やぁやぁ斑鳩崇継だよ。前回と同じ挨拶で申し訳ないがここで質問だ。今俺はどこに居るでしょうか?正解は・・・飛行機でした〜! え?何でって?そりゃ勿論IS学園に行くためですが何か?まぁ神様の特典でISに乗れることは分かってたんだけど、一応何があったのか教えよう。
1ヶ月前
Side 3人称
「おはよう!久しぶりね!」
「おはようイルフィ。久しぶり。元気そうで何よりだ」
崇継が朝の点検を行なっていると、イルフィが挨拶しながら入ってきたので挨拶を返した。返されたイルフィはもちろん、と答えた。イルフィは先月国家代表を引退し、ファーレンホルスト大尉と共に後進の育成に励んでいる。崇継もここの所他部隊の
「おはよう諸君」
「おはよう」
「おはようございます」
ララーシュタイン少佐、アイヒベルガー中佐、ファーレンホルスト大尉や他の隊員達も入ってきた。崇継は強奪事件の後始末の際に色々助けてもらったのでこの3人とはそれほど久しぶりでは無いし、イルフィも大尉とは一緒に育成に赴いているのでこちらも久しぶりではない。中佐は先にいた2人を見据えると
「2人とも元気そうで何よりだ」
と言った。
「中佐もお元気そうで何よりです。この前はお世話になりました」
「気にする必要はない。国防の観点から見ても必要だった事だからな」
「そう言ってもらえると助かります」
「そうか。それでは、総員傾注!今日の仕事を始める!」
「「「「了解!」」」」
そうして軍人としての業務をこなしていると、隊員の1人、というか
「そ、速報をお伝えします!先ほど日本政府から、世界で初めてのIS男性操縦者が発見されたという発表がありました!氏名は・・・」
「「「「ブフゥゥゥゥゥッッッッッ!!!」」」」
「うわ、汚ね!」
「・・・」
世界で初めての男性操縦者のニュースが流れた。
(ようやくか、長かったな。この世界に来て10年弱、まだ物語の開始地点とは。そんな事は置いといて、おそらく一夏に連動して俺のIS操縦者としての資格も付与されるんだろう。これまで触れても反応しなかったからな)
そう考えていると中佐が戻ってきた。
「曹長、
「他国からの干渉を防ぐ為、ですね。建前上は日本以外の国は
「あぁ。・・・それと、我が国でも男性に対するISの適性検査を行う事になった」
「やれやれ。大変ですね。上の連中は?」
「彼のデータを手に入れたいようだが、我が国ではそこまで女性が強い訳では無いから貰えるなら貰っとくのスタンスのようだ」
「なるほど。では、まだ仕事が残ってますのであそこでテレビに熱中してる人たちは放置しますね」
「わかった。それと、午後の訓練は無くなって我々のIS適性検査を行う」
「それ先に言ってくださいよ!?」
ハハハ、と笑いながら中佐は本人の執務室に戻って行った。崇継も仕事がまだ残っている。強奪されたBT 2号機の代替機として3号機を作成しろと通達されたので、そちらの事もやらなければならない。
その後仕事を片付け、昼食を取った後アリーナの整備室へ向かう。
(この検査で分かるのかな?ま、いきなり解剖されるなんて事はねーだろ)
何て思いながら整備室へ入っていくと、ほとんどの隊員が集まっていた。誰も彼もが皆一様に緊張している。例外は
「それではこれよりISの適性検査を行う。立会人としてエドワーズ大将にもお越し頂いている。粗相の無いように!いいな!」
「「「「はい!」」」」
「それでは早速、各自ISに触れろ。順番はどうでもいい」
皆1人ずつ触れていくが何も起こらない
『・・・・この人じゃない』
(・・・・?何だ?今声が聞こえた気がする・・・?)
