「貴君らはこれより正式勤務地へと配備が始まる、戦況は一層厳しくなると思うがここで学んだ知識をふんだんに活かし活躍を期待してるでは、解散!くれぐれもバスに乗り遅れる事がないようにな!」
「了解!」
と全員が返事をする
「スゲェな本当」
「新しい子ってどんな子なのです?」
「その時のお楽しみだ」
「わかったのです!」
「おお、ここにいたのか」
「あ、長門さんお久しぶりです」
「明後日の会議なんだが覚えてるよな?」
「
「ああ、そうだその日にもう一つ重要事項があるからよろしくな」
「了解です、新しいうちの子は?」
「さっき他の子達と別れの挨拶してたぞ」
「ならもう少し時間かかりそうか、まあいいや」
「明後日よろしくな」
「お疲れ様ですぅ」
「お、やたとじゃ無いかお久しぶりだな」
「矢矧さんお久しぶりです」
「お久しぶりなのです!」
「調子はどうかしら?」
「ぼちぼちですなぁ」
「例の中共連中は結局どうなったんだ?」
「憲兵隊と公安が処理してるってさ」
「そうなると警察は後処理だけか」
「みたいですね、憲兵隊が各地域にある基地をしらみ潰しに探してるらしいですからね」
「流石だな」
「うちの部下も派遣させらたさ」
「やっぱりか」
「そういえば新しい子達どんな感じです?」
「それで今思い出したんだが、
「え?まあ知ってますけど」
「その子が君に紹介されたって言ってたが?」
「学校でそんな話をした時に1回目は割とガバガバだったから2回目を受けるといいって言っただけですよ」
「そうだったか…まあ最近は駆逐艦と軽巡しか居なくて重巡不足だったからちょうどよかったな」
「さっき長門さんにも聞いたんですけど、ウチの新しい子どこに居ました?」
「ああ、それならそろそろじゃ無いか?最後のバスが行くみたいだし、あとこれだ」
と一枚の資料を渡す
「ん?…ああ、転属の書類か手元に無いなぁって思ってたけどやっぱり矢矧さんが直接手渡しか」
「
「忙しそうですね」
「最近は忙しくてな」
「ちゃんと休んでくださいよ、っと来たな、おーいこっちだぞ!そこのボーイ」
と小走りでくる
「お久しぶりです!」
「お久しぶり、先に」
「はい」
「これよりロサンゼルス級65番艦みやざきを独立空母打撃群所属とするが異議は?」
「ありません」
「よらしいでは行こう、矢矧さんは頑張ってくださいね」
「ああ、じゃあまた今度」
「名前は…」
「もちろん覚えてます」
「それな良い。さて戻るとするか」
「なのです!」
「というかあっついなぁ」
「ですね」
「いなずまにみやざき、なんか食いたいもんあるか?」
「特にないのです」
「僕も特にないですね」
「若いんだからもっとないの?だと言えば蕎麦が食べたいとかさ」
「やっぱり特にないのです…」
「
「そうめん流しなぁ…こっちの人には通じんよ」
「え?」
「知らないのです」
「そういやみやざきの艦長さん、鹿児島の人やったな」
「え?そうですけどどうしてそれを?」
「
「どうして細かいことを」
「いわゆる前世の記憶ってやつさ」
「もしかして哲平さん?」
「その通り…君は?」
「副長の
「柏崎くんか君も同じく鹿児島だったね」
「枕崎市です」
「そうだったな、唐船峡の近くだったかな?」
「そうです、そこのめんつゆが非常に美味しくて美味しくて」
「余裕があれば頼んでみようか」
「今も製造してれば良いですけどね…」
「海江田さん少し苦手だったなぁ」
「根は良い人ですけど
「戦闘に関しては群を抜いて優秀だからどこか憎めない人だったな」
「やっぱり記憶にないのです」
「いわゆる艤装の記憶ですか?」
「なのです」
「僕は沈んだその瞬間まで覚えてます…」
「結局原潜は何隻沈んだんだ?」
「自分達が確認した時点では国防軍では我々の1隻だけだと思います、でも米国のバージニア級のノースカロライナが人民解放海軍の
「探知ができないならば核で吹き飛ばす…もはや冷戦期の戦闘だな」
「ですね」
「みやざきの沈没理由は?」
「補給中に対艦ミサイルを食らいました、ちょうどその時海江田さんだけ補給艦内にいたと思うので多分助かってると思います」
「防空網を低空で通り抜けてきたか」
「多分そうだと思います」
「汚染がどうなることやら…っとここが我が警備府だ」
「プレハブですね…」
「そうだな」
と建物内に入り、紹介をしてゆく
「最後に君の部屋だ」
「2人部屋なんですね?」
「本来俺なんだが、俺は司令室にある部屋で寝てるからこっちには来ないんだ」
「なるほどです」
「あとはゆっくりしててくれ、18時には夕食だから来てくれよ」
「ハッ」
「その時に自己紹介もするからな」
「はい」
