第二章 出会いと新たな始まり
月日は流れ、北海道の平和作戦が終わり約3年、日本は台湾、アリューシャン列島、ハワイを深海棲艦から取り返し、部分的ではあるが旧アメリカ合衆国との連絡航路を設け、新生アメリカ合衆国との共同作戦にてアジア圏への奪還を視野に入れた作戦を考案中であると…
そんなことは知らない、浩史一行は吹雪が卒業年を迎え、そして稲作を開始した6月下旬から新たな話は始まる…
「雨強いけど大丈夫かなぁ」
「大丈夫じゃない?と言うか昼飯どうすっかなぁ」
「まあ余ってるカレーじゃないかしら?
「昨日もカレーだったしどうじゃろか」
と話しているとインターフォンが鳴る
「はーい」
と浩史が向かい
「どちら様でしょう?」
ガチャ
とドアを開ける
とそこには服がボロボロでかつずぶ濡れの少女が一人立っている
「助けて欲しいっぽい…」
「ま、まあ玄関に入りなさんな、ひかりーバスタオル持ってきてくれ」
「はーい」
「助けてくれるっぽい?」
「君が何処の誰で何かはわからんが、もし風邪でも引いたら色々困るからな」
「ありがとうぽい…」
「持って来たよって…だれ?」
「わからんが、ひかり、風呂入れてやってくれ」
「はーい、服は美奈子さんから借りるね」
「ありがとうぽい?」
「ほら、早く行くよ」
とひかりが手引きし連れてゆく
部屋に戻り
「隙間から見てたけど誰?」
「わからんが多分近くの鎮守府の艦娘じゃないかな、多分だけどさ」
「どうするの?」
「どうするって本人が助けて欲しいとか言ってくれないと動かないよ」
「だよね」
「さて、腹も減ってるだろうし飯の準備でもするか」
冷蔵庫にしまってある鍋を温め直す
「(どうすっかなぁ…)」
「上がったのです」
「あと数分でできるから暫し待たれよ」
「はーい」
「えっと初めましてぽい?」
「はじめまして、先に自己紹介を済ませようかしら」
「えっと…夕立です」
「サーシャよ、よろしく」
「さっきも話したけどひかりよだよー」
「服の着心地はどう?、美奈子だよ」
「どうも、結月だよ」
「はじめまして、寛だ」
「美味しいカレーをどうぞ、浩史だよ」
言いながら配膳し食べ始める
「うますぎるっぽい…」
と涙を流し始める
「よかったよかった」
食べ終わり
「さて、食い終わった所で話の時間だ」
「えっと…何から話せばいいっぽい?」
「君の話したいところからどうぞ、美奈子、準備はできてる?」
「もちろん」
目の前にボイスレコーダーを置き、メモ帳とペンを持ち言う
「ちょっと本格的っぽい…」
「私らにも色々あるからね、名前、所属をどうぞ」
「えっと、白露型の4番艦夕立ぽい、所属は宿毛鎮守府」
「鎮守府…?泊地ではなく?」
「2年ぐらい前に格上げになったぽい…」
「ほう、それで?脱柵理由は?」
「そこの提督さん…名前は知らないけど、その人が…こう、殴ったり、補給をしなかったり…あったから逃げたぽい…」
「ほう虐待、君はどんな事されたの?」
「こことかタバコ押し付けられたぽい…」
二の腕を見せる
「今痛みとかは?」
「半年ぐらいにやられたんだけど今は痛くないっぽい」
「なるほど、それ以外で君がやられたことは?」
「それ以外だとお腹をおもっきり殴られた…」
「それはどのぐらい前?」
「えっと…鎮守府になったばっかりの頃だから2年ぐらいだったと思うっぽい」
「なるほど、もし君がこれからしたいこととかは?」
「えっと出来れば残ってる子たちを助けたいぽい…」
「なるほどなるほど…とりあえずはこれで終わりかな」
「このデータどうするっぽい?」
「知り合いに海軍関係者がいるから問い合わせるさ」
「そうなったら私、処罰されるっぽい…」
