艦これに転生   作:すたーりん

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2本同時投稿です
先に前を読んでくだしあ


はじめまして お邪魔しまーす

「居ると良いですね、その前に食事ですかね…」

 

「ああ、昨日の昼から何も食っていないな」

 

「ああ、お二人はここにいてください、正直、何があるかわかりませんし」

 

「そうか?艦娘は寮にいるはずだが」

 

「もし抜け出して、殺しに来たらどうするんですか?」

 

「ああ…」

「それは同感だ」

 

「ああ、長門さん起きてきたんですね」

 

「まあな」

「話はしたよ」

「どうだった?」

 

「提督をすれば良いんでしょう?やれと言われればやるのが軍人の務めですが…ここまで酷いとですね、おにぎりでも作ってきますよ」

 

と調理室へゆき、もう2年は使って無いであろう炊飯器を洗い米を炊く

数十分後 米が炊き終わり、熱々の米を握りおにぎりを作っていると

 

「あの…」

 

「うわぁあ…」

と驚いてちょうど握っていたおにぎりを落としてしまう

 

「えあすみません…」

 

「いやいや、良いんだ」

 

「えっとあなたは…」

 

「はじめまして、この基地に仮就任した木浩史、君は?」

 

「前前提督の補佐をしてました大淀ですよろしくお願いします」

 

「はあぁ…君が大淀か…よろしくな」

 

「は、はい」

 

「君はあのカズから暴力とかはされたのか?」

 

「私は全然…」

 

「この鎮守府の状態とかってわかるか?」

 

「はい…少しなら」

 

「それはありがたい、あと少し手伝ってから無いか?」

 

「はい、出来ることならします」

 

「じゃあさ、このお盆を待ってくれないか?」

 

「わかりました」

おにぎりが大量に載っているお盆を持つ

 

「これで往復しなくて済むな」

浩史もおにぎりが載ったお盆を持ち戻る

 

「飯だぞ」

執務室の扉を開けて言う

 

「その子は?」

 

「調理室で声をかけられてな、先に置いて」

 

「はい」と机に置く

 

「自己紹介の前に…起きろ!お前達!」

 

と移動式の壁で区切られている、所に向かって叫ぶ

 

「は〜い」

「りょ〜か〜い」

「ちょっと待って」

「サーイエッサー」 

заметано(了解)

「起きてます」 

「わかったぽい…」

続々起きてくる

 

「あ、夕立ちゃん!」

と大淀は夕立に抱きつく

「あぅ…く、苦しいっぽい…」

 

「ごめんなさい…でも夕立ちゃん生きてたんだね…」

 

「その人に拾ってもらったぽい」

と浩史を指差す

 

「来られたら対応するしか無いよね」

手をたたき

「飯だぞ早く早く」

 

と催促する部屋からドタドタと出てくる

 

「全員揃ってるな、先に自己紹介どうぞ」

自己紹介をし、食事を終え

 

 

 

 

「食い終わってすぐなところ申し訳ないが、うちの連中は話がある」

 

「何かしら?」

 

「取り敢えず、仮だけどこの鎮守府の提督になるらしい」

 

「え?」

「やっぱりですよね」

「なんとなくわかってたね」

「ですね」

「まっ、良いんじゃ無いかしら?」

「良いじゃ無いですか?」 

「よかったじゃん」

 

「まあ…うん、それに先んじて、役職をとりあえず言っとくわどうせ」

 

「なら私メモ取るね」

 

「そうなると後で公文書にしないといけないのか…めんどなさいな…」

 

「それなら役職さえ書いてくれれば横須賀の方から提出するけど?そっちの方が色々楽だしね」

「だね」

 

「ならそうしてもらおう、暫定の予定だけどひかり無し」

 

「ひかりちゃんはなしね」

 

「え?ひどく無い?」

 

「吹雪・経理主任 結月・経理補助」

 

「経理主任と補助ね…」

「資格は日商簿記2級ぐらいしか無いんですけど…まだ勉強中だし…」

「私も持ってないけど…」

 

「なくても問題ないはず、大隈・情報処理」

 

「情報処理…っと任せてね」

 

「始・憲兵隊 寛・なし」

 

「憲兵隊はしたことないけどわかった」

「雑用でもしてますね」

「憲兵と…なし」

 

「サーシャは力仕事担当だな」

 

「力は全てを解決するのよ」

「シュワちゃん担当…ね」

 

「ならひかりは付き人な」

 

「わかったー」

「ファーストレディ担当ね」

 

