《発信場所を特定したわ、たしかに藻岩山の山頂にある鉄塔だわ》
「何らかの方法で通信は出来ないか?」
《やってみるわ》
「了解」「っとそろそろみやざきが通信を飛ばしてくるはずだな」
と待機して数分後
『こちらみやざき、聞こえてますか?』
「感度良好、問題なし」
『了解、津軽海峡で敵潜水艦を3隻撃沈しました、それ以外に艦影なし』
「3隻撃沈了解、十分に留意せよ」
『了解です』
「通信オワリ」
と切れる
「こちらやまと、長門へ潜水艦みやざきが津軽海峡で敵潜を3隻撃沈、それ以外に艦影はなしとの事」
『こちら長門了解』
そんなことをあり数十時間後 奥尻島沖21浬
《こちら長門全艦隊へ、数時間もすれば上陸地点に到着、一層気を引き締めろ》
総員《了解》
{緊急入電、こちら伊吹、第二航空隊より利尻島方面に深海棲艦12隻を確認、距離248マイル、船速30ノット、艦種は軽巡ツ級2隻、駆逐ナ級10隻の水雷戦隊!航空隊の要発艦を要求します!}
{こちら長門、了解…待機せよ}
{こちらやまと、伊吹は発艦中止、クズネツォフはP-700の発射用意、いなずま、はたかぜはトマホークの発射用意、伊吹さん、E-2Bでの補助誘導お願い、ふぶきは対空警戒を}
{了解なのです}
{了解です!}
{了解よ}
{了解ね}
{発艦停止、いつでもミサイル誘導可能だよ}
「こちらやまと、本部へ深海棲艦12隻を確認…編成はツ級2隻、ナ級10隻、攻撃許可を」
《こちら本部、攻撃手段は?》
《対艦ミサイルによる飽和を攻撃を実施する》
《…攻撃を許可する》
《了解》{いなずま、はたかぜ、5発ずつ発射、クズネツォフは照準内に留めたまま待機}「トマホーク2発用意」
{了解打ち方始めなのです}
{了解、トマホーク攻撃始め}
と5発ずつ計10発、
「トマホーク2発発射」
とやまとからも2発放ち、12発となったミサイルが時速900km/hで距離400km先にある深海棲艦の艦隊はと向かう
25分後
{ミサイル着弾…今!深海棲艦12隻の爆沈を確認!通達する、爆沈を確認}
と無線から「おお!」や「よくやった」や「さすが現用艦だ!」とさまざまな声が上がる
11時間後、石狩湾内
{不気味なぐらい敵艦の存在がありません}
{そうだな…揚陸艦、揚陸作業開始}
と上陸作戦が始まる
上陸は問題なく進み、全部隊の揚陸が完了した頃
哨戒中の独立空母打撃群
「な、伊吹!利尻方面に艦載機の発艦用意!」{こちらやまと、利尻島から複数の深海棲艦の出現を確認}
{こちら、本部、隻数は?}
{重なりすぎて不明、少なくとも10隻以上だ}
{了解、これより
{了解}「全員聞いてたな?」
『聞いてたのです』
『はいっ!』
『もちろんです』
『何隻居ようと吹き飛ばすわよ、偵察機発艦始め』
『独立空母打撃群の最後の仕事を華麗に見せましょうか!』
『独立空母打撃群の最後の仕事は護衛を完了してこそよ、連合艦隊旗艦長門、参戦する』
『金剛デース、あの時や恨みはナシにしマース、だから参戦するネー』
『比叡です!お姉様と共に参戦します!』
『正直、役に立たないと思うがすまないな』
『いいや、そうでもないかも』
『艦載機からの情報来たわ、深海棲艦はざっと50隻以上もっと増えてる、利尻島空港中央部に大型の深海棲艦らしき影あり、との事』
『鹿屋に居た飛行場姫ってことかしら』
『俺はあってないが多分でしょうね、少なくともミサイルのみだと厳しいような、距離は200kmか、行けるな』
『トマホークかしら?』
『RGM-84ですよ、空中管制機があるなら300kmまだならいけますからね、伊吹、F-14をE-2Bの直掩に回して、A-6全機、対艦武装、A-4E全機を対地武装で発艦用意、クズネツォフ、Su-27を中短距離防空で発艦用意』
『わかったわ』
『了解よ』
総勢111機の戦闘機、攻撃機が発艦準備に取り掛かる
『ふぶき、防空は頼んだぞ』
『了解です!』
『いなずま、はたかぜ、ふぶき!全発射機の発射用意をしろ、合計40発のハープーンをぶちかませ!』
