浅井三姉妹のバカな日常外伝 仮面ライダーボマー   作:門矢心夜

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第二百三十三話

 ボマーは剣の怪人・改相手に、何とか途中まで通常フォームでやりあっていた。

 だが思いの他ダメージが入らない上、相手の攻撃も中々重い。

 二号が明人の身体を使って変身した剣の怪人・改とほぼ同等のスペック……なのだろうか。

 

「こうなれば……!」

『COMPLETE ALL WEAPON DRIVE READY?』

「ハイパー超変身!」

 

 オールウェポンへと姿を変え、金のバットから剣の怪人の武器『メタルソード』に武器を変える。

 

『METAL SWORD』

 

 そして端末で、ガス怪人の武器……ガス銃を呼び出す。

 

『WEAPON DRIVE GUS GUN』

「蒲生さん、力を貸してくださいな」

 

 ガス銃からの高圧ガスで敵の動きを止めてから、右手の剣で敵を切り裂き、ダメージを与える。

 しかし傷口は浅く、ダメージはあまり通っていない。

 

「やはり頑丈ですわね……ならッ!」

『FINAL DRIVE!』

 

 端末のボタンを押してからベルトに戻し、剣の怪人・改複数体に向かってガス銃を放つ。

 ガス銃の能力で圧縮された空気弾を放ち、敵を竜巻の中に閉じ込める。

 そのまま某Φマークのライダーの如く、勢いよく敵を切り裂く。

 

「エアーカット!」

 

 Φマークが出て、敵が灰に……なったりはしなかったが、斬った敵を変身解除へと追い込む。

 そこでボマーも気付く、敵の正体に。

 

「な、なんですのこれは……」

 

 のっぺらぼうで、人型をしているがとても人とは思えない外見の敵。

 それが何なのかは分からないが、とにかく菫達がまたいたずらに何かを弄んだ事だけは分かる。

 

「くっ……」

 

 この人達も絶対に救う。

 そう決めて、ボマーは武器をバットに戻してから端末を操作し、もう一度必殺技を放つ。

 

『FINAL DRIVE!』

 

 通常フォームで言うライダーインパクトの構え。

 だが集まるのはボムビットではなく、オールウェポンの力として含まれている全ての武器。

 それがバットへと集まっていく。

 視線を当てるべき相手へと向けてから、ボマーは一直線に駆け出し、バットを振りかぶる。

 すると……バットを囲っていた武器が飛び出し、剣の怪人・改達を突き刺すように飛び出していく。

 動きを止められた怪人達に、ボマーは勢いよく深紅の光を帯びたバットを叩きつけて叫ぶ。

 

「オールウェポンインパクト!」

 

 光が弾け飛び、大爆発を起こす。

 ボマーの近くにいた剣の怪人・改達が問答無用で吹き飛ばされていく。

 ボマーはその影響で身体を消し飛ばされてから蘇生し、もう一度バットを構えた。

 

 

 

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