試作   作:剣崎 一真

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お久しぶりです、剣崎一真です。大分間空いちゃって申し訳ない!理由としてはこれの次の話が切るタイミング分からなくなって長くなっちゃってるのがあるのでシテ…ユルシテ…
では、本文(∩´。•ω•)⊃ドゾー


26話

 

「司令科と2組か。2組はやり合った事がないから分からないが、司令科はチームワークがもう出来てるのが厄介だな」

「確かに。あのチームワークに対して2組がどう対応して戦っていくのかがポイントになるな」

 

悠と相田が分析していると両組準備が完了したらしい。相手を睨みあって士気を上げ続けている。

 

『合図は魔術科のレネイ先生に任せてあります。タイミングはお好きにどうぞ』

「了解。じゃあ、行くわよ?始め!」

 

レネイが右手を上に上げ、振り下ろす。

 

「棒が優先だ!だが妨害があったらそっちに集中して構わねぇ!とにかく攻めろ!」

 

どうやら2組を指揮しているのは黒也のようだ。それを見て悠と相田の2人は話していた。

 

「相田、今の指示はいい判断だと思うか?」

「まぁ結構いいんじゃないか?まだチームワークというものが構成されてないのなら勝手に動いてもらった方が可能性はありそうだ。相手もどう来るか分からないからな。だがそれ故にデメリットもある。」

「デメリット?」

「あぁ、さっき2組の奴が言っていた通り、今回は棒倒しだ。これがバトロワなどならまだ分かるが司令科の狙いが棒のみであるのなら何かしら起きて少しでも隙が出来たらラクラクと2組の棒を倒されてしまう。」

「ふむふむ」

「オルガ...って言ったか。やつはそれを狙っているようにも感じる。だから本当に一か八か、賭けに出てる感じがするな」

 

場面は切り替わり、黒也視点では

 

「(クソッ、ここでバトロワで自由行動を許したのが仇となったか!大神にやられた後司令科を見ていたがアイツらはきっちり統制がとれてやがる!俺らに勝ち目はほぼねぇ!簡単な指示しか出せないのがむず痒いぜ...)」

「長い考え事とは随分余裕だな?」

「ッ!?」

 

前から突然話しかけられ咄嗟に後ろに跳んで距離をとる黒也。

 

「お前は...」

「オルガ。オルガ・イツカだ」

「オルガ...向こうの司令塔か」

「まぁ正確に言うなら戦闘指揮担当だ」

「担当?分けてんのか?」

「そんな話は今要らないだろ?この戦闘が終わってからじっくり話そうじゃねぇか」

 

オルガはP2020を取り出し片手で黒也を狙いながらそう言う。それを見た黒也も刀の鯉口をきる。

 

「そうだったな。では...戦闘科2組木場黒也!いざ尋常に!勝負!」

「来いッ!」

 

黒也とオルガが戦闘開始した時、2組のある鬼がぽつんと立っていた。

 

「え?木場君何か言ってた?余、何も聞いてなかった。...とりあえず戦闘してるし、戦っておけば言われることはない余ね!行くぞー!」

 

鬼は2振りの刀を抜き、乱戦へ混ざっていき、大暴れしに向かった。

視点を戻すと、突進してくる黒也にオルガがP2020を撃って足を止めようとするが黒也は刀で全て切り落としていた。

 

「そんなものは俺には効かねぇ!」

「特殊戦闘科ってのはバケモンの集まりかよ...!」

 

黒也はオルガを刀の間合いに捉えた瞬間オルガの目の前から消えた。しかしオルガは焦らず体を後ろにずらし、下から飛んできた刀を避けた。

 

「避けられた...?」

「そうやって攻撃してくんのはお前が最初じゃねぇんだよ!」

 

オルガはそう言いながらP2020を黒也の頭に向かって連射する。黒也は超人的な反応で刀を肩に置くような形を作り弾き、再び距離をとった。

 

「そろそろ一丁じゃ持たねぇな...」

 

オルガは持っていたP2020をリロードし、体操着の上に羽織っていた赤い上着の内ポケットからもう一丁P2020を取り出した。

 

「お前、それで扱えるのか?」

「今回が初めてだが、一丁なら右手、左手どちらも使える」

「両利きか」

「そんな大層なもんじゃない。さぁ、ラウンド2だ!」

「上等ッ!」

 

