浅井三姉妹のバカな日常外伝 仮面ライダーボマー   作:門矢心夜

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第百七十一話

 同時刻。

 満を持して、美咲達が〇×女子高前へと集結。

 全員ベルトを着けて、遥との通信をオンにして、門の前へ。

 

「なんかあまり実感湧かないけど、もうこんだけ仲間いるんだな……」

 

 俺は思わずそう漏らす。

 最初は俺と美咲二人だけだったというのに、美咲の強さを認めた者、美咲の心意気に救われた者。

 色んな理由で美咲についていく事を決めた者達が、こうして立っている。

 俺と美咲合わせて八人。

 半分この場にいないが、それでも十分凄いことだ。

 

「まだ集まったのはこれだけですわね」

 

 美咲は全員を見てそう呟く。

 成音に関しては、遥から事情は聞いた。

 蒲生に誘拐されたが、すぐに解放された……と。

 

『ああ……明人と一号も来ていないと聞いた』

 

 明人もまだ万全な状態ではなく、一号は自分から明人の監視役をすると告げて俺の部屋に残った。

 

「というか、優香は戦うのか?」

「ウチもただ見てるだけってわけにはいかない系。一緒に戦う系」

 

 緊張で震えながら立つ優香。

 それをヴィーダがつついてから告げる。

 

「ダイジョウブ、ヴィーダ、ユウカ、マモル!」

 

 美咲がその様子を見てから前を向く。

 

「私達だけでも戦いますわよ」

「ああ」

「ウン」

「おっ系」

 

 それから美咲が告げる。

 

「さてと、戦う前に……ここには仮面ライダーが三人もいる事ですし、あれやりますわよ。裕太さん、ヴィーダさん」

「ン?」

「あれってなんだよあれって」

「仮面ライダーが三人揃ったら、あれしかないですわあれ」

 

 そういえば、仲間の仮面ライダーが三人きちんと揃うのは今回が初めての事だ。

 

「同時変身ですわ!」

「流石特撮女子……」

 

「ナンカオモシロソウ!」

「それじゃあ、行きますわよ」

「……」

 

 ライダーでない優香は少し離れようとする。

 

「ほら、優香さんもご一緒に!」

 

 何故か怪人のベルトを使用している優香も共に参加。

 

『BOMER DRIVE READY?』『GUNGNIR ON』『ムラマサ!』『HORSE DRIVE READY?』

 

 ベルトを操作してから、それぞれ構える。

 

「変身ですわ!」「ヘンシン!」「変身!」「変身系!」

 

 ヴィーダ以外が端末をベルトに取り付けて、ヴィーダは槍型のガジェットをグングニルドライバーに挿す。

 

『『COMPLETE』』『CHANGE』『御意! 出陣! 仮面ライダームラマサ!』

 

 それぞれの変身過程の後、美咲は仮面ライダーボマー、ヴィーダが仮面ライダーグングニル、裕太は仮面ライダームラマサ、そして優香は騎兵怪人へと姿を変え。

 それぞれ構える。

 

「これならいける気がしますわ!」

 

 ボマーは左手で時計の針のような形を作ってから、そう言った。

 

 

 

 

 

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