化物らしく、人間らしく   作:照坊主

8 / 15
戦闘はなし、文字通り顔合わせ
自分の中のキャラで書いてるためキャラがぶれています、ご注意を

まぁ、二次創作の原作キャラなんて大抵原作乖離してますよね?




それと、お気に入り100件超えてました、ありがたい話です
このような駄文、暇つぶしにもならないかと思いますが最後までお付き合いいただけたら幸いです


顔合わせ

「ひでぇ目にあったぜ」

 

結局逃げきれなかった、ってかなんでほかの奴らまで追いかけてくんだよ

訳が分からん

 

斬られはしなかったが、泣きそうになるまで殴られた

 

「お前が逃げるからだ!」

 

「剣振りかぶってくりゃ犬猫でも逃げるわ!!」

 

元譲のせいで戻るのが遅れちまった

あの姉のことだ、メンドクセーこと言うに違いない

 

そんなことを考えつつ自軍の陣地へと向かう

 

なんか途中でも説明されたが、すでに戦は終わってるようだ

更に、主格の張角達も討ち取ったらしい

 

まぁ、歴史通りって言えば歴史通りなのかね

俺の三国志の知識は無双するゲームと横山さんしか知らないんだが

 

陣地に建てられたひとつの幕へと向かう

首脳陣たちが集まってる場所だ

 

「おーす、げんきー?」

 

極めて軽いノリで入る

最初の流れをつかむことが重要なんだって博徒の仲が言っていた

 

「え、えっと…」

 

おや、知らない顔が4つもいる

ピンクの髪と、黒髪が三つ、金髪がひとつだ

 

黒髪は男が二人、女が一人

しっかし、まぁキラキラしてる服だねぇ、色々ぶっ飛んでる世界だから突っ込まないけどさ

 

「あら、帰ったのね、立華」

 

「おーう、殺されそうになったけど帰ってきましたよ」

 

犬にはしっかり首輪をつけておけっての、放し飼いってのはマナーがなってねー証拠だ

 

「その割には元気そうじゃない?」

 

「ソウデスネー、で、こちらはどちらさん?」

 

くいっと親指で示す

 

「なっ!このお方をどなただと…!」

 

「まぁまぁ、愛紗、俺らはまだ無名だし」

 

「らってなんだ、らって、俺は有名になるつもりはない」

 

苛立つ黒髪、なだめる黒髪、不機嫌になる黒髪

おいおい、黒髪言いすぎてゲシュタルト崩壊しそうなんだが

 

「俺の名は曹仁だ、一端の礼儀を弁えてるんなら名乗れよ馬鹿ども」

 

とりあえず挑発しておく、うちの大将も面白そうな顔してるし

 

「な!ぐ…っ、せ、性は関、名は羽、字は雲長だ」

 

「えっと、性は北郷、名は一刀、字は無いんだ」

 

「…先にこちらの無礼を詫びておこう、すまない、俺の名は仁、字は無いし性を名乗る気はない」

 

「ええと…劉備って言います!それで、こっちの子が…」

 

「は、はいぃ!しょ、諸葛孔明と申しまふ!」

 

噛みやがった、軍師ポジションが噛みやがった

それと俺と同じ名前の黒髪は無視だ

挑発するならもっと上手くやんな、俺みたいなのには逆効果だっての

 

とりあえず、なんとなくじっと諸葛亮を見つめる

 

「へ?ひぃ…」

 

怯えてるように見えるが相手はあの諸葛孔明、神算鬼謀の名を思うがままにする人物だ

噛んだのも、怯える姿もまたこちらへの騙しかもしれない

 

そう思い込み、それを眼力に込め、疑念を送り続ける…!

 

「あ、あの~朱里ちゃんが何かしましたか?」

 

劉備が語るが見るのをやめない、相手が目を逸らさないからだ

森で猛獣にあったら目をそらしてはいけないのだ

 

若干涙目にもなっているが、それでもやめない

本格的に泣くまで続けてやるんだ!!

 

「何をしているの、あなたは」

 

「うごっ!!」

 

後ろから思いっきり殴られた

 

「…今殴ったのは誰だ、いや、姉貴じゃないのは分かっている、そこのチビ共でもねぇ」

 

身長が足りないからな

 

「私だ!!」

 

元譲が胸を張ってドヤ顔している

そして若干姉貴が怒っている、俺にはわかる

 

だが、そんなことよりも、だ

 

「…そうか、覚えてろよ、どんな形にしても復讐してやる」

 

いじめてやるのが先だ

 

「ふ、ふん!!そんな脅しが通用するとでも…!」

 

「帰った時の仕事の量、絶対、どんな手を使ってでも増やしてやる…!」

 

「え、それは…やめてくれないか?」

 

ドヤ顔は鳴りを潜め、今じゃおあずけ食らった犬のように切なそうな顔している

 

「…立華様、あまり姉上をいじめないで欲しいのですが…」

 

「それに、また暴れて警備隊を叩きのめすのは無しよ」

 

ちっ、いいじゃねーかよ、食い逃げぐらい大目に見ろってんだ

 

「それで?なんであの子を見ていたのかしら?」

 

ものっそい笑顔で尋ねてくる姉、めっちゃ怖い、なんでだ?

これに関しては怒らせる要因は何一つないぞ?