「まあそこはうまくやるさ、美奈子、それDLして
2階に上がる
「あいよ〜」
「どうして助けてくれるっぽい?」
「困ってる人がいれば助けるのが
「えっと」
「ひかりだよ」
「ひかりさんはどう言う関係なの?」
「んー質問で返すけどどう言う関係だと思う?」
「きょうだいぽい?」
「んーそう見えちゃうよね…実は夫婦なんだよね」
「え?そうは見えないっぽい…」
「まあ何気に義家族は色々すごいからねぇ」
一方その頃、電話をしに行った浩史は
「もしもし、長門さん?」
「あら?やまと…いや浩史くんお久しぶりねどうしてのかしら?」
「重要な話があるんですけど、そちらの提督さん居ます?」
「居るわよ、ちょっと待っててね」
「わかりました」
「呼んできたわよ」
「はじめまして、軍神さん」
「それで、宿毛鎮守府の提督の名前ってわかりますか?」
「え?たしか
「ああ、そうだね、彼がどうしたの?」
「PCにとある音声を送ったので聞いて貰えます?」
と先ほど撮った音声を送る
「噂程度であるらしいとは聞いてたけど…」
「これは…」
「で、どうします?もしやれと言われましたら同地を武装制圧することは吝かではないですけど…」
「どうする?」
「制圧してかまわない、これは僕からの予備役*1に対する命令で、制圧したら連絡をくれ、呉から修復用の資材を送る、僕たちは別の奴のために動かないとね、警備は殺してもいいが提督は生きたまま捕らえてくれ」
「わかりました、明日の昼前には制圧できると思いますよ」
「ああ、くれぐれも死傷しないでちょうだい」
「了解です、あとこの娘の扱いは?」
「被害者として保護してくれ」
「わかりました、では」
電話を切り、一階に降りてゆく
「早かったね」
「まあな」
「もしなんか手伝える事があったら言ってほしいぽい…」
「特にないさ」
「本当にっぽい?」
「明日ならあるよ重要な仕事が」
「本当ぽい?!」
「本当だよ、っと
『もしもし、終わりました』
『今すぐ行く』『ちょっと迎えに行ってくる』
出てゆく
「もう一人いるっぽい?」
「うん、居るよ」
「6人って大家族っぽい…」
「実際大家族だね」
「すごいっぽい」
迎えに行き、帰り道
「なあ吹雪」
「はい?」
「夕立って子居たか?」
「え?はい居ましたけど…」
「その娘は語尾に”ぽい”だった?」
「いや別に普通の女の子って感じでしたけど…それが?」
「いやさ、艦娘が一人脱柵してこっちに来たんだ、その子が夕立って名乗ってるんだよ」
「え?脱柵って重罪じゃ…」
「そうなんだが、理由が理由だから少しの合間保護しろって長門さんがね」
「理由…ですか」
「そう、虐待だよ」
「え…」
「流石に手を出してるかは分からんが可能性としては捨てきれない少なくともな」
「今すぐにも対処しないとじゃ」
「落ち着け、明日には対処する」
「よかった、なしてもあの頑固な軍上層部が動くってやっぱり世間体を気にしてるんですかね…」
「何を言ってるんだ?動くかは我々だ」
「嘘ですよね?」
「嘘じゃない、幸いにも風間さんに渡された明らかに正規軍品 であろう銃火器*2と装甲車*3倉庫に放置されてるからそれを使う時だ」
「本当に良いんですか…?」
「嗚呼問題ないとさ」
「多分ここまでやるとは思ってないと思うんですけど…」
「しらん、やれると言われればやると言っただけだ」
「デスヨネー」
「そろそろ着くぞ」
家につき
「ただいまー」
「戻ったぞ」
とリビングにゆく
「夕立ちゃんだよね?」
「えっと誰ぽい?」
「はじめまして、吹雪です、短い間かもしれないけどよろしくね」
「え?」
「艦娘じゃないよ」
「よかったぽい…吹雪ちゃんは半年ぐらい前に沈んたから…」
