天才と魔法科 ―相性悪そうな組み合わせほど実はベストマッチが多い件― 作:ジューク
オーバーロードⅣキターーー!!!!
いや~、これはテンション爆アゲですよ!!
フォォォォォォォォォ!!!!
次回から本格的に九校戦ですかね。(唐突)
タイトルなんですが、それぞれの話の内容で私がありがちだな、と思うことを書いてます。
今回のもラノベだとよくある話ですよね。
ではでは、どうぞ!!
九校戦前の懇親会は、九つある魔法科高校の代表選手、エンジニア、作戦スタッフなど、欠席や行かないという人物を除いてもおよそ300人が参加する。
龍兎も父の連れとして大手企業の社長と会食したりするが、本人はあまり乗り気ではなかった。
「………」
「…龍兎君?」
「ほぇ?あぁ深雪。ごめんごめん。ちょっとボーッとしてただけだから。にしても、パンフレット見た?今年の三高、あれはおかしいでしょ…『クリムゾン・プリンス』に『カーディナル・ジョージ』がコンビとか他校からすりゃチートもいいとこだよ」
「あら?それならRインテリジェンス副社長の貴方はどうなるの?」
「………それは言わないお約束だよ…ん?」
「どうしたの?」
龍兎は突然何かを察知したように、会場をキョロキョロと見回した。
「………いや、なんでもない。誰かの視線を感じたんだけど気のせいだったみたいだし」
「?…そう」
「………少しいいかしら?」
「「?」」
声の方を二人が見ると、三人の臙脂色の制服――三高の制服を着た三人の女子生徒がやってきた。
「………どなたですか?」
「さ……さぞかし名家の御出身とお見受けするわ。私は第三高校一年、一色愛梨。そして同じく十七夜栞、四十院沓子よ」
少女――一色愛梨の自己紹介に合わせて二人の女子も頭を下げる。
「そうです。第一高校一年、司波深雪です」
「司波……?」
彼女は脳内で『司波』という名家について思い出すが、彼女の脳内にあるリストにはそのような名家は存在しなかった。そのため彼女は深雪のことをこう理解した。
「あら、
「なっ!!?」
その態度にほのかが文句を言おうとした時、冷ややかな声が響いた。
「ちっちぇえな」
その瞬間、周りは時が止まったかのような静寂に包まれた。
「………なんですって?」
「ちっちぇえなって言ったんだよ。あれ?もしかして聞こえなかったかな?これは失敬」
言葉では謝罪しているが、その気は微塵も龍兎の顔にはなかった。
「…随分と無礼なのね。私が誰だか分かって言っているのかしら?」
「知らないよ。そもそも家庭の都合上君みたいに有名かそうでないかだけで人を判断するような人間にはまともなやつはいないから相手にするなって教わってるし」
「!!さっきから、何様のつもり!!?」
「それはこっちのセリフだよ。まだ戦うどころか競技のステージにすら立ってないのに何を偉そうに言う権利があるの?だいたい、名家の出でなくても強い人なんて腐るほどいるよ。じゃあ、ウチの委員長の渡辺摩利先輩。彼女は名家どころか数字付きの出ですらないけど、一高の三巨頭の一角を担っている。さて、改めて質問だけど君は名家の出でない彼女に一対一で勝てるのかな?」
「っ………!!」
「沈黙は肯定と受け取らせて貰うよ。てか今さらだけど、君って師補十八家なの?多分いつまでもそこから上に行けないのって、散々他人を煽り散らすその性格が一番の問題なんじゃない?」
「!!!!!」
この言葉は、完全に彼女の逆鱗に触れた。
「あ、そうそう。最後に一つだけ。多分君たち、ウチの一部女性陣よりは弱いから。それじゃ上から目線な宣戦布告、頑張ってね。てか今どんぐらい進んでるの?まだ一高だけ?他の高校にも回るの?順番的に次は二高かな?どうなの?」
「~~!!!栞!沓子!行くわよ!!」ズンズン!
顔を大きく歪ませ、愛梨は二人を置いて他の所に向かった。
「………君たちごめんね。仕掛けたのはあっちだけど、ちょーっと言い過ぎたかな」
「……いや、あのような言い方をした愛梨も愛梨じゃ。こちらもすまぬ」
「ああ言っちゃった後で難だけどさ、お互い全力を尽くそう」
「うむ。栞。行くぞ」クルリ
「うん」スッ
そう言って、残った二人も去っていった。
「………まともな人はいるって理解してるつもりなんだけどなぁ…」
「少し言い過ぎよ。……でも、ありがとう」
「いいよいいよ。てかこっちも巻き込んで―」
ごめん、そう龍兎が言おうとした時、突然照明が消え、会場の一ヶ所にスポットライトが点灯した。
その状況で、会場にいた全員が誰が出てくるか感づいた。
――九島烈。
十師族の『九島家』の当主の座を引いて尚、日本の魔法師の世界に強い影響力を持つ『最高』にして『最巧』と言われ、『老師』の異名を冠する魔法師。
九校戦が好きで毎年見に来るのだが、壇上に出てきたのは少し派手なドレスを着た女性だ。
「………あら?閣下は………」
「…いや違う。閣下は奥にいる。多分だけど精神干渉魔法だ。範囲は大きいけど、効果は微量なタイプだよ。それでも、前の女性に気を引き付ける
と、自分を見る龍兎に気がついたのか、烈は子供のようにニヤリと笑う。龍兎は周りに気づかれないように目礼をした。そして女性に耳打ちをし、女性が横に下がる。他の生徒からすれば烈が突然現れたように見えただろう。
「…まずは悪ふざけをした事を謝罪しよう。だが、これは非常に弱い魔法だ。しかしこの魔法に気がついたのは私が見た限りでは六人だけだった。つまり私がテロリストで、此処に居る人全員を爆弾で殺そうとしていたとしても、止めようと動けたのは六人だけだと言う事だ。諸君、私は君たちの活躍と共に、君たちの
烈が言い終えると、会場からは万雷の拍手が響き渡った。
「(………魔法を道具のように言う…十師族のトップクラス、日本の全魔法師の上に立つ人間とは思えないセリフだ。しかし、閣下はそれを実践して見せた。まったく、一生懸けても敵うかどうか怪しいな。流石は十師族。これが『老師』と言われ、未だ数多の日本魔法師たちに敬われる男の実力、か)」
龍兎の拍手にも、ただただ純粋な敬意だけが込められていた。
さてさて、いかがでしたか?
次回から本格的にいきます。前回の話の最後にアンケートあるのでそっちも回答お願いいたします。
ではでは、CHAO~♪
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