 

「ん?ああ…んー?…なんとなくだな、泣かしたくなった」

 

いや、本当になんでだろ?ノリ…かな

そうだ、悪乗りだ、魔が差したってやつだな

 

「…小さい娘が好きなの?」

 

「いや全く、欠片も欲情しない」

 

諸葛亮は俺が即答したためか少なからず傷ついたようで、見るからに落ち込んでいる

両手を胸に当て

 

「小さいのがダメなのでしょうか」

 

などと呟いている、小さいのがダメなんじゃない小さいからダメなんだ、世間的に

 

しかし、こっちはこっちで

 

「ふぅーん…そう、そうなの」

 

と何故か怒っている、わけわかめだっての

 

「あのー…そろそろ私達は、むぐっ!!」

 

と、劉備が無謀にも鬼(姉貴)に話しかけようとしたので手で遮る

 

「今の姉貴に話しかけちゃいけねぇー…龍が怒り狂っているのに貢ぎ物を差し出したって焼き殺されるだけだ」

 

「ねぇ?それはどういう意味かしら」

 

なんか聞こえるが無視だ無視、今はこの死にたがりをどうにかするのが先だ

とは言え姉貴にこれ以上聴かれたらまずいので、聞こえないようにこっそりと耳打ちする

 

「こういう時は、相手の特徴を褒めたりして、どうにか機嫌をとってから話をすり替えるんだ、いいな?」

 

と真面目な顔して言えば、劉備も真面目な顔でこくりと頷く

だったら大丈夫だろう、そう思い手を離す

 

「…曹操さん!」

 

「…何かしら?」

 

そこで、溜めをつくり思い切った顔をして言った

 

「あの頭のクルクルって笑えるよな!って今私に曹仁さんが耳打ちしてきました!!あ、私たち帰りますね!それじゃ!!!」

 

「このバカ野郎がっ!!!」

 

すり替えろって言ったんだ!擦り付けろとは言ってねぇ!!

 

「さ!早く帰るよ皆!!置いてっちゃうよ!!!」

 

「ま、待って下さい桃香様!!」

 

逃がすか!!って

 

「はっや!?」

 

言葉だけ置き去りにしていきやがった、あのクソアマ

強かってレベルじゃないぞ、やり口が極道そのものだ

 

「逃がすかよ!!」

 

「それはこちらの台詞よ、立華?」

 

駆け出そうとした瞬間に両手両足ひとつずつに力自慢の武将が組み付く

両足にチビ二人、右腕に元譲、左腕に波動拳使い

しかも全員力のかけ方がばらばらで力づくにやると、殺す以外に抜け出す方法が無い

 

「あなた専用の組み付き方よ?光栄に思いなさい?」

 

「そうよ!!私を含めた軍師全員が2晩寝ずに考案したものよ!!」

 

…いや、大丈夫なのか?この国、頭使わなきゃいけない奴がこんなくだらんことに2日もかけたってのかよ

 

「どうだ!逃げられんだろ」

 

「えへへ~いくら兄ちゃんでも無理でしょ~」

 

「怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない」

 

「…筋肉は普通なのか?…しかし、これは…」

 

おい、一人発狂しかけてるし、一人はなんか変態的なこと言ってるってかやってるぞ?

おい、俺の二の腕を揉むな、そういうのはそういう店でやってもらうからいいんだ

 

「…なんや?凪の様子、なんか変やないか?…」

 

「…ほんとなの~、なんか顔が赤いの~…」

 

おい、大丈夫なのか俺、流石に変態は嫌だぞ

 

「さて…覚悟はいいかしら?」

 

と気がつけば目の前には愛鎌『絶』を構えた姉がいる

 

「言い訳なら今のうちに聞いておくわよ」

 

目が語っている、聞くだけだ、と

 

「そうか、なら…聞いてくれ、姉貴」

 

「ええ、しっかりと聞いてあげるわ」

 

「前から思ってたんだ、そのクルクルさ…麗羽姉と同類に見えるからやめたほうがぶっ!!」

 

「どうして麗羽だけは真名で呼んでいるのよ!!」

 

喋ってるのに思いっきり切られました、ってか怒るとこそこかよ!

まぁ、痛みは超越してるからどうでもいいんだが、ね?

 

「どうして!どうして!!麗羽だけ今だに姉って呼ぶのよぉぉ!!!!」

 

…カリスマがかりすま(笑)になってしまっているのがやばいと思うんだ

やめろよ、姉貴…兵が見ている

 

あと元譲さん、腕が曲がっちゃいけない方向に曲がっているしそのせいでチビふたりが怖がっているぞ

 

「…」

 

「しゅ、春蘭様!?ど、どうしたんですか!?」

 

「怖くない怖くな…ひぃ!!」

 

怯えたせいか力の方向が変わったようで…

ああ、俺の右足、粉々になってる…

 

「…おい、痛みは感じるのか?どうなんだ?」

 

おい、波動拳使い、死にたいのか

現在進行形で体の中心切り刻まれてんだ、耳元で呟くなっての

ってか、頭が復元した矢先に吹っ飛ばされてるから答えれねぇよ

 

「…うわぁ、なんや羨ましいような羨ましくないような…」

 

「絶対に羨ましくないのー、あんなに斬られたくないのー」

 

そうだろう?俺だってそうだよ

だがキサマらも許さん、口だけでさっきよりも離れて言ってるじゃねーか

 

畜生…今のところの癒しは止めようか止めまいか迷ってオロオロしてる妙才だよ…

 

 

俺、活躍したはずなんだけどなぁ?結構殺したはずだよ?なんでこんな目に会ってるんだ?

 

 

 

 

 

実際、曹仁が殺した黄巾党は約2万

呂布と合わせ5万という黄巾党の半分の軍勢をこの二人で殲滅した

 

この事から呂布はその武を讃えられ『天下無双』と、曹仁はその不可解な殺害方法から『悪鬼無双』と謳われることになった

 




無双の意味を調べると、「世に並ぶものがないさま」とありましたのでこういった感じに

ええ、ものっそい語呂が悪いです、案がありましたら感想にでも書いてください
これはっ!と思えば編集して書き換えます、ええ思いっきりパクります、ご了承を

誤字・脱字などありましたらご報告をお願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。