「(やっぱり撃沈してる艦とか出てるよなぁ…)」
「え?どうして沈んだの?」
「弾薬と燃料が尽きたぽい…」
「…ひどいね…」
「うん…」
「じゃ、お風呂行ってきます」
同日 夕立が寝た、22時半
「みんな集まったけど」
「明日、宿毛鎮守府制圧を実施する」
「どうするの?」
「サーシャ、はたかぜ、おおすみ、始、みやざき、俺が武装をして制圧を実行する実働部隊としての役割を担う、吹雪、ひかりは制圧後の処理に回ってくれ」
「制圧って言っても敵がどのぐらい居るのかしら?」
「はっきり言って分からないがやるしかない」
「そりゃそうよね、同志がやられてるんだもの」
「作戦開始時刻は
翌日早朝5時
倉庫内
「オイル、空気圧、フィルター全部問題なしと…さてあとは銃火器の整備だけだな」
「おう兄さん、おはよう、手伝いに来たよ」
「ああ、始銃火器の整備手伝ってくれ」
「あいよ、この布のかかったラックにあるよな」
と布を下ろす
「20に74、久しぶりだな」
「お前としては妖精の姿と人間の姿だとどっちが過ごしやすいんだ?」
と弾を取りマガジンに詰めながら言う
「感覚的には妖精の姿の方が過ごしやすいと言うか前世?の力が出せる気がする」
「ほへぇ…そっちの方がいいんだ」
「感覚的にはねっと20式の整備終わり」
「1マガジン終わり」
「どっちも3マガジンあればいいと思う」
「わかった」
と作業をし数十分
5:55
「さて起きてくるだろうしお前はここで整備しとけ、飯作ってくる」
「了解」
「全員準備はいいか?」
「えっとどこ行くっぽい?」
「秘密だ」
「全員良いわよー」
とリュックサックに防弾チョッキとガチガチな装備を着て言う
「…」
「さあね、それじゃあ行こう」
と倉庫に行く
「初めてこの子に乗るわね」
「乗り心地はどうかは分からんが、全員乗ったな?」
「うん良いよ、夕立ちゃん」
「怖いっぽい…」
「だよね、安心して大丈夫だから」
「出発」
「あいよー」
「今の声は誰っぽい?」
「僕の友人さ」
言いながら車長用ハッチから上半身を出し、ブローニングに弾倉をつけチャンバーを引く
ガッキンと金属音と共に初弾が装填される
「よし」
車内に戻り鉄帽を被る
「はあ…サーシャ、もし出来たら説得してくれる?」
良いなからM17をホルダーから取り出す
「説得?なんの?」
「説得と言うか…蜂起をさせる感じ」
「なるほどわかったわ」
と話してるうちに
鎮守府前の道路に着く
「もうすぐだよ」
「さて、やるか」
無線機を取り出しスピーカーにする
《こちらは海軍憲兵隊である、宿毛鎮守府提督の葛谷健太は今すぐに投降しなさい》
「憲兵…」
と夕立が震え出す
「えっと、夕立ちゃん大丈夫?」
「憲兵…ヤメテ…ヤメテ…」
「夕立ちゃん!夕立ちゃん!」
ひかりが夕立の体を揺らす
「…大丈夫ぽい…」
「本当に?」
「うん…」
「どうした?」
「突然震え出して…」
「…PTSDか?」
「わからない」
「病院で検査しないとか…」
話していると
「我々は不当な検挙に対抗する!」
とパンパンとこちらに発砲する
《市民の皆さん、危ないので外に出ないでください!、葛谷健太にもう一度言う、今すぐ投降しなさい、今までの悪行はわかっているんだ!》
カキンと弾が車両に当たる
「ダメージは?」
「9mmぐらい痛くも痒くもない」
「サーシャ、やって」
「任せて」《艦娘よ!武力で不当に自由を奪われた艦娘達よ!我々が解放に来た!今すぐ蜂起せよ!悪党に鉄槌を下せ!自由を勝ち取れ!》
「全員対ショック体勢」
「わかったよ」
「はい」
「ぽい?」
「了解」
「了解です」
「いつでも行ける」
「行けるわよ」
