Bad time toho ~最悪な時間の三人組が幻想入り~ 作:メゲル
「さて、俺ははっきり言ってこの赤い霧はどうでもいいんだ。今まで散々地下にいたから暗いのは慣れている。俺がここに来たのは個人的な用があるからだ。ここで終わらせてもいいか?」
俺の仮説では、こいつは時間を止めて行動できる。もし、あいつがクソガキみたいに戻せるなら…いや、後で考えよう。まず、仮説が合っているのかだ。
「内容によりますが…」
「何、お前に一つ、二つ質問をするだけだ。それが終わったら俺は出る。」
「…いいでしょう。それで質問というのは?」
「お前、時間を止められるだろ。」
「!?(なんで知っている?)…はい。」
やっぱりな。人間が驚くのは分かりやすいな。さて、本題だ。
「それでだ、時間を巻き戻したりできるのか?」
「一応は…」
…やっぱりな。予想はできていたが、嫌なもんだな。…へへ、結局俺は…「しかし…」ん?
「時間を巻き戻しても何かをなかったことにするような事はできません。ものを元の場所に戻したりするぐらいにしか使えません。」
良かった。いや、隠しているかもしれないな…。嘘か見分けるために目を青くする。
「それ、本 当 だ よ な」
「っ…はい」
嘘はついていないみたいだ。あのクソガキみたいなことにはならないんだな。待て、一部のものだけの時間を戻しても時間軸に影響はあるのだろうか…一つの時間を変えることで他のものも…いや、後ででいいな。
「ありがとよ、スッキリした。それじゃあな。」
「一つよろしいでしょうか?」
ん?
「どうした?なんで時間を止められることを知ったのか、か?」
「(読まれている!?)…ええ、そのとおりです。」
「俺は時間の流れを感じられる体質なんだ。昔、時間を巻き戻してなにかをなかったコトにできる奴がいてな、そいつに散々苦労をさせられたんだ。あと、俺がお前に何を聞かれるのかを当てたのはただの勘だ。」
「なるほど…。ありがとうございました。」
「じゃ、霊夢後は任せた。外に出るわ。」
「ちょっと!異変の解決手伝いなさいよ!そのまま帰るんじゃないわよ!」
「うっせ。お前ほとんど何もしてないだろ。門番説得とドア破壊してこちとら疲れたんだよ。少しは働け。」
「ウッ…約束したでしょ!」
「だからとしてお前がサボる理由にはならねーよ。」カッ
「ちょっと!待ちなさい!」
なんか叫んでいるが、うるさいし無視してちかみちを使う。それに、この館の中は空間が広がっているようだから外から行くほうが多分早い。
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「全く…あの怠け骨逃げたわね…」
「ひどい言われようですね…どうします?あなたも逃げますか?」
「そんな事するわけ無いでしょ。一応これでも博麗の巫女よ。何度もこういう異変は解決しているのよ。」
「ふふ…雑魚は一人も二人も変わらないわ…それじゃあ始めましょうか」
「そんなに馬鹿にしたら後で後悔するわよ」
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さて、約束通りに外に出たわけだが…なんで霊夢は中から正面突破しようとしているのだろうか…
「あら?どうしたんですか?一人で出てきましたけど…」
「いや、霧が出ているところから行くほうが早いだろうからな。それで、出てきた。」
「…ズルイ。」
「なんとでも言え。さて、ッ」
アッブな…飛ぼうとした隙に殴り込んできやがった。
「おいおい…不意打ちしてくるとは卑怯じゃねぇか。」
「あら、避けられましたか。完全に隙をついたと思ったのに…」
「完全に油断したぜ。モンスターに不意打ちはかなり効果的なんだよ。殺す気か?」
「主人を危険に晒す従者がどこにいると思っているんですか…。それにあなたは私の本気でも殺せないでしょう。」