『了解なのです!』
『了解です!』
といなずま、はたかぜ、ふぶきから放たれるミサイル
その数が合計40発、
値段にすると340億円
《オメガ、しんかいせいかん、150こえてます!どんどんぞうかちゅう!》
『このレベルはレーダーが追いつかなくなるぞ…』
《だいいっぱ、ちゃくだん!》
『レーダーから30消失、一隻の誘爆で吹き飛んだか』
『第1波艦攻隊、20機発艦完了』
《てき、せんとうきたいのりりくをかくにん》
『ふぶき!以降の防空頼んだぞ!』
『はい!任せてください!』
《てっき、やく70き、りりく》
『撃ちます!』
SM-2がふふきから複数発発射される
そのSM-2は時速4,290km/hと言う超高速で飛翔し、編隊を組んでいる途中の敵機に直撃し爆散する
『いいぞふふき!もっとやれ!いなずま、はたかぜ、トマホークの準備、いなずまは飛行場姫を狙え』
『了解なのです!』
『了解です!』
『艦載機1波、ハープーン発射完了』
《深海棲艦の増殖が止まりました!》
『なに…本当だ、ただそれでも300隻はいるな』
『これを日本語だと蜂の巣をつついたって言うんでしょ?』
『蜂の巣をぶん殴ってるが正しいな、トマホーク発射』
とトマホークが60発放たれる
『な?奥尻島沖から複数発のトマホークらしき飛翔物体を5機、確認、多分みやざきのだろう』
『さすがあいつだ、タイミングをきっちり理解してる、あの位置で待機してたんだろう』
『どう言うことだ?』
『30発が着弾して修復中を狙って5発、すれば相手はもう一度修復をしないといけなくなる』
『着弾して数分後に私のA-4Eが到着するな…』
《はーぷーんちゃくだん!てきかんだいたすう、ばくちん》
『敵艦75隻撃沈、何隻か被ったか』
『2波の編隊完了、発射準備も整ってるわよ』
『撃て』
と第2波から80発が放たれる
数分後
ハープーンがほぼ全弾着弾し80隻を沈める
その数分後
トマホーク60発も着弾し、
飛行場姫に甚大なダメージと深海棲艦の30隻を撃沈した
その後も攻撃を続け、飛行場姫に1000Lb爆弾を80発、総爆薬量16,160kgを投下したが、ただの爆弾ゆえダメージは少なく終わった
深海棲艦は残り10隻程度、敵機はふぶきの仕事の甲斐もあり0であった
場所は利尻島まで約30kmのところまで接近していた
『長門、金剛達の射程圏内まで何キロですか!』
『25kmなら有効打を与えられるわ』
『了解、深海棲艦は10隻場所も破れてるから近づけるな』
と島に近づき、長門の41cm連装砲4基8門と金剛、比叡の35.6cm連装砲8基16門、計24門の砲斉射が始まる
九一式徹甲弾は次々と飛行場姫に直撃し、爆発を起こす
『流石九一式徹甲弾だ』
と射撃を始めて5分程度
突然大爆発を起こす
『これで終わったかな、オメガ確認を』
《ひこうじょうきのはかいをかくにんしました、しゅうへんのしんかいせいかんもきえました》
『了解』《こちら、独立空母打撃群、利尻島の制圧完了、指示をくれどうぞ》
{こちら本部、そのまま撤退しろ、補給を行い休み翌々日、そのまま帰還しろ}
『了解』
と基地に帰還し補給を済まし、休みに入る
石狩湾新港
「ふぁぁ…眠てえ」
と埠頭で海を眺めてると
「あ、居たのです」
といなずまと鼓田ナミレこと夕張が居る
「おお、二人さんどうした?」
「例のラジオについてなんですけど」
「そういえばそんな話あったな、それで?」
「近くの建物内にうちのスタッフ含めて、10人ぐらいが住んでました」
「状態は?」
「少し栄養失調気味だけど問題ないと」
「よかったな」
「なのです!」
「はい」
翌日 早朝4時 艦隊は帰還ルートへ入る
『仕事とはいえもう少しぐらいゆっくりしたかったな』
伊吹がそう言う
『まあ明日には退職だから暇ができれば行けば?』
『その時はみんなで行きたいのです!』
『自分、寒い地域苦手なんですよね…』
『まあみやざきは鹿児島生まれだし、暖かい方が良いんだろうな』
『私はどこでも過ごせるわねぇ』
『ずっと東京にいたのでわからんないです…』