崇継は気の所為と思い無視した。起動出来なかった隊員達もそもそも期待していないのかそんなに残念そうではない。・・・1人を除いて。
「・・・あぁ、クソッ!なんで起動してくれないんだよぉぉぉぉ(涙)」
「はいはい中尉、後ろにまだいるのでどいてくださいね〜」
ブラウアー中尉が他の隊員に引きずられ退場すると最後は崇継となった。別に緊張する理由も無いので自然体でコアに手を伸ばした。すると
『・・・・見つけた』
ピカッと光った。
「うおっ眩しっ」
次の瞬間、崇継はISを身に纏っていた。そこからの動きは早かった。日本への通達、隊員たちへの緘口令(そも本人達が漏らすつもりが無いが)や専用機の作成が始まった。
という感じで俺にIS適性があると判明して1ヶ月基地に閉じ込められた。あぁ、皆には言っていなかったが第二回モンド・グロッソ前にツェルべルスの拠点は新たに建設されたドーバー基地に移っているよ。で、今は日本行きの飛行機に乗ってる。下手に護衛をつけても意味がないから普通の飛行機の席を取って座ってる。世界へは個人のプライバシーと言って情報を公開していない。というかそうするよう日本に頼んだ。と言うかそうしないと織斑千冬の件(一夏を助けたのに攻撃してきた件)を公開するぞと首相に脅して貰った。
Side 3人称
崇継は日本に到着すると、朝食と称して回転寿司で食べてからIS学園に向かった。すると、校門の前に山田真耶が立っていた。話を聞いたところ今日はISの実技試験をやってから教室に向かうそうだ。
「はじめまして。斑鳩崇継です」
「山田真耶です。斑鳩さんの副担任と、今回の実技試験の担当をさせてもらいます」
挨拶を交わしてから2人はIS学園の敷地に入り、アリーナへ向かった。
「斑鳩さんは専用機を持っていらっしゃるという事なので、それを使っていただきます。着替えは・・・」
「あぁ、このままで大丈夫です」
「そうですか。では、ISを展開して、カタパルトに接続してください」
彼女の指示に従いISを展開し、カタパルトに接続した。
「
合図とともにカタパルトが押し出され、そのまま飛んでいく。地面に降り立つと、目の前には世界最強がISを纏っていた。
「試験官の織斑千冬だ」
「よろしくお願いします」
彼女はさっさと戦いたいらしく、挨拶も少々おざなりになっている。両手には刀が握られている。
「あぁ、はじめよう。真耶」
『はい、それでは実技試験を開始します。・・・試合、開始!』
言うが早いか、世界最強は右手の刀を振り下ろしながら突っ込んでくる。正直な所崇継は、は?と思った。恐らくあちらは手加減してくれているのだろう。初心者に対しては正しい選択なのだが
自らの不利を悟った彼女は一度距離を取り、崇継を見据える。崇継はAMWS-21を彼女に向けたまま
(う〜ん、手加減されてるんだろうなぁ。イルフィと戦った時ほど本気っぽくないし。まぁ良いや。対ブリュンヒルデで縛りプレイするほどMじゃ無いからな)
なんて考えていた。今度は崇継から仕掛けた。
「どうした?貴様の力見せてみろ!」
ここで、織斑千冬が試験が始まってから初めて口を開いた。バトルジャンキーな彼女であり、もっと戦いを楽しみたいのだろう。崇継はそう判断した。だが、実際のところは違った。
(こいつ・・・!)
そう、
(スラスターを殆ど使っていない!?)
