Side 3人称
翌日も崇継は6時に起き、日課の筋トレとイメトレをしてから食堂へ向かった。昨日で一通り基地の施設や配置は覚えたので1人である。朝食を食べ終えたのち、昨日と同じ場所へ向かう。
「おはようございます」
そう言って崇継が入るとララーシュタイン大尉、ブラウアー少尉、IS操縦者候補の2人、そして
「おはよう」
「うい〜っす」
「「おはようございます」」
「・・・・」
誰が返事をしなかったかはお分かりだろう。そんな彼女に大尉は呆れ、
「少尉。昨日の件は君が全面的に悪いだろう。もう少し上官に対する態度というものが・・」
なんて注意するが、今度はほおをプクーっと膨らませて不貞腐れている。まぁ崇継はそんな事は気にしないので
「大尉。少尉も大人ですし、きっとどこかで落とし所を見つけるでしょうから大丈夫ですよ。それより今日の予定はどうなってるんです?」
「ハァ~。まぁいい。今日も昨日と同じだ。いかに技術者や開発部隊とは言え毎日1個新兵器を作るわけでもないしな」
「そうですか。では早速始めましょう」
そして午後
昼食は大尉や他の隊員と一緒に取り、ISの稼働訓練に向かう。こちらも特に何事も無く終了したが、問題はその後の生身での訓練であった。
Side 崇継
さて、今俺は何故か柔道場にいる。この基地、こんな設備まであるんですって。まぁそれは置いといて、今回俺が教える事になっているのは中尉と少尉3人となっている。とりあえず4人の適正を聞いてみると、中尉はオールラウンダーで、ファルケンマイヤー少尉は剣を使用した接近戦、ヴィッツレーベン少尉は銃を使用した中遠距離からの攻撃が主体となっていて、最後にフォイルナー少尉だが。彼女、銃を使った
「それでは、早速皆さんの今のレベルが見たいので、1人ずつかかってきてください」
1人ずつだったので楽勝だった。大尉の言う通り、フォイルナー少尉が武器無しの近接では頭1個か2個抜きん出ているが、この後いろいろな方法で4人の強さを確認したが、大した収穫は得られなかった。
これからの方針としてはひたすら俺と1対1で戦ってもらって、自力で改善点を見つけてもらう事にしよう。という訳で今日の訓練はひたすらタイマンだオラァ!
〜2時間後〜
「「「「ハァ、ハァ、ハァ」」」」
皆バテちまったYO!ま、今日の訓練はこれで終わりだし大丈夫でしょ。因みに途中から少佐も見てたが目を閉じたままでした。他の隊員は4人の心配をしているので見えない。
「こんな所ですかね。ちゃんと柔軟してから部屋に戻ってください」
「「「「ありがとう、ございッ、ました」」」」
・・・・ちょっとやりすぎたかも。
そんなこんなで崇継の軍での生活は整備員、技術顧問、そして武道(?)の先生として3足のわらじを履いて過ごす事になる。
そして、1年が経ち。ついにその日となった。第1回モンド・グロッソが開催される、その日に。
もう本当に雑な文章ですいません。読んでくださっている皆様には感謝しかありません。次回は第1回モンド・グロッソです。戦闘描写が稚拙、もしくは書かないかもしれませんが何卒よろしくお願いします
前回のあらすじいる?
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いる
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いらない