このUNDEREDEN、YouTubeで活動中のダーチ村長さんのCheezeverseに所属することとなりました。
後に出すつもりのオリズなどもたまに出るので、興味があればそちらもどうぞ。
「あ……ああ…」
大穴の底、黄色の花が咲き乱れる場所。
フリスクはか細い声を出すばかりで全く動こうとしなかった。
「…め……い。ご……ん…さ…」
花に絶えず涙を注ぎながら、何かを呟いているようにも見える。しかしそれが何であれ、残念ながら此処にはそれを聞いてくれるものはいない。
「ひっ…ひっ……こ、ここまで来れば…!」
はずだった。
地面から生えて出てきたのは一輪の黄色い花。お花のフラウィだ。
本来の時間軸であればもう少し進んだ先の部屋で遭遇するはずなのだが、この時間軸では違うらしい。しかも見れば、花弁は散り葉も片方が千切れていたりとボロボロの様子だ。
「な、なんだ…?アイツ……じゃないみたいだな」
息を整えたフラウィ―が、警戒しながらもゆっくりとフリスクのもとへと移動する。フリスクの目にはフラウィがはっきりと見えているはずだが、全く反応しないまま呟きをこぼすままだ。
「ニンゲン…か?よ、よくわからないけど助かった!コイツを殺してタマシイを吸収すれば、あんな奴にだってやられるもんか!」
顔を禍々しく歪めるフラウィ。地面からいくつもの根を出現させ、未だ動かないフリスクへと狙いを定める。
「アハハ!今までにないことばかりだけど、今回はボクにも月が回ってきたみたいだ!待っててねキャラ。この調子でほかのニンゲンのタマシイも──」
かつてないチャンスが到来したためか、勢い余り大声で叫ぶフラウィ。刺し貫かんと根をフリスクへ殺到させるがしかし、その後の言葉がフラウィの口から紡がれることは無かった。
「ああ……見つけたぞ、花」
根は全て地面から生えた骨に貫かれ、フラウィ自身は強引に地面からむしり取られた。青ざめたフラウィの顔が鷲掴みにされ、悲鳴を上げる暇もないままに握りつぶされた。
力も抜け、ただの花のようにバラバラとなったフラウィを踏みつけた乱入者。深く被ったフードから赤い瞳を覗かせるそれは、サンズだった。
「…………」
フラウィーは始末した。次にその眼光が向けられるのは、必然的にフリスクとなる。手に鋭くとがった骨を出現させ、フリスクの傍にかがみこんだ。
「ご…め……い」
「………………」
「なさい…さん……さん、ず…」
「……………………へっ」
しばらく様子を見ていたサンズであったが、ひとつ鼻で笑うとおもむろに立ち上がった。そのままもと来た道へと戻り始める。
「ごめ…さ……ご…んな…い…」
「…………」
「あ…ああ…」
「はぁ…」
ふとサンズが振り返る。その目は凄まじく冷えており、少しばかり落胆も含まれていた。
「………………」
「……ざまあみろよ」
服に付いた塵を払いながら、サンズはその場を後にする。所々に仕掛けられた罠を無視し、破壊し、踏み潰し。陰に隠れるモンスターを手当たり次第にその手にかけて行く。
Lv UP
「………………」
LVの上がった音を聞きながら、サンズは自分の手を見つめる。付着した塵がパラパラと落ち、罪を行ったことを実に雄弁語っている。
だというのに、だ。
「…………へへっ」
笑みがこぼれる。口角が上がる事が止められない。だって仕方ないじゃないか。滑稽なんだから。
「へへっ、へへへへ、へへへへへへへ」
最後の回廊にて、罪を見定める審判者であったはず。だというのに今やEXPを求める怪物だ。これが果たして笑わずにいられるか?いいや、笑うしかない。
だって目的は果たされていた。『フリスクを止める』というために殺し続けた。なのに肝心のフリスクはタマシイを取り戻し、かつての優しさを取り戻していた。その優しさ故に壊れてしまっていた。
なら、LVを上げた意味は?この長いループへの覚悟は?
何もかも、無駄になった。
「……いいや、無駄じゃない。何も無駄じゃない」
サンズはその無駄さえも笑う。目的?手段?もうそんな事を気にしているような状態じゃない。
一々気にしていたら壊れちゃうだろ。
「え?もうとっくに壊れてるって?へへへ、へへへへへ」
パーカーの中。普段はケチャップを入れているポケットに押し込んでいた物を取り出す。
サンズは愛おしそうにそれに頬ずりすると、首に巻き新たにケツイを抱いた。
「わかってるさ。少し段階が繰り上がっただけさ兄弟」
まずは強くなれ。強くなって、殺して、また強くなって。いつかガスターが教えてくれた奴らから全部を守る。
見つけなければならない。誰も死なない、完璧な時間軸を。
誰を出して欲しい?(近々出そうと思ってるキャラのみ記載)
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フリスク
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キャラ
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アズリエル
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ガスター
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スワップのサンズ&パピルス
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シフトのキャラ&アズリエル
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フェルのサンズ&パピルス
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エラーサンズ&インクサンズ
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エラー404&ウイルス404
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ベティー・ノワール
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エピックサンズ