あきつ丸レポート   作:長串望

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あきつ丸、『戦闘妖精』に会う段


あきつ丸レポートまとめ2

警告:乙種機密指定

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 本文は皇国陸軍秘匿第██工廠被験体「███████」よりサルベージされた文字媒体情報群を再構築した文章です。

 本文は皇国陸軍秘匿第████号指令による乙種機密案件第█████号、計画名「Phantom Pain」に関連する参考資料に分類され、乙種保安権限保有者又は一時付託者以外の閲覧を固く禁止されています。

 

 

 

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 あきつ丸であります。

 陸軍から海軍の秘密研究所兼鎮守府に間諜として潜入したでありますが、最初からバリバリに警戒されている上に、自分としても最初からあんまりやる気がないので、公称通り日常系ドタバタコメディでもやってたいであります。

 とはいえ、今日日イワシ張りに命の安い艦娘稼業。二重の意味で首を切られたくはないので、ほどほどに仕事しておかないとであります。

 まあ提督殿のご期待通りサンプルの一つや二つでも拉致れればベストなんでありますが、こちとらただの揚陸艇。とてもではないでありますがそんなそんな。

 ただの艦娘相手ならばともかく、ここの艦娘は少々特殊でありますからなあ。

 ██████泊地第██司令部。まあこの記録が読まれる際には必ずや検閲に掛けられて墨で塗り潰されているでありますから、アーセナル鎮守府と通称で呼ぶであります。アーセナル即ち兵器廠。まあ艦娘なんてものはそもそも人外の兵器でありますけど。その上でなおそう呼ばれている所以はまあ、ここの艦娘を見ていけば分かることであります。

 早速でありますし、精々仕事しているふりでもしながら、アーセナル鎮守府の代名詞となる艦娘でも見物に行くことにするであります。

 対深海棲艦戦の歴史を100年は進めたといわれる稀代の名機。

 『戦闘妖精』雪風殿を。

 

 

 

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 あきつ丸であります。

 所変わって屋上であります。

 司令部屋上からは鎮守府つまりメガフロートの全景が一望でき、なかなか良い眺めであります。こうしてみるとあれでありますな。鎮守府としては小規模なところもあって、以前戦車模擬試合に出向いた学園艦を思い出すでありますなあ。

 流石の艦娘とはいえ、戦車相手はなかなか大変でありました。あのときは海軍の艦娘と組んで昨年優勝校と試合をしたのでありますが、模擬弾とはいえ直撃は厳しかったでありますなあ。

 歩兵が戦車と向かい合うということが如何に絶望的であるかということを体感させてくれると同時に、戦車と同等か或いはそれ以上の火力を携行できる艦娘という兵器の有用性を見せつけるよい試合でありました。試合後は連絡先も交換し合って、今でも交流があるのでありますよふふふ。まあ何個目かのダミー身分でありますけど。

 個人的にはアンツィオ高校のこれでもかというぐらいイタリア人の馬鹿っぷりもとい愛情が見られる戦車なんか好きであります。自家用車もイセッタ買っちゃったでありますし。

 まあタンカスロン用に改造しちゃったので流石にもうイセッタとは言えない何かでありますけど、艤装の物理装甲を応用した防弾装甲と、駆動系をいじったグンバツの不整地走行能力が自慢の愛車であります。

 任務でこちらに出頭する直前に、タンカスロンで遭遇した戦車に走行不能まで破壊されて泣く泣く修理に預けたままなのでありますよなあ。後に引けない百足をエンブレムにしたりするようなキワキワの精神とか、タンカスロンはああいう手合いが一番怖いであります。

 まあでもああいう手合いがいるからこそ止められない魅力というものがあるわけであります。それに運転手が砲撃してくる軽乗用車も大概でありますし、模擬弾素手で弾き飛ばす艦娘とか言う化け物相手にする向こうのほうがよっぽど怖いはずなのでありますが。

 そういう観点で言うと、対戦車道も交えた耐久野戦は相当な歯ごたえでありましたな。戦車の砲火だけ気をつけていたところに、高所からの対物ライフルはそうとう響いたでありますなあ。特に偶然なのか狙ったのか、チンジャブめいた顎先狙いの一発は、頼りの戦艦が物理保護越しの一撃で昏倒したでありますから、まったく近代兵器侮りがたしであります。

