いつだってゆるふわ不運少女   作:色龍一刻

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別作品の執筆が滞ってるから気分転換。
厨ニを自覚しながらこっそりチャレンジしてる子好き。
誰かにその様子が見られて慌てて赤面するのが好き。

今回はそこまで不憫じゃないよ。

エセ科学注意。



03・錬成少女?

能力館。

 

所謂超能力を広範囲、高出力で使用できる体育館のような研究施設及び対能力防御壁。

 

その中の地方の一つ。誰も利用者のいない寂れた一角。

いつものように腕を前に翳して、

 

テンプレートマクロを脳内(領域)に走らせる。

 

《強化、開始。》

 

はじめは脳機能。

処理能力やら感応力やら強化。

強化限界の5秒間は延ばせないけれど、

体感時間だけは引き延ばせるから。

 

あたま いたい

 

《機能拡張(強化)。演算処理補正(強化)。生体回路活性(強化)。》

 

次に感知能力。

途端に押し寄せる、周囲のビックデータを処理、

通常では感知できない強化対象をその中から掻き分け引っ張りだす。

 

めが いたい

 

《情報抽出(強化)。転写(強化)。基盤刻印(強化)、開始。》

 

 

強化対象捕捉。

空間中を高速で漂う各種粒子間の静電気力、クーロン力、引力などなどを強化。

つまり圧縮。配列は勝手に化学法則が整えてくれる。

材料は空気中の塵、自身の代謝によって発生した色々。

各種粒子の内部エネルギーを活性強化、変質、不安定化、反応誘発。

無理矢理物質を構成、構築、建造していく。

イメージは某錬成。

錬成物は炭素カッター。

 

《結合、構成精査、完了。》

 

もうちょっとだから...

 

単純な同物質で構成されるお(・)は(・)じ(・)き(・)並みの小さい刃。

 

《疑似錬成(強化)しゅry...ッ!

 

 

 

あ

 

 

 

演算機能低下。

各処理にラグ。

強化出力に差が発生。

強化対象の各指定部位C54からD13の捕捉に失敗。

 

細かく分割して強化を充ててたのが仇となった。

腕から遠隔でその周辺空間にて消費していた強化付与がコントロールを失い、強化対象の強化限界により吐き出された強化の余分により行き場を失って詰(・)ま(・)る(・)。(・)

 

各強化部位でエラー検出。発熱を感知。血圧異常。全強化緊急停止_________

 

 

 

あ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

! 只今思考が乱れております。しばらくお待ち下さい。!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(うげぇ....腕が弾け飛んだよ...フィールドバック危なかった...だいやちゃん大丈夫かな.......いや駄目だろこれは私がしっかりしないと!

よし、ちょーと能力領域見させていただきますねー。【不運】はともかく【極点強化】なら干渉方法を改良できるかも。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またですか。

 

うん。

 

今回の事故は...うわぁ、左腕の皮がまるごと...しかもこの抉れかた、血管破裂ですか。

兎に角消毒ですね。包帯も巻いてある程度血が止まってから回復かけます。

血液型は、前の書類に書いてありますよね。確認できたら輸血しますよ。

それまで絶対安静です。強化も禁止です。

 

んー。

 

それにしても上手く抑えましたね...下手したら切断でしたよ?

 

うん。

 

で、成果はこんな小さな黒いナイフ。

中指一本の大きさですが結構綺麗に造れてる...

いえ、ヒビが這入ってますね。これは惜しい。

多分素材の強化限界ですか。計算を間違えましたか?

念の為後で解析に回しておきますよ。

 

ありがとう。琴目さん。

 

これでもここのたった一人の医療スタッフですからね。

ちゃんと研究成果とかそれに基づくアレコレを報告しなきゃ給料も危ないですし。仕事ですよ仕事。

 

寝ます。

 

突然ですね。はいはい、おやすみなさい。

いやでも.....

 

う?

 

強化付与系のあなたが、なぜ無理にでも創造系の真似事を始めたのか気になりまして。

 

いちいち小石やらなんやら(投射弾)を探す手間を減らしたいーって、思いっちゃいました。てへ

 

、なるほど。ではまた後で。

数時間したら様子を見に来ますので。

 

おつかれしゃまーーーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

さてと、そろそろ検査機器からのデータ送信して、上の指示を仰ぐか。

それにしてもアイツ、嘘をつくのが下手すぎないか?

ハイリスクローリターンにも限度があるってものだよ。

いったい何がしたかったってのか。

あの黒いナイフも仕舞っちゃったし、

私じゃ調べようがないしな。

ま、怪我が重症化しないようにだけ注意しとくか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜」

 

失敗しちゃった.....

 

「あうーー.....」

 

めっさはずかちい.....

左腕がめちゃくちゃ痛いけど、憧れは再現したいしなー。身体能力は負荷と反動さえ考えなければ再現できるけど、アレだけはやっぱ【極点強化】じゃ無理かしら。

 

「8桁強化...いや最低6桁はないよかねー」

 

反物質を利用した対消滅の反対、

エネルギーの一時的増幅(強化)を利用した物質の創造と構築。

 

目標は、

 

「I am the bone of my sword(体は剣でできている).....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・topik

 

 

・I am the bone of my sword(体は剣でできている)

某運命な正義な味方が根ざす心理の言葉。

みんな一回は真似するカッコいい例のアレ。

超能力者の彼らも同じ、真似、再現しようとして失敗したり成功したり。

まあ、ある程度の創造系なら楽勝な分類である。

主人公も類に漏れず、"強化"を悪用して物質構成を試みた。その努力は別の意味で身を結ぶだろう。

 

 

・サブカルチャー

超能力者はイメージを重要視する者が多い。

人智を超えた超高度な未解明システム故に、

制御を無意識やイメージで補おうとしたりするのが一般的だ。

故にアニメやら漫画は良い教科書だ。

あれらを基盤に反復練習を繰り返し、能力領域に自分だけの"癖"を定着させる。

自己暗示に近い、苦肉の制御方法とも言える。

 

 

・琴目

治療系超能力者。

寂れた地方の能力館で働く公務員。

そこまで能力が強いわけでもないため、

現代医学と併用した治療を行う。

"時間稼ぎ(延命)"要員。

 

 

・智理

さながら年下の姉。バブ味の化身。

五感ジャックで常にだいやを見つめてる。

ヤンデレじゃないよ。監視対象であり心配の種だからだよ。遂に胃薬に手を出した。

公式の不憫枠No.2

超能力とヒトを繋ぐ能力領域に干渉できる数少ない超能力者。みんなにはひみつだよ☆

 

 




今回の主な怪我
全体(発熱 貧血)
左腕(皮膚フルパージ)
顔(鼻血)
その他多数



どっかにエセ科学の第一人者っていない?
空想科学読本みたいな感じの。
超能力×科学法則ってロマンだよね。


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