前回の後書きで言ったヒートアクションは3つです!分かったら是非感想に!(感想稼ぎ)
では、本文イクゾー!デッデッデデデデ!カーン!
「ちぇ、分かったよ。その代わり2人に襲ってきた奴は俺がもらうからね」
「助かる」
隣にいたミカは下がり2人を守るように立つ。
「白上、ミオ姉。なるべく固まっといて。守りやすくなるから」
フブキとミオは言われた通りになるべく近づく。
「…さて、待たせたな?」
「待たせすぎだ。普通の奴らならさっきの時間で襲いかかってるわ」
「それは助かったよ」
「ふん。その余裕が最後まであるといいがな。行くぞぉ!」
チンピラの中で5人程が前に出てきて構える。その中の1人にボクシングのポーズをとっているのが見える。
「(1人素早そうだな…。まずアイツから仕留めに行くか)」
悠がボクサーの方に近づくと他のチンピラが殴りかかってきた。
「オラァ!」
「おっと、危ねぇぞ…とっ!」
悠はチンピラの拳を右に流し、流した腕を掴んで身体の上の方に持っていき、限界まで腕を後ろに持って来て関節をきめ、自分の肩に乗せる。
「どりゃあ!」
持っているチンピラを思いっきり引っ張って投げる。そしてチンピラの頭部が地面に当たるかどうかで右脚で蹴り抜く。蹴られたチンピラはピクピクと動いているが立ち上がる様子は無かった。
「OK、まずは1人。次はどいつだ?」
悠が構え直すと2人が左右に別れ同時に殴りかかってくる。
「どりゃ!」
「死ねぇ!」
「知っているかい?人って1回殴られた位じゃ即死しねぇんだぜ?」
悠は両方の拳を掴んで、回転して2人を転ばせる。転ばせた片方の右足を持ち、背負い投げをする。その方向は転ばせたもう片方だ。
「さぁ歯を食いしばりなぁ!」
思いっきり叩きつけると2人は頭を衝突させられ、動かなくなった。痙攣だけで動かないのを確認した悠は向き直す。
「3人終わり。後2人か」
向き直すとボクサーが突っ込んできた。悠はボクサーの攻撃を紙一重でかわしたがボクサーはそのまま攻撃を続け、悠もかわし続ける。そうしていると後ろからチンピラが蹴りこんできた。
「隙だらけじゃあぁ!」
「っ!?やべっ!」
チンピラの蹴りは悠の横腹に当たった。しかし悠は飛ばされるどころか動く素振りすらない。
「な、なんで動かねぇ!?全力で蹴ったんだぞ!?」
ボクサーも殴り続けていたが悠にパンチを掴まれ動けなくなった。
「お前パンチ弱すぎ。本当にボクシングやってた?」
「が、アァァァア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」
「や、痩せ我慢だ!そうに違いねぇ!オラ!オラ!」
チンピラが何度も悠の横腹を蹴るが動きすらしない。その足も悠に掴まれた。
「ヒィッ!」
「お前らの力ってのはそんなもんなのかよ?これなら」
悠はボクサーに足払いをして転ばせ、その顔を踏み抜く。そしてチンピラも転ばせて足を掴んで上に引っ張り腰を掴み直す。
「な、何をする気だ!?」
「こうするんだ…よ!」
チンピラを逆さにして思いっきりボクサーの腹に叩きつけた。
「ゴボォッ!?」
「イテテ…てめぇ!」
「ソイツが下にいて良かったねぇ?もし居なかったらお前多分頭蓋骨割れて脳みそ吹き出してるよ」
チンピラが殴りかかってくるが悠はその拳を捌く。そしてチンピラの背中に3発殴り、左フックを入れ、少しジャンプして思いっきり地面に叩きつけるように頭を殴る。殴られたチンピラは少し跳ね、悠はその瞬間を見逃さず膝蹴りを入れる。
「これで終わりだっ!」
浮いているチンピラの服を掴み、もう一度叩きつける。
「グゥエルッ!?」
「これで一旦終わりか。次はd…」
悠がナンパしたチンピラの方を見ると何人か居なくなっており、ミカの方を見ると3人程が倒れている。その中の2人は気絶しているようだ。ミカが意識を持ってるチンピラを掴み立たせる。チンピラは死にたくない一心で悠に救援要請を出した。
