創造と破壊の化身は幻想を征く 作:JUDGEMENTReaper
今回マスターsideの話です。
あのメイドにどう対抗するのか…
ゆっくり見ていってね!!
紅魔館 廊下
クレイジーハンドと霧雨魔理沙と別れたマスターハンドと博麗霊夢は廊下に群がる妖精メイドやホブゴブリンを蹴散らしながら進んでいた。
マ「………」
霊「どうしたの?さっきからずっと黙ってるけど」
マ「…ん、ああ悪いな少し考え事をしていた」
霊「考え事?」
マ「ああ…、先程クレイジーと魔理沙と別れただろう、その時クレイジーの雰囲気が少しおかしくてな…」
霊「クレイジーが?、そんなふうには見えなかったけど…」
マ「まあ、長年共に生きてきた仲といったものか、分かるところあるのではないか?」
霊「まあ確かにそうね…、貴方とクレイジー、私と魔理沙みたいな所か…あ、もしかして案外似た者同士かもね」
マ「ほう?」
霊「うちの魔理沙はね、いつも私のところに来ては毎度の如く居座り続けて、異変の時も一緒、私は何時も来るたび来るたびしつこいとか、面倒くさいとかそう思っていたけど…何故か不思議と嫌な感じがしないの」
マ「ふっ…不思議と、か…確かにな…、私もクレイジーも…確かに似ているかもな…、確かに、私も何時も常にあいつと一緒だった、落ち着きのある私と比べ、あいつはいつも楽しそうで…喧嘩もして、それでも何故かあいつを憎めなかった、うむ…似ているな」
互いに互いのパートナーと自身の関係を少し楽しそうに話し合う。
まるで散歩しながら話し合うように
しかし忘れてはいけない、ここは何処なのか、何がいるのか、そして気づかなければならない、強者は既に攻撃の準備を済ませている事を…
スッ…シャキン…、ヒュッ!
マ「!?、霊夢!下がれ!」
霊「えっ?」
咄嗟に前に出たマスターハンドは何処からか飛んできたなにかを掴み取った
マ「っ!?、ナイフか!」
しかし掴み取った物はナイフであり、それを咄嗟に掴み取ったせいか自らで更にナイフを押し込んでしまったようで少しダメージを受けてしまった。
???「あら、本来であれば簡単に一人は潰せたのだけど…、直前に気づかれてしまいましたか」
霊「誰!?、姿を表しなさい!!」
???「表すも何ももういますよ?後ろに」
霊「!?」
驚き、振り向いたその先には一人のメイド服を着た白髪の女が立っていた。
霊(いつの間に後ろに!?)
咲「そうそう、申し遅れました、私紅魔館のメイド長を務めさせていただく、十六夜咲夜と申します。
以後お見知りおきを、と言ってもすぐに死にますが…」
霊「これはご丁寧にどうも…、名乗られたらこちらも名乗り返さなきゃね…、そうでしょ?マスターハンド」
マ「ああ…そうだな、先程のナイフも今は気にはしないでおこう…、改めて、先程も名前を呼ばれたがマスターハンドだ、訳あって休暇に来たが…、中々に無粋な輩もいるようで…この異変の解決を協力させてもらっている」
霊「そして私が、この幻想郷の結界管理者の一人であり妖怪や異変解決の仕事を生業としている巫女、博麗霊夢よ、私としてもこの空に広がる紅い霧のせいで色々と迷惑がかかってるの、あんたがメイド長なら私達を主人の部屋まで連れて行って貰おうかしら」
咲「それはできませんね、そして先程のあなたの言った無粋な輩…この紅魔館の主レミリア・スカーレットお嬢様への侮辱と捉えさせてもらい、ここから生かしては返しません、どうぞお覚悟を」
マ「ならば始めようか、来るといい、先手は譲ろう。
それと霊夢は下がっておけ、あくまでも保険はかけておくほうが良いだろうしな」
霊「はいはい…、解ったわよ」(今のマスター、なんかキレてないかしら?、もしそうだとしたら…なんとなくだけどあの咲夜っていうメイド…ご愁傷様ね…)
咲「お気遣い感謝しますが…あまり私を舐めすぎですよ」
そう言うと咲夜はその場からなんの前触れもなく消え、マスターハンドの周囲には突如として自身を中心に向かっていくナイフが立体360度を囲みマスターハンドの全身を刺し込まんと迫ってきていた
だが__
マ「舐める?、馬鹿いえ今の私は
本気だ」
そう言うと指を弾いた瞬間、マスターハンドはその姿を消した。
咲「くっ…いったいどこ__」
フッ… ボゴッ!!
