試作   作:剣崎 一真

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どーも、剣崎一真です。
今回はほのぼの回にしたい!そう思ってた時期が、俺にもありました。作者からは以上です。
では、本文(∩´。•ω•)⊃ドゾー


22話

 

翌日

悠は最寄駅を降りて少し歩くと前にミカとミオが並んで歩いているのが見えた。

「おーっす」

「あ、悠。おはよう。昨日は頑張ったじゃん」

「おはよう悠君。昨日は凄かったね!あの先輩との戦い!もしかしたら勝てるかもっ!ってとこまでいってたもんね!」

「あー…あれは全部無意識だからあそこまで近づけたのは運が良かったんだよな」

「まぁ勝負は時の運とも言うしその運も実力だよ」

「ミカの言う通りだよ!もし悠君のいる場所ウチだったら廊下の角出た途端にやられちゃってるもん!」

「そうですよ!」

「うわぁビックリしたぁ!?」

 

3人で会話してると突然後ろからフブキが声をかけてきて悠は驚いた。他の2人は気づいていたようで驚いた様子は無かった。

 

「なんだフブキか…。おはよう」

「おはようございます!あとなんだってなんですか…?」

「そこは気にしないでいいよ」

「そうですか…?まぁそういうことにしときましょう」

「で、フブキのそうですってのは?」

「あ、実は私たちはまだルーン等を覚える段階でまだ人に打ったことはないんですよね。私は防御魔術は既に習得しているのですが攻撃魔術はまだなんです」

「ウチは身体強化魔術は少し使えるだけで戦えるレベルには達してないんだぁ」

「なるほど?」

「あの先輩程になると恐らく防御魔術貫通させてきますからね。油断出来ないです」

「「(ぼたん先輩なら有り得るなぁ…)」」

 

下駄箱で靴を履き替えながら言うフブキの言葉を聞いた時悠とミカの脳裏には満面の笑みのぼたんが浮かんだ。

 

「まぁ、そういうことであそこまで近づけたのは凄いっていうことです。分かりました?」

「なるほどね…ま、射撃だけなら避けれる自信はあったからね…」

「あれは嫌な事件だったね…」

「あ、アハハ…あ!私達はこっちなので!」

「また放課後に会おうね!」

「うん。また後で」

 

2人と別れて教室に入ると伊東と明久が向き合ってスマホを弄っていた。

 

「おーっす」

「おはよう」

「お、長谷川と大神じゃないか。おはー」

「オッスオッス…ゲ!?あの位置からのVスライダー入るのかよ!?」

「何やってんだ?」

「え?パワ〇ロ」

「今フリー戦ってのがあってさ、リアル対戦出来るんだよね」

「ふーん。面白いの?」

「結構面白いぜ。やっぱ自分が育てた奴がファインプレーすると興奮するからな」

「2人もやってみる?」

「良いの?」

「良いぜ。ほれ」

 

こうして2人はパワ〇ロをHRまでやらせてもらった。先生が入ってくると全員自分の席に戻る。

 

「起立。気を付け、礼」

「「「おはようございまーす」」」

「はいおはようさん。昨日はバトロワ御苦労さんだったな。俺らは大体6位だ。」

「リンドウ先生大体ってどういうことですか〜」

「俺らがお前らの順位なんか一々気にしてられるか」

「「「(この人人の心とかないんか???)」」」

「冗談だ。冗談だから養豚場の豚を見るような目で俺を見るな。正直に言うとな、ここ順位なんて概念はないんだ。どんな結果であれ、頑張った事が大事ってことでな。さっきの大体6位って言ったのは俺が映像を見て大体6位で負けちまったと思ったからだな。それでも学年なら1位だ、いい戦績だ。んで、MVPは長谷川。ここに反論がある奴はいるか?」

 

リンドウがクラスに問うが反論はあがらなかった。

 

「ヨシ。なら長谷川。前に来い」

「?はい」

「俺からささやかなプレゼントだ。受け取れ」

 

リンドウは教卓にある紙を置いた。悠がそれを取って印字されている文字を読む。

 