「取り敢えずこのぐらいだな、さて時間も6時だ、艦娘達の飯を作らないとな…何があるかなぁあとできれば調理人が欲しいんだけどな」

 

「食糧は呉隊が待ってきてるわよ、調理人は私達が探しとくわ」

 

「何でもかんでもありがとうございます」

 

「良いのよ」

 

「大隈、浩、ひかり、行こう手伝ってくれ」

 

「了解です」

「うっす」

「はーい」

 

「始、サーシャはここに置いてある装備の確認をよろしく頼む」

 

「あいよ」

 

「吹雪、結月はこの基地に足りてない物を大淀と夕立と探してくれ、くれぐれも怪我には気をつけろよ」

 

「了解です」

「了解」

「わかったぽい…」

「わかりました」

 

「大淀、艦娘には8時に食堂に集まれって指示できるか?」

 

「問題ないかと思います」

 

「さて、解散」

 

矢継ぎ早に調理室へと向かい、朝食に向けて料理を開始する

 

「って米がびちゃびちゃだけど!」

 

「わかってる、お粥だよお粥」

 

「あ、みんな病み上がりだもんね、もしかしたら急性腸炎とかあるかもだしそっちの方がいいか」

 

「急性胃腸炎はウイルスだったりだから少ないだろうけど、食事をまともに摂ってないだろうから最初に普通の米はまずいだろ、だからお粥、具材は卵、刻みにんじん、刻み玉ねぎな」

 

「わかった、昔兄さんが作ってくれたやつだね」

 

「食った記憶ないな」

 

「そんなこともあったかな、ひかりは配膳用意しといて」

 

「はーい」

 

と料理を開始し

 

7時50分

 

「よし出来た、配膳しよう」

 

「わかったー」

 

と配膳を開始

その合間に

 

『もしもし?吹雪?』 

 

『はい、そうですけど』

 

『飯の準備ができたら呼んで欲しいんだけど』

 

『はいっ、わかりました』

 

『Ok』「来るぞ、飲み物の準備は?」

 

「出来てるよー」

 

「よしいいぞ」

 

と数分後

 

「聞こえてきたね」

 

「ひかりたちはそこに後ろにあるパイプ椅子を出して座っとけば?」

 

「なら」

パイプ椅子を8台出して広げる

 

ガチャとドアが開き、人が入ってくる

 

「結月と2人はこっちの椅子に座っとけ」

 

「あ、了解です、あの2人にも言っときましたよ」

 

「あぁ、資料は後で受け取るから持っててくれ」

 

「了解」

 

 

「一応これで全員(15人)か?」

 

「そうぽい」

 

「注目、新たに此処に体得して配属された木浩史だ、よろしく、これから2ヶ月は鎮守府としての活動を停止する、その際もし退役したい者が居るならば書類を出してくれ以上終わり」

全員食事を開始する

 

「結月、資料貸してくれ」

 

「どうぞ」

 

メモ帳を受け取る

 

「ありがとう」

 

油10、鋼材50、アルミ(ボーキ)5、弾薬10*1しかない上に艦娘を修理するための機材(艦娘用入渠施設)は故障しており1箇所しか使えず、建造・改修用の装置も破損している

 

「何だこれ…酷いな、あいつ本当にクズ野郎だな…」

 

「あの人親父さんも捕まったんでしょ?」

 

「みたいだな、一夜にしても軍高官が捕まったんだ、軍部はしっちゃかめっちゃかだろう」

 

「上にいる人からすれば最悪だろうね」

 

「にしても資材も何もないから何も出来ないなぁ…」

 

「と言うかそもそもここにあった資材は何処へ…」

 

「確かにそうだな、使ったってわけではなさそうだが…」

 

「それは他の鎮守府に横流しされてたのよ」

長門が部屋に入ってくる

すると艦娘たちが一斉に長門の方を見る

 

「横流しか…」

 

「その横流し先も潰してるから安心して、あと資材はこちらに持って来てるわ」

 

「この仮はどう返すべきか…」

 

「作戦で活躍すれば良いのよこの鎮守府がね」

 

「なんで艦娘のほぼ全員が長門さんのことを見てるんだ(小声)」

「ああ,それはね、艦娘の雑誌に出てるからなんだ…(小声)」

後ろから大翔が言う

 

「うわびっくりした、…にしても雑誌に出てるんですねそりゃ人気もあるわけだ…」

 

「まあね、それより、あの人に質問がある人とかいるかしら?」

 

「あ、あの…」

 

「そこの子どうぞ、ちゃんと艦隊も言ってね?」

 

