Mi-24にはこんなハーネスのフックなんてついてないわよ」

 

「古い機体だからだろうね…」

 

「そうねぇ」

 

「んー」

 

とポケットをパンパンと叩く

 

「あぁ…入ってないのか」

 

「ん?どうしたのかしら?」

 

「あ〜なんでもないわ」

 

ああ(・・)、あれね」

 

「に、やまと、これだろ?」

 

とタバコの箱を渡す

 

「セブンスターかぁならいいや…」

 

「贅沢言うなよ、俺がこれなんだからさ」

 

「た、タバコ…?」

 

「そうか、副校長は何にも聞いてないのか」

 

「え?」

 

「はじめまして、独立空母打撃群旗艦やまとです、どうも」

 

「え?艦娘さんだったんですか」

 

「秘密にしてたんですよねぇ…色々めんどくさいですし」

 

「ならあの子の話は…」

 

「はい?」

 

鈴谷(すずたに)さんが艦娘になれるって話を海軍さんが来て…」

 

「え?そうなのです?!」

 

「話によると鈴谷?って言う重巡洋艦になるって話らしくて」

 

「それは自分、担当じゃないからわからないですねぇ…ん?今日何日だ?」

 

「7月16日ですけど…」

 

「って明日じゃんヤベェ受け入れ準備してねぇよ」

 

「え?なんがあったけ?」

 

「新しい子だよ!」

 

「本当なのです!」

 

「明日はドタバタになりそうだ…」

 

 

次回 新顔くんとカッコカリ

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