浅井三姉妹のバカな日常外伝 仮面ライダーボマー   作:門矢心夜

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グングニル 第八話

 

 そう言いながら、銃型のアイテムをしまい、指輪をつける。

 

「? 誰っすか?」

「ファントムに答える名前なんてないわ」

 

 指輪をつけた右手を手の形をしたバックルに翳す。

 

『DRIVER ON……NOW』

 

 するとバックルが変化。

 両サイドのレバーのようなものを上下させ、音声が流れる。

 

『シャバドゥビダッチヘンシーン シャバドゥビダッチヘンシーン』

「変身」

 

 そう呟いてから、左手の指輪をベルトの手形部分に翳す。

 

『CHANGE……NOW』

 

 宝石を模した琥珀色の頭部、そして法衣を模した服。

 魔法使いのような外見へと変化。

 

「もしかして、アンタが魔法使いっすか」

「……」

 

 魔法使いはさっきの銃を構えてから、地を蹴って駆け出した。

 走りながら、銃を剣型に変えて騎兵怪人と化した優香に襲い掛かる。

 

「ちょちょちょっ! ウチは化け物じゃない系!」

「とぼけても無駄よ!」

 

 何とか手持ちの剣で、斬撃を受け止める優香。

 だが戦い慣れしていない優香に、次の行動を選択するのは困難だった。

 

「な、なにしてるの! 早く逃げて!」

 

 騎兵怪人の後ろに乗る和泉に対してそう告げる魔法使い。

 

「あーもうしょうがないっすねえ」

 

 蒲生がガス銃を魔法使いに向け、引き金を引く。

 高圧のガスが、魔法使いの身体を吹き飛ばす。

 

「くっ……」

「私が相手するっすよ」

 

※※※

 

 速度は互角。

 火力戦闘力共に相手の方が上。

 そう判断した成音は、変身を解除してから。

 

「ヴィーダ、これ使って!」

 

 フレイムシャワードライバーをグングニルにパス。

 受け取りながら相手を蹴飛ばすグングニル。

 

「ナリネ、アリガト!」

 

 そのままクリーチャースロットに、フレイムシャワードライバーを装填。

 

『FLAME SHOWER』

 

 もう一度キーを回す。

 

「ダイヘンシン!」

『CHANGE FLAME SHOWER』

 

 グングニルの周囲に、火炎放射器怪人の身体を模した装甲が出現。

 身体中に纏わりつくように、フレイムシャワースタイルへと変身していく。

 光槍……オーディンランスも朱の光を灯し、変身完了だ。

 

『BOOST DRIVE』

 

 フレイムシャワードライバーを操作し、背中にブースターを展開。

 そのまま飛行形態へ。

 

『FLAME SHOWER FINAL DRIVE』

 

 爆炎をまき散らしながら、グングニルはメガイラ向けて突撃する。

 周囲を槍が囲い、グングニルよりも先に槍が飛び出していく。

 

「や、やるわね」

 

 メガイラは複雑な軌道を描いて飛ぶ槍を何とか躱す。

 そしてグングニル本体も何とか回避。

 しかし。

 

「エェェェイ!」

 

 グングニルも地面近くで旋回し、メガイラに直撃。

 メガイラは大きく吹き飛ばされ、壁にぶち当たる。

 グングニルは飛行形態から元の状態へ。

 

「ドウダ!」

 

 グングニルがそう叫ぶ……が。

 

「まだよ……まだここで終わるわけないじゃない。良いわ。もっと誘拐して、最後は全員消してやる。せいぜいその乳と最後の時間を過ごすのね、おちびさん!」

 

 そう叫びながら逃走するメガイラ。

 

「マテ!」

 

 グングニルはそう叫びながら追いかける。

 

「……!」

 

 成音もそれを追う。

 

 




というわけで、ゲストは稲森真由/仮面ライダーメイジです!
そして、ウィザード十周年おめでとう!
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