「え?あ…第1艦駆逐群旗艦の白雪です、あの…浩史さんは提督学校を卒業してるでしょうか?お有りなのでしょうか…?外見的に見れば未成年ぽそうですけど…」

 

「あー良い質問、ナイスだよ白雪ちゃん」

 

「え?あはい…」

 

「なんかキャラ違くね…(小声)

「気にしないでくれ…(小声)

 

「ほらどうぞ浩史くん」

 

「あ”?あー…提督経験はあるな、学校に関しては行ってないと言うか当時はそんな物なかった、適当な妖精が見えた上でそれに好かれるかどうかとか言うクソみたいな試験ですらなかった」

 

「そういえばそんなのだったな懐かしいね」

 

「試験がなかったってことは…3年前なんですか?」

 

「そうだね、そもそも僕自体は提督になる気はなかったどころか従う側、つまりは艦娘だったってことだ、と言うか俺たち二人以外に男の艦娘ってあるの?」

 

「え?艦娘なんですか?ってことは伝説の?」

 

「え?なに?あれ今伝説なの?」

 

「そりゃあんだけ暴れたら伝説でしょ、あと男の艦娘はいそうになったけどならなかった、艤装がなぜか適合しなかったんだよ」

 

「はあ…一応その伝説のウシャコフ及びやまとではあるよ」

と艦娘たちがざわつき始める

人が立ち上がり

 

「なら!俺たちと勝負しろ!」

 

「え?あー名前は?」

 

「天龍だ!もし本当に強いんなら俺達と演習しろ!勝てるはずだろ!もし勝てなかったら辞任しろ!」

 

「は?どう言う理屈やねんあと資材がねぇんだよ」

 

「そうか…なら届いたら勝負しろ!」

 

「君達の体調も回復してからな、そしたらするよ」

 

「良いな!約束だからな!」

と言うと両手を合わせご馳走様と言い部屋から出てゆく

 

「ごめんなさいね、うちの天龍ちゃんが、龍田よ、よろしくね」

 

「ああ、うん、別に構わないさ」

 

「あの子あなたに憧れを持ってたの、俺はあの伝説の軍神みたいになるってね、でもこんなクソみたいなところに配属されたからずっと落ち込んでてね…」

 

「ああ、なるほど」

 

「出て行ったけど良いのかしら?」

サーシャと始が来る

 

「問題ないさ、そっちはどうだった?」

 

「歩兵用は全部64式だったわ、しかも弾薬は無しどこ行ったんだろうな〜転売だろうな〜」

 

「だらうな…」

 

「次の質問は〜」

 

ピシッと手を上げる

 

「手を挙げた人どうぞ」

 

「えっと、空母赤城です、ご飯の量が足りないですけど…」

 

「ああ、御代わりね、もう少し大きいお椀もあるけど、どうする?」

 

「ならそれを!」

 

「私もよろしいでしょうか?」

 

「名前は?」

 

「空母加賀ですよろしく」

 

「ああ、わかった正規空母組はやはり食うんだな」

 

「そうですけど…どうかしました?」

 

「燃費と食事量は比例するだなとね」

調理室に向かう

 

ラーメン丼にお粥をどっさり入れ持ってゆく

 

「来ましたよ加賀さん」

 

「はい」

 

二人の前に置く

「どうぞ召し上がれ」

 

その後も軽い質問に応答し、洗い物を終わらせ

 

「少し息抜きで埠頭の方に行ってくる、資料は臨時の提督室に置いといてくれ」

 

「了解でーす」

 

鎮守府の目の前にある埠頭でタバコを蒸していると

 

「ああ、ここにいたんだね」

 

「ん?大翔さん、どうしたんです?」

 

「ちょっと君を探しててな」

 

「あれ?埠頭に居るって言いませんでしたっけ?」

 

「それは聞いてたんだけど、詳細は知らないからさ」

 

「正直、自分でもここどこってなってますけどね」

 

「はは、確かに僕もわかってないね」

 

「一つわかるのはここは大型船が出入りするところなんでしょうね、ガントリークレーンがありますし」

 

「そうだね、錆び付いてるけど」

 

「作られてから殆ど動いてないんでしょうね…」

ガントリークレーンを見上げながら言う

 

「これからこれも忙しくなるな」

言うとブォォォォォォォォンと汽笛を鳴らしながら大型船が4隻艦娘の輸送陣形の中に居る

 

「何んです?あれ?」

 

「最近進水した第一号輸送艦だ、積載量は最大220tだよ」

 

「油、鋼材、アルミ、弾薬全部が満載か…それでも数値上は2200、多いのか少ないのか…」

 

「主要鎮守府*2に比べれば少ないな」

 

