東方2次創作集   作:ウエストモール

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ようやく書けた・・・

内容が薄っぺらい気がするし、リメイクというか手直しの時にシーンを追加したい。

注意
・オリジナル技あり
・ガバガバ設定



東方模造巨人(2)

 俺は、地霊殿の中で本のある部屋を見つけ、幻想郷に関する資料を読み漁っていた。

 

「なるほど、これが幻想郷か」

 

幻想郷は二重の結界に覆われており、外界から隔てられているため、俺の縄張りにできそうだ。

 

ただ、実際に幻想郷を見て回らなければ、縄張りを守ることができない。それに、俺に内包されている力を危険視した誰かに狙われる可能性があるため、各勢力を見ておく必要がある。

 

「とにかく、地上に出る必要があるな」

 

そして俺は椅子から立ち上がる。

 

 

 

 

 

その時だった。

 

ドクン・・・・ドクン・・・・

 

いきなり、ポケットに入れていたダークトラスターが明滅し、心臓の鼓動のような音を鳴らす。

 

「まさか、スペースビースト・・・?」

 

とはいっても、ビースト振動波は感じられない。だが、何かが地底に近づいているのだろう。

 

やがて、地霊殿が大きく揺れる。揺れが収まってから扉を開けると、そこにはこいしが立っていた。

 

「お兄ちゃん大変だよ!」

 

「どうした?」

 

「巨大な怪物が地底を襲ってるの!お空達が戦ってるけど、全然攻撃が効いてないみたいで・・・」

 

ダークトラスターによる感知は間違っていなかったようだ。とにかく、正体を直接見なければならない。

 

「こいし、そこまで連れていってくれ」

 

「妖怪だって苦戦してるのに、人間のザギお兄ちゃんには危ないよ?」

 

「大丈夫だ、問題ない」

 

 

 

 

 

 

 地底怪獣グドンは、旧都で大暴れしていた。地底の妖怪達をその巨体で蹴散らし、両腕の鞭である振動触腕エクスカベーターを振り回して周囲の建物を瓦礫に変えていく。

 

 

 

「うにゅ、全然効いてない・・・」

 

さとりのペットである地獄鴉、霊烏路空は〈核融合を操る程度の能力〉で強力な熱線をグドンに放つが、全く効いていなかった。

 

それもその筈。グドンの身体を覆っている甲殻は頑丈であり、水爆でも傷を付けることは不可能なのだから。

 

 

「何て硬い奴だ・・・拳から流血しちまった」

 

旧都の妖怪達をまとめている鬼、星熊勇儀はお空が熱線を撃つ合間にグドンを殴っていたが、それも効果はなく、逆に拳から流血する。

 

 

 

その一方で、決断を迫られている者もいた。地霊殿の主であり、地底のトップともいえる古明地さとりだ。

 

地底で上位の戦力の2人があの巨大生物と戦っているが、お空の熱線すらも通用しない。お空が最大威力で放てば倒せるかもしれないが、その場合・・・・・・

 

 

 

 

 

間違いなく、地底は消滅するだろう。要するに、地底ごとあの怪物を倒すということだ。しかし、地底は地上で嫌われた者達の唯一の居場所である。

 

簡単にそんな決断はできないのだけど、あれを倒さなければ地上にも被害が出る可能性がある。

 

 

 

この事態の始末について考え込む私だったが、それはとある一声で中断される。

 

「さとり、状況は?」

 

そう聞いてきたのは、地霊殿にいる筈のザギだった。

 

「ごめん、お姉ちゃん。ザギお兄ちゃんに行かないように言ったんだけど・・・」

 

 

 

「まあ、来てしまった以上は仕方がありません。それで質問の答えですが、状況は最悪です。最終手段として、地底ごとお空に吹き飛ばしてもらうというのもありますが・・・・」

 

さとりの表情は、暗い。

 

「待て!もしもそんなことをしたら・・・」

 

「地底妖怪達の居場所が消えます。だから、最終手段なのです」

 

ザギは少し間をおいて言う。

 

「なあ、さとり。ここは俺に任せてくれ。俺なら奴を倒せる」

 

古明地姉妹の表情は驚きに変わる。

 

 

 

「まぁ、見てな」

 

すると、ザギは黒い短剣のような道具を取り出し、横向きにして目前に構える。そして、鞘から本体を引き抜いた。

 

