ウマ娘 紅の軌跡If もし物語開始前から三人が迫っていたら 作:小鳥遊 小佳夏
ウマ娘にインタビューのコーナー
司「さて突然始まりましたウマ娘にインタビューのコーナー。今日のウマ娘はこの三人です」
ル「シンボリルドルフだ」
ス「サイレンススズカよ」
テ「トウカイテイオーだよ」
司「えー、このコーナーでは、ウマ娘に質問をしてそれにこたえていただくというコーナーとなっております。
最初の質問はこちら
『クレナイを好きになったきっかけ』」
ル「では私から行こうか。レイは私の幼馴染で、小さい頃はルナ、レイと呼び合っていたんだ。同じ小学校で仲もよかったんだが、トレセン学園へ入ってからは私は生徒会に、レイは一般の生徒として過ごしていた。それで遊ぶことも少なくなっていったのだが、そのうちに気づけば心にぽっかり穴が開いたような気がしてな。それである時、レイを誘って遊びに行ってみたんだ。そうしたらすごく楽しくて、この先ずっとレイと一緒にいれば楽しいと、心に穴が開くこともないと思ったんだ。だから、この先ずっと一緒にいたいと、レイのことが好きになったんだと思う。生徒会長になったのも、レイにとって過ごしやすい環境を作りたいというのがあったからだ。もちろんだからレイがチームを作るという話が出た時は全力で推したし、そのまま私もチームに入らせてもらった」
ス「次は私ね。私は模擬レースで何度か競り合ったのがきっかけかしら。それまで私は誰の後ろも走ったことが無かったの。必ず先頭。それも大逃げ。唯一逃げられなかったのはケガをした天皇賞の時だったかしらね。そこから復帰した後も先頭を走っていたのだけど、丁度レースが無くて少し暇していた時に模擬レースに出ないかという相談があったの。とても速いウマが出る。本当ならトゥインクルシリーズに出てもおかしくないけど、チームに入らず出れてないウマ。一緒に走れば、そのウマにいい影響を与えられるだろうからって。ええ、それがクレナイだった。
スタートするまで、私はいつも通りに逃げられると思っていた。私より速いウマなんかいないって。でも、いざスタートしたら、私の前にでるウマがいたの。クレナイ。いくら私が加速しても、クレナイはもっと加速する。どうやっても縮められないその距離にもう頭が真っ白になったわね。
それから何回か模擬レースで対決したけど、結果は私の全敗。でも、そうやって対決しているうちに、それがとっても楽しくなって。私はクレナイの横で走りたい、そしていつかは追い抜きたいって気持ちがとっても強くなって。気づいたら走ることよりクレナイのことが好きになっていた、そんなとこかしら。予定していたアメリカ遠征も、目の前にちょうどいい壁がいるのに、それを避けていくことはないと思ってキャンセル。クレナイがチームを作るというときに、沖野トレーナーの許可を得て転籍させてもらったわ」
テ「最後はボクだね。ボクがクレナイを好きになったのは、ボクが三度目の骨折をしたときだね。あの時はもうダメだって思って、スピカを脱退しようとして。そんな時に現れたのがクレナイだったんだ。
ボクが一日オフになって遊ぼうとしたときにひょっこり顔を出して、一緒に遊びましょ? って言ったんだ。ボクからすれば誰だこいつはってなったんだけど、そのまま振り回されるように遊んだね。はちみつ飲みに行ったり、カラオケ行ったり、服を見たり、クレーンゲームをしたり。カラオケでは採点バトルをして、二人とも過熱したなぁ。そうしたら時間が無くなって、また次の日クレナイと一緒に遊んだんだ。今度はペットショップ行ったり、プリクラしたり、屋上遊園地行ったり。そうしてたら、クレナイが明日はジャージを着てコースに集合って言いだしたんだ。なんでそんなことをって思いつつも、ここ二日一緒に遊んでくれたから、次の日いったんだ。そうしたら突然ボクを背中に背負って、そのまま走り出したんだ。そうしたら、風が顔に当たって、レースをしているときの感覚がよみがえってきて。自然とまた走りたいって気持ちが沸き上がってきた。3,600mをきっちり走り終わった後、クレナイがそのまま連れていきたいところがあるって言って、生徒会の応接室に連れて行ったんだ。そこにいたのはキタサンブラック。当時はまだ小さいウマ娘だったんだけど、彼女が手作りのお守りを持ってきていたんだ。実際には数日前にも来てて、学園の門で出待ちしてたところをクレナイが見つけて、今日渡せる機会を改めて作るって約束したらしい。そこで元気になれるようにってお守りを受け取ったら、もう走るのをやめるなんて言えないよね。そのあと、だぶるじぇっと・・・? ああ、ツインターボか。ターボも来て挑戦場渡してくるし、なんかもうやるしかないって雰囲気にさせられちゃった。え、挑戦状を受けたのかって? いや、結局いつ走れるようになるかわからないし、受けなかったよ。でも、必ずまたレースには出る、どれだけ時間がかかってもって伝えたら、満足そうな顔してたっけ。