「そんな大手と比べないでくださいよ」

 

「そう言ったってここは本土防衛の補助だ、ある程度の大きさの港を作る予定が上がってるんだぞ?」

 

「高知港の方がいいんじゃないですかね…」

 

「市民団体がうるさくてな、既にある宿毛の方がいいんだ」

 

「宿毛は問題ないんだな…」

 

「市議会がすんなり大島を明け渡してくれてな、住民は既に居なくなってたし管理費用がかかるだけだったんだろうよ」

 

「そうですか…んで大島の工事はいつから?」

 

「いつでも行ける、ここの提督を捕まえたら即座に実行しようとしてたからな」

 

「捕まえる気はあったんですね、それで施工期間は?」

 

「まあ妖精は1ヶ月とでも建築会社は2〜3ヶ月だと」

 

「どっちを選ぶんですか?」

 

「妖精かな、費用も金平糖だからな」

 

「砂糖ってあるんです?」

 

「国内産のてん菜と砂糖黍で賄えるそうだ、砂糖の費用は昔に比べて数倍に跳ね上がってるが南西諸島での砂糖黍の栽培が戦前以上に増えてる上に元々備蓄してあった国内産のおかげもあり、問題なくできるそうだ」

 

「は〜足りるんですね」

 

話していると

 

「おーーい」

護衛艦艦隊の前方にいる”忍びぽい艦娘が言う”

 

「お、呉の川内さんじゃないか」

 

「ああ、川内か…」

 

「知ってるのかい?意外だな」

 

「一応同世代ですよ?」

 

「そうか、2世代目だったな…」

 

「川内とかも雑誌に出てるんです?」

 

「ああ、出てるな」

 

「と言うか2世代のみんなってどうな風になってるんです?」

 

「大半が艦隊教育の方になってるな、川内なんかは未だ一艦隊の旗艦として現役だが」

 

「そうなると香椎さん達、私たち世代の教官は?」

 

「変わらず教官さ」

 

「いちばんのり〜って!ウシャコフじゃん!お久しぶり、て言うか何でここにいんの!?」

 

「ああ、お久しぶり、ここの仮の提督になったんだ」

 

「えー、北海道の平和作戦の後から退役したって言って抗議したって言うのにー」

 

「あはは…」

 

「大翔さんお久しぶりです、輸送船団到着いたしまた!」

 

「了解、これ以降は浩史くんにお願いね」

 

「ハッ、浩史くん、これにサインを」

 

「あーペンあります?」

 

「はいこれ」

 

「どうも」

ペンで”木”と書く

 

「楽だね」

 

「この手の作業が多くなるなら印鑑を作らないとな…」

 

「え?持ってないのかい?」

 

「実印は持ってませんね」

 

「と言うか実印がないって未成年じゃないんだから…」

 

「はい?何言ってるんですか?まだ未成年ですよ?」

 

「え?あ…ああ、まだ18か、そこまで落ち着いてると自分と同じか上ぐらいかと思ってね…」

 

「と言うか大翔さん今いくつですか?」

 

「えっと…34かな」

 

「は?ほぼ倍じゃないですか」

 

「え?そうなんですか?てっきり29ぐらいだって思ってた…」

 

「うう、みんながおじさんだっていじめる…」

 

「川内たちはどのぐらいいるんだ?」

 

「一応2週間ぐらいかな、荷卸しの期間もあるし」

 

「そうか…」

 

「どうかしたの?」

 

「いや…艦隊の教育云々のやり方が知りたくてな」

 

「別に問題ないよ、もしよかったらうちの提督と話してよければ私とあと2人ぐらいなら艦隊から抜けて問題ないし」

 

「そうか、それなら助かるが…一応休養期間だから2ヶ月は休みだな」

 

「そんなに!?」

 

「艦娘は良くても設備が破損とか色々してるから技術者を呼ばないと何だよ」

 

「そっか、かのゴミ谷が居たんだもんね」

 

「ゴミ谷って…」

 

「だってそうじゃん、あの人なんだもあってるけど嫌い、喋り方が生理的に無理」

 

「侮辱罪と言いたいがあいつは今は投獄されてる身だから見逃すさ」

 

「知ってるよ、だから言うんだよ」

 

「さて俺は仕事に戻る、艦娘の状態を確認もしないとだ」

 

「じゃー、2時にはそっちの食堂には行くねー」

 

「ああ」

 

と広場を横切り、執務室に向かおうとしてると…

 

 

*1
各種1当たり100kg

*2
横須賀・舞鶴・呉・佐世保・鹿屋・大湊・室蘭

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