創造と破壊の化身は幻想を征く   作:JUDGEMENTReaper

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どうも、最近マスハンとクレハンの技を確認していたら普通に考えて握り技って軽く人ヤれるよな…と考えた後にホラー系の動画で巨大な手で握られてのタヒ亡シーンを見てしまい、意図せず具体例を見てしまった死神デス。

技集見た後に見るんじゃ無かった…

…まぁまぁ、気を取り直しまして

前回、紅霧異変を解決したマスターハンドとクレイジーハンド、宴会も終わり数日が経過したある朝、マスターハンドが霊夢にある頼み事をする

その頼み事とは…

という事でそれでは11話、どうぞ!


第11話 人里にて

 

紅霧異変が解決し、宴会が終わった数日後、博麗神社には宴会の時に変化していた人型形態のマスターハンドが境内の掃き掃除をしていた。

 

ザッザッザ…

 

マ「ふむ…こんな感じかね?」

 

霊「ええ、私も今終わったところよ」

 

マ「この集めた枯葉はどうするのかね?」

 

霊「そうね…芋も無いし、焼いて処分かしらね」

 

マ「ふむ、ならば私がやっておこう」

 

そういうとマスターは小さなオレンジ色のエネルギー玉を作り、枯葉の山に放り込む、すると瞬時に燃え上がり枯葉を焼き尽くした。

 

霊「貴方って本当に色々できるから便利よね〜」

 

マ「本来はこれも戦闘用のものなのだがね…大きさも今のよりも更に大きいのを打ち上げて握り潰す事で弾幕を振り撒く感じでな」

 

霊「ふ〜ん…」

 

そう軽く、言葉を交していると

 

魔「おーい!」

 

ク「おう、マスターいるかぁ?」

 

空から、魔理沙とクレイジーが降りてきた。

 

マ「む、どうしたクレイジー、何か用か?」

 

ク「んにゃあ、特段用って訳じゃあねえんだがな」

 

魔「異変も終わって暇だったからな、遊びに来たんだぜ」

 

ク「んで、俺はその付き添いだ」

 

霊「あっそう、それならあそこの賽銭箱にお賽銭でも入れていきなさい」

 

魔「おいおい、客人に対してそんな事言うなよ」

 

霊「あんたに客人の意識があるのなら土産の一つでも持ってくる事ね」

 

魔「へーへー分かりましたよー」

 

マ「あー…霊夢、少し良いかね?」

 

霊夢と魔理沙が軽口を叩き合う中、不意にマスターハンドがその会話の中に入り込む

 

霊「ん?何かしらマスター」

 

マ「境内の掃き掃除も済んだところで魔理沙とクレイジーが来たので言えなかったが、霊夢に一つ頼み事をしたい」

 

霊「頼み事ぉ?一体何を頼むつもりなの?面倒なことは御免よ」

 

マ「何、大したことではない、一度人里へいってみたいのだが」

 

霊「人里に?…何をしに行くつもりなの」

 

マ「宴会の席で暫く経ったのちに霊夢が知っているかは知らないが実は紫殿が来ていてな」

 

 

 

 

 

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博麗神社の屋根の上、下ではどんちゃんと賑やかな声が聞こえる上では片手に猪口を持ち月夜を見上げる一つの姿を月明かりが優しくほの照らす。

 

マ「…ふむ、賑やかな宴会の場もいいが静かな月夜もまた美しいな、そうは思わないか?紫殿」

 

コツ…

 

紫「ええ、この世界(幻想郷)が生まれた時から尽きず見てきましたが、この景色はいつも変わらぬ美しさを見せてくれるのよ」

 

ふと、その場に一つの場違いなまでに奇妙な裂け目が割れ、そこからもう一つの影が博麗神社の屋根上でその身を表す。

 

マ「ああ、私は幾多の世界を渡り見てきたが、その世界の月夜でも特段に美しく感じるな」

 

紫「あら、お上手ね」

 

マ「本心だ…それで、賑やかな宴会の場へ行かず、私のみに一体何用かね?」

 

紫「つい先ほど、あなたと左手さんのお話を耳にしたのだけど、この地で鍛え直しをするみたいね?」

 

マ「やれやれ…盗み聞きとは趣味が悪いな」

 

紫「壁に耳あり障子にメアリーですわ」

 

マ「…バレないと思ったかはわからんが、それを言うなら目ありだろう…それで、何か鍛え直しに何か問題でもあるかね?」

 

