やぁ、みんな大好き!マーリンお姉ちゃんだよ~♪ 作:クレナイハルハ
マーリンside
やぁ、皆大好きマーリンお姉ちゃんだよ
さてさて、美遊ちゃんが入居してから数日
彼女もこの生活に馴れてきただろうから、そろそろ他の子も探さないとね
そんな訳で、自室にて私は目を使って色々な世界を視ていた
取りあえず、皆も気になっていると思うけど
なぜ私がソードアート・オンラインに出てきた空想物の剣である夜空の剣や青薔薇の剣、赤薔薇の剣を使っていたか
そして合体剣や他にも沢山の剣をコレクションしているのかを教えておこう!
ネットで言う『皆さんの為にぃ~~!』って奴だね、初めての使ったよ
さてさて、まずは皆ソードアート・オンラインやファイナルファンタジーを空想物で投影なんて出来ない、出きる筈がない
そう思ってるよね?
じゃあ、聞くけどあの映像やゲームやアニメ、物語が空想の物だなんて
誰が決めたんだい?
数ある並行世界、並行世界のifの世界
そんな風に沢山の世界が存在しているんだけど
その中には空想物であるソードアート・オンラインのアインクラッドが現実の世界として存在している世界や
アンダーワールドが現実世界であり、ゲームではない世界が存在しているんだ
つまりは本物の夜空の剣や青薔薇の剣が実在する世界を覗いたときに視てコピーしたのさ
いやぁ、楽しかったぁ!
少なからずアニメの世界を覗けるからね
他にも沢山の世界の様々な剣をコレクションさせて貰ったよ
今後で出す機会があったら他の剣も使う予定さ
まぁ、夜空の剣や青薔薇の剣が取り出せたのはこれが理由さ。
でもそれじゃただの
だから色んな魔術を使って出来るだけオリジナルに近くしたのさ
さて改めて色んな世界を視ようかな
うーん、考えるならまどマギの杏子ちゃんやポケモンのビートやリリなののフェイトちゃん当たりかな
でも、フェイトちゃんはあの後に幸せになるからなぁ
助けない方が良いのかも
お、そんなこと考えてたら次のターゲット見つけた
そう言えばこの子はその世界でも救いがなかったな
いや、少なかったと言うべきか
「そう言えば、彼女の場合も彼しか救いが無かったんだね。美遊ちゃんと同じか」
仕方ないか
さてさて、次の子は決めた
そう考えて部屋に飾っている青薔薇の剣を鞘に入れてから手にとって腰につける
「今回も君には頑張って貰うよ」
そう呟き、部屋を出て美遊ちゃんの部屋の前にむかい扉をノックする
すると少ししてからドアが開き、美遊ちゃんが出てくる
「マーリンさん?」
「やぁ、マーリンお姉ちゃんだけど。美遊ちゃん、少しだけ外の世界に行ってくるから留守番を頼んだよ。なぁに、少ししたら帰ってくるよ」
「そうですか、行ってらっしゃい。マーリンさん」
「あぁ、少し行ってくる」
そう言って建物の外に出て転移魔術を使う
次に私が助けるのは《Fate/stay night》に置いて最も過酷な運命を背負った少女
『間桐 桜』ちゃんの救済だ
計画はこうだ、今覗いた世界だと桜ちゃんは今日に間桐の屋敷に引き取られて蔵のマキリの虫の中に入れられる
なら蔵の中に入って直ぐにマキリの虫を殺し桜ちゃんをアヴァロンに連れ帰る
今回は割りと本気で拉致だ
それに今回、転移して救えば桜ちゃんの女性としての諸々も無事に済む
さて、転移するとそこは凄く暗くジメットしていて私の前には恐怖からなのか、それとも絶望からなのか目をつむり動かない桜ちゃん(少女)
ついでだが私の出現にあのキチガイが驚いたのを千里眼で確認した
てか、めっちゃ虫キモイんですけどォオ!!
めっちゃキモイ!マジで!キモイんですけどぉ!?
