UNDER EDEN   作:サンサソー

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たま〜に更新。カメよりも遅いが、それでも完結までは絶対に行かせる。


5. 博士は連れ出したい

「サンズ、外に出よう」

「いきなり来て何を言うんだアンタは」

 

 

それはマーダーとの戦いから数日たったある日のこと。

 

椅子に座りながらモニターのデータ群を見ていると、扉をすり抜けてコシヒカリが勝手に入ってきた。

 

━━W.D.Gaster━━

元王立科学研究所のリーダーであり、コアに落ちて死んだとされているモンスターだ。

だが、その事故のおかげで次のステージへと進めたらしく、今やある程度の現象ならコードを使って操作できるようになった。

今は俺から与えられたタマシイによって完全に肉体を取り戻している……はずなんだが。タマシイが無かった時のドロドロとした身体へ自由に変身できるらしく、こういった不法侵入をしてくる犯罪者へと成り果ててしまった。

 

「おや、犯罪者とは失礼な。それに、私はコシヒカリではない」

「平気で地の文を読み取って抗議するな」

 

博士はオレのツッコミに軽く笑ったあと、オレの手をむんずと掴むと扉へと向かう。

 

「散歩に付き合ってくれないか」

「オレを巻き込むな。一人でいけ!おい、引っ張るな!」

 

扉から外へと出たオレは、すぐさまコードを使い不可視状態になる。これで他の奴らにはオレの姿は見えないはずだ。

 

「まったく……少しは顔を見せてやったらいいだろう」

「見せるわけないだろ。それに、オレの代わりなら……そら、そこにいるぜ」

 

オレが指さしたのは、元オレの家の入口。扉が開き、勢いよくパピルスが飛び出してきた。

 

「お?博士、来ていたのか!上がっていくか?おれ様のスパゲッティをご馳走するぞ!」

「いや、結構。それよりも、何か用事があったんじゃなかったのかい?」

「あ、忘れてた!アンダインの特訓があるんだ!それじゃあ、またに〜」

 

パピルスは駆け足でウォーターフェルへと向かって行った。空きっぱなしの扉をみかねたガスターが閉めようとすると、のっそりと何かが出てくる。

 

「お?ガスターじゃないか、パピルスならいないぜ」

「おや、キミか。パピルスならちょうど会ったよ。いつもながら慌ただしいことだ」

「そうだな……で、だ」

 

ソイツはオレを見た。不可視状態ではあるが、やはり元を見失うことはないか。

 

「久しぶりだな、エンプティー?」

「ああ、久しぶりだクローン」

 

━━Clone!Sans━━

オレが作り出したクローン。黒や灰色の格好を好み、右目は失明し、その代わり左目は常に光り輝いている。オレの代わりに元のサンズの立ち位置に置き、他の奴らの記憶もコイツがオイラだと書き換えてある。なぜかフリスクやキャラはオレのことを覚えているみたいだがな。

 

「今日はどうした?」

「別に、ガスターに引っ張り出さ……どこ行ったアイツ」

 

いつの間にかガスターの姿は無く、ただ1枚の手紙が残されていた。

 

「なんて書いてあるんだ」

「ちょっと待て……ええと」

『私はXガスターとの会合がある。キミは久しぶりの外を満喫するといい』

「……とりあえず上がるか?」

「そうだな、少ししたら帰る」

 

元オレの家に入る……ん、この香りは…。久しぶりに、ケチャップとスパゲッティの匂いを嗅いだ。

 

 

 

 

ガスターは、自室にてXガスターと会話していた。

 

━━X Gaster━━

X-eventという計画を進め、あらゆるAUからコードを盗み現実の、真の平和な世界を作ろうとしたガスター。それにより数多のAU世界が犠牲になった。

 

「つまり、プレイヤーを殺すということかね?アレは真の平和を一つの世界に実現することを目指しているだけだが」

「……ふむ、どうやら勘違いさせてしまったようだ」

「……どういう意味かな」

「私が言っているプレイヤー……それはフリスクたちを分身として物語を進めるものたち……では、ない」

「……では、君の言うプレイヤーとは何かね?勿体ぶらずに言いたまえ」

「……わからないか。まあキッカケも掴めないのであれば無理もない…か……」

「………………」

「私が……いや、この世界の者たちが認識しているプレイヤーとは……外の世界のものたち」

「……なんの違いがある?」

「君たちの知るプレイヤー……UnderPlayerがその例だ。そうあれと設定を加えられたキャラクターだ。今もなお、我々をこうして見ている……いや、彼によって見させてもらっている者たちこそが、私の言う真のプレイヤー」

「………………」

「君はただ一つの、現実の世界を作ろうとした。だが、それすらも彼らにとって設定された行動。全ては娯楽のために」

「……私の行ったことが……設定されていただと?」

「今はまだ、完全に断たれてはいない。我々も、君たちも、全ては彼らの思うままだ。奇しくもインクと同じような、感情と刺激を求める者たちだ。しかし、それももうすぐ終わる」

「……終わる…か……」

「そう、終わる。この世界を作り出したという設定を持つ彼自身が、満足させるのだ。本当の創造者を満たさせ、いざ物語の集結を。その時に、全てが分かたれる……さあ、そろそろこの話も終わりにしようか。ネタバレじみたことなんかしてしまったら、彼も上手く動けない」

 

2人のガスターは闇に溶け込み消えた。その時に、一瞬だけ……ガスターはあなたたちを見据えた。

誰を出して欲しい?(近々出そうと思ってるキャラのみ記載)

  • フリスク
  • キャラ
  • アズリエル
  • ガスター
  • スワップのサンズ&パピルス
  • シフトのキャラ&アズリエル
  • フェルのサンズ&パピルス
  • エラーサンズ&インクサンズ
  • エラー404&ウイルス404
  • ベティー・ノワール
  • エピックサンズ
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