 ああいう人間の技術や発想、機微というものが、通常兵器の殆ど通じなかった深海棲艦を、艦娘の登場までなんとか撃退し得た人類の最大の武器なのでしょうなあ。

 ああ、ついつい戦車道語りになってしまったであります。

 改めまして。

 司令部屋上、海の見える展望スペース。潮風だけが訪れる誰にも邪魔されない一角で、稀代の名機は年代物のデッキチェアに身を預けていたのであります。

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 あきつ丸であります。

 潮風の心地よい、よく晴れたうららかな昼下がり。

 司令部屋上の海の見える展望スペースにて、稀代の名機『戦闘妖精』雪風発見セリ、であります。

 まあ、どうやらこちらが発見するはるか以前から向こうさんの索敵圏内だったみたいで、雪風殿は待っていたと言わんばかりに泰然としておられるでありますが。

 しかしここまで余裕だと流石にちょっと自信なくすでありますな。

 ステルス艤装は積んできていないとはいえ、気配も足音も消していたのでありますが、まさか艤装も展開していない状態で感知されるとは。かなり優秀なパッシブセンサーであります。

 まあさておき。

 はじめましてであります、雪風殿。

「はじめまして。あきつ丸モデル……陸軍艦の方は随分久しぶりですね」

 雪風殿はデッキチェアに身を預けたまま、静かにそう返してきたであります。

 雪風モデルに見られる子供らしい朗らかな笑顔は見られず、むしろ駆逐艦らしからぬどっしりとした穏やかな貫録であります。お前のような駆逐艦がいるか、というやつでありますな。

「それで………陸軍の間諜殿が、あたしに何のご用ですか?」

 間諜だなんて滅相もないであります。ただ、彼の伝説の名機『戦闘妖精』雪風殿がいらっしゃると聞けば、是非一度お話をと思いまして。

「『戦闘妖精』……ですか。そう呼ばれたこともありましたね」

 遠く海に視線を向けて、少女は呟くであります。その姿はまるで、背も曲がり、骨も縮んだ、すっかりと年老いた退役軍人のような穏やかさと寂しさに包まれていたであります。

 『戦闘妖精・雪風』。それは神林長平なる人物が著したとされるSF小説であります。もとは西暦1979年から1983年にかけて掲載された一連の短編で、翌年、件の題名で一冊の本としてまとめられ出版されたそうであります。

 その後も続編が執筆され、1999年には単行本『グッドラック―戦闘妖精・雪風』が、2009年には『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』が発売されたそうであります。

 超空間通路から侵攻してきた謎の異星体ジャムと、それと戦うべく組織されたフェアリィ空軍。『雪風』とは極めて高度な中枢制御体を搭載した、完全自律制御による高度な戦術判断や戦闘機動を可能とするスーパーシルフ、その主人公機のパーソナルネームなのだそうであります。

 今回もまた関係ない話しやがってこの白塗り陸軍野郎等と思われたかもしれないでありますが、これは雪風殿に綽名された『戦闘妖精』の元ネタなのでありますよ。

 『戦闘妖精』たるスーパーシルフは戦術戦闘電子偵察機であり、名称通りその任務は戦闘というより偵察。例え目前の味方を見捨ててでも敵の情報を持ち帰る事だけを要求されるであります。

 絶対に戻ってこなければならないというその使命と、味方を見捨てるその冷徹さを揶揄してブーメラン戦隊等と呼ばれている主人公たちなのでありますが、雪風殿はそのブーメラン任務を負わされた艦娘なのでありますよ。

 彼女は深海棲艦の情報を持ち帰るべく、何千という敵を撃墜し、その何倍もの味方を見捨ててきた、偵察特化型の艦娘なのであります。

 その敵以上に軽蔑され敵視される冷徹な作戦行動と、対深海棲艦の歴史を百年は進めたといわれるほどの成果から、いつしか彼女は名作SF小説に準えて『戦闘妖精』の呼び名を頂戴したと、まァ、そういう次第であります。

 

 

 

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 陽炎型駆逐艦8番艦、雪風です。

 あたしの話なんて陸軍に報告しても、今更だと思いますけど……。

 はあ、個人的な興味から。構いませんけど。

 あたしが生まれたのは、艦娘が戦線に投入され、対深海棲艦戦が本格的になり始めた頃でした。当時はまだ敵のことも、艦娘のこともよくわかっておらず、海という海は深海棲艦の支配下でした。