紫「いいえ、寧ろ協力して差し上げようかしら、と思いまして」

 

マ「ふむ…何を考えて…いや、何を企んでいるのかね?」

 

紫「企むなんてとんでもないですわ、貴方に協力していただいて鍛え直しと一緒に少しばかり霊夢も鍛えて直していただければそれで良い位ですので」

 

マ「ふむ、霊夢をか…私的にはあの状態でもかなり強いと見えるのだが、さらに鍛えると?」

 

紫「霊夢のあの実力はほぼ全てが生まれ持った才能や勘、幸運によるものですわ、それにあの子ったら根っからの自堕落でズボラで努力や自己鍛錬なんてやるだけ無駄とめんどくさがってるのよ」

 

マ「ほう、あれで才能のみとは恐れ入るが、努力が無駄とは頂けんな、努力によって報われた多方面の者に喧嘩を売っているようなものだ」

 

紫「でしょう?それにこの幻想郷を守る博麗大結界の管理もあの子の役目の一つだからもしあの子が不意を突かれて操られでもして結界を解こうものなら大ごとになるのは避けられないわ」

 

マ「確かにな…ならば、ものはついでだそれも承ろう」

 

紫「あら、それはとても有難いですわ」

 

マ「礼はいい、ほんのついでだからな…それで、協力とは一体何をしていただけるのかね?」

 

紫「あら、そうでしたわね、でしたら人里に向かい稗田家を尋ねるとよろしいでしょう」

 

マ「稗田家?」

 

紫「ええ、そこに当主の稗田阿求という人間がおります、彼女を尋ねれば力となってくれますわ」

 

マ「稗田阿求か、覚えておこう、情報感謝する…それにしてもだ」

 

紫「あら、どうしまして?」

 

マ「ああいや…ここまでシンプルな頼みとは思っていなくてな、私はてっきり私への協力ついでに誰かしら関係の良くない面識のある知り合いに間接的にちょっかいでも私経由でさせようとしていたのかと思ってな」

 

紫「いやですわ、まさかそんな貴方のお手伝いがてらいろんな所に貴方を差し向けて悪戦苦闘する所を見て楽しもうなんて微塵も考えてなどいませんことよ?」

 

マ「ふむそうか、いやいや変に疑いをかけて申し訳ないな紫殿、どうにも私に都合が良すぎるもので何かあると勘繰ってしまったようだ、まさかそのような性格の悪い事を幻想郷の管理人ともあろうものがするわけがなかったな」

 

紫「全くですわ、まさかそんな初対面の者に容赦無く爆弾を投げつけるような礼儀礼節のなっていないような愚かな真似なんてするわけないでしょう?」

 

マ「ああ全くだ、流石にその様な相手の不快感を鑑みず隠れてジロジロと観察するような真似を紫殿がするわけもないな」

 

紫「………………」

 

マ「………………」

 

マ「………フハハハハハ」

 

紫「………フフフフフフ」

 

 

 

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マ「…と、まぁこんなことがあってな」

 

霊「とりあえず…まず何勝手に私が修行する前提で話を進めてるのよ!」

 

マ「そうは言うが霊夢、私がそう言わずとも紫殿はそう仕向けたと思うぞ」

 

霊「なんでそう言い切れるのよ」

 

マ「あの後も多少会話を交わしたがその中でもあの時の霊夢の怠け癖に関しては明らかな本音が出ていたからな」

 

霊「紫の奴〜…」

 

 

魔「なぁクレイジー、マスターの奴紫と言い合ってた時何か変な感じじゃなかったか?

 

ク「…んまぁ、あいつが口喧嘩とかすることは滅多にねぇが、俺とした時はかなりねちっこく言ってくる事があるからなぁ…

 

魔「ねちっこくってどの位だ?