ふぅ、ステイクール………落ち着いて私
一瞬パニックした物の、私は直ぐに青薔薇の剣を抜刀して地面に突き刺し詠唱する
「『
そう言うと共に青薔薇の剣を指した地面を中心として
何処かで機械的でデータのような魔方陣が薄く光ながら広がり一瞬に地面が凍結し、氷が出現し
それと同時に私と桜ちゃんへと群がってくるマキリの虫が氷の蔓に絡め取られ、地面からの冷気で凍りつき
次々と虫が凍らされていく
そしてこの蔵の全ての虫が凍りついた
「
その詠唱と共に、この蔵を冷たい風が吹き
次々のマキリの虫を縛り上げた薔薇の蔓に着いたツボミからは次々の青薔薇が咲いて生命力を吸い上げていき
次々と虫が死んでいく
一息着いて青薔薇の剣を地面から引き抜いた、その時だ
「綺麗………」
そんな声が聞こえ、振り替えると身を開いた桜ちゃんが周囲に青い薔薇が咲き乱れまるで花畑のようになった地下を見ていた
桜side
蔵に入った瞬間、私はこの後に自分の身に起こることを想像して目を瞑った
迫り来るマキリの虫の足音に
私はただ何も出来ずたすけてと、救いを求める
そんな私を救ってくれる人なんて誰もいない
そんなときだった
「
この場にいない
そして私の聞いたことのない声と共に私はふと肌寒く感じた
まるで急に冬になったかのような
聞こえてきた声は幼く舌足らずだけど、どこか安心する声
私は目を開く、そこには先ほどまで私へと迫ってきていた虫達が氷の蔓のような物に掴まり凍っている風景
そして私と同じくらいの、白いフード付きのローブを着て腰まで伸びる綺麗な銀髪の少女だった
その少女は逆手にもった綺麗な水色の刀身に青い薔薇の装飾が施された剣を地面に突き刺していた
そして刺さった地面を中心として氷が出来ている
もしかしてあれをやったのは、この子?
「
女の子がそう言うと、マキリの虫を閉じ込めていた氷塊の上に絡み付いていた氷で出来た蔓のような何かについた蕾が、ゆっくりと開き開花する
他の氷塊からも次々と青薔薇が咲いて行くのはまるで奇跡のようで
……………あ
ふと、前に読んだ本についていた青い薔薇の花言葉を思い出した
青薔薇の花言葉は
気が付けば私はついさっきまで絶望していたのに、この子のお陰で僅かだが希望を得られた
まるで、奇跡が起こったように私には思えた
「綺麗………」
思わず口からそう言葉が溢れた
すると私の前に立っていた女の子が振り向く
「やぁ、間桐 桜ちゃん」
「え、なんで私の名前………」
教えていない筈の私の名前を呼んだ女の子に思わず身構える
女の子は笑った
優しそうで思わず安心してしまうけど
少しだけ胡散臭い笑顔
「私はマーリン、人呼んで花の魔術師。強くて可愛い、ただのお姉ちゃんさ!」
「マーリン………!?それって」
頭の中に少し前に読んだ本に出てきた
アーサー王を導いた、凄い魔術師
本だとおじいちゃんなのに、本当はこんなに小さな女の子と言う事実に凄く驚くと同時に
なんでそんな人が私に?と言う疑問が浮かぶ
「間に合って良かった、良く恐いのを我慢したね」
そう言ってマーリンさんが私の頭を優しく撫でると少し真剣な顔になる
「実はね………ここで話すと邪魔が入るから、邪魔が無いところで話そっか」
そう言ってマーリンさんが私の手を掴む
すると、いつの間にか私はさっきまでいた所とは全く違う場所にいた
「わぁ!」
風で花びらが舞い、一面に咲き乱れる色とりどりの花が並ぶ畑に立っていた
マーリンside
「さて、ここなら安心して話せるね」
「ここは、一体何処ですか?」
「此処は人々が望んだ、
「アヴァロン………」
そう言うと桜ちゃんが回りをキョロキョロと見渡す
「実はね桜ちゃん、私は君みたいな酷い目に会ってしまうかもしれない子達を保護して、一人立ち出来るまで育てているんだ。まぁ、始めたばかりだから君の他にあと一人しかいないんだけどね」
「そうなんですね………」
「さて、桜ちゃん。私は君をここに迎え入れたいと思ってるけど、君はどうしたい?」
「え?」
「一応、君の意思を聞いておこうと思ってね。君はどうしたい?ここで暮らすか、外の世界に帰るか」
そう言って二本指を立てて、桜ちゃんに改めて問うと、桜ちゃんは直ぐに頷いた
「今日からお願いします、マーリンさん」
「分かったよ、着いてきてね」
そう言って『保育園&孤児院あゔぁろん!』の前まで来ると桜ちゃんがまたもや驚きの声をあげる
「どうだい、凄いだろ?現代の建物を投影魔術で投影して、色々と手を加えて二つの建物を繋げたんだ」
そう言って私は『保育園&孤児院あゔぁろん!』の園に一歩入り振り替える
「ようこそ!そして、お帰り。桜ちゃん」
「はい!」
そう言うと桜ちゃんが少しだけ呆然としたが、直ぐに笑顔で頷いた
さて、桜ちゃんも迎え入れたことだし歓迎会でも開こうかな、と
笑う桜ちゃんを見てそう思ったのだった
ご愛読ありがとうございました
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