試作   作:剣崎 一真

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はいどーも剣崎一真です!悠、試験日の時間丁度に来れてよかったね(すっとぼけ)。さて一体リンドウはどんな試験をするんでしょうか!?気になる?じゃあ、本文(∩´。•ω•)⊃ドゾー



3話

「お前が受ける試験はこれだ」

リンドウは助手のような人に頼みあるデカいものを出してきた。悠はそのデカいものの名前を知っていた。

「まさかこれって…ジム?」

「知ってるのか」

そう、ジムだ。ジムとは、機動戦士ガンダムに登場する主人公側の陣営、地球連邦軍の量産型MS(モビルスーツ)の名称である。

「お前にはこれに乗ってもらう」

「…え?」

「戦闘科の試験は乗って動かせるかを確かめるんだ。意外と居ないんだぞ?動かせるの」

「いや、それだけでいいんですか?」

「やってみれば分かる。目を閉じてジムに触れ。目を開けて目の前が少し高くなれば成功だ」

「わかりました」

悠は目を閉じ、ジムに触る。そして目を開けると視線が少し高くなった。自分の手を見ると黒くなっている。

「おいおい、マジかよ…」

「?何かありました?」

「あぁ。あったよ。乗れたのはまぁたまに見るから良いが、これは初めてのケースだ」

「一体どういう事ですか?」

「お前はそのジムに気に入られたらしいな」

「…?」

「あぁ、そっか。自分の全体は見えないんだったな。お前が今乗ってるジムは…」

 

ーー緑になってるーー

 

「…え?さっきは赤と薄緑の通常カラーでしたよね?」

「そうだよ」

「じゃあなんで緑に?」

「俺が聞きたいんだが?…やっぱお前、面白いな!ちょっと俺の言った通りに動いてみて貰って良いか?」

「は、はい」

リンドウに言われた通りに動く。

「…フム、機動力が変わった様子はない…じゃあ一体何が…?そうだ、これは3年になってから覚えるものだがやってみるか。飛んでみてくれ」

「いや、いきなり飛んでみろって…やり方言われないと分からないっすよ」

「あぁすまん。それこそ空を飛ぶイメージをするんだ。そうすれば飛べる」

「了解…」

悠はジオン軍のMSであるドムのホバー飛行をイメージする。するとイメージ通りに動いた。

「(よし、次は…)」

ガンダムユニコーン3号機、フェネクスの飛行軌道をイメージするとまたその通りに動いた。

「すげぇ…!まるで鳥になった気分だ!」

「フム、飛行の機動力も変わらず。というか3年でも1日で飛行を使いこなす奴はそうそう居ないんだが…こりゃ俺が教えないといけなさそうだ」

「え?」

「こっちの話だ。さ、最後の試験だ。ダミーと戦って貰うぞ。ダミーはお前を殺しにかかる。つまり、実弾だ。弾幕を掻い潜ってダミーを潰せ」

「え!?そんな事言われてm…」

「行くぞ」

リンドウは悠の言葉を聞かずに持っていたタブレットを操作してダミーを呼び出す。呼び出されたダミーは起動の証である銃の構えを終え(イメージはガンダムバトルオペレーションの着地後のモーション)、悠に向かってマシンガンを乱射し始めた。

「嘘だるるぉ!?」

悠は咄嗟にホバーに変更し難を逃れるがそれは一瞬で、ダミーは直ぐに悠に銃口を向け続ける。勿論その間も引き金から指は離さずに、だ。

「くっ…!」

悠は足掻きとして砂埃をたててダミーの視界を塞ぐ。

「先生!?と言っていいか分からないですけど武器が欲しいです!」

「あぁ?そういやお前に武器渡してなかったか。えっと、武器武器…これでいいか。ほらよ!」

リンドウが投げてきたものを片手でキャッチする悠。そして取ったものを見ると、それはスナイパーライフルだった。

「こんなもん使えるかぁぁ!?」

悠が叫ぶと同時に砂の煙幕からダミーが刀を持って突撃してきた。

「あぁこうなったらやけくそだぁ!」

悠は咄嗟に屈んで刀を避けスナイパーライフルの銃身を柄のように掴んでダミーを横腹を殴る。するとトリガーの位置がダミーに命中し、ダミーは飛ばされた。

「…あれ?もしかしてスナイパーライフルで本当はこういう使い方だった?」

「そんな訳ないだろ…」

「やっぱり?…まぁ、話はアイツを潰してからにしましょ」

悠は持ち方を変えずに片手で肩に担ぎ、体勢を少し低くする。ダミーが瓦礫をガラガラと音を出しながら出てきて直ぐに突撃してきた。今度はマシンガンを撃ちながら近づいてくる。悠はスナイパーライフルを目の前で水平に持ち、持っていた右手を少し上に角度を付けた後に思いっきり下に叩きつけるように振る。そうする事でスナイパーライフルが円をその場で描くように回る。それによってスナイパーライフルでマシンガンの銃弾を弾く。

「そんな使い方する奴見た事ねぇぞ…」

「じゃあそもそもスナイパーライフルを持たせないで下さい…よっ!」

ダミーはマシンガンを撃つのを辞めて投げ捨て、ステップし悠の真横をとって刀を上から振り下ろす。それを悠は真正面に向いて白刃取りする。ダミーは力を入れて斬ろうとするが悠は刀を動かさせない。ダミーがもう1回違う位置から力を入れる為に力を緩める。

「フッ…!」

悠はその隙を見逃さず刀を自分側に引っ張り相手の体勢を崩しながら刀を奪い取り、刀の柄の頭でダミーの首を後ろから思いっきり叩く。それによって倒れたダミーを踏む事で動けなくしていつの間にか突き刺さっていたスナイパーライフルを抜いてダミーの頭に銃口を当て、撃ち抜く。

「…ゼェ…ゼェ…」

「お疲れさん。どうだった?」

「ゼェ…ゼェ…スゥゥゥ…ハァァァ…実戦って…こんな感じなんだって分かりましたね…」

「まぁ確定だろうから、俺から一言…合格、おめでとう」

「ほんとですか…?」

「おぅ、むしろ試験でここまで来たのは2人目だ。まぁジムのカラーが変わるのは初のアクシデントだけどな」

「2人目…という事は1人目がいるって事ですか…今も学校に?」

「あぁ。2年生にいる」

「それはちょっと…楽しみですね…」

「楽しみ…か。まぁ期待してな」

「そうしときます…では」

悠はリンドウに礼をして試験場を出る。

「…ん?さっきここまで来たのは俺で2人目っつってたよな?てことはあのダミーの弾が実弾って奴嘘かよ!!?騙されたぁ!」

 

 




はいどうでしたでしょうか!いやぁ…うん、正直ありえんな(自分の作品を否定する馬鹿)
いやだってよ?自分のやりたい方向に向かわせるためとはいえジムのカラーが変わるって…PS装甲じゃないんだからさ。はてさて、次回をお楽しみに!
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