浅井三姉妹のバカな日常外伝 仮面ライダーボマー   作:門矢心夜

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第二百四十四話

 予定を変更し、成音は優香や前田と組んで残った生徒達を相手する事に。

 明人はその指示を出してからどこかへと向かった。

 

「まさか明人、そこまで厳しい人だったなんてね」

 

 成音が戦いながらそう呟くと、前田が返す。

 

「仕方ないわよぉ。蘇我高校の生徒が何かに怖気づいたんだとしたらぁ、名折れだもん」

「でもやっぱり、みんないた方が良い系なんじゃ……」

 

 優香が心配そうにそう告げる。

 

「俺は明人さんの意見に賛成だぜ」

「あら、昨日はあたしがああ言うまでやろうとしなかった癖に」

「う、うるせえ! てかアンタ一々一言余計なんだよ!」

「はぁ? あたしは事実を言ったまでよ」

「ま、まあまあ喧嘩はやめる系!」

「もぉ、喧嘩しないのぉ」

「行くぜ山内成音! 蘇我高校の三年なめんなよ!」

 

 剣の怪人が素早く火炎放射器怪人の成音を追いつめる。

 

「望むところよ」

 

 成音も背中のブースターを展開。

 旋回しながら飛び回り、高速の斬撃を何度も躱す。

 相手の姿が見えた瞬間、火炎弾を地面に向かって放ち、爆炎でけん制。

 そのまま相手に向かって火炎弾をもう一度放つ。

 

「はっ!」

「っぶね!」

 

 剣の怪人は難なくそれを回避。

 剣を構えなおしてから、瞬間移動並みの速度で成音と距離を詰め薙ぎ払う。

 

「ッ!」

 

 斬撃が成音の脇腹へと命中し、成音は少し後ずさった。

 

「こいつでトドメだ!」

『FINAL DRIVE!』

 

 剣の怪人は姿を消しながら、単発の威力が上がった連続攻撃を火炎放射器怪人にお見舞いする。

 隙が出来た成音に対応は出来ず、全発命中。

 変身が解け、火炎放射器怪人は成音の姿へと強制的に戻された。

 

「きゃっ!」

 

 成音は地面へと叩きつけられる。

 

「へっ、どうだ」

「やるわね。けど……まだこれからよ」

 

 成音はもう一度立ち上がり、フレイムシャワードライバーを前に突き出しながら告げた。

 

「そうこなくっちゃな!」

 

 剣の怪人が剣を構えながらそう答える。

 

※※※

 

 ヴィーダ……仮面ライダーグングニルと健斗……仮面ライダームラマサの戦闘中。

 二人の間に入り込むように、明人が剣の怪人・改に変身して現れた。

 

「……明人!」

「精が出るな。二人とも」

「アキト?」

「丁度良い機会だ。一号、それにヴィーダ。二人がかりで俺にかかってこい」

「……良いのか」

「ソレジャ、アキトガフリ」

「そうかどうかはやってみなければ分からない。とにかく……全力で来い」

 

 明人が剣を構える。

 グングニルとムラマサも気乗りしない表情を仮面の下で浮かべながら、武器を構えて駆け出す。

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