「どうだかな。言っておくが俺は最弱のモンスターだぜ。」
「あなたのような最弱がいますか…」
「ここにいるぜ。さて、やるのか?」
「もちろん。本気を出させていただきます。そしてドア代払ってください。」
「へっ…やっぱりドア代かよ…。それじゃあ、さっきみたいに被弾制じゃなくてどちらかが気絶、降参、死亡するまでな。スペルカードルールで。」
「スペルカードルールでは殺せませんよ。」
「あいにく俺にはそれは当てはまらねぇよ。最弱だからな。」
「そうですか…。行きます。彩符 彩光乱舞」
さっそく来たな。距離を取って気合で避ける。見た感じ…こりゃ乱数でばらまいてからの円撒きだな。
スピードは結構早いから条件反射で避けきる。
「へへ、お前さん、出し惜しみはしていないらしいな。滑骨 Upslide done」
ソウルを青くしてジャンプじゃ超えられないぐらいの高い骨を遅めに送り出す。。上には足場を用意して小さい骨を左右から送り出す。
「ちょっとこれ…理論上避けられまっ」
「避けられるようにしてやるよ。ホイ」
ギリギリ確定で当たるように思わせてから重力を反転させて上の足場に乗せる。
左右から来る小骨に当たらないようにジャンプしなければいけないが、上の骨…いや、下か。に当たらないように場所も調整しないといけないからうっとおしい。あのクソガキのときには使っていないけどな。
さて、あいつは…
「フッ、ハッ…」
まさかの上の骨を破壊して避けている…当たっていながらゴリ押しで突破しているようだ。
「いやらしい攻撃ですねっ」
「ゴリ押しで突破しているやつのセリフじゃねぇ。層砲 Hierarchical blaster」
3段に分けて横から乱数でブラスターを打つ。
「二ターン連続ですかっ。卑怯ですよ。」
「いいじゃねぇか。ルール上ターンの概念はないようだからな。」
こういう反射神経はあるだろう。終わりと同時に仕掛けられるだろうから…
「私のっ…ターンです。華符 セラギネラ9」
「ッ…砲壁 Gaster blastermination」
ブラスターの上半分で自分の身を隠す。とりあえずこれで油断をするだろうから、カッ
「はあ、はあ…チッ」
やっぱりガードされたことに気がついたのだろう。ブラスターに向かって突撃をする。俺はこいつの前でちかみちを使っていないからブラスターを壊すなり、回り込んで当てようとするだろう。
どちらにせよ大きめの隙ができる。こっちも大技の準備をするために決意する。
…準備ができた。あいつは…ラッシュかましていやがる。正直壊れそうだからもうすぐ〆の一発が来るだろう。そいつが来るタイミングを見計らってブラスターを消す。体制が崩れるから大き目の隙ができるはずだ。
「!?」
「ありがとよ、無駄な事をしてくれてよ…骨が折れたろ、俺のブラスター壊すのに…へっへっへ、それじゃあ、完全に骨砕きにしてやるよ、その精神…大回砲 Drum roll BLASTER」
こいつはクソガキの時に使っていた通称洗濯機だ。どう避ければいいのか分かっていたようだが、体が動かずに失敗していたな…今回は途中でわざと回転遅くしたりして避けにくくした。
まあでもそんなことをしなくても疲労や体制を立て直す隙に打ったこともあり、もろに食らってのびたようだ。
「へっへっへ…俺の勝ちのようだな。完全にのびているようだから聞いていないと思うが、言わせてほしい。最初っから本気を出せ。怠け者のままで奥さんや弟達を殺された俺みたいになりたくなけりゃな。」
さて、この怠け者の門番討伐に意外と時間食ったな…。こりゃ中の方から言った方がよかったかねぇ…。まあいい、この紅魔館?だっけな、の上空から霧の発生源見つけるか…。
…ん?遠くに魔理沙と…あと金髪の宝石みたいな羽はやしている少女がいるな…あと、蝙蝠みたいな羽はやしている青い髪の少女も…。ケンカか?