そう、崇継は殆どスラスターを使っていない。パワーアシストを使って、
『・・・試験時間残り5分を切りました』
真耶の信じられないと言った声のアナウンスが両者の通信に響く。織斑千冬は笑った。ここまでの相手と戦うのは久方ぶりだ。戦闘狂、バトルジャンキーといっても過言ではない彼女は最後の5分を楽しもうと思った。対照的に崇継側の表情は他者からは見えないが特に何の表情も浮かべてはいなかった。強いて言うならさっさと終わってくんねぇかな〜、と思っていた。
そして、再び試合が動き出す。
Side 崇継
ようやく終わったぁ〜。あ、ごめんねいいとこ書かなくて。結果は俺が勝ったよ。あの後は俺が空からひたすら弾幕張って本命の滑空砲でトドメ。まぁ大した事はしてないよ。で、ISを解除して挨拶したらあの時の!って驚かれた。
「まぁいい。着替えてこい。あぁ、もちろん制服にな。シャワーは設置してある。すぐに分かるだろう」
「分かりました」
そう言って俺は更衣室に入り、シャワーを浴びた後制服に着替えて外に出たら織斑千冬がいたのでそのままついていった。そろそろ入学式が終わり、先生達も教室に向かわなければならないそうなので、山田先生(こう呼ぶよう言われた)は先に教室へ向かったそうだ。
「やれやれ。あの馬鹿者だけでも大変だと言うに、2人目とはな」
「感謝してますよ。受け入れてくれて」
「1人目は保護して2人目は保護しない、と言うのは流石にな」
「そうですね」
「ところで、お前は私より年上だそうだな」
「えぇ。それが何か?」
「お前が年上だろうとここでは一生徒として扱う。私の事も先生をつけて呼べよ?」
「勿論ですよ。別にそのぐらいどうって事はありません」
「そうか。では、ここで待っていろ。呼んだら入ってきてくれ」
「分かりました」
Side 一夏
うぅ・・・。俺以外全員女子、目線が痛い・・・。先生らしき人が入って来てからもまだ見られてるよ・・・。
「・・く・。一夏くん?」
「は、はひ!」
「あ、ごめんなさい!あの、自己紹介の順番だから、お願い出来るかな?」
「は、はい。」
Side 3人称
「え、えっと・・・織斑一夏です。よろしくお願いします・・・・・・・以上です!」
教室内の生徒は全員ずっこけたり頭を机にぶつけたりしている。その様子を廊下で見ていた崇継は
(流石に名前だけの自己紹介はありえないだろ・・・。そろそろ織斑先生も入るだろうから耳栓つけておこう)
何て考えていた。すると教室に織斑先生が入っていき、一夏の頭を出席簿で叩いた。
「げっ、関羽!?」
「誰が関羽か!」
無情な2撃目が振り下ろされた。
「クラスへの挨拶を押しつけてしまってすまないな山田君」
「い、いえ、副担任ですからこれぐらいの事はしないと・・・」
山田先生ははにかんだ。
「諸君、私が担任の織斑千冬だ。君達新人を1年で使い物になるように育てるのが私の仕事だ。私の言うことをよく聞き、理解しろ。出来ない事は出来るまで教える。なので私の言うことはちゃんと聞くように。返事は『はい』か『YES』だ!いいな?」
正直、崇継はコイツ本当に教師か?と思った。
「「「キャァァァァァァァ!!!」」」
「本物の千冬様よ!」
「私ファンなんです!」
「お姉さまに憧れて九州からきたんです!」
織斑先生は呆れている。
「ハァ〜。どうしてこうも毎年馬鹿者どもが集まるんだ?それとも私のクラスにだけ馬鹿者を集中させているのか?もはや感心させられるな」
「キャァぁぁっ!もっと叱ってお姉様!罵って!」
「でもたまには優しくして!」
「そしてつけ上がらないように躾けて〜!」
本当にそれで良いのだろうか?
「うるさいぞ!静かにしろ。そして、もう1人紹介する者がいる。入れ」
「はい」
崇継は教室の中に入る。
「初めまして。今日から皆さんと一緒にここで勉強する事になった斑鳩崇継です。年齢は27歳、身長は182cmです。好きなことは機械いじり、嫌いな事は特にありません。よろしくお願いします」
皆驚いて空いた口が塞がらない。2人目の男性操縦者が現れたと思ったら年上の高身長、さらにイケメンなのだ。
「斑鳩さんは廊下側の一番後ろの席です」
指示に従い崇継は自分の席に座る。
「で?お前は挨拶も満足に出来んのか?あれぐらいの挨拶ぐらいして見せろ」
「いや、千冬姉、俺は・・・・」
パアンッ!
本日3度目のお仕置き。とても痛そうである。
「ここでは織斑先生と呼べ」
「・・・・・はい、織斑先生」
ここで他の生徒たちが彼らの関係に気付いたらしくヒソヒソと話している。
その後、篠ノ之箒の自己紹介で一悶着あったが、
「さぁ、SHRは終わりだ。あまり時間が無いので諸君らにはこれから半月でISの基礎知識を半月で覚えてもらう。その後に実習を行うが基本動作も半月で身体に染み込ませてもらう。いいか?良いなら返事をしろ。文句があっても返事をしろ。私の言葉には絶対に返事をしろ!いいな!」
織斑先生の号令と共にSHRは終わった。
次回は金髪貴族様と戦う所までかなと思っております。
追記 チェーンガンの弾丸の直径変えました
更に追記 描写を少し変更しました
前回のあらすじいる?
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いる
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いらない