 

ク「重箱の隅をつつくって感じだな、但し難癖つける部分は取るに足らねぇのじゃなくて、完全にじゃあねえがある程度取るに足る部分をこそぎ取る様に言ってくる様な感じで…

 

マ「おい、そこでこそこそと何の話をしているのだ」

 

魔「いやっ⁉︎何でもないぜ⁉︎」

 

ク「そっちが話し込んでいたからこっちでちょっとした世間話してただけだ、んで話は済んだのかよ」

 

マ「ああ、ひとまずは霊夢同伴で人里へと向かう事となった」

 

ク「あん?許可もらえりゃそれで俺らだけで行っても良いんじゃねぇのか?」

 

霊「ええそうよ、面倒だけど一筆私が人里への入村できる様に書でもなんでも書いたら一発だけど、でもマスターの奴の言う事が正しいなら行かなかったら後が更に面倒臭いし、それに私も同伴なら確実性もあるわ」

 

ク「ほーん、んじゃあさっさと行こうぜ、魔理沙も行くか?」

 

魔「ああ、特に用事も無いし着いて行ったほうがここで別れるよりかは良さそうだ」

 

マ「では向かうとしよう」

 

霊「言っとくけど変にあっちこっち動かないでよ、勝手にあっちこっち動いたら人里には入れないと思いなさい」

 

マ「わかった、約束しよう」

 

ク「あいよ、善処するぜ」

 

霊「はぁ〜…なんでこんなことになるのよ…」

 

魔「まあまあ霊夢、早く行こうぜ」

 

霊「あんたは気楽でいいわね…」

 

 

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_人里_

 

青々とした澄み渡る空、この幻想郷の地において人が住まう唯一の人里、先日の紅霧異変が解決してからいつも通りの落ち着きを取り戻した人里の入口では二人の門番が見張りに就いていた。

 

門番A「ふあ…いい天気だなぁ」

 

門番B「ああ、つい先日空が真っ赤に染まっちまったが巫女様が解決したらしいしな」

 

門番A「ああ、そういやなんでもその異変解決に外の世界から来たでっけえ手袋の妖怪が手伝ったってえ噂があるみてえでよ」

 

門番B「噂?ああ、文々。新聞の」

 

門番A「そうそう、あの異変の時に起こった轟音もその手袋のせいって噂だぜ」

 

門番B「お前噂好きだなぁ…ん?」

 

門番A「どうした?…お?誰か来るな…」

 

門番B「ありゃあ…博麗の巫女様だな、それに霧雨店の娘ちゃんに、ありゃあ…なんだ?」

 

門番A「ずいぶん上等な服着てるが…おいおい頭が人間の顔じゃねえぞ⁉︎」

 

門番B「おい、慧音先生呼んでこい、一応巫女様がいるから大丈夫とは思うが念の為だ」

 

門番A「わ、分かった、すぐ呼んでくる!」

 

門番の片割れが駆け足で人里の中を駆け、呼びに行くよう指示した門番はこちらに向かってくる博麗の巫女たちの背後にいる妖怪らしき存在を見てその身を強張らせる。

 

門番B「こんにちは博麗の巫女様、あの…そちらの妖怪は一体?」

 

霊「こんにちは門番さん、こいつはこの間の異変解決を手伝ってくれた外来の方よ」

 

門番B「外来の…ああ!最近噂の!」

 

霊「え?噂?」

 

門番B「ええ、なんでも文々。新聞で異変解決に巨大な手袋が関わったとかなんとかって噂になってるみたいで」

 

霊「いつの間に…ていうか何処から見てたのよ…」

 

マ「ふむ…可能性としてはあの時の屋外戦か…失礼門番殿」

 

門番B「は、はい!なんでしょう?」

 

マ「私の名はマスターハンドというのだが、その新聞について何が記されていたか知っているかね」

 

門番B「いえ…私はあまり新聞などは見ないもので、確か鈴奈庵の方から新聞は卸されていたはずですよ」

 

マ「ふむ、そうか情報感謝する」

 

門番B「い、いえいえ、…所でなのですが貴方はもしかして_」

 

門番A「おーい!!慧音先生を連れてきたぜぇ!」

 

慧「む、霊夢に魔理沙、それにこの者達は…一体なにがあったんだ?」

 

霊「あら、慧音じゃない、こいつらが人里に行って稗田家へと行ってみたいっていうもんだから私が監視兼付き添いでついてきたのよ」

 

慧「稗田家にだと?一体なんの目的でだ」

 

マ「失礼、私はそこへ向かえば手を貸してくれると教えてもらったのみで実際にはどうなるかは私も分かってはいないものでな、ひとまず言われた稗田家へと向かっている所なのだ」

 

慧「む、お前は」

 

マ「失礼、お初にお目にかかる、私の名はマスターハンドという、つい先日休暇の為にこの地に訪れたばかりの旅行者でね、クレイジー、お前も名乗れ」

 