『私も寒くても暑くても問題ないですね』
『輸送艦隊が居ないから楽だな』
『と言うかみやざきくんは無線繋げてて良いのです?』
『少なくともこの航路は安全なはずだから問題ない』
『なるほどなのです』
《こちら、おおすみ聞こえる?》
『感度良好問題なし』
《公式ラジオに変えるわ》【松本よりお伝えします、大本営情報局からの報告です、陸上自衛隊少将
と全体ラジオで流れると
各所から歓声が上がる
『終わったのです?』
『南北海道地域ではな、これからは北北海道戦線があるだろうな』
『にしても変わった将軍さんたちの名前だったのです』
『まあアイヌ系住民なんじゃないか」
『そうなのです?』
『さあな』
翌日昼15時
「ついたのです!」
「艤装とも別れか…短い間だったけどありがとうな」
とそっと艤装を撫でる
「あなたのが一番短かったわね」
「たった数週間だ」
と言いながら上陸する
「おかえりなさい、浩史」
「ああ、ただいま親父」
「おかえり、
「うん、ただいまお父さん」
「これで艤装とのお別れだ」
「と言ってもいつでも出せるけどね」
「出す機会なんてないさ」
「いや、きっといつかあるね、俺はそう言い切れるよ」
「親父まで変なこと言わないでくれよ」
「全員ここに居たのか」
「長門さん」
と敬礼をする
「風間くん、これを彼に渡してあげて」
「は?」
「なるほどわかりました」
「おいおい、何だ?」
「君にこれを出す、私の娘を幸せにしてくれよ?」
と婚姻届と他の書類を渡す
「え?はい、わかりました、
「
「そこまでしてくれてありがとうございます」
「いいんだ、この国を救った軍神でもあるんだ、ついでに言うと私は司令官としての任を降りる、理由は君達をクビにするクソ政治屋達への仕返しだ、私以外にも軍のトップにいる艦娘達は全員が辞職した、とは言え私は横須賀鎮守府に居る旦那の所に行くだけだがな」
「え?そこまでしなくたって…」
「あいつらはここまで腹を括っても何もしなかった、だからだ」
「あぁ…にしても長門さん結婚してらっしゃったんですね」
「まあな、ちょうど横須賀鎮守府の提督になってるよ」
「そうだったんですか」
「おっと、そろそろ帰りの鉄道に間に合わなくなるから帰るとする、達者でな」
「了解です、お達者で」
「なのです」
「長門さんもお元気で」
「さようなら」
「お元気で」
とでてゆくと同時におおすみが入ってくる
「長門さんも行ったんだね」
「ああ、なら全員揃ったし行こうか」
「荷物は全部車に乗ってるよ」
「鍵は?」
「はい、これだ」
と風間が鍵を投げる
「サンキュ、じゃ父さん、俺たちは行ってくるよ」
「ああ、元気でな」
「あなたもね」
「ああ」
「お父さん行ってくるのです!」
「行ってらっしゃい」
と別れの挨拶をし、車に乗り込み発進し数十分
「そういえば今日はどこかに泊まるのかしら?」
「大阪あたりで一泊かな、大体3時間ぐらいで着くよ」
と前部座席の中央に座って飲み物を飲んでる電の頭をポンポンとしながら言う
「んーんー」
「後ろの四人はっと…吹雪とはたかぜは寝てるのか」
「だね」
「みたいですね」
「寝かせとけ」
「そういえば名前、苗字とかはどう変わるの?」
「元人間組は大元の名前だな、吹雪なんかは名前は吹雪だからそのままだな、苗字の方は海江田吹雪だな」
「ならはたかぜちゃんは?」
「杉田
「変わるのは…結月と私と寛だけ?」
「だけかしらね」
「私の胸ポケットに入ってる始は?」
「大隈始になるよ、あと電も苗字が木になる」
「それは、結婚するからでしょ?」
「なのです!」
「ま、そんな所だ」
「ふーん、ところであっちに着いたら何するの?」
「まあ農業だな」
「そっか」
「なんだ?嫌だったか?」
「別に嫌じゃないよ、農業は退役したらやりたかったことの一つだし」
「私も実家の
「何育てるかなぁ」
「取り敢えずは野菜よね」
「地域と時期に合わせるしかないし、引っ越してから当分は別で忙しいだろうから出来れば秋植えになるだろうな」