短剣の鞘で隠されていた部分が光り輝き、ザギの身体は青い光に包まれる。

 

そして、光の中から出現したのは・・・

 

「ザギさんが、巨人に?」

 

「お兄ちゃんが巨人になっちゃった!」

 

「うにゅ、なんかカッコいい」

 

「お、強そうな奴がきたね」

 

それは、黒いウルトラマンネクサスとでも呼べる見た目のウルトラマンだった。

 

「ザギさん、これがあなたの力なのですね」

 

そして、ザギはグドンと対峙した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地底にて対峙するザギとグドンの両者。お互いに睨み会うだけで硬直していたが、その状況はザギによって崩される。

 

 

 

『かかって来いよ、怪獣』

 

 

 

ザギはまるでカンフー映画のように手招きをして、グドンを挑発。先ほどまで地底の住人から受けていた攻撃に加え、お腹が空いていたことでイライラしていたグドンは、簡単に挑発に乗った。

 

 

 

両手の鞭を地面に叩き付けながら向かってくるグドン。ザギに対して右腕の鞭を振るうが、跳んで回避されてしまい、逆に跳び蹴りを喰らった。

 

 

 

「ヴェア!」

 

間髪入れずに距離を詰め、右ストレートを顔面に叩き込み、続けて左フックを横っ面に浴びせる。そして、両手で頭部を掴んで真正面から頭突きをお見舞いした。

 

 

 

頭突きによって脳震盪を起こしたグドンがふらついたのを見て、ザギはラリアットを命中させてグドンを地面に倒す。

 

 

 

「ヴェア!ヴォア!」

 

倒れたグドンに跨がったザギは、しばらく頭部を執拗に殴打。殴られ続けた頭部の甲殻にはヒビが入り、片方の角が半ばから折られていた。

 

 

 

しかし、グドンもやられっぱなしではない。角を折られたグドンは、鞭でザギの両腕を拘束すると、そのまま振り回して地面に叩き付ける。

 

「ヴェ!?」

 

 

 

『これは油断したな・・・』

 

 

 

地面に叩き付けられた後、立ち上がるザギ。そのまま背後に振り返るのだが、目の前にはグドンの鞭が迫っており・・・

 

 

 

迫っていた右腕の鞭はザギの首を締め上げる。そして、グドンはザギの腹部を蹴り上げつつ、空いている左腕の鞭を振るった。

 

 

 

『チッ・・何か切断できる技はねえのか?』

 

 

 

すると、ザギの意思に答えるように右腕の手甲が青く輝き、ナイフのように鋭い刃が3つ付いたアームカッターへと変化した。

 

 

 

『これなら・・・!』

 

 

 

右のアームカッターを振り下ろし、首を締めている鞭を切断する。切断面からは血が吹き出し、グドンは絶叫した。

 

 

 

さらに左腕にも出現したカッターを振り下ろし、もう片方の鞭も切断。ザギは返り血を浴びることになった。

 

 

 

攻撃は終わらない。武器を失ったグドンの胸部に強烈な前蹴りを当て、後方に大きく吹き飛ばす。すでに、ザギの両目は気分が昂ったことにより赤く染まっていた。

 

 

 

『これで終わりにする』

 

 

 

アームカッターを装備する右腕を胸部のエナジーコアに翳し、カッターに紅いエネルギーの刃を纏わせる。そして、ザギはグドンへ向けて走り出し、高く跳躍した。

 

 

 

「ヴェアァァァァァァァァァ!」

 

 

グドンの頭上に至ったザギは、落下の勢いを利用してアームカッターをグドンの脳天に振り下ろす。

 

 

振り下ろされたエネルギーの刃はグドンの脳天から下半身まで通り、縦に真っ二つにする。さらに、地面にまで振り下ろしたカッターを回転して横に振るったことで、グドンは十字に切り裂かれてしまう。

 

相手をエネルギーを纏ったアームカッターで切り裂く技、バイオレンスカッティング*1を喰らったグドンは、爆発を起こして木っ端微塵になった。

 

*1
オリジナル技




ザギが変身したウルトラマンの見た目は、黒いネクサス(アンファンス)をイメージしてください。

次回、ウルトラマンとしてのザギの設定とかを出したい。
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