「突っ込め!」
と動き出し、門に向かって走り出し
ガキンガキンと警備の憲兵が撃って来る中
ガァンとと言うか鈍い音と共に門を突き破り、鎮守府内に入る
「はたかぜ、みやざきはここでひかりと吹雪と夕立の護衛を」
「「了解」」
「残りは準備は?」
「行けるわよ」
「先に」
車長用ハッチから体を出しブローニングを握り警備に向けて発砲しようとするが警備は銃を捨て両手を上に上げる
「降伏か?」
「こ、殺さないでくれ」
「下車、下車、下車いけいけ行け」
と操縦席から始が後部ハッチからはサーシャ、美奈子、浩史と下車する
完全武装の全員を見て警備の憲兵達は大半が降伏をするが一部は反撃の前に撃ち殺されてゆく
提督室前
「三、ニ、一」
フラッシュバンを投げ込んだ瞬間室内に入る
「確保ぉ!」
「やめろ、なんだお前達!」
「憲兵隊だ、大人しく残りの憲兵を降伏させろ」
始が健太を腕、足を縛る
「誰がそんなことするか」
言った瞬間、始が思いっきり顔面を殴る
「次は5.56x45が貴様の脳天を突き抜けるぞ、どうだ?」
「わ、わかったわ」
無線を弄り降伏を促し、中央の広場に集まれと指示した
「全員、憲兵の方に行け」
「了解」
提督室を出てゆく
「葛谷くん、君がなぜバレかわかるかい?」
「ふん、知らんな」
「そうか…」《こちら浩史、96応答せよ》
《こちら96、どうした?》
《艦娘の方の確認を開始せよ》
《了解》
「お前…浩史と…」
「ああ?ただのコードネームさ」
携帯を取り出し長門へ電話をかける
『制圧完了』
『了解、近くにいるから即時展開するわ』
「そろそろ年貢の納め時だけど、どうする?」
「本当に貴様はなんなんだ…」
「その辺の軍人だよ、君が艦娘にしたことは艦娘に対する暴行、それと?」
「黙秘する」
「そうですか…はいはい…」
無線が鳴り
《こちら浩史、どうした?》
《第二倉庫内で艦娘を15人発見、少なくとも健康状態は良くなさそう》
《…了解》「おいクソッタレ、弁解は?」
「発砲音にビビってそこに隠れただけだろう」
と少しニヤついている
「そうかい」《そこ以外もきっちりさがせ、少なくとも30人前後は居るはずだ》
「そんないねーよばーか」
「嘘だな、目が泳いでるぞ」
「は?」
バタバタバタとヘリコプターの音が聞こえる
「よし、来たな」
言いながら葛谷の首根っこを引っ張り立たせて、後ろで縛ってる腕を握り、中央の広場へゆく
そこにはCH-47AJが駐機している
「呉基地から来ました第二憲兵隊です、貴官が司令の言っていた」
「ああ、そうだ、早くこのこいつを持っていってくれ」
「ハッ、葛谷健太、貴様を艦娘に対する暴行罪及び国家反乱罪で逮捕する」
「俺はやってねぇっての」
「行くぞ」
引っ張ってゆく
《こ、こちら捜索隊…》
《こちら浩史、どうした?》
《第三倉庫、床下にて…艦娘18人を発見…けど…》
《けど?》
《2人以外…その…》
《…16人は亡くなってる…か?」
《う、うん…腕が無くなってたり…》
《クソッタレが》
と無線機を地面に叩きつける
「おいクソッタレの葛谷」
移動中の葛谷の腕を掴み地面に押し倒すれ
「ちょっと!」
呉から来た憲兵が驚く
「貴様、何やったかわかってるのか、なあおい」
「ししらねえよ」
「嘘つくんじゃねぇぞ」
腰からM17を抜いて頭に突きつける
「う、嘘だ俺らがやったんだ」
「後どいつだ?」
葛谷が名前を言おうとした瞬間
捕まってた憲兵隊の中から3人が逃げようとする
「止まれ!さもないと撃つぞ」
聞かずに走りる
「撃て!」と憲兵隊の隊長格が言うと
パン、パン、パン
と3回の発砲音と共に3人は倒れる
「ほ、本当に撃ちやがった…」
「最後は…」
