浅井三姉妹のバカな日常外伝 仮面ライダーボマー   作:門矢心夜

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第四十七話

 

 暴走アーミーと殺陣を経験した故か、ボマーはそれ程苦労せずにアーミーを圧倒する。

 相手の一撃を軽々ガードしてから、端末を取り出して必殺技。

 

『FINAL DRIVE!』

 

 そのままジャンプし、右脚にボムビットを集めてから叫ぶ。

 

「ライダーボムキック!」

 

 久しぶりのライダーボムキック。

 仮面ライダーらしい飛び蹴りで相手を吹き飛ばし、爆死したボマーが遠くの位置で復活。

 

「爆発しても死なない能力、いつ見てもチートだな」

 

 刃物で刺されても、自身の身体を爆破してしまえば問答無用で生き返れるのだから。

 

「ウウウ……」

 

 怪人はやはり人間体に戻らない。

 ボマーがバットを向けて告げる。

 

「貴方達はいつか私達が戻しますわ。これ以上痛い目に遭いたくなければ、もう逃げなさいな」

「ギャアアアア!」

 

 奇声を上げながら逃げ出す怪人。

 ボマーはそれを確認して、変身を解く。

 

「仕方ない、家で続きをやりますわよ」

「ああ」

 

 荷物を手に、車まで行こうとする。

 だが。

 

「ウギャアアアアアアア!」

「ギャオオオ!」

 

 さっきとは別個体の奴ら五体が、ボマーの前に現れる。

 

「まだいるんですの!?」

 

 目玉を飛び出しながら叫ぶ美咲。

 彼女はもう一度変身し、駆け出す。

 

「とりゃあッ!」

 

 バットで二体程纏めて吹き飛ばすボマー。

 いくら数で責められても、アーミー程度では、今のボマーの相手にはならない。

 

「これ使いたかったけど、まだ出番無さそうだな」

 

 バッグの中に隠しているものを見ながら、俺は呟く。

 

「おおおッ!」

 

 ボマーが一体を吹き飛ばしてから、端末を取り出して操作。

 

『FINAL DRIVE!』

 

 ボムビットがバットへ集まる。

 

「ライダーインパクト!」

 

 ボマーの十八番、ライダーインパクト。

 バットに纏わるボムビットと共に、強くアーミー二体へと叩きつける。

 

「おりゃあ!」

 

※※※

 

 アーミーは吹き飛ばされてから、その場から逃げ出す。

 ボマーはノーダメージ(?)で、アーミー五体を倒した。

 

「二回死にましたわ」

 

 自分の技で二回死ぬのはパーフェクト勝ち判定で良いのだろうか。

 

「お疲れ様です」

「どうしましたの? なんか不服そうな顔してますが」

「いや、何でもないよ」

 

 俺でもちょっとはカッコよく出るくらいいいだろう。

 だからそれまで封印だ。

 

「怪しいですわ……」

「かなり昔にフランスに行った羊みたいな顔しないでくれよ」

「何ですの? それ」

 

 マジか知らない子とかもういるんだな。

 

「取り敢えず今度こそ家で書類を……」

「ウギャアア」

「しつこいですの!」

 

 次に出た五体も、ボマーは難なく倒しましたとさ。

 

 




次回予告

初「おい裕太、こいつを甘やかすな」
美咲「?」
初「自爆技使ってパーフェクト勝ち判定とか甘すぎるんだよって話だよ」
美咲「私ヴィーダさんとの戦い以来エクスプロージョン使ってないですわよ」
初「そうじゃねえよ。そもそもお前自爆し過ぎなんだよボンバーウーマン」
美咲「私も好きで自爆してませんわよ!」
初「なら自爆せずに当ててみろよコラ」
美咲「上等ですわ!」
ポイッ! カーン……ドーン!!
初「……さーて帰るか」
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