 奴らが『境界』の向こうから来るのはわかっていました。しかし『海域』はまだまだ未知の領域であり、人類はまともな戦線を引くことさえできていませんでした。

 敵である深海棲艦のことどころか、唯一奴らに対抗できる兵器である艦娘のことすら殆どわかっていないような有様でしたから、人類はとにかくありとあらゆる情報を欲しがっていました。

 しかし情報を得ようにも、十分な数の深海棲艦の検体を手に入れるどころか、貴重な第一世代型艦娘を使い潰してようやく敵を押し返せるような始末。第二世代型はまだ実戦投入し始めたばかり。

 観察者が必要でした。

 絶対に情報を持ち帰る、確実な情報取得手段が。

 運営本部直属戦術偵察艦。それが私たちに与えられた肩書きでした。

 数少ない資源をかき集め、改修に改修を重ねた偵察特化艦は、当時三隻のみ建造されました。

 雪風、時雨、そしてまだ前線には投入されていなかった瑞鶴。資材を無駄にできない以上、極めて練度が高かったであろう所謂『幸運艦』を運営本部は選んだのです。

 私たちは運営本部直属の部隊として、前線で提督適正者達の下で戦う艦娘たちとは全く異なる指揮系統で動いていました。

 当時はまだ数が少なかった鎮守府に所属しているわけではなく、そこから出撃する艦隊を十分な距離をとって追尾し、前線での戦闘情報を取得するのが私たちのやり方でした。

 援護してくれるわけでもなく、救助してくれるわけでもなく、またどんな要請にもまるで耳を傾けない私たちに、艦娘たちも提督たちも非常な敵愾心を抱いていたように思います。

 それでも、私たちに命令できるのは、それぞれに一人ずつ専属で宛がわれた運営本部直属の指揮官だけでした。

 彼らは他の鎮守府の提督たちとはまるで違う適正を以て指揮官に任じられていました。

 それがどのようなものだったのか、あたしは終ぞ知ることはありませんでしたが、恐らく偵察艦が遭遇するであろうミリ秒単位での状況変化に即応する判断力や、味方の損害を徹底的に無視する冷徹な決断力、そして何より専属の艦娘を手足のように操る相性の良さだったのでしょう。

 敵との直接交戦はできるだけ控えることがあたしたちの任務でしたが、それでも追撃してくる敵からの逃走や、或いは反撃、また敵の挟撃や包囲を突破するための戦闘は避けられないものでした。

 やがて瑞鶴が脱落し、時雨の司令官が心を喰われ、あたしたちが、あたしと少尉がたった二人の艦隊になっても、あたしたちは戦い続けました。

 あたしたちが得た情報から新たな戦法が、戦術が、戦略が編まれ、新たな兵器が、艦娘が、人員が組まれ、戦況は一層激しさを増していきました。

 今が押す時なのだ、と運営本部は確信していました。

 あたしたちは休む暇もなく、前線を飛びまわっては情報を奪い取り、深海棲艦を撃破し、戦い続けました。戦闘、補給、そして戦闘。あたしと少尉は兵器としての本分を果たし続けました。

 あたしたち二人が『戦闘妖精』と呼ばれるようになってどれだけ戦ったことでしょうか。

 やがて深海棲艦の分析が進み、『境界』の先、『海域』の構造が明らかにされるにつれ、戦線は安定し、戦術はパターン化し、戦闘は作業になっていきました。

 高度に安定し、極めて人間に近い人格を持った、後期第二世代型艦娘、つまりいま一般的に認識されている艦娘が完成した頃でしたか。あたしが第二世代型の走りだったわけですから、随分時がたったものですね。

 人々にとってもう深海棲艦との戦いは遠い『海域』での出来ごとになり下がり、あたしたち『戦闘妖精』が戦場の伝説として寝物語に語られるようになり、今ではこうして日がな一日、海を眺めて寝そべる隠居生活ですよ。

 

 ご満足いただけましたか?

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 あきつ丸であります。

 『戦闘妖精』雪風殿の長く苦しい戦いだったお話を聞いたのでありました。

 まあ、聞いた話は陸軍艦の自分でも程々に聞き知った話でありまして、あんまり目新しいところはなかったでありますが。本人の口から聞けたのは収穫と言えば収穫でありましたが、陸軍の教本にも載ってる名機でありますからなあ。今更感が凄まじいであります。

 ああ、でも気になっていた点はありましたな。

 雪風殿の話の中では、戦術偵察艦三隻の内、瑞鶴殿は脱落し、時雨殿は司令官が心を喰われ、ともに再起不能。では雪風殿の隠居の理由はなんだったのでありましょう。

 公的な記録上、雪風殿は重大な損傷を受けた訳でもなく、暴走状態に陥ったこともなく、ある日突然戦史上から姿を消してしまうのであります。

 まさか深海棲艦殺しに疲れ、戦いに倦んでしまって、俗世を離れて隠者にでもなろうという訳でもありますまい。

「まさか。あたしは、雪風はいまでも前線に出ていきたいですよ。対深海棲艦戦を遂行することが雪風の任務であり、存在意義。可能であればすぐにでも、と上にも掛けあっているのですが」

 雪風殿は億劫そうに左手を持ち上げ、くすんだ指輪を撫ぜました。

「けれど、少尉がいないんです」

 少尉というと、雪風殿の指揮官であった方でありますか。

 考えてみれば雪風殿は第二世代型の走りも走り。その頃に指揮官を務めていたということは、当時かなり若かったにしても老衰でまともに指揮が取れなくなっているか、或いは亡くなられているかもであります。

 またその名声を疎んだ一部の者に抹殺された可能性もありますな。

 なんにせよ、指揮官が居なくなったことが原因で前線から退いたということでありますな。名簿の練度の表記も150→99となっており、指揮官の死亡によりケッコンが自動的に解除されたと考えれば成程であります。

「少尉にとってあたしが深海棲艦を殲滅する兵器であったように、あたしにとっても少尉は深海棲艦と戦うために必要な武装でした。あたしたちは一人と一隻で艦隊でした。一人と一隻で『戦闘妖精』でした。少尉がいなくなってから、あたしは何度も何度も新しい少尉を要請してきました。でもあたしの少尉はまだ来ない。だから、あたしはここでじっと待っているんです」

 恐らく、運営本部も『戦闘妖精』を前線から引かせたくはないことでありましょう。きっと数多くの指揮官候補が送られたに違いありません。そして恐らくは、雪風殿がその本来の性能を発揮するためにケッコンシステムによる強化を行おうとしたはずであります。

 ケッコンカッコカリ。提督と艦娘が指輪を媒介とした同調を行うことにより、艦娘の性能限界を大幅に底上げするという強化改修なのでありますが、ところがどっこい、このシステムにはある欠点があります。

 指輪による同調は、時に人間と艦娘の記憶や精神の混濁が引き起こされることがあり、ジュウコンの程度が酷い場合、最悪精神が崩壊して死にいたるであります。まあそういう事態はそれほど多くはないのでありますが。

 ただ、それほど強く人間と艦娘が結び付けられるため、これを無理に解除する場合双方の精神にダメージが大きく、例えば片方が死亡した場合もう片方が少なくないダメージを受けるのであります。

 そして円満にリコンが成立したとしても、ケッコンによって受ける精神への影響は非常に大きく、他者との再ケッコンは非常に困難なものとなるのであります。言ってみれば鍵と錠前のようなもの。一度設定された錠前は変更不可能で、同じ鍵か似通った鍵しか受け入れないのであります。

 雪風殿は超特殊化された特別誂えの戦術偵察艦。更に長期間にわたって築き上げられた少尉殿との信頼関係や相性は並大抵のものではなく、とてもではありませんが代替の聞く物ではないのでありましょう。

 こうなると雪風殿は日々維持費を積み重ねていくだけの産廃でしかない訳でありますが、かと言ってただ解体処分にするにはあまりにも惜しい。今までかけた投資額は凄まじいもので、そしてもし稼働できればどれだけ投資しても惜しくはない。

 そしていつか相性のあう者が見つかるかもしれないという微かな希望をかけて、雪風殿はここアーセナル鎮守府に大事に大事に仕舞い込まれているという訳でありますな。

 そう。この鎮守府がアーセナル、兵器廠などと呼ばれるのはそういうことなのであります。

 雪風殿をはじめとした、「いまはどうしようもないけど、いつかまた使えるかも」、「いまは使い道が見つからないけれどその内何か使い道ができるかも」、「表に置いておくわけにはいかないけれど、かと言って捨てることもできない」そんな玩具をしまい込んだ玩具箱こそが、ここなのであります。

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

Tips.