「秋ねぇ…」
「秋植えなら大根、白菜とかですね、大根なら9月中旬ぐらいから種まきして、10月頃に植付け、11月中旬ごろに収穫ですかね」
「へぇ…宮崎ってご両親が農家だったりした?」
「実家が農家でしたし、自分も農業高校出身ですし」
「なら宮崎が主導かな」
「え?」
「そうね、多少なり知ってるんならそうした方がいいわね」
「だねー宮崎くん、いやご師匠よろしくお願いします」
「え?そんなぁ…」
3時間後
18時
「さて、大阪に着いたらいいもののホテルはどすっかなぁ」
と渋滞に捕まりながら言う
「兄さん、一言言っていい?」
「何?」
「メシより宿!」
「ホテル探すか」
「んじゃ電話かけたりするよ」
「部屋は…7人だから微妙だなぁ」
「だよね、取り敢えずは5人部屋と2人部屋でいい?」
「だなぁ」
「んー…5人は中々無いだろうしさ、3人部屋と4人部屋かなぁ」
「内訳は?」
「兄さん、みやざき、電ちゃんで3人部屋、んで残りメンバーじゃない?」
「電、それ良いいか?」
「別に良いのです」
「ならそれでいいな」
「ならそれで探すね」
と各ホテルに鬼電する
19時
「あ、はい、ありませんか…わかりました」
「やっぱりないか…」
「3人部屋はあるけど、4人部屋がね」
「キャンプ地にはしたくないぃ…」
「俺も走りたくはないぞ」
「わかってるから旅館の方も当たるわ」
「んん…どうしたんですか」
と寝ていた吹雪が起きる
「今から泊まるホテルか旅館かを探しててな」
「なら私いいところ知ってますよ」
「本当か?」
「はい、旅館ですけど…」
「埋まってるんじゃないかなぁ」
「空いてると思いますよ」と言いながらスマホを取り出し電話をかける
「もしもし、うん吹雪だよ、今さ」
「2人部屋と5人部屋を」
「えっと2人部屋と5人部屋って空いてる?、うん、空いてるのね、わかった今から1時間もしないうちに着くから、うんありがとうお婆ちゃん」
と電話を切る
「そういえば雪さんの実家が旅館でいつか遊びに来て云々言ってたような…」
「はい、お婆ちゃんの家が旅館なんですよ、私も何回か遊びに来たことがあるんですよ」
「場所は?」
「あ、ここです」
とスマホの地図を見せる
「電、俺のスマホでさ、この旅館を出してくれ」
「なのです」
スマホの地図を開き見せる
「持っててくれよ、吹雪か美奈子、そこでぐっすり眠ってる結月を起こせ」
「わかった、結月ちゃーん、おきてー」
「あ…と…2時間…」
「総員起こし!」
「んんんああ、やらかした!」
と飛び起きる
「おはよう、結月ちゃん」
「?!?!?!お、おはよう?」
「おそよう、今は大阪だぞ、結月艦長」
「え?」
「途中で一泊するんですよ、結月さん」
「はぁ…」
そんなこともあり翌日、朝8時
「昨日は急遽泊めさせてもらって本当にありがとうございます」
「いえいえ、あの子を預かって貰ってるので、全然いいですよ、所であの子は新しいところに行ったら中高は…」
「もちろんいかせますので安心してください」
「中高の教育費ぐらいは…」
「大丈夫ですよ、こちらで賄えますので、本当にやばくなったら頼りますよ、では」
新居に向けて出発する
走り出して数十分
「なあ吹雪」
「はい?」
「中学高校に行かせたいんだがどうだ?」
「え?良いんですか?」
「中学に関しては義務だが、高校に関してはどうする?」
「近くにあるんなら行きたいです」
「一応近くにある、全日制と定時制の両方があるとさ」
「なら定時制です、勉強は好きですけど登校とかその辺が…」
「その辺は送り迎えするから問題ないさ」
「でも定時制でお願いします」
「わかった、多少の融通は効くらしいが勉強を頑張ってくれ」
「はい」
「私はどうすればいい?」
「お前は行く気ないだろ」
「えへ?バレた」
「はあ…とりあえず着いたら荷物下ろして、市役所だな」
また新しい生活が今始まろうとしている
第一章 本土編 終
占領の時のラジオの元ネタがわかる人はどのぐらいいるのだろうか?
答えは多分2期の1話目の後書きに書きます多分