「それで、何か分かったか。」
「高岡で殺されたのは、谷崎 周一朗さん35歳です。」
「それで、死因は。」
「拳銃による射殺です。」
「使用された拳銃は。」
「使用されたのはS&Wのモデル59・9ミリオートマチックです。」
「9ミリ口径か。」
「と言う事は、茨城の3人と高岡の事件はきっと虹ヶ咲に関係ありそうですね。」
「ああ。」
そして、南はこの事件のトリックを推理した。
「犯人は、鹿島神宮から東京から高岡へ行く方法はこうだ。」
鹿島神宮発 特急「あやめ2号」 8時16分
東京着 10時01分
東京発 新幹線「ひかり79号」 10時04分
名古屋着 12時01分
名古屋発 特急「しらさぎ7号」 12時14分
高岡着 15時40分頃
「なるほど、犯人は「あやめ」と「ひかり」と「しらさぎ」を利用したって事か。」
と、岩泉が言う。
「そうだ、この犯人のトリックだ。」
「と言う事は、鹿島から東京へ行って新幹線に乗って名古屋から特急に乗って高岡へ向かったって事ね。」
「その通りだよ、小海。」
「つまり、高岡へ行くには京都か名古屋で新幹線に乗って行ったって事ね。」
「そうだ。」
「恐らく、その拳銃は暴力団から買ったんだろう。」
「考えられるわ。」
「よし、とにかくその線で犯人を逮捕するんだ。」
「了解。」
そこへ、一本の電話があった。
「はい、もしもし。」
「もしもし、公安特捜班ですか?。」
「そうですが、どうかしました。」
「今からお見えになってもいいですか?。」
「ええ、構わんが。」
「今からすぐ、覗います。」
と、電話を切った。
「おい、もしもし、もしもし。」
「どうした、高山。」
「実は、特捜班に電話があって今からお見えになるって。」
「えっ。」
そこへ、2人の女の子がやって来た。
「特捜班の方ですか。」
「はい、何でしょうか。」
「実は、捜してほしい人がいるの。」
「何だって。」
「私は、高柳未唯です。」
「同じく、高咲 侑です。」
「どうしたの、歩夢ちゃん。」
「実は、捜してもらいたいの。」
「それで、捜してほしいってどんな人。」
「一体、何があったのか、話してくれる。」
「実は、私の友達が行方不明になったの。」
「えっ、何、行方不明!?。」
「名前は、桜坂しずくって言うの。」
「いつから、入なくなったの?。」
「昨日から、行方不明になってるの。」
「なるほど、どこへ行ったか聞いていない。」
「うん、確か海の見える路線だとか言ってたけど。」
「なるほど、何処かへ旅していなくなったと。」
そして、高山は何かに思い付いた。
「僕、分かったよ。」
「えっ、本当か。」
「しずくちゃんが、入る場所。」
「えっ。」
そして、しずくが行方不明に。
きっと、犯人に拉致かもしれない