「全員集まったな?」
「集まったけど?」
「入ってきて良いぞ」
みやざきが入ってくる
「ロサンゼルス級65番艦みやざきです、よろしくお願いします」
「ってことで新しい子のみやざきくんだ、座ってくれ食おう」
「はい」
「頂きます」
「ご馳走様」
全員が食べ終わる
「美味しかったのです!」
「どうも」
と言いながらお皿を集めて洗い物を始める
「(そういや貰った例の箱開けないな、後で開けるか)」
パパッと洗い
「自己紹介は終わった?」
手を拭きながら言う
「終わったのです」
「美奈子さんに結月さんがいたのは驚きです…」
「そりゃそうか」
「私だって浩さんってことに驚いてるよ」
「そうそう,おおすみ、明後日さ会議があるからよろしく」
「わかった」
「じゃ俺は仕事に戻る、みやざきくんはもし何かあったら俺かおおすみによろしく」
「はい」
部屋の椅子に座り
箱を取り出し中を見るとそこには小さな指輪が入っている
「どう言うこっちゃ…」
箱の中身を確認してると一枚の紙が入っておりその中には
「ケッコンカッコカリの指輪、カッコカリをすることによって艤装能力の向上する、もしカッコカリをして退役となるならば場合によっては結婚となるだろう」と記載されている
「カッコカリか…そもそもレベルは足りてるのか?悩んでもしょうがないよなぁ…」
箱をポケットに突っ込みリビングへ向かう
「どうしたん?戻ってきて」
「いやまあ…ちょっとな」
「珍しく仕事以外で悩んでるわね」
「半分仕事で半分私的だな」
「やまとさんが私的で悩むってちゃっと珍しいですね」
「ふぶきちゃん。それはちょっと失礼じゃないかしら?」
「え?すみません」
「ちょっとどころじゃなくて相当珍しいわよ、明日槍でも降るんじゃないかしら?」
「はあ…いなずま、ちょっと来てくれ、話がある」
「え?わかったのです」
と部屋な戻り
静かな外を見ながら
「なあ、いなずま」
「どうしたのです?」
「俺とカッコカリでも結婚しようって言ったらどう思う?」
「えっ…その、嬉しいのです…」
「じやあ結婚しよう」
振り向き、しゃがみ
小さな手に指輪をはめる
するといなずまが泣き始める
「これからよろしくな」
「ふつつかものですがよろしくなのです…」
「どうだ?泣き止んだか?」
「泣いてないのです!」
「そうか、もう一つはその指輪についてなんだが、名前はケッコンカッコカリの指輪、話によると艤装の能力が向上するらしい」
「え?ってことは艤装の一部ってことなのです?」
「みたいだ、いまいちどうなるかは分からんがな」
「こんなに小さいのにすごいのです」
「どうする?みんなには話す?」
「とりあえず言うのです!」
「なら戻るか」
といなずまの頭をぽんぽんと叩く
「戻るのです!」
リビングに戻り
「あ、戻ってきた」
「なんの話してたのかしら?」
「ちょっとみんな集まってくれるか?」
「少し待ってー」
「集まったね」
「どうしたの?」
「一応話をしなきゃと思ってね」
「ほーん」
「いなずま、手ぇ出してみ」
「なのです」
「わかる?」
「…指輪…?」
「その通り」
「マジで?!」
「
「え?」
「まあ説明としては”ケッコンカッコカリの指輪”って」
『ねえ、あなた息子が結婚したわよ!』
とクズネツォフは淳一に電話をしている
「なあせめて話ぐらい聞いてくれよ…」
『マジか!あいつ結婚したのか!誰だ?例の子か?』
『そう、そうなのよ』
「これの止め方、誰か」
『やっと渡したんか!』
と風間も混ざる
「え?」
「あ、話てなかったな、あの指輪自体は風間さんから渡された謎の箱の中身だよ」
「えー」
『後で細かいちゃんとした書類送るからな待ってろよ!明日は赤飯だ!』
「ああ…頭痛が痛い」
と頭を押さえる
「私もなのです…」
軽く喋って電話を切り
「でも兄さんが結婚ねぇ…興味ね」
「兄さんに彼女がいた時期って逆にあるの?」
「兄貴はないんじゃない?」
「居たことはないが、すっごい気になってるんだけど、なんで始は人間の姿と妖精の姿で姿を変えられるんだ?」
「俺もわからん、念を込めたらできる」
「えっとこの方は?」
「はじめまして、新田隊の隊長、新田始、よろしく」
「新田隊ってあの伝説の?」
「伝説になってる理由は知らんがそのはず」
「上陸作戦を成功させたからですよ、それでやまとさんは軍神って呼ばれてるんですよ?」
「は?」
「一隻で170隻も沈めたからじゃないかしら?」
「そんな…駆逐艦100、戦艦24、空母50…174隻だから確かに軍神って呼ばる理由もわかるがどうして…」
「まあ噂で呼ばれてる程度だしね」
「はあ…もういいや寝るわ」
「なら皆さん寝ましょう」