葛谷に銃口を向ける
「や、やめてくれ、頼む…本当に頼む」
「ふっ」
パン
と地面に対して撃つ
「ああ…生きてる…」
「貴様は国が裁くべき存在だ、命拾いしたな」
「もういい、連れてゆけ…」
「ハッ」
と話しているとバタバタバタまたヘリコプターの音が聞こえ、聞こえる方を見るとそこにはティルトローター機であるV-22 オスプレイがホバリング着陸しようとしている
「ああ…」
着陸し、後部から長門と横須賀鎮守府提督であろう人物が出て来る
「げ、元帥閣下!」
「はじめまして、元帥閣下、なんとお呼びすれば?」
「君が噂の浩史くんだね?僕は
「よろしくお願いします」
「あの転がってる3人は?」
「クズです」
「はい?」
「人間、はたまた人類のクズです」
「どう言うことかしら?」
「艦娘約16人を暴行又は遺体遺棄をしたであろう連中です」
「それは本当か?」
「じゅ、16人…」
「嘘だとしたら私は泣いて喜びます、今から見に行きますけど一緒に行きます?おすすめはしませんけど…」
「…ああ同行させてくれ…」
「私も行くわ…」
第三倉庫前
「浩史さん…」
「ひかり、吹雪、大丈夫か?
「う、うん…」
「…」
「見つけた子達は?」
「治るかわからないけど入居させてるよ…資材は呉の人たちが持ってきてくれたから…」
「ああ、わかった、場所は?」
「入って真っ直ぐ突き当たりの場所だよ…もう見たくない…」
「そう…だよな…行きましょう」
倉庫内に入り薄暗い所を歩いてゆく
着くと、穴が掘られその中には腐敗臭、ハエ、うじ虫等々の中四股がなくなっていたり、腹が抉られたりの死体が16体転がっている
「うっぷ…」
と大翔は明後日の方向を向き膝に手をつき、ゴホッゴホッと咳をする
「あなた…」
「ああ、神よ、仏よ彼女らを天へと送ってください…私は地獄であろうと構いません…ああ…」
少し涙ぐみながら膝達しながら手を合わせ合う
「…戻りましょう…」
「あ、あぁ…」
倉庫から出る
その日は御遺体を埋葬や捕まえた憲兵の移動をさせ、翌日
早朝5時 基地内 執務室
「…この基地はどうするんですか?放棄するんですか?」
「そのつもりだったんだけど…放棄するのもなんだ…君がここの提督してやってくれないか?」
「はい…?僕は退役した身です、そもそもそんなこと出来るわけないと思いますが…」
「これだ…」
と一枚の資料を見せる
「…【木浩史氏を提督勤務への復活と旧独立空母打撃群所属艦娘への艤装の返還許可証】ですか…これは…」
「こちらの勝手ですまないね、でもこの鎮守府の艦娘を解体というのは非常に残酷だと思うんだ…」
「正直、解体する以外の選択肢はないと思いますが…やられだけやって見ましょう、彼女らの精神状態的に無理でしたら解体し、どこか就職先まで見つけます」
「ああ、頼んだ」
「さてそうなれば…一番最初にすることは…この鎮守府の状態を確認ですね、誰か艦娘は居ないものか…」
「この鎮守府にも一般的な補佐を担当してる大淀が居ると思うが…」
「どうでしょうね…」
答え合わせは「こちらはモスクワ放送局です!ソビエト情報局からソビエト連邦ジューコフ元帥率いる第一ウクライナ戦線部隊はソビエト連邦コーネフ元帥の指揮下にある白ロシア戦線部隊の支援を受け、ドイツ軍ベルリン部隊を制圧し、今日、5月2日、ドイツ帝国主義の中心であり、侵略戦争の温床である、ドイツの首都ベルリンを完全制圧しました!」
1945年5月2日のベルリンを占領した際のソビエトによるラジオ放送をモチーフにしました、珍しい名前の2名も後々出会いますよ
ちなみに再現音源がようつべで”berlin fall radio”と調べると出てきます