カップル編も作るのであくまで章としての終わりですが。
朝7時
俺は目覚ましの音で目を覚ました。
「昨日は寝落ちしちまったのか。」
ちゃんとベッドに横になってないしスマホも床に落ちてる。とりあえずスマホを拾って日課のシャワーを浴びる。ごはんを作り身支度を整える。俺は職場の寮に住んでいるため一般のサラリーマンたちと比べるとゆっくり朝を過ごせる。
俺は出勤する30分前にコーヒーを飲んでいる。
「熱っ!」
そんな声とともにまだ寝ぼけかけていた俺は完全に意識を取り戻した。
「俺マルゼンの彼氏になったのか」
意識を取り戻してふっと出てきた一言。昨日の俺は家に帰ってからも有頂天気味でいまいちあの事を考えていなかったのだ...
学園でどうやってマルゼンに接しよう!やべぇよ!トレセン学園内では俺はトレーナー!彼女にはトレーナーとして接しないといけないのに今までのように接しられる自信がない!
落ち着け俺!落ち着け俺!ただ単に今まで通りにすればいいだけだ...ってそれが難しいんだよぉ!
頭の中で一人ツッコミとボケを両立させながら考える。だが時間は刻々と過ぎていく。
そしてとうとうなんの解決策も出ずに出勤する時間を迎えてしまった。
「おはようトレーナー君!」
「おはようマルゼン...じゃなくてマルゼンスキー」
どうやら彼女は俺とは対象的に公私を分けられているようだ。すると彼女が近づいてきて俺に耳打ちする。
「今日からのトレーニングもヨロピクね!カズ君!」
はぁぁぁぁ可愛いかよ。とか思いつつ俺もようやく公私を分ける覚悟を決めた。
まぁ覚悟を決めるほどのことでもないんだけど。
そしてトレーニングの時間になった
「今日は主に走り込みと筋トレだ」
俺はそうマルゼンスキーに告げる
「えぇ。疲れるじゃーん。」
「昨日お出かけしたんだからできるだろ?」
普段はお姉さん的なキャラの彼女が珍しくわがままを言っている。可愛い(迫真)
「なぁマルゼンスキー。甘えたいのは俺もわかるけど今はトレーニングの時間なんだ。わかってくれ」
「でも今は二人きりじゃない?誰も見てる人もいないんだしー」
確かにそうだ。今いるのは俺のトレーナー室で俺とマルゼンスキー以外は基本入ってこない。それならイチャイチャしてもいいのでは...っと危ない誘惑に流されるところだった。
「だーめーだ。ちゃんとやったらなんかご褒美上げるから」
「やったー!じゃぁご褒美は大丈Vだから今ぎゅってハグしてよ。」
マルゼンスキーが手を広げてこっちを向く。少し、いやかなりドキッとしたがこうでもしないと本当にトレーニングしてくれなさそうなのでここはハグをしておく。
「はいありがとっ!じゃあ行ってくるね!」
彼女はトレーナー室を出てグラウンドに向かった。
そして一人部屋に残された俺は悶絶していた
「あーーーーヤバかった!マジでやばかった!」
ハグをしたとき冷静なように振る舞えたが実際そんなことなく無茶苦茶ドキドキしていた。これから毎日あぁなると思うと嬉しいような苦しような気がする。
そんなこんなで俺は事務作業を始める。内容は主に担当ウマ娘のトレーニングについてだ。
「さぁパパッと終わらせますか!」
ひたすら書き続ける。量こそあるものの書くのは担当ウマ娘のトレーニング内容とその効果だけなので少し集中すればすぐに終わる。
〜30分後〜
「よっしゃ書き終わったぁ!」
無事に今日の分の事務作業を終えたのでマルゼンスキーのトレーニングを見に行くとする。
「はっはっはっ」
息を切らしながら走るマルゼンスキーの姿。
「マルゼンスキー!一旦休憩にしよう!」
俺はそう声をかける。
「お疲れ様マルゼンスキー。あと何周?」
「あと4周したら終わり!」
「今日はだいぶペースが早いな。息も切らしてるし大丈夫か?」
「大丈V!私はスーパーカーよ?このくらい大丈夫よ。」
「それならいいんだが...」
「それじゃあ残り4周走ってくるわね」
そう言うと彼女はグラウンドに戻り走り出した。
息を切らしながら楽しく走る彼女の姿に俺は何度も元気をもらった。
そんな彼女に恋をしてとうとう昨日想いを伝え、付き合うことになった。
俺は彼女に対して何ができるのだろうか。
トレーナーとして、彼氏としてマルゼンスキーの全てを助けたい。それが俺にできる彼女に対するお礼だと思っている。
あぁ、次のデートも楽しみだ。
告白編〜完〜
カップル編へ続く〜
ふぅ!告白編終わりましたぁ!
カップル編の構想も現在考えているので期待しててください!!