まあいい、魔理沙に事情を聴くか…
「よう、魔理沙。なんだ?あいつら。ケンカしているようだが…」
「おう、サンズか。お前来ていたのか。ほかに知り合いは霊夢ぐらいと思っていたが…」
「その霊夢に無理やり連れてこられたんだ。お前こそどっか別のところにいると思っていたが…」
「急に現れた謎の真っ赤な館だぞ?面白そうじゃないか!」
「おう、お前はそういうやつだったな。んで、話戻すがあいつらは誰だ?」
「そうよ。サンズ、逃げたんじゃないのね。魔理沙、何やってんの?そして何あれ?」
「質問が多いぜ…。あれが異変の主犯ともう片方がそいつの妹だ。」
「なるほど、姉妹喧嘩か…。手出ししたら即死しそうだな。」
「あんただったら避けられるでしょう。それよりあいつが主犯を退治してくれるってわけ…?」
「…まあ、結果的にはそういうことになるのか…?」
「その主犯の妹が勝てばそうなるんじゃね?…霊夢、どうした?そんなに震えて。爆発までのカウントダウンか?」
「なによその例え…それより魔理沙、あんたもたまには役に立つじゃない!」
「たまにじゃないだろ!」
「そんなことはどうでもいいとして…それよりあいつら、和解しそうだぞ?」
「…ゑ?」
なんかハグしているな。なんというか…魔理沙がしでかしたことが面倒な方向に動いているような気がする。
「待たせたわね、博麗の巫女!幻想郷を賭けて決戦と行きましょう!」
「今からやっつけてやるー!」
「うわぁ…」
「なんだ、もう終わりか?ま、自分で決めたことなら、これもありか…」
「なに少しうれしそうにしているんだよ…お前がやったことが完全に面倒な方向に動いたじゃねぇか。」
「ありがとう、まりさ!さあ、さっきの続きをしましょー!」
「望むところだ!受けて立つぜ!」
「なにが「受けて立つぜ!」だよ…余計面倒くさくなったじゃねぇか…」
「そうよ、あんた、やっぱり余計なことしかしないわね!!」
「大丈夫だって!私たちが組めば敵なしだぜ!」
「あー、悪いが俺はやらねぇぞ?向こうは二人、こっちは三人だ。数が合わない。」
「あんた、面倒くさいだけでしょ!」
「おう、そうだ。と、いうことで…」
「待ちなさい!ちょっと、あんた達!こっちは三人で行ってもいいわよね!」
「もちろんよ!私たち姉妹は相手が二匹だろうと三匹だろうと勝つことには変わりないわ!」
「チッ…面倒だな。せっかく合法的にサボれると思っていたのに…」
「どーせあんたずっとだらだらしているだけでしょう!たまには動きなさい!」
「お前が言っても説得力ねーよこのぐうたら巫女」
「なによ!この怠け骨!」
「ったく、しょうがねぇ、俺はお前らに合わせるぞ。」
「分かったわよ!魔理沙、ちゃんと合わせなさいよ!」
「分かったのぜ!」
「あらためてご挨拶するわ。私はこの紅魔館の主にして誇り高き吸血鬼、レミリア・スカーレット。そして、私の妹…」
「フランドール・スカーレットよ」
「私は自己紹介済みだぜ。」
「博麗霊夢、知っているみたいだけど博麗の巫女で、妖怪退治が仕事」
「サンズだ。審判員で今までお前達が得たEXP、LOVEに基づいて審判を下すのが仕事だ。ついでに仕事をさせてもらうぜ…
LOVEの本当の意味を教えてやろう。
正式には「LEVEL of VIOLENCE」。…暴力レベルのことだ。
レミリア・スカーレット、LOVE32、フランドール・スカーレット、LOVE28だ。
自分でかえりみるがいい。自分は正しいことをしてきたのか…。そしてこれから何をするのか…。よく考えるがいい…
本当にお前らは俺たちとバトるのか、ドタキャンできるのは今が最後だ。」
「ここまで来てやめるという選択肢はないわ、この死骸。この霧で幻想郷に陽は射さない。…そう、つまりこの幻想郷は我が手に落ちたも同然!博麗の巫女、お前さえ倒せば!!」
「あらそう、つまり私に退治されたいのね?」
「さあ、決戦と行きましょう、博麗の巫女!勝者が手にするのは、この幻想郷のすべて!」
「そんな面倒な物いらないわよ!あんたらが迷惑だから退治する、それだけよ!」
「全く、聞いちゃあいねぇな…。しょうがねぇ、俺もそんなもんいらんけど支配されたら面倒だな。へっへっへ…Bat timeだ!」
「へへ、どうやらやる気になったみたいだな!いくぜ、霊夢、サンズ!」
「行きましょう!お姉さま!」
続く~(多分一週間以内には出せます。)
終わらなかった知ってた次ほぼ確実に終わります。
一週間以内に出せるといいなぁ…
かなり先の話になりますが、StoryshiftのCharaの性別はどうするべきでしょうか。
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男じゃねーの?
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女だろ。
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中性にするべきだ。
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知らね、任せるわ。
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どーでもいいからさっさと次話投稿しろや