ク「へいへい、俺はクレイジーハンドだ、マスターのやつと同じ旅行者ってやつだ、よろしく」

 

慧「マスターハンド殿にクレイジーハンド殿か、私は上白沢慧音という、この人里で寺子屋を開いているものだ」

 

マ「寺子屋…学校の昔の名称だったか、ひとつ聞きたい…寺子屋の教員がなぜ対応に駆り出されるのかね?」

 

慧「それは誇示ではないが私が人里の中では強い方だからだな、人里に危機が迫った時の為にこの人里には自警団があるが私も率先して動いている、それで、私からも一つ聞きたいのだがマスターハンド殿は誰から稗田家の事を?」

 

マ「あー…慧音殿お耳を少々宜しいか?」

 

慧「む、あ、ああ…えーと…ど、何処に近寄れば?」

 

マ「頭部の手袋に近寄ってもらえれば…ああ、そこでいい」

 

慧「そ、そうか」(思ったより手袋がでかい…どうにも威圧感があるな…)

 

マ「これを教えた者がこの人里で言っていいのか分からんのでこのような形で言わせてもらうが…八雲紫殿から稗田家の話を教えてもらってな

 

慧「っ⁉︎…なるほど…それは確かに下手に言えんな…だが逆に誰が稗田家の事をというのも納得できた…

 

マ「どうだろうか、霊夢の監視もあるが、私とクレイジーも人里で問題を起こすようなことは無いと約束しよう、稗田家の方へお目通り願えないだろうか

 

慧「………」

 

門番B「あの…慧音先生?」

 

慧「…ああ、お前達はもう見張りに戻って構わん、あとは私が引き受けよう」

 

門番A「承知しました!」

 

門番B「慧音先生、あとはよろしくお願いします」

 

そういうと門番の二人は元の位置に戻って行った。

 

慧「そちらの事情は把握した、ついてきてくれ、案内しよう」

 

マ「礼を言う」

 

慧「構わん、だが先ほどお前が言ったこと、しっかりと守ってもらうぞ」

 

マ「安心してくれ、私は約束事に関することは必ず守る性質だ」

 

慧「ふっ…そうか、信用させてもらおう」

 

マ「任せてもらおう…さて、話は終わったぞ」

 

霊「あ、やっと終わったの?」

 

魔「立ちっぱで足が疲れるぜ…」

 

ク「んじゃま、入っていいんならさっさと行こうぜ」

 

マ「ああ、ではお邪魔させてもらおう」

 

慧「ああ、ようこそ人里へ」

 

 

 

 

続く




いかがだったでしょうか

正直今回は難産デス…

今回人里へと入ることができたマスターハンドとクレイジーハンド、次回マスターハンド達は稗田家へと訪問し稗田家当主との対面することに。

果たしてマスターハンド達は彼女と相対し何を得ることができるのか、お楽しみに!


技紹介

エネルギートス
3DS・for wiiUのみに登場した技
マスターの場合
不意にオレンジ色の巨大なエネルギー玉を生成し、コイントスの要領で上へと弾き、握り潰すことでフィールド全体に分裂し縮小化されたエネルギー玉を拡散させる。
ヒットすると炎系攻撃を受けた際に現れるエフェクトが現れるため、属性としては炎系と考えられる。

クレイジーの場合
力を込めるような仕草をすると同時にマスターとは違いじわじわぐんぐんと球体の形を成していき、完成するとそれを握り上へ高く放り投げると拳を握り締め勢いよくフィールドに叩きつけ、叩きつけられたエネルギー玉は爆裂し、衝撃波となりフィールド全体にその勢いは及ぶ。
ヒットすると紫と黒の混ざったようなガノおじの魔神拳やルフレのリザイアのような色のエフェクトが出るため、属性としては闇系と考えられる。

因みにどちらもジャンプ回避すると格段に回避しやすくなる。


おまけ

ちょっとした小ネタ

マスターハンドとクレイジーハンドは歩き方にも差異がある。

マスターハンドは後ろ手で姿勢を整えながら手本のように綺麗に歩く

クレイジーハンドは歩き方に問題はないが少々猫背の状態で基本ハンドポケットの状態で歩いている

因みにマスターハンドもクレイジーハンドもそれぞれ自身のしやすい自然な歩き方であるため何か問題などが発生すれば即対応できるようになっている。



それでは次回も見て行ってね!!
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