「か…タ…タシュ…ケテ…」
「ミオ姉に手を出すとは…余程の命知らずだな…?どうやら死にたいらしい…なら望み通りに…!!」
ミカの目から赤いオーラが出ているように見える程キレている。悠が慌てて止めに入る。
「ミカ!ストップ!ソイツ死んじゃうから!」
「万死に値する…!!」
「ほら!怒りすぎてミオの守る人居なくなってるから!こっち戻ってこいっ!」
「ハッ…!そうだった、戻らなきゃ」
正気に戻ったミカはミオの方へ帰って行った。
「あっぶねぇ…。さて、次は?」
「俺だけだ」
「兄貴!?俺らも…」
「向かっていった5人よりも弱いお前らが行ったって邪魔なだけだ」
「でも…」
「でもも何もねぇ。リング作れ」
ナンパしたチンピラが1歩前に出てきてその取り巻きが2人を囲う。
「前は油断しちまってたからなぁ。今度はそうは行かないぞ?」
「あぁ、そういうの良いから。さっさとかかってこいよ」
チンピラがステップをしながらボクシングの構えをとる。
「ボクシングか」
「これでもボクシングはいくつか優勝してるんだぜ?」
「へぇ」
悠も合わせてボクシングの構えをとる。
「俺もある所の格闘技場で何回か勝ってるんでね(つっても格闘技場は格闘技場でも地下格闘技場なんだけどな)」
「なら遠慮は要らねぇなぁ。行くぞぉ!」
チンピラは一瞬で悠との距離を詰める。
「うおっ!?はえぇ!」
「そらぁ!」
チンピラは悠の顔めがけて右ストレートを打つ。
「危ねっ!?そらよっ!」
悠はウィービングで避け、鋭い右フックでチンピラの横腹に殴る。
「グッ…!?っラァ!」
「おっと」
チンピラは横腹の痛みを我慢して悠に殴り掛かるがスウェイでかわされる。
「まさか、耐えるとはな。どうやらいくつか優勝してるってのは嘘じゃないらしい」
「俺も最初の1発は当たると思ったぜ。格闘技場で何回も勝ってるだけはあるようだ」
「そらどうも」
「てめぇ、ボクシングはどこの流派だ?」
「あん?」
「どこの流派だって聞いてんだよ」
「流派ぁ?ボクシングにそんなの存在すんのかよ。俺は自己流だよ」
「奇遇だな、俺もだよ。この喧嘩が終わったらテクニックを教えてくれよ」
「学習欲の塊じゃねぇかお前。勉強しろよ。まぁいいぜ、教えてやるよ」
悠がチンピラに一瞬で詰める。
「お前が意識を保ててたらな」
「っ!?はや」
悠はチンピラにアッパーで殴り、身体を浮き上がらせる。
「オラララララララララ!」
浮いている間に身体中を殴りまくる。最後は上半身を後ろにし、思いっきり力を溜めてからチンピラの腹にめり込むように殴る。
「どりゃあぁ!」
チンピラは声も出ず吹っ飛び、壁に衝突してピクリとも動かなくなる。
「本来ならボス戦でしか使えないんだが、特別にお前にやってやるよ。おい」
「は、はいっ!」
「コイツら連れて早くどっか行け。痛い目にあいたいなら止めねぇが」
悠は最後の一言を言いながらミカを指差す。そこにはさっきのキレてる状態のミカが2人に抑えられていた。
「リント、コロス…!」
「ミカ、落ち着いて…!」
「ここにはゲゲルは存在しないよ!」
「「帰らせていただきます!!」」
チンピラ達は綺麗に横一列に並んで敬礼し、倒れた奴を回収して逃げていった。
「ふぃ…。一件落着、かな」
「落着じゃないよ!不時着してるよ!」
「落ちてるから意味は合ってる!ヨシ!」
「じゃああれはどうするのさ!?」
「あれ?」
フブキが指差す方向を見るとミカがまだ目にオーラを纏っていた。
「み、ミカ?どうしたんだ?」
「え?何も無いけど」
「その目からオーラで何も無いはないぞ」
「え?そんなの出した記憶ないけど」
「は?じゃあそれはなんなんだよ」
「知らん」
悠が目を瞬くとオーラは消えていた。
「?時間切れか?」
「かもしれないですねぇ…」
「なんだったの〜…?」
「?」
「ま、良いや。帰ろうぜ」
「「「そうだね」」」
結局何をしたかったんやろなぁ…これ?
まぁ次回もお楽しみに!
では、(・ω・)ノシ