咲夜は自身の体に何かが掠った様な音と何かが自分の後ろで砕けちる様な音を聞き取りその掠った部分を触れると明らかに切り傷と思わせる傷が付きその背後を見ると破壊された壁とその下に初手として投げたナイフが落ちていた。
マ「分かるかね?、私が本気だと言うことは」
霊夢がマスターハンドが怒っているという見解は当たっていた。
昔からマスターハンドはルールは絶対的に厳守する性格でありそれに反する行為をする者には怒りを露わにし、徹底的なる制裁を加え、次からこのようなことの無いようにさせる。
それは他の世界へと行っても同じ事で先程掴んだナイフも掴んだ瞬間その勢いは明らかにこの世界の弾幕ごっこにおいてのルールの一つ、殺し禁止におけるルールに反する威力である事を理解し、尚且本人の口から殺しと認識させる言動、彼が怒るのには十分だった。
マ「私はルールを必ず守る主義でね、殺しはしない…だがね、少し痛い目には合わせても、ルールには反しないだろう?…覚悟を決めるのだな」
咲「くっ!…(今の投擲が見えなかった…そして尚且あの威力…本気を出さないとやられるのはこっちね)」
マ「どうした?来ないのか?ならば、私のターンだ」
マ「スペル発動!スペルカード【手砲】指鉄砲・反」
マスターハンドはスペル宣言をし、咲夜へと銃口を向けると、その瞬間咲夜の周囲には青く輝く壁が囲うように現れた。
咲「これで私を捕まえた気ですか?」
マ「まさか、ここからだ」
銃口が光り輝き、そしてその指先からは巨大な銃弾が放たれた。
その銃弾は咲夜へと一直線に突っ込み、命中…したかに思われた。
霊「躱された!?」
だが
マ「甘いな…反の意味、知るといい」
キュイン!キュイン!
その銃弾は青く輝く壁に当たった瞬間、跳弾し咲夜の肩に当たり、爆発を起こした。
咲「がはっ!?」
咲夜は何が起こったのか分からず、館の壁へと吹き飛ばされた。
咲「な、なにが…」
マ「このスペルの反、それは反射だ、青く輝くその壁、それが反射を引き起こしそして、お前へと向かった、早い所私の勝ちだ、主の所へ…と言いたいが、先程のは弾幕ごっこ用では無く、私の世界での威力だ、その傷では折れていることだろうし我々は先へと進ませて貰おう、霊夢よ悪いが案内は無しだ」
霊「は〜…分かったわよ(たった一手で勝つだなんて…もしこの幻想郷で異変を起こしたら…この幻想郷全土から猛者を集めて総手で戦っても勝てるかしら…)」
マ「どうかしたか?」
霊「いいえ、何でもないわ」
マ「そうか、それでは行こうか、この館の主の所へ…それと、咲夜と言ったな、骨が折れているだろう、これを喰うといい、何、毒ではない」
そう言うと、Mの文字が書かれたトマトを置き、先へと進んでいった。
咲(申しわけございません…レミリアお嬢様)
???「咲夜がやられたか、ふうん…中々にやるようね」
紅魔館の主の部屋、一つの声が響いた。
その者は運命を見るような目をしながら
続く
如何でしたでしょうか
咲夜さんとの戦闘描写が少なくて申し訳ございません。
改めてマスターハンドの強さを再確認させると同時に設定も付けるためにこうしてしまいましたがもっと戦闘を見たかったと言う人に…朗報デス。
EXとラスボスはもっと戦闘感を出します。
次はクレイジーサイドなのであと1話の辛抱デス。
もう暫くお待ち下さい。
スペル紹介 【手砲】指鉄砲・反
対象の周りに青く輝く反射板を展開し自身の全身をさながら指鉄砲の形状に変形させ銃口から爆発する弾丸を放ち攻撃する、回避は容易に出来るがそこから始まる青の反射板による無限反射によって動きを制限させられる。
元ネタ紹介
指鉄砲 マスターハンドの基本的な必殺技を代表する一つであり自機へと狙いをつけ遠距離攻撃する技である。
体力が減少していくうちに放たれる弾丸の数は増えていく 最大3発
反射衛星砲 スイッチからの新技で終点フィールドに複数枚の反射板を展開し少し細いレーザーを放ち反射させながら攻撃する。
不規則な動きで分かり難いが傾きやレーザーの遅さから見てからの回避も可能。
次回も、ゆっくり見ていってね!!