 

 

「なぁ、もうあれマルチプレイじゃね?棒倒しじゃなくなってるやん。大将同士でやり合ってるし」

「もはや合戦だな」

「お、司令科が押されてきたな。やっぱまだ筋力足りない奴が多くて抑えられないか。ん?」

「どうした?」

「いや、あそこだけ押されてるどころか押してる。どんなパワーしてんだよアイツ」

 

悠は自分が言っていた場所の中心人物の男を指さした。

 

 

 

「オラオラどしたぁ!」

「なんだコイツ!?」

「強すぎる!一旦引いて別の所を攻めるぞ!」

「逃がすかよォ!」

「グエッ」

 

悠が指さしていた男は近くに居た敵を掴んで投げ飛ばし、逃げようとした男2人を倒した。

 

「「「ぐわぁぁぁあ!」」」

「オラオラ!ストレス発散はまだ終わってねぇぞぉ!」

「隙ありぃ!」

 

男が2組を煽っていると刀を2振り持った鬼が切りつけようとした。

 

「うぉ!?」

 

男は咄嗟にしゃがむ事で鬼の刀を避ける事が出来た。

 

「あぶねぇ...秀吉の薙刀や姫路の大剣の奇襲になれてて良かったぜ...」

「まだ終わってない余!」

 

鬼はもう1振りの刀を横に振る。男は前に転がることで避けながら距離をとる。

 

「見えてる範囲なら何の脅威でもねぇなぁ!」

「そう言いながら距離をとるのは甘えだ余」

「しょうがねぇだろ武器ねぇんだから」

 

軽口を言いながら一定の距離をとりながら回り始める。

 

「アンタ、名前は?」

「百鬼。百鬼あやめ。貴方は?」

「坂本。坂本雄二」

「ユージ...頑張って覚えとく、余ッ!」

「そうしなッ!」

 

あやめの斬撃を雄二はスウェイで避け、その隙に殴ろうとするが紙一重でかわされる。

 

「チッ、武器がねぇってのは不便なもんだな...おっ?いいもんあった」

 

雄二は先程投げた敵が持っていた長さが雄二と同じ位の鉄パイプを拾った。

 

「そんなもので余の刀は受けきれないぞ?」

「良いんだよ。受ける必要はないからな」

 

雄二は体の前に刀をまっすぐにして持ち構える。

 

「さぁ、来いッ!」

 

あやめは雄二の胸を刺すように刀を出す。雄二はその刀に垂直に鉄パイプを置き、鉄パイプは綺麗に真っ二つになった。

 

「受ける必要はないんじゃないのッ?」

「1回は必要だったんだ、よッ!!」

切れて落ちた鉄パイプを足で上げて空いている手で掴み、振り回す。

 

「さっきのは長すぎたからな。俺はこれぐらいの方が性に合ってる」

「ユージは絶対殴りの方が性に合ってる余」

「うるせ。さぁ、やろうぜ」

 

 

 

「んー...オルガ君が言うタイミングってここかな?」

 

そらが回りを見渡すと、オルガが黒也と一騎打ちをしながら流れ弾で倒していっており、雄二もあやめとやりあいながら武器強奪を目的に倒していっている。

 

「多分、ここら辺でいくのがいいかな。スゥー......皆!!!」

 

そらの大声に驚いた司令科がそらの方向を向く。

 

「行くよっ!!!」

『ウォォォォォォォォ!!!』

 

そらの声を皮切りに司令科が前に進み始めた。

 

 

 

「何ッ!?やられたっ!!」

「おっと、行かせると思うか?まだ勝負はついてないぞ?」

「チィッ!!」

 

 

 

「エッ!?守りが薄くなってる!?戻らなきゃ」

「おいおい、喧嘩ふっかけてきたのはお前からだろうが。今更逃がさねぇぞ?」

「ウェッ!?...通してくれたり...しない?」

「無理だな。行くなら...俺を倒してからにしなぁ!」

 

 

 

2組の主力だったあやめと黒也が抑えられた状況を利用され、司令科が勝利した。




次回は突然競技変わっちゃうのは許してください。棒に集中させると戦闘科のコンビネーションで圧勝しちゃうから…
では、次回会いましょう!(・ω・)ノシ
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