万葉集の謎殺人事件   作:新庄雄太郎

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そして、学園の日本文学同好会に行って見た。


第4章 虹ヶ咲学園・日本文学同好会

「被害者は、ここの同好会のメンバーですね。」

 

「ええ。」

 

2人は、早速同好会のメンバーに話を聞くことにした。

 

「ああ、その事件の事は刑事にも話したぜ。」

 

「あいつは、一昨日から休んでるんだ。」

 

「えっ、一昨日から、あのー、理由は何なんですか。」

 

「親父が救急車で病院に運ばれたって言ってたけど。」

 

「あのー、小早川君に何か。」

 

「えっ。」

 

「実は、私の気になっていたんです。」

 

と、女子部員が言った。

 

「はっ。」

 

「先週の木曜日かしら、今度の休みに筑波と潮来へ行かないかとある人が小早川君に会いに来たんです。」

 

「あのー、どんな人でしたか。」

 

「35歳くらいの男でした。」

 

「なるほど、35歳くらいの男が日帰りバスツアーの案内を持ってきたって言うんですね。」

 

「ええ。」

 

「と言う事は、昨日筑波に行って35歳くらいの男に会い、つくばで殺害された。」

 

「ええ。」

 

そして、南と高山はしずくのクラスへ行った。

 

「大丈夫、しず子。」

 

「しっかりするのよ。」

 

「うん。」

 

と、かすみと愛がしずくを元気づけていた。

 

「あっ、公安さん。」

 

「しずくちゃん、大丈夫か。」

 

「うん、まだ悲しい気持ちです。」

 

と、しずくは悲しみを背負っていた。

 

「演劇部員の速水の事ですね。」

 

「ええ。」

 

「しずくちゃんは、同じ演劇部員の速水先輩の紹介でうちの部活には行ったんです。」

 

「じゃあ、未唯ちゃんも同じ部活なのか。」

 

「高柳としずくは歩夢と同じ同好会のメンバーなの。」

 

と、宮下 愛が言った。

 

「なるほど、しずくちゃんは先輩の速水の紹介で演劇部に入ったって訳ね。」

 

「はい。」

 

「実は、茨城県警から先週潮来で水死体があったんだけど、この男御存じでしょうか。」

 

「さぁね、この人知らないわ。」

 

と、未唯が言う。

 

「うん、かすみんも。」

 

「そうですか、どうもありがとうございました。」

 

「ええ、こちらこそ。」

 

「じゃあ、僕らはこれで。」

 

と、言って虹ヶ咲学園を後にした。

 

南と高山は、東京公安室に戻り高杉班長に報告した。

 

「何、被害者の速水は桜坂と同じ部活メンバーか。」

 

「はい、かすみと愛と未唯の話でわかりました。」

 

「茨城で殺害された3人とどういう関係なのかな。」

 

「調べて見たら、虹ヶ咲学園の3年生だそうです。」

 

「なるほど、被害者には万葉集を読んでいたそうです。」

 

「万葉集か、今回の事件と関係があるのかな。」

 

「うん、被害者は菖蒲の花が供えていたな。」

 

と、岩泉が言う。

 

「また、被害者が出なきゃいいけど。」

 

「ええ。」

 

「犯人は誰なんだ。」




被害者の3人に共通している事とは何なのか?
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