ハルウララがタキオンの薬でUMAになってしまう怪文書。それ以上の事はない落書きです。何か問題があれば削除しておきます……

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ここまでならまだ引き返せます。自分で書いておいてなんですがまさしく怪文書だと思います


ハルウララがタキオンの薬で馬になってしまう怪文書

「くそーっ! ウララで有馬記念とか勝てる訳がないっ! もう何回目のウララだと思ってるんだ!」

「お困りのようだねぇモルモット君」

「そ、その声は! アグネスタキオン博士!」

「なんだい急に改まって……ほほう、幾度となくタイムリープを繰り返していると思えば、ハルウララを有馬記念で、ねぇ」

「そうなんだよ、おのれサイゲ……ミホノブルボンは勝てるらしいけど完全負けイベな癖に有馬ウララは勝利イベント用意しやがって……ところであんなに満を持してって登場をしたってことは、何か策があるのか!」

「はぁ、まったくしょうがないなぁ君というやつは。あぁ勿論だとも! だがこの薬はウマ娘しか作用しないであろう上にどんな副作用があるかもわからない、モルモット君に治験を頼むのも無理な薬でねぇ……そんなものをまさかハルウララに飲ませるとは言うまいね?」

「……………………………………取り敢えず概要だけ教えてくれないか?」

「君なぁ……まぁいいだろう、それほど追い詰められていると」

「300だ」

「え?」

「300なんだもう」

「だから300って……え、本当にそんな年月ループしてたのかい? たまげた……私の担当でないとしても、やはり君は狂気を宿しているのだなぁ。ふふ、いいだろう! 今回の実験だが、ウマ娘とその根幹となるウマそのものに焦点を当てて研究してみた次第だ」

「ウマ……ウマ? タキオンとかウララとか、ウマ娘の前世っていう、あのウマか?」

「そうだとも。別世界の生き物、前世であるウマという存在こそが私達ウマ娘の源流だ。人と全く遺伝子を共有しながら人の数倍以上もの力を発揮出来るのはこのウマソウルがあるから、以上の事は公にはわかっていない」

「その辺りの事はトレーナーとしては習うところだな。しかしウマ娘は昔から居たって言うし、それこそ別世界なんて想像も出来ないな」

「ウマという生き物は前世においてありふれた生き物だったのだろう。そしてわざわざ私達の本能に刻み込まれる程に走る事が好きな、或いは得意な生き物だった。今回はそのウマに近づくことを目標に研究をしていた訳さ」

「なるほど、つまり蜘蛛に噛まれてスーパーパワーって感じだな! けどこの世界にはウマなんていねぇから畜生!」

「そこでだ、私はウマという生き物がなんなのかということについて考察した訳だが……そもそもほら、蹄鉄ってあるだろう。蹄のある動物と、奇蹄類と言う事に関してはすぐだったんだがね。どうにもサイやバクが速く走る生き物であったかということは想像が出来ないねぇ」

「キリン、とかは偶蹄類なのか。あれでもロバ、シマウマ娘って……」

「君は触れてはならないところに触れようとしているぞ、今更過ぎる話だけどねぇ……兎も角、有蹄類の要素を我々が含んでいるというのは間違いないところさ。そこでこの新薬、偶蹄類を主に足の速いキリンなんかの遺伝子を抽出したこれを飲むことで……」

「なるほど、ウマ娘は足を怪我しやすいってのもウマ自身の力に人に近い身体では耐えられないから、遺伝子から近づける事でより頑丈に速く! ってことだな!?」

「そういうことになるねぇ、あとなんだろうか別にウマだからといって足が丈夫かどうかは確証が持てないどころかそうじゃないという確信さえあるが……速さを更に突き詰めるにはウマに訴えかけようという事だね」

「なるほど、あれでもタキオンドーピング嫌いじゃなかったっけ? これドーピングってことにならない?」

「ウマ娘の可能性を引き出すという一点を持ってこれはドーピングではなく促進剤という事にした。ウマ娘の遺伝子、魂に呼び掛けるものだから当然君には効果が無いだろう。さてどうするかね?」

「まぁ……ハルウララと相談するわ。味見だけしていい?」

「かまわんよ」

「うわドロッとして……水飴水味」

 

「それ飲んだらわたしでも勝てるの? 飲みたい飲みたーい! あ、でもお薬ってウエーってならない?」

「大丈夫だ、ちゃんとおくすり飲○たねみたいに美味しいゼリーにしたからな」

「薬効には……まぁ問題ない筈だよ。一応私も味見はしてみた、舌先くらいなものだけどね」

「そうなの! じゃあいただきまーす!」

「あっ、もう食べちゃうのか!? 本当に良かったのかウララ!? ……ウララ!?」

「んー美味しい! えへへ、ウッ……ウララーーーーン!!!」

「な、なんて光だ! モルモット君の時とは比較にもならない!」

「ハ、HRURRから、光が逆流する! ギャアーーーッ!!」

 

 

 

「ヒヒーン! ヒヒーン!」

「な、なんて……なんて事だ……ハルウララは、人の形を超越してしまった……なんと興味深、いや最早そんなことを言っていられる状態じゃない! 私はなんてことを……」

「……違う!! 違うんだタキオン……! 俺はあの日、ハルウララが有馬の後方を一人で走ってて……あのハルウララが凹んでしまって、あの娘は純粋に皆を笑顔にしたかったのに……俺はウララを有馬で勝たせたかった! 俺が悪いんだよ……ハルウララがこうなったのは俺のせいだ!」

「ヒヒーン……ブルッ、ブルル……」

「あぁ、すまない……ウララ……そんなことも忘れてしまって俺は……お前をただ勝たせようと……すまない、すまない……」

「トレーナー君……」

「許してく、いや許さないでくれ……本当に俺はどうしようもな」

「ヒヒーン!!」

「んんんんんんんん!!!」

「なんて強烈な前蹴りだ! あばら骨は余す事なく粉微塵だろう! トレーナーくーん!!」

 

 

 

_____リリリリリリリリリリ!!!!

 

 

「はっ! ……ゆ、夢オチ? た、助かったぁ……」

 

「やぁモルモットくん。新しく開発した薬があるんだがどうにも……」

「すまんタキオン! 暫く治験は勘弁してもらえないか!」

「な、なんだって!? 君がいなかったら私の研究が進まなくなるじゃないか、逃げるなー! ……全く、急にああなるとは前の薬が余程酷かったのかな? さて、どうしようかなこのビーカぐえええ! ゴールドシップ君セグウェイでマリオカートを……あっ、その薬は……」


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