で、そのあと治るまでクレナイに面倒を見てもらって、完治した後はクレナイとスピカの沖野トレーナーにトレーニングをつけてもらったんだ。そしてあの有馬での復活を果たせたってわけ。んで治療中、ほとんど付きっ切りでクレナイが面倒を見てくれて、治った頃にはいつの間にかクレナイのことが好きになってたんだ。クレナイがチームを作るとなったとき、治療中にボクがクレナイと仲良くしているのを見ていた沖野トレーナーが転籍を進めてくれて、元々スピカに脱退届を出してたのもあって移っちゃった」
司「それでは次の質問に行きましょう。
『今クレナイさんを含めた四人で生活しているとのことですが、どんな感じに生活しているのでしょう?』」
ル「まあず、私たちが生活しているのは、チームシミュラクルの部屋だな。これはプレハブをつなげて作ってある建物なのだが、中に生活するための部屋だけではなく、トレーニングルーム、ダンスレッスンができるスタジオ、シャワーなんかの休養施設まで整えてある。もちろん私が生徒会長の強権を使えてそろえた部屋でな、トレーニングルームの器具なんかも、学園のトレーニングルームにあったお古を譲ってもらったものだ。古いとはいえまだまだしっかり動くからな。これを使ってみっちり練習しているよ。珍しい部屋で行くと、鍛冶ができるようになっているな。私たちがシューズに付ける蹄鉄。基本は市販品を使うが、レイはこだわりがすごくてな。自分に合うようにきっちり整形をしたがる。それができるように高温にも耐える部屋を一つ用意した。ついでにわたしたちのも整えてもらうこともあるが、あんな職人技、さすがの私たちでも真似ができない」
ス「具体的な生活だと、まず朝起きてクレナイがトレーニング機器の点検などをやって、その間に私が朝食を用意。みんな起きて軽食を入れた後朝練。そのあと朝食を食べてから授業に行って、午後勉強が終わったら基本はトレーニング。何か用事があったら、行く人は行って行かない人はひたすらトレーニングですね。雨の日は中でマシンを使ってトレーニングしたり、資料を集めたりすることが主になるかしら? トレーニングを終えたらみんなでシャワーを浴びて汗を流し、寮の食堂でがっつりご飯。戻ったら自習をして就寝。睡眠はたっぷりとりましょうがチームの標語になってたりするくらいだもの」
テ「ただ毎日トレーニングしているわけでもなくて、体調とか筋肉の具合を見て休養日にすることもあるかな。あとはレースの直前とか。そういう時はみんなで遊びに行くなぁ。特にカラオケ行くともう大変。みんな採点で競いまくるから、トレーニングするのと同じくらい疲れちゃう。あとは河原を散歩したり、神社に行ったりとか? そんな感じで毎日楽しく過ごしてるなぁ。レースになると、基本みんなで出場。みんな中長距離走ることが多いから、必然と出るレースも被っちゃってね。まあ全部クレナイが圧勝。クレナイが何かの都合で出ないときだけ、スズカが逃げ切って、二人がいないとカイチョーかボクが勝つ。そんなのが定着しちゃってるなぁ。そう、クレナイも早いけど、スズカもボクらとは次元が違う速さを誇ってるからね。いつかは絶対勝つけどね」
司「なるほど、ありがとうございます。
それでは次の質問。
『今後クレナイさんとはどのようなことをやりたいですか』」
三人「「「それは!!」」」
以下、自主規制を多数かけなければならなくなりましたので、インタビューはここまでとなります。
三人がなぜ好きになったのかとか、チームの部屋の様子を書きたかったので入れました。
テイオーの好きになった理由だけ長いのは、あの話だけ知人に「見ろ絶対見ろ早く見ろ」とニコ動のURLを送り付けられて見たからになります。