ゆっくり雪蘭(ゆら)の編集担当を努めさせて頂いてるチャシャ猫のシャルです!
今回は私の先輩の黒桜の作品をリメイクさせて頂きました。
ぜひお楽しみください
「行ってくるね。きっと帰ってくるから。あと誕生日おめでとう」
彼は微笑み私にネックレスを渡すと歩き出す
「和樹くん…和樹くん待って!ひとりにしないで!」
彼は先に進んでしまう。
自分よりも先に…暗闇の中に
追いかけようとしても足が動かない。
和樹くんの所へ行けるなら他に何もいらない。
ひとりきりはとても怖い
ひとりにしないで…あの日約束したじゃないか
【もうひとりぼっちにはしない】と
あの日あの時、異変解決なんかに行かなければ今も彼は僕のそばにいてくれたはずなのに
もうひとりぼっちは嫌だよ…怖いよ…助けて…
僕だけを残して君は歩き出す。
記憶の中に閉じ込めた明るい記憶
これはすれ違った2人の悲しい悲しい物語
真実の愛か歪んだ愛か
貴方はどちらを信じるの?
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8時半、情報屋の扉が叩かれる。
「ふぁ〜……誰…」
ソファーで寝ていた猫又は欠伸をしながら起き上がり入口の扉へ向かう。
寝ていた場所が悪かったからだろう、首を痛めたのかポキポキと音を立てながら歩く。
「誰だよ…」
「おはよう。黒猫。お嬢様が呼んでくれと申していたのでお迎えに来ました。」
扉を開けると銀髪でメイド服を着た紅魔館のメイド長、十六夜咲夜が居た。
上記のように事情を説明すると黒猫と呼ばれる少女は
「…飯は出るんだろうな?」
ヨダレを垂らし、頭の中は食事でいっぱいの様だ。
「もちろんよ」
「行くわ」
即答だった。確かに彼女は最近食事をちゃんと取っていない。嬉しい以来だろう。
「仕事着に着替えるからちょっとまってて」
そういうと彼女は扉を閉め、白いシャツに黒い猫耳パーカー、下はジャージと楽な格好になる。
髪もとかし、後ろの高い位置でポニーテールに結ぶ。
「……行ってくるね」
軽く微笑み写真の前にある1十字架のネックレスを首につける。
ここでこの話の主人公。彼女の話をしよう。
彼女の名前は黒猫。本名かって?
それはちょっとずつ分かるはず…
彼女はこの世界、幻想郷の情報屋という名の何でも屋をしている。
「依頼料は飯の別で貰うからな」
「はぁ…わかったわ。行きましょう」
「嗚呼」
そして2人は歩き出す。森を抜け大きな館の前に着く。
門の前には門番の紅美鈴が立っていた。というか寝ていた。
「は!さ、咲夜さんおかえりなさい!
黒猫さんもお疲れ様です」
「美鈴貴方また寝てたのね!」
「相変わらずっすね〜美鈴さん」
「あはは〜ついうっかり」
苦笑しながら「どうぞ」といい門を通してくれた。
門を通り中に入る。
そして、そのままとある吸血鬼の元へ行く。
ひとつの扉の前に着いた時咲夜が扉にノックをし「お嬢様黒猫が着きました」と
すると、「入っていいわよ」というどこか幼なぜなゲフンゲフン…女の子の声が聞こえた。
咲夜がその辺の扉を開くと中に水色の髪をした羽の生えた女の子が座っており、「こちらに来なさい」と黒猫を向かいの席に座らせる。
「一体何の用だい?僕の睡眠時間を減らすのだからちゃんとした内容だよね?」
「えぇもちろんよ。」
ふふと微笑みこう尋ねた。彼女の名はレミリア・スカーレット。
この館、紅魔館の主であり吸血鬼である。
「最近森に入った人間が引きこもるという話をご存知かしら?」
「…聞いたことはある。ただ依頼が来てないから僕は調べてないけどね」
「そう。なら、私が依頼するわ」
「へぇ……だがおことw」
「咲夜」
レミリアが咲夜の名を呼ぶと突如彼女の横から現れテーブルの上に紙の束が置かれる。
「これでどうかしら?」
「あんたら怖いわ…」
若干引いた目でレミリアを見るが、紙の束をカバンに入れ「その依頼引き受けた」といい立ち上がり部屋を出る
「お嬢様、何故あのような異変…とも言えない噂話なんかにこんなに使ったのですか?」
「ふふ。面白そうじゃない?」
「本音はなんですか?」
「あら相変わらず咲夜には嘘はつけないわね…黒猫が心配だったからよ」
「そうですか…たしかに和樹が居なくなってもうそろそろ半年ですからね」
チャシャ猫のシャルリメイク版
東方輪廻録
開幕です。