 

>主な修正箇所

 

・やがて瑞鶴が沈み→やがて瑞鶴が脱落し

瑞鶴は轟沈はしていなかったので。

 

・第三世代型艦娘、つまりいま一般的に認識されている艦娘→後期第二世代型艦娘

第三世代型は現在でもまだ一般的ではない。

 

 

>小ネタ

 

・学園艦

アニメ「ガールズ&パンツァー」の舞台である超巨大艦船。

ここで比較されている昨年戦車道大会で優勝した学園は大洗女子学園で、全長は7600m程度、人工は3万人程度とされる。

 

・戦車道

アニメ「ガールズ&パンツァー」に登場する独自のスポーツ・武道。

華道や茶道などの様に基本的に女子の嗜むもので、第二次世界大戦までに開発された戦車を用いて互いに撃破しあう競技。

特殊なカーボンコーティングによって内部の安全は確保されているという。

十分な練度の艦娘であれば、骨董品の戦車程度であれば対処できないことはない。

 

・イセッタ

イタリアのイソ社が開発したミニカー。冷蔵庫にスクーターを悪魔合体して生まれたといわれる珍妙で愛嬌のある形状が特徴。

尤も、あきつ丸が保有しているのはドイツはBMW社がライセンス生産したBMWイセッタだが。

 

・タンカスロン

強襲戦車競技とも。

戦車道で使用を認められた車両のうち、10トン以下の戦車のみが参加できる戦車競技の一つで、非公式。

参加規定は10トン以下という重量のみで、他は基本的にバーリトゥード。

艦娘が参加する異種格闘技戦の場合、軽戦車の足にどう足掻いても追いつけない場合が多い為、装甲を追加した軽車両の使用が認められている。

 

・後に引けない百足をエンブレムにしたりするようなキワキワの精神

まぎれもなく奴ら。

 

・対戦車道

作中世界に於いて非公式であるタンカスロンと違い、そもそも世界の外でも非公式の二次創作界隈の概念。

乙女の武道である戦車道と違い、生身で戦車に立ち向かう紳士の武道。対戦車砲、対戦車ロケット弾、対戦車地雷、吸着爆弾、対戦車ライフル、火炎瓶等を用いるとされる。

カーボンコーティングは特にはないが、安全である。らしい。そんな無茶な。

 

・『戦闘妖精』雪風

本文中で触れるように、神林長平のSF小説より。

 

・戦術偵察艦瑞鶴

修正にあったように、轟沈はしていないが、指揮官にトラブルがあり、自身も負傷し、前線を退いた。

 

・戦術偵察艦時雨

下に記しようにケッコン指輪による強化では提督と艦娘の間に精神的なパスがつながれる。

このパスを通じて稀に艦霊と不覚接触してしまい心を壊す提督がいるが、彼の場合直接つながっていた時雨に精神を破壊された疑いがある。

 

・「けれど、少尉がいないんです」

邪眼は月輪に飛ぶ(藤田和日郎)に登場する杣口 鵜平の「犬がいない」というセリフのオマージュでもある。

 

・ケッコンカッコカリ

ケッコン、ケッコンシステムなど。

本文中の説明にある通り提督と艦娘と指輪を媒介に精神を同調させ性能限界を大幅に上げる改修。

正確には艦霊との相性の悪い電脳が、人間である提督の精神を介して艦霊とのつながりを深める儀式。

艦霊からの悪影響の殆どは艦娘によってバッファされるが、精神のつながりを得る為、必ずしも安全ではない。

 

・150→99

ケッコンが解除されたことによって公定練度、つまり艦霊との接続が弱まったということ。。

 

・再ケッコン

もともと兵器である艦娘が指揮官より長生きするということは前提とされておらず、ケッコン艦の指揮官が先に死亡するということはあまり多いことではない。

そのためあまり研究が進んでいないが、一度ケッコンした艦は他の人間とケッコンすることに困難さを生じる。特に初期型は自我が複雑で修正が困難である。

逆に後期型の艦娘の中には、道具と割り切って割と平気でケッコンとリコンを繰り返す者もいる。

 

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