「公欠回数券…?」

「実はどの組もこれをMVPに渡せと言われててな。俺からとは言ったが実際は学校からだ。まぁ効果はそのまんま。公欠出来る回数券ってわけだ。ちなみに他の奴に分け与える事も出来る。独り占めするのか、それとも全員で休むのか。好きに選べ。使い方は休む日の前日に渡せば良い」

「へぇ。とりあえずとっとこ。これ何枚あるんです?」

「ざっと10枚だな。10日は休めるってこった。はい、これにてHRは終わり!さぁお前らお待ちかねの訓練の時間だ!」

「「「嫌だァ〜!」」」

「回数券…ね」

「悠。早く着替えて行こう」

「あぁ」

 

 

訓練の内容は前に書いたのと変わらないので省略。キング・クリムゾンッッ!!

 

 

「はぁ〜やっと終わった…」

「前よりも体力増えたじゃん。ちゃんと成果出てるね」

「そういうお前はどうなんだ?」

「俺は悠に合わせてるからそんなかな」

「ケッ、体力多くて羨ましいわ」

「でも悠は俺よりスピードあるじゃん」

「確かに、体力増えたおかげでトップスピード維持できる時間が増えたな」

「これを続けていったらまぁまぁな距離を全速力で走れるかもね」

「そうやって考えるとちゃんとやんなきゃなぁ」

「良し、着替え終わり。そっちは?」

「こっちも終わった」

「OK。んじゃ、帰るわ。じゃあなー」

「おぅ、お疲れー」

 

扉を開けて下駄箱の方へ向かうとフブキ達とばったり会った。

 

「あ、やほ。丁度いいタイミングだったかな?」

「迎えに来てくれたのか?」

「まぁそんなとこかな。そういえばそっちのクラスでは何か貰った?」

「貰った…というと?」

「なんかクラスの中でMVPになった人は貰えるやつ。ウチのクラスはフブキが抜擢されてたよ!」

「あぁ、これか」

 

悠は公欠券を見せる。

 

「そうそれ!今度さ、これ使って遊びに行かない?最近暑くなってきたしさ!海とかどう?」

「海かぁ…でもまだ6月中旬だぜ?」

「そこまで来たら実質夏だよ!」

「無理無理」

「えぇ〜?どうして?」

「何処も海開きしてないから開いてねぇよ」

「あぁ、確かに。じゃあどうするの?」

「身体動かしたいよね〜」

「あ、俺ちょっと指の運動があるから…」

「ただゲームしたいだけだろ。逃がさないよ」

「バレたか」

「おい!」

 

4人で話していると後ろから声をかけられる。全員そっちを向くが全く見覚えのない人物だった。

 

「長谷川さん、知り合いですか?」

「んにゃ、全く。すみませんが、どなた?」

「もう忘れたか?俺は数ヶ月前にお前に一方的に殴られた男だよ!!覚えてろって言われたろが!!」

「数ヶ月?一方的?はて、そんな記憶は…ちょっと待ってて、思い出すから」

 

少し考えると1つ心当たりが出てきた。そう、第2話に出てきたチンピラだ。

 

「あぁ!!お前あの時フブキナンパして自滅したチンピラじゃねぇか!んな事良くそんなに鮮明に覚えてんなお前。さては頭いいな?」

「頭良かったらこんな事やってねぇよ」

「え!?兄貴?!?」

「え?…あぁ!そういえばそんなことありましたね。それで、その方がどんな御用が?」

「あの時の借りを返してやろうと思ってな…おい!出てこい!!」

 

チンピラが合図を出すと悠達を囲むように大人数が現れる。

 

「本当だ、頭悪かったね。さっきの発言撤回するわ。ごめんね?」

「頭数揃えばいくらお前でも傷1つはつくだろ」

「ふぅん、面白そうじゃん。本当にその思い描いてる結果になるのか」

「ミカ、2人を頼めるか?」

「え?この人数を1人で?独り占めしないでよ」

「そうじゃねぇ、念の為だ」

「ちぇ、分かったよ。その代わり2人に襲ってきた奴は俺がもらうからね」

「助かる」




はい、次回は龍が如くシリーズのアクションに似たものが出ます!もし分かったりしたら感想欄に書いてくれると嬉